世知辛い? | 私的食べログ

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今日はうちの子達の画像がないけど・・・


群 ようこ さんの 動物エッセイ

『トラちゃん』


『ネコの住所録』


前回の「グーグーだって猫である」も「性悪猫」も
外飼いの描写が沢山出てくる。

今回の群さんのエッセイも、20年近く前の話で
当時は今のペットと感覚が少し違うように思う。

今、うちの猫たちを放し飼いにしようとは全く思わないし
野良ネコや野良犬は出来るだけ出さないようにしたいし
殺処分されるペットや野良達を減らすように動物保護法もあるし・・・

昔のような犬・猫の環境が良いとは言わないし
見えない、知らなかった部分で沢山の野良達が殺処分されてたし

今の方が飼育者側の意識も動物医療も向上したし、
病気になって、決して安いとは言えない治療費を払って
動物たちの診察を受ける人も増えて、ペット達の寿命も延びて
ペット飼育の環境は昔と比べて良くなってるんだけど

それでも、この時代のエッセイを読んでいると
何ていうか、私が子供の頃とリンクする場面があって
ノスタルジーを感じるのよね・・・

きっと今の世代の子達は、今の状況が当たり前だから
この時代のペット系のエッセイを読んでも
放し飼い!?野良に餌をあげるなんて!?

となるかもしれないし、実際そうだったのだけど

それでも、地域の猫、地域の犬として
自由に生きてた動物たちも居たんだよ
それが双方に幸せだったかどうかは別の話ですけど。。。

昔の暗黒面を知らず、目の前の猫が可愛い
可哀想と言ってた、純粋というか単純な思考だった子供の時代が懐かしい。。。

昔の時代のエッセイを読むと、何というか
牧歌的な人と動物たちの日常が垣間見えるので
懐かしく感じるけど、この裏で沢山の命が消えて行った事を
忘れてはならないので、何とも微妙な心情になってしまって
動物エッセイ系は読まなくなってたな。

久しぶりに引っ張り出して読んでみて、改めて複雑な気分にゃ

単純に「懐かしとい」う気持ちで読めればいいのだけどね・・・



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