人の噂話や批判に対して、
気になってしまうのが人の心なのかもしれませんが、
私が生徒さんたちによく言うことは、
相手が独自の“色眼鏡”をかけてみる自分と、
自分自身とを混同してはいけないということです。
色眼鏡というのは、
その人がこれまで歩んできた人生経験からの反応であり、
独自のデータからはじき出された尺度でしかないのですから。
例えば、
人は同じものを見たとしても、
感じ方捉え方が十人十色であるように、
その人が見る私というのは、
その人の中の私でしかないのです。
特にセラピストという仕事は、
心身が傷ついているクライアントさんを相手にします。
医療者ならモンスターペイジェント、
学校の先生ならモンスターペアレンツにも出会うでことでしょう。
相手の反応、
表層にいちいち振り回されていては、
やっていけない仕事です。
耳を傾けるべきことには謙虚に傾け、
あとは精神的な線引きが必要となります。
表に出ている怒りの真相にはいったい何が隠れているのか?
どんな傷を負っているのか?
見極めながら、理解しながら、
必要以上に気にしないことです。
大いなる魂を穢す事など、
誰も出来やしないのですから。
セラピストは、
まず人をジャッジしない事から学ばなければなりません。
ジャッジした途端、ラポール(信頼関係)は崩れます。
ラポールがなければセラピーはうまくいきません。
相対性の中で物事を見ていては、
真実は見抜けませんし、
表象に意識を奪われていては、
真の姿、
魂としての大いなる愛の存在であることを見失います。
その軸がぶれていれば、
クライアントさんを魂の中心軸へと誘うことは出来ません。
まずはセラピスト自身が、
大いなる宇宙の中心軸をしっかりと自己に打ち立てる事です。
真からの理解とスピリチュアリティーの実現。
自己実現していくことが最も大切なことなのだと思います。
