催眠研究家の飯島です。
今回は催眠誘導で最も大事なことについてです。

人間に限らず脊椎動物は、消費エネルギーを最小化させるため、
脳の使っていない部分は休ませています。
それでも人間で、身体全体の2割ものエネルギーを消費しています。

もし脳を全部使うと、身体全体の消費量で2倍になると思われます。
(つまり普段は脳全体の1/5しか使っていないと言うこと)
じゃぁ2倍食べれば良いのかと言うと、そうも行かず、
放熱が上手く行かず、脳がオーバーヒートして死んでしまいます。

脳の1/5しか使っていないのに、データ処理が上手く行っているのは、
-1.入力が入って初めて、その入力に対応する脳の部分が活動する。
-2.入力の2割しか処理しておらず、残り8割は記憶を使っている。
1.では脳幹網様体賦活系がその割り振りをしているようです。
2.は勘違いの理由で、交通事故の原因ともなっています。



そしてエネルギー消費が脳の1/5なのは、平均であって少ないときも多いときもあり、
緊張すればその数字は大きくなり、リラックスすれば減ります。
リラックスすれば脳を使わなくなるので、眠くなる。
催眠状態になると言うことです。

つまり如何に安心させるかということが、催眠誘導で最も大事な訳です。
ラポールと言いますが、結局のところ安心させると言うことです。
すなわち思いやり、慈悲こそが大事です。
安心してリラックスしさえすれば、後は何とでもなります。

裏を返すと、普段催眠状態じゃないのは、
如何に緊張してて、ストレスフルかと言うことです。
少しで良いのでリラックスして、さらに催眠誘導で深くリラックスし、
ストレスを退治しましょう。


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