今年も気付けば大晦日。
恒例の振り返りブログです。
今年2017年は個人的に「 自身を見つめ直す一年 」になったように思います。
バンドにとって結成5周年YEARとなった今年は 昨年までとは少し違うイレギュラーな動き方で。
まずは年明け一発目を憧れのステージ Zepp Nagoyaで幕開けをし、その後は制作へ突入。
それと平行して自身初となる東北ショートツアーや男子限定ライブも開催したりなんかしつつ、
6月にはメジャーデビュー後 初となるミニアルバム「 LIVE A LIVE 」をリリース。
この作品で改めて5人でしっかりと音楽に向き合い、悩み、考え、今迄以上に沢山の試行錯誤を繰り返し、
結果的にバンドにとって現在進行系の最高傑作を生み出せたんじゃないかと自負しております。
「 これがヒステリックパニックです! 」と胸を張って言えるような、新たなスタンダードとなる1枚。
まだまだ多くの人たちへ届けたい作品です。
それに伴って今夏にはヴィレッジ・ヴァンガードさんとのコラボショップ「 ヴィレパニ 」も初開催。
いつもお世話になっているブランドさんとのコラボアイテムの発売や、東名阪でのポップアップストア出店、1日店長イベントなどなど…
当初の予想を遥かに上回る大反響&大盛況でとても嬉しかったですね。そして何より楽しかった。
更に7月には東名阪と九州〜中国地方を横断する原点回帰ショートツアー「 ひすぱにの森 」、
8月には悲願だった北海道の大型フェス「 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 」への初出演を果たす等し、
今年は例年に比べても より多くの土地へ行く事が出来た気もします。バンドマン冥利に尽きます。
そして8月29日( パニックの日 )からは全国26箇所を回るリリースツアー「 DEAD or ALIVE 」TOUR 2017がスタート。
ツアー後半ではバンド結成5年目にして 漸く東名阪以外の北海道 東北 北陸 中国 四国 九州を含む全国規模でのワンマンも実現する事が出来ました。
今年リリースしたアルバム「 LIVE A LIVE 」と、そのツアー「 DEAD or ALIVE 」TOURは どちらも「 生と死 」をテーマとして掲げていて。
生も死も常に身近に有るようで、実際問題 現実ではなかなかそれを実感する事は出来なかったり。
ここで言う「 生と死 」とは 自分を含めた人間の命は当然の事、バンドとしての命も指します。
人もバンドもいつ死ぬか分からないから。
友人夫婦が目出度く新たな命を授かったと思えば、身内に不幸が有ったり。仲間が先に旅立ってしまったり。
今まで知らなかった格好良いバンドと出逢えたと思ったら、大好きだったバンドが解散してしまったり。
表裏一体。
今年も沢山の新たな命が産まれ 亡くなり、バンドも同じくして 1つ生まれては また1つ消えていく。
「 LIVE A LIVE 」収録の「 swan song 」と言う楽曲も、制作時には 例えこの詩が自身の遺作になっても良い と言う想いで綴りましたが
結果的にバンドにとってまた新たな命となる「 Shut up 」と言う楽曲を早くもリリースする事が出来た為 幸か不幸か それは免れる事となりました。
それを踏まえて、この総括ブログでは毎年毎年同じような事を書いていますが、敢えて今年も書こうと思います。
今年もそれを更新出来たので。
幸いにもそれを書ける状況に在るので。
2017年の大晦日も変わらずこのメンバーで バンドマンとして ヒステリックパニックのボーカルとして この居場所が有って本当に良かったな、と。
人として バンドとして生きていられるウチは来年も 再来年もこの侭 この5人と、このブログを読んでくれている君と一緒にずっとずっと夢を見ていられますように。
これからも末永く、死ぬまで宜しくね。