手術翌日(11/13)に症状が出た尿崩症について・・・

術後4日目には5L出ていた尿が、急に5日目に1.5Lに減り、その後も尿は減り、尿は「普通」の状態で、体はどんどん衰弱してたと共に、尿崩症に関しては完全に治った!と思っていました。

 

12月中旬過ぎにふと気付く。

 

ん??飲む量が増えてるかも・・・

 

メモってみた。

起床~翌日の起床までの24時間を2回。

一日合計30杯(一回 100~500CC) で8L越え!

 

考えてみると、術後2週間に初めてステロイドホルモンの薬を処方され(処方理由はこちら)、 服用した頃から、喉が渇くようになり、ガブガブ飲むように・・・、尿崩症が復活してました。

 

飲んでも飲んでもすぐに喉が渇くので、24時間大変でした。。。 当時2歳後半の娘の保育所へ車で送迎する10分程度だけでもペットボトルは必需でした。

 

疲れるんですよ~、飲んでも飲んでも喉渇くし、お茶・水だけじゃ、飲んだ気がしなくて、甘さと酸っぱさと炭酸を体が欲する。お茶作ってばかりだし、 買い物で飲料ばっかり買ってお金かかるし、重たいし、寝れないし。。。そんな状態+波のある体調で、 大晦日お泊り、新年明けて毎日連続のイベント色々を過ごしたYO!

 

主に飲んでたもの:水、茶、アクエリアス、レモンティー、ミルクティー、コーヒー、ミロ、 リンゴ100%ジュース、オレンジ100%ジュース、炭酸、リンゴ酢などなど・・・・ 

 

 

 

 

 

前回の記事「退院後11~25日目 2013/12」の続き

 

2013年1月8日(水) 退院後1ヶ月半(術後2ヶ月)

経過診察日。  

 

先生に、飲む量8L越えを伝えたところ、もう日常生活に支障出まくってるってことで、薬の処方決定。睡眠不足もいけないし、疲れるし、ジュース飲みすぎで糖尿病になっちゃうって。。これで、夜は熟睡!ガブ飲みからの解放!トイレの回数も減る!なーんて、想像してウキウキ。普通に戻れるって素晴らしいこと。

 

その日の晩から、 デスモの開始。

デスモプレシン・スプレー2.5 1日2回(就寝前と朝食後に各1回ずつ噴霧)

 

デスモスプレーについて先生からの注意。噴霧は1回のみで2回は禁止。水中毒を起こすとおしっこ出なくなって最悪の場合は死ぬと。

 

参考情報『デスモプレシン・スプレー』 

脳の下垂体から分泌されて尿量を調節する抗利尿ホルモン「バソプレシン」と同じような働きを持つ。腎の尿細管における水の再吸収を促進し、抗利尿ホルモン(バソプレシン)不足による尿濃縮能の低下を回復させる。抗利尿作用が長時間持続する。錠剤よりも鼻の粘膜から吸収する方が確実。 

 

後々調べて分かったこと・・・

 

『仮面尿崩症(masked DI)』

副腎不全を併発すると、代償的に抗利尿ホルモン合成が促進され尿崩症がマスクされ、副腎皮質ホルモン補充で、尿崩症が顕在化する。

つまりは・・・・

私の下垂体機能低下症の中の一つの、ステロイドホルモンの出ないACTH分泌低下によって、副腎不全が起きると、尿崩症の症状が隠れ(=症状が無くなり)、ステロイド補充を行うと、症状が復活する。

 

ってことは・・・・

 

術後5日目~術後15日の十日間、みるみる体が衰弱していた私、完全に副腎不全が起きていた!

 

こっわーーーーー!