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嘘で固められたアスファルトを蹴って、欲で高くそびえたビル群を抜けて、月と星しか無い銀色の無垢な夜空へ向かうんだ。


逃げ出したい日もあった。
この壁をぶち抜こうと思った日もあった。
壁を破れずに潰れた腕の先から、明日にかざす掌はどこで見付ければいい?

脅えきり、鳥肌を立て、震える肩を抱く腕も酷く震え。
掻きむしり、血で血を洗い、食い縛る歯さえ噛み合わない。

欲望と真実と正義と混沌と既成と疑慢と矛盾と時間が入り混じるパンドラの箱を開けて、その底を覗き、見て見ぬ振りでもしてろ。


そうしてる間にも、お前の周りは冷徹な程正常に動き、必ずどこかで心を痛めてる奴が居る。


かならず。