私が、ゆいつ悲しかった冬休みの思い出。
冬休みなのにぜんぜん休みじゃなかった思い出。
小学校4年生のとき、図工で版画があって
(絵心なんててんでないです。工作は好きだったけど)
適当に作った版画が校内で選ばれて
区内展に出されて選出されて
またさらに市内展に出品されることに
なっちゃったんです。
クラスにTくんって絵画教室にも通ってるコがいて
なんで私のが選ばれてのか!って
怒ってたくらい...絵がヘタなのに...
版画は、いい出来だったようで、
市内展で、ものすごいまぐれで金賞を取って
県内展にさらに出品されることになってしまったんです。
目をつぶって打ったらホームランみたいな...
悲劇はここから始まります。
県内展に出品するときは手直しが出来るんです。
で、どうなるか...
冬休みの間中、手直し作業。
このときの担任の先生がこれまた私が
人生の中でゆいつ嫌いな女の先生で
気分で怒る人だったんです。
その先生と4年生の私は、さむ~い図工室で差し向かいです。
ビクビクしながら作業をやります。
彫りすぎたところをパテみたいなので埋め、乾いたら彫りなおし...
ためし刷り...の繰り返しを。
家にももって帰ってやりました。
母なんかすんごい張り切って
小学生の私に12本入りの彫刻刀のセット買ってくれました。
そんなにいらんのに...
気合の入ってる大人達とやる気のない子供の私。
もう嫌で嫌でたまりませんでした。
クリスマス会をケーキ屋さんしている友達の家で
やったんですが、ひとりず~っと浮かない私。
当然、みんなも先生のことが嫌いなんで
すんごい心配してくれてました。
「みみりん、大丈夫?」って
「うん...」しか言えませんよね...
それから出品して県内展でもなにか賞を取れたんですが
本人は、やる気がないまま進んだので覚えてません。
母は、しっかり賞状を自分のお宝箱に入れているようですけど。
大人になってからは、笑える話になりましたけど
(同窓会でも笑いのネタにされました)
当時の私は、冬休み友達と遊べなかったので
すごく嫌でした。