英会話が苦手な人のために、ちょっとでも楽に会話ができるコツをシェアしたいと思います。



「英会話」と書きましたが、実は言語に問わず、コミュニケーション全般に同じコツが役に立ちます。

そしてアサーティブコミュニケーションでも、同じことが言えます。

人生にも役に立つかも。





前置きが長くなりました(笑)。




それでは本題に入ります。


英会話が苦手な人は、会話をするときに、あることを忘れています。

それを思い出せば、英会話が好きになれる。

それはなんでしょうか。




それは、相手との会話の内容を楽しむということです。

え、なーんだ、そんなこと?と思うかもしれません。




ですが、つまりこういうことなんです。

英語が苦手な人は、会話の内容以外のところに注意を払い過ぎです。

「今ので伝わっていたかなあ?」

「発音合っていたかなあ?」

「あれもしかして私間違ったこと言った?」

「うーんと、これなんて言うんだっけ?」



そして相手が少しでも顔をゆがめたと解釈したら、今度は「この人は私の言って言うことが通じていないのかも」と思い、自意識過剰で喋れなくなってしまいます。

その人がまったく関係のないことで顔をゆがめたとしても。



このような状況のとき、あなたは実は会話を楽しんでいませんし、相手のことも考えていません。

自分のことと、自分の中の「恐れ」ばかり考えています。

「恐れ」というのは、過去の自分の経験から来ているものです。

つまり、英会話が苦手な人は、今目の前にいる相手に集中しないで、自分の過去のことに集中しているのです。


だから、今の会話に集中できてない。

結果として会話も楽しめないし、よけいに自意識過剰になって自信がなくなる。

悪循環です。

だから、まず今目の前にいる相手との会話を楽しみませんか

会話を楽しんで没頭してしまえば、上のような自分との対話はいつの間にか吹っ飛びます。

そして完全に相手に集中することができます。そして、余計に会話が弾んで楽しくお話しできるのです。



ちなみに、余談ですが、相手との会話の内容に没頭しているとき、あなたは潜在意識とつながっています。(それは単純作業に没頭しているときと同じ状態です。

そして潜在意識とつながっていると、素のあなたで会話を楽しむことができます。





「でも、私は英語が下手なんです。

現実問題として、通じないから会話を楽しめない。

実際に相手が顔をゆがめるのは、私の言っていることが分からないからだ」

と思うかもしれません。



まあたしかに発音が正しくないと、相手が分からないかもしれません。

例えばRとLが間違っていたら、(それでも実はアメリカ人は、外国人に慣れているので案外通じますけどね)時によって意味が変わってしまいますからね。

それは仕方がないです。



それだったら「」何ができますか?

「あ、ごめんなさい。わからなかったですか?」と聞いて、はっきりと分かりやすく
必要ならば表現・単語を変えて伝えればよいのでは?

たったそれだけのことです。



「あ、彼は私の言っていることが分からないんだ」

「私の英語はダメなんだ」

「もう英語でしゃべるのは怖い」

「英語に自信がない」

ってちょっと飛躍しすぎなのでは?




誰かと会話するときは、「今」と「相手」と「会話の内容」に集中してみてください


発音に自信がないのなら、後で発音矯正教室に通えばどうでしょう?

あなたがもしアメリカにすんでいるのなら、かなり安く発音矯正を学べます。

近所のコミュニティカレッジでクラスをとるか、いろんな大学で低価格のスピーチクリニックがあります。

そこへGO。



大人からだと発音変えるのが無理だと思いますか?

全体のイントネーション変えたり(いわゆる「なまり」を変えたり)、完全にネイティブみたいになるのは、ハードル高いかもしれません。

でも、単語それぞれの正しい音を使っていれば、通じます。(実体験に基づて書いています。)


たったそれだけのことです!







前述のとおり、このコツは他のコミュニケーションスキルにも役に立ちます。

次回の記事でどう役に立つのか、書いていきたいと思います。




最後までお付き合いありがとうございました。


リカ ビヤセニョールでした。