先日の新潟vs大阪の試合後に起こった、ある出来事。
当事者の木下博之(大阪)がツイッターに投稿したことで
ちょっとした騒ぎになっております。
僕もFBでネット記事をシェアしましたが
いろいろと思うところがあり、今回ブログで
自分なりの意見を述べたいと思います。
新潟の連敗で終えた連戦の試合後
木下選手が新潟ブースターから手招きされて行ってみたら
殴るフリをされたというもの。
わざわざツイッターに投稿しているということは
少なくとも木下は何らかの悪意を感じたのでしょう。
ただ、現場におらず映像も見ていない僕としては
どういう状況でどんな意図があったのか、断定はできません。
本人にしてみれば冗談めかしてやったつもりだったのが
リアクションを見て「冗談ですよ」と言えなくなってしまった、とか
あるいは、本当に殴るつもりで手を出したのを木下がよけて
木下が投稿の際に気を遣って表現をぼかしたのかも、とか
いろんな可能性を考えなければいけない。
あとはもう実際現場にいた人から話を聞くしかない。
何にせよクラブ側の素早い事実確認が待たれたわけですが
まず木下のツイートを受けて対応が早かったのが良かった。
そして、クラブ側が本人と面談して出した結論は
「チームの全ての試合・イベントへの無期限入場禁止」
というものでした。
これに関しては、個人的には仕方ないというか
当然の裁定だと思っています。
その理由は下のほうに書きます。
木下がこういう発信をしたこと自体どうなのか
それも問題だととらえる人もいるかと思いますが
問題は提起がなければ解決しないということを考えると
木下の行動を責めるべきではないと感じます。
情報の拡散で不必要に憶測が流れることは
決して好ましいことではありません。
とはいうものの、プロ野球もJリーグも、そして芸能界も
あることないこと妄想して誰かを叩く人が現れるのを
100%防ぐことはできません。
認知度が高ければ高いほど、そのリスクは増えます。
メジャー化の過程で必ず直面する課題でもあるわけです。
日本のバスケ界も、メジャー化していくのであれば
そういうことを避けて通ってはいけないでしょう。
変な噂やデマを流す人がいても、それに乗っかるかどうかは
個々の良心次第。
一方の言い分だけが出てきた時に、それを鵜呑みにせず
公平に物事を判断できるかどうかです。
問題自体が前もって周知されていなければ
いつか必ず再発し、根本的な解決にはなりません。
その意味でも、木下の問題提起は必要だったかと。
問題提起によって新潟側が迅速に動くということも
木下本人は望んでいたのではないでしょうか。
その一方で、ちょっと気になっていたこともあります。
そういう行為がある前に、何か伏線があったのではないか
木下や大阪側に全く落ち度はなかったのかということです。
かつては選手が観客を挑発した事例もあっただけに
より具体的に事実を解明する必要があると感じたわけです。
仮に何かがあったとして、その一連の経緯を知る人は
SNS等でそのことを訴えても良いのでは?
当事者が処分されておしまい、というだけでは
片手落ちというものです。
そして、ちょっと小耳に挟んだところによれば
どうやら試合中に、当事者のヤジに対して
木下がチェストパスでボールをぶつけるフリをしたとか。
もしそれが本当なら、という前提で話を進めますが
ヤジを飛ばした行為も褒められたものではありませんが
それに反応して威嚇行為に及ぶのはどうなのか?
殴るフリと何が違うのか? 木下流の冗談だったのか?
だとしたら何故被害者面で投稿したのか?
木下本人は、まさかここまで大きな話になるとは
思っていなかったのかもしれませんが
一旦訴えた以上、自分の発言に責任を持つのも当然の話。
何らかの処分を受けるのが妥当なのではないでしょうか。
周りで見ていた人、話を聞いた人はリーグに訴えても良い。
ただ、新潟側から処分の発表があった段階で
大阪側もクラブの見解をリリースするつもりだったのが
リーグからストップがかかったらしい。
本当だとすると、リーグとして木下を守ろうとしているのか?
既に何らかのアクションを起こした人がいても
それはスルーされているのかもしれません。
それはどうも納得がいかない話ですね。
そんなことを書いていたら、今度は三遠のホームゲームで
ブースター同士のトラブルがあった模様。
既に処分も発表されていますが、詳細はわからずとも
この手の話は以前からあったこと。
今回、新潟の件が口火になったと思われるのも嫌なので
それだけは言っておきます。
ただ、今回こうして表沙汰になった以上
これからはリーグもチームも厳しくなる。
トラブルを起こさないよう、ブースターの自覚が必要です。
そもそも「殴るフリ」という行為自体、あるまじきこと。
事情はどうあれ「入場禁止」は相応の処分でしょう。
「永久」でなかった分、まだマシだったと思います。
木下に文句があるのなら、口で言えば済んだことです。
そして、木下の行為についても、リーグがしっかり調査して
しかるべき措置を取ってもらいたいものです。