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~まえがき~

世界が漠然とした青と緑で、時として赤や白の光が差し込んだとしても、俺を含む極少数の人間は黒光りしているだろう。

世に対する不満など、蛇口を捻った水のように限りないような物に思える。

今日、俺は人を殺した。

~1.憔悴~


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と、いった雰囲気で始まるミステリーやホラー小説が好きだ。
むしろ、もし俺が書くならこの冒頭の文を使いたいくらいだ。
無論、もっと煮詰めて冒頭を読んだだけで喰らい付いて離れない様なインパクトのある文にするけれども。

いくつも本を読んでみてはいるものの、ダラダラとリズムの悪い作者の本は一作読んだだけで、次回作はもう興味無し。

結局、物語小説は漫画と一緒なんだよね。
絵で表す物と、言葉により表す物ってだけ。
いかに細かく細部まで読者にその情景や形態を伝えるかってこと。
ハリーポッターもどうやってあの感覚を映像化するかとか、当時話題になってたのを思い出す。

百聞は一見にしかずとは良く言ったものの、小説から映像化をする物に関して言えば、必ずとも適当な言葉では無い。というのが率直な意見です。


感情なり感覚を残す作業として、物書きは実に効率が良いと思います。
読者が自分一人で経費は0円ってのも許されるからな。