ぼえい!













御存知、ヒステリカヒストリアでは『(一応)全員が作曲を出来る』ということになっているんですけども、
(一応)となっているのはわたし、まりこが中々曲を作って持っていかないから、ということが見え隠れしているのは本当にあの、何ていうか、そうだよね、ごめんね、っていう一点に限るのですが、

ここでなんと!

新たな曲を金井第一尉が持って来てくれまして、
只今、それをみんなでウネウネとグネグネとグルグルと練り込んでいるところであります。







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ウォールマリアこと、エフェクターボードの通称『壁』を運んでおりまたもや写真に写らないPe-4(そしてSASSYとノブが片付けをしている最中にドラムのイスを持って体幹トレーニングをしつつ遊んでいるわたし)











曲作りってのは全編が完成されたものを持って来たらばそれを紡いでアレンジして組み立ててスイスイ出来上がってゆくわけでは無く、
どちらかと言えば「こうしたい」「このフレーズを使いたい」「こういうイメージの曲を作りたい」なんて部分的な要望を持って来て、そのイメージに近いor使いたいフレーズを持って来て、そのフレーズを更に練り込んで、アレンジして、組み立てて、
時にはそのフレーズ自体が無くなって、そのフレーズを繋ぐために考えたフレーズが主になって残って新たな繋ぎを考えて、
そうしたらやっぱり最初のフレーズのが良くね?みたいな意見が出てきたりみんなが心の底でソッと感じていたりしつつも「いや完全に今更そんな…でもコレなら前のフレーズのが…しかし覆水盆に返らずとはまさにこのことなのでは…」みたいな葛藤なんかもありつつ、

なんていうふうに、

試行錯誤の連続の連続の更に連続とヒステリカヒストリアの場合最終的には多分にある「ふざけた悪ノリ」のうえでようやく形になってゆくものなのですが、
形になったとはいえそれは「完成」ではなく、やってゆくうちに礎を残したままどんどんと形を変えて、進化し続けるものなのです。









永遠に完成しない、目に見えないものを作り上げてゆく作業。
しかもその道標になるのは自分たちの感覚のみ、という何とも頼りなくアンバランスな成功を目指すところでありまして、
いやはや、とても楽しい作業なんですが葛藤している時はとても大変な作業です。











勿論中には、その制作・模索過程でその均衡をとれずにお蔵入りになってしまう日の目を見ない曲達もあるわけですが
出来るならば、思い付いたからには何かしらの形での大人にまで育ててやりたいと思っております。










今度の新曲はおかしな民族衣装を着て真剣な表情で轟音コサックダンスをするノリになれたらいいのかな、と思う所存なのですが、
それも正解じゃないやもしれぬ今、
どんな御子に育ってゆくとて母さんたちは成長を見守ってゆくよ。











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蝉の声がけたたましい夏の晴れ具合が懐かしい













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指を負傷すると何ともない頃が懐かしいみたいにサァ