※福井県の令和2年度6月補正予算案に計上されている福井県内観光推進事業の説明資料

福井県では、現在開会中の福井県議会において6月補正予算案などが審議されていますが、新型コロナウイルス感染症対策が各分野でしっかり計上されています。


大野市でも同様ですが、成立した予算は成立後、速やかな執行とともに、コロナウイルスの影響で大変な打撃を受けている宿泊施設など事業者に、速やかに資金が回る仕組みとしなければなりません。

例えば、画像にある観光推進事業は福井県民が県内を旅行するマイクロツーリズムを促す内容。感染症防止対策とともに県民向け宿泊プランとして打ち出し、県民の県内旅行を促す内容ですが、その近隣観光スポットの開館状況や海水浴場の様子、そもそもその場所に行きたくなる情報などもお知らせして欲しいですね。また、古民家を改修した宿泊所やキャンプ場など、旅行会社と提携していない事業者の情報も広く発信して欲しいですね。市町観光協会、市町ホームページなど、どこで受け取っても良い情報の整理、発信が必要です。【福井県観光連盟ホームページ】



→昨日の福井県議会において、きょう(6月25日)の本会議において関連予算成立後に公表されると答弁があったとのこと。7月1日から8月7日宿泊分が対象。分かり次第、追記いたします。


さらに、国のGOTOキャンペーンに県独自の上乗せ支援もありますが、地域で利用できるクーポンの概要がそもそも不明で、旅行先のどのお店で使えるのか分かっていません。各自治体が発行している地域振興券とは別のクーポンとなり、取り扱う事業者は大変です。また、精算手続きするまでキャッシュが入ってきませんが、どこでどれくらいの期間で精算手続きできるのか、事業者に寄り添った仕組みが求められます。

あと貸切バスの半額支援も、複数のグループ合同でも活用できるのか、一気に増える観光需要に旅行会社は対応できるのか。在宅高齢者や障害者、保育所や小中学校の遠足などにも使えるように、利用者目線に立った制度・仕組みとなるようにして欲しいですね。