催眠療法は一体何をするのか?
心身の不調のメカニズムを説明する時、
しかも見る事が可能な”脳”で説明し、心理学の分野では肉眼では見る事の出来ない”心”
で説明する、、
その見えない”心”を意識・無意識あるいは顕在意識・
良く使われるのが氷山の図。
海から顔を出している氷山の一角を「顕在意識(意識)」
海に沈んでいる部分を「潜在意識(無意識)」と言います。
見えている部分は約10~20%、
私たちは普段の生活の中では見ている部分の顕在意識(意識)
考えたり、決めたり、目標を立てたり、空気を読んだり、、、
人間社会で生きていく上で必要な部分。
逆に割合的には多いのに見えない部分である潜在意識(無意識)
感情、感覚、記憶etc.を司る部分。
海に沈んで見えない部分にはこの世に誕生してから”今”
それらに紐づいているる感情・
つまり、ネガティブな出来事・体験をすると、
感情・
いわゆる嫌な記憶。
過去に起こった事は変えられません。
ですが、その起こった事、出来事・体験に紐づいている感情・
軽くしたり、認識を変える事は出来ます。
それを催眠療法という手法で行う場合、
本当はその時どうしたかったのか、、、
という本来の感覚・
感情・感覚は潜在意識が司りますから、それら本来あるべきもの、
潜在意識に入り込みます。
癒し、とも表現されます。
「嫌な記憶=ストレス」が軽減されると→「潜在意識が癒される=
神経系がリラックスすると「戦うか逃げるか」
長年に渡って親から辛辣な言葉を言われ続け、虐待され続ける。
教師や部活顧問に標的にされ理不尽な指導を受け続ける。
クラスメイトにいじめを受け続ける。
上司に毎日パワハラ、セクハラを受け続ける。
パートナーや配偶者にDVを受け続ける。
全て潜在意識にネガティブな体験・出来事=
海に沈んで見えない部分なので厄介です。