※令和2年6月議会では、10年後の大野市の将来像『人がつながり地域がつながる 住み続けたい結(ゆい)のまち』に関連して、新型コロナウイルス感染症対策を議論しました。
おはようございます。
今朝の本願清水、地下水位は1.87メートル。例年より高い地下水位となっています。この本願清水、淡水型イトヨが生息する日本の南限として、国の天然記念物の地域指定を受けており、隣接する本願清水イトヨの里では、池の中のイトヨの生態を確認することができます。イトヨは名水のシンボル、大切に守っていきたいです。

新型コロナウイルス感染症対策は、感染拡大防止と社会・経済活動の両立が求められており、withコロナをそれぞれの立場、それぞれの場面でどう具体化して実践していくかが問われています。

大野市では将来像実現に向けては、SDGsの視点も取り入れて、これからの大野市のまちづくりを考えていくとしており、これまでと同じような取り組みは通用しません。変えられるところは変えて対応していく必要があります。


一つ言えることは、感染症は日本だけでなく世界全体で拡大防止に向けた取り組みが必要な一方で、感染の度合いはこの狭い日本国内であっても違うということ。

その中で国がGOTOキャンペーンと銘打って全国的なムード、ムーブを作ろうとしていますが、そこに住む人たちとの感覚がズレてしまっています。ましてや、4連休に合わせて実施しても、全国95%の学校は夏季休業が短縮されており、旅行は組みにくい状況。実際、我が家で見ても高校生と中学生で休業期間が異なります。


感染拡大防止に向けたPCR検査・医療体制確立の準備や対策推進に向けた財源・権限は国が、地域内経済循環の仕組み構築、エネルギーなど含めた自給率アップの取り組みは地方自治体が担うといった役割分担が必要だと思います。

その中で福井県の東の玄関口、九頭竜川の最上流に位置する大野市が果たす役割、その大野市に住み続けられるためのハード、ソフトの取り組みが『人、地域のつながり』を大切にする中で展開される必要があります。市民と意見を交わし、行政に届けていきます。