リソースを依存していると:

 

今回の日本の異常なマスク不足の原因の一つには、マスクの主材料ともいえる不織布を中国からの仕入れに頼っていたとのことです。いつのまにか。
 

僕が医薬品・衛生用品を担当していた頃に日本がガーゼマスクから不織布マスクに転換する時を迎えました。

某大手メーカーの担当者から不織布マスクの試作品を見せてもらったとき、
材料が紙オムツと聞いてビックリしたのを覚えています。

 

上にハリガネを縫い付けたら鼻に合わせて眼鏡が曇りにくいんでは?

いや、こけたら顔に傷つくんでは?などと話していた記憶があります。
今やノーズフィットは定番化しています。


当時は不織布の仕入れ先は米国だったかな?
 

仕入れ先をひとつのメーカーや国に絞ると、何かあったときにお互い共倒れになるので、昔からマスを狙わず分散するのがリスク管理の基本のはずです。

仕入れを絞って大量発注し原価を下げると一見経済的メリットはあるように見えますが、逆な言い方をすれば先方に優位にならざるを得なくなります。
つまり依存状態です。


今回を教訓に材料は海外(出来れば2カ国)+国内(それも内製が理想)に舵を切って欲しいものです。

それは建築資材でも、食料(農業)でもです。
日本国内でも自己完結できる最低限の基本機能は備えるべきだと考えます。