前回の記事「手術前検査-ナビ用MRI&CT撮影 2013/11」の続き

 

2013年11月11日(月)

入院開始!手術前日です。

 

 

ビンボーにはちょー厳しいですが、お部屋は個室にしました。

 

たくさんの書類の記入を仕上げ、ナースステーションの一角へ移動。

先生から手術に関してのお話。主人と母と一緒です。

 

術後に起きうる合併症について・・・・

 

【尿崩症】起きる確率が非常に高い。おしっこの量がとても増えて、止まらなくなり喉が渇く。おしっこを適当な量で止めるホルモンが不足して、尿をコントロールできなくなり、薄い尿がたくさん出る。そして体の水分が奪われるため喉が渇いてたくさん飲む。

 

【下垂体機能低下】下垂体(たくさんのホルモンを分泌する器官)をぐちゃぐちゃつついて腫瘍を取り除くため、正常なホルモンも一緒に取られて無くなったり、急な変化で欠乏したりする可能性があり、様々な体調不良が起きる。殆どが一過性だけど、時には永久的に低下する場合もある。

 

【髄液鼻漏】手術中に髄液漏があった場合、程度に応じてお腹の脂肪を採って充填する場合あり。 塞いでも、術後や退院後に鼻から髄液が漏れてくることがある。

 

【髄膜炎】髄液鼻漏によって、外の菌やウイルスが脳に侵入し、起きてしまう可能性がある。

 

【視力視野障害】視神経は一番近いため、手術中の損傷等で視力や視野に障害を来す可能性がある。

 

【その他】鼻血や嗅覚消失や、近くにある脳の動脈損傷による死亡など。。。

 

それらを聞いて、最後の書類にサインし終了。

 

部屋に戻り、少しおしゃべりして、主人と母に「また明日~!」

当分浴びれないシャワーを浴びて、パジャマに着替えての~んびり。

 

手術前日でも、合併症リスクの話を聞いても、やっぱり実感が湧かないため「へ~」程度にしか思わず、就寝までテレビ見たり、雑誌読んだり、のん気に過ごしてました~(^^)

 

主人は、新婚旅行ぶりに一週間の休みを取り、3歳娘の世話と病院の往復の始まり。育児や家事が出来る夫でよかったー。家事は一部しか出来なかったけど、オールマイティになったのも単身赴任のおかげだな☆ 娘は平日は両実家にお世話にしてもらうことになりました。