#04財政健全化


令和6年6月第439回大野市議会定例会は来週3日月曜日から本会議・一般質問が行われます。私は全体の9番目。4日午後からとなります。


今回は4月から中学校が2校となり、再編の効果を市民(特に生徒や保護者)が実感できるためにどう取り組んできたのか、また課題に向き合って解決していくための方策を議論したいと思います。

また、消滅可能性自治体に名指しされた大野市。大好きな大野市を消滅させない強い決意を持って行政がどのように持続可能な運営を行っていくのか、危機感を共有しながら、政策提言していきます。


  (1)大野らしい魅力ある学校づくりに向けて

本年4月に中学校が2校に再編され、令和8年4月には小学校の再編も控えているが、再編がゴールではない。現在、校舎改修工事や改修に向けた実施設計が進められているが、保護者や児童・生徒にとって満足度の高い学校運営を行うためのハード整備でなければならず、現場の声をしっかり反映させるとともに、市教育委員会だけではなく市長部局のこれまで以上の連携による重点的な支援が欠かせない。

将来を担う児童・生徒は宝であり、昨年「こどもまんなか応援サポーター」を宣言した大野市として、子育て世代が安心して通わせることができる大野らしい魅力ある学校づくりに、行政も教職員も地域も一体となって取り組まなければならないことから次の点を問う。

 

  • 有終南小学校では児童の健康増進、地域住民のふれあいの場の創出などを目指して校庭芝生化が事業化されたが、他の学校運営協議会(コミュニティスクール)での検討状況は。
  • 部活動の設置数と加入の状況、地域クラブへの移行の状況は。
  • 廃校後の利活用方針は。

 

  (2)市長が目指す持続可能な行政運営とは

本年4月、経済界有志らでつくる民間組織「人口戦略会議」が公表した地方自治体の持続可能性に関する報告書において、福井県内では大野市など8市町が将来的に消滅の可能性があると発表された。

市制施行70周年を迎える中、「いつまでも、ともに」をテーマに官民協働をうたい100年先も誇れる大野市を目指す上では、自治体を消滅させない持続可能な行政運営が求められることから、次の点を問う。

 

  • 消滅可能性自治体に対する市長の受け止めと不安を感じている市民へメッセージを。また、職員に対してどのような指示をしたのか。
  • 市が活用している寄付金制度(ふるさと納税、企業版ふるさと納税、クラウドファンディングで叶える地域のみらい応援)の実績と狙いは。また、有終南小学校校庭芝生化実行委員会による活用相談を断ったとのことだが、その理由は。
  • 市の自主財源の一つである使用料等の見直し検討を指示しているが、その概要や想定される規模は。

 

 

 

※本会議場での傍聴や各議員の質問概要など詳しくは大野市ホームページ(大野市議会)をご確認ください。

 

 

https://youtube.com/@user-vo6xu8ps2f?feature=shared

※本会議のライブ中継が始まっています。ぜひチャンネル登録をして、リアルタイムで視聴してください。