皆さんの身の回りに「嫌な人」はいますか?

そしてその人が変われば、ストレスがなくなると思ったことはありますか?


たしかにストレスはなくなります。

別の嫌な人が現れるまで( ゚Д゚)




(Photo Courtesy of Free Digital Photo)



そうなんです、あなたがストレスの対処法を学ばない限り、「嫌な人」はいっくらでも現れます。

そして人が変わっても同じようなストレスを経験することになります。



では、そもそも、なぜ、あなたはその人にストレスを感じるのでしょうか。

私たち人間を含む動物は、「戦うか逃げるか反応」 という本能的なストレス反応を持っています。

自分よりも強い動物に直面するなど危機的状況では、動物は「戦う」か「逃げる」のどちらかの選択を迫られます。


現代社会ではクマに遭遇するなどの状況はほぼありませんが、かわりに、怖い上司やムカつく知り合いなどがいます。

そして現代では通常、力による攻撃も、その場から走って逃げることも許されません。


そのため、カーとなって人を言葉で攻撃したり(=戦う)、言いたいことを言わずに落ち込む(=逃げる)という反応をしてしまいます。

そしてますますコミュニケーションの悩みは深くなり、ストレスに反応しやすくなります。

本来なら私たちを守るためのメカニズムがあだとなり、私たちはさらにストレスを抱えてしまうのです。



ではどうすればよいのでしょうか。

まずはストレスに過敏にならないよう、十分な睡眠と健康的な食事をとり、適度な運動を心がけてください。


そして、自分にとってはどういう状況が危機なのかを観察してみましょう。

実は嫌な人は、(信じられないかもしれませんが)悪気はありません。

ですが、あなたの心のセンサーがなぜか反応してしまっているだけなのです。

ピーナッツアレルギーの人の身体が、なぜかピーナッツを「脅威」とみなして反応を起こすように。



そして最後のステップは、その嫌な人に反応しそうになったら、一呼吸おいて考えてから話す、ということを練習していくこと。

そうすることで、本能的なストレス反応を避けることができます。

普段から「こういう状況ではこう対処する」というパターンも練習しておくと力強いです。



コミュニケーションも「練習」次第で、うまくできるようになります。

自転車に乗るのと同じように。



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