こんにちは。金沢星稜大学フットサル部FC Caetla2年生の林 蓮太です。
今日のブログを担当させていただきます。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

6/22〜6/23の2日間、全日本大学フットサル選手権大会 北信越大会がありました。
先に結果を報告すると、チームとしては1勝4敗で5チーム中5位。言うまでもなく完敗です。
この大会を振り返って一番最初に込み上げてきたもの。それは「悔しい」という感情です。今までのスポーツ人生でも5本の指に入るくらいめちゃくちゃ悔しかったです。
チームとして勝てなかったことよりも、試合中に何もできなかった自分の不甲斐なさにずっとイライラしていました。

第1戦のvs富山大学との後、気付けば1人で涙を流していました。
3-4負け。自分は1得点のみ。外した決定機は3、4回ほど。
自分が決めるところを決めきれていれば決して負ける試合ではありませんでした。
チームが負けたということに対する涙というよりは、何も出来なかった「自分」に対しての悔し涙でした。これは20年間という今までの人生の中で初めての出来事です。

僕はこの大会にかける想いが県リーグとはかなり違いました。
北信越という大きい舞台であるということもそうでしたが、大好きな4年生と出場できる最後の公式戦。それがこの大会だったのです。
振り返ってみれば、最後は笑って「お疲れ〜」と言って解散しましたが、自分が大会前に望んでいた景色とは少し違いました。
優勝したかった。1点でも多く取ってチームをもっと勝たせたかった。そして、4年生を勝利の笑顔で送り出したかった。これが本音です。

個人の成績でいうと、今大会は2日間で10得点。得点王を受賞(非公式)したであろうものの、まだまだ足りない。足りていなすぎる。
金沢工業大学の選手たちや僕のことを知ってくださっている審判や協会の方々は「頑張れエース!」と背中を押してくれましたが、今の実力のままじゃ、とてもエースなんて語れませんし、今まで自分がエースだと思ったことは一度もありません。

自分が点を取れても、チームに結果がついてこなかったようであればその得点は全くもって無意味である。自分は常にそう思っています。
新チームになって僕が10番を選んだ理由は、弱い自分にプレッシャーをかけるためです。もっと上を目指していくには、十字架じゃないですけど何か目に見える重いものを背負わないといけない。そう思いました。
ボールタッチ、ポジショニング、オフザボール、姿勢、目線、タイミングなど。もっと細部にこだわらないといけない。
チームが苦しい時、一刻も早く点が欲しい時、そんな時に点を取ってチームを救うことができる。そして1人で戦況を大きく変えられる。そんな選手になりたいです。なりたいですというか、ならないといけません。そのことを強く痛感した大会でした。