こんにちはヾ(@°▽°@)ノ
ジメジメ蒸し暑い日が続きますね!
特に夏の湿気は寝具の大敵です
朝起きた後は立て掛けたり、陰干しするなど
小まめなお手入れが大切ですよ
今回はそんな夏でも使える
真綿ふとん
のご紹介です( ´艸`)
夏なのに真綿!?と思ったそこの貴方!
オールシーズン使える
って知っていましたか?
真綿は蚕の繭糸から作られます。
人間の素肌と同じ成分が入っているので
肌に優し美肌効果たっぷりの天然高級素材です。
そんな真綿は健康寝具としても注目され、
保湿性・吸湿性・放湿性・かさ高・フィット性・軽さ
掛け布団に求められる要素を満たすので、
繭糸の美容成分を睡眠中に存分に感じられるという
女性に是非お試しいただきたいお布団!
肌掛け布団なので、薄手でとっても軽やか♪
暑い時期は1枚で、
寒い時期は掛け布団と合わせて
春夏秋冬通してお使いいただけますよ☆
実は少し前、東京西川の真綿現地視察ということで
福島に行ってまいりました。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。
こちらでは現地のお母様方が作る
お肉不使用の地元の野菜を使った料理を頂きました
お母様方のように優しい味の美味しいお料理ヽ(´∀`。)ノ
特にツミレ入りのおすまし?が体に染み渡りました…!
2階には蚕や繭糸の歴史の模型が展示されていて、
養蚕家の菅野さんからお話を伺いました!
実は後を継ぐ人が年々減っているそうで、
現在この付近では3世帯のみとのこと…
日本製品として名高い真綿だからこそ、
この技術が後世に繋がっていくことを願います。
その後は実際の真綿布団になるまでの見学として、
最初に「伸ばしの匠」の佐藤さん宅に伺いました
蚕はサナギになる為に自ら吐いた繭糸で体を包みます。
これが繭玉となるのですが、
後で伺う真綿ふとん職人の関根さん宅で「煮繭」をします。
蒸気で沸かしたお湯で2時間煮ることで
不純物がなくなった白くて綺麗な繭になるそうです♪
その繭が佐藤さん宅に運ばれ、
布団を作りやすくするために「袋真綿」に仕上げます。
ぬるま湯を張った桶の中に繭玉を入れ、
中の蚕を取り出し袋状に伸ばしていきます。
それを5枚重ねて1セット。1日200枚程作るそうです
イプノススタッフも袋真綿作りを体験♪
佐藤さんに教えてもらいながらでしたが、
繭は繊細で薄く、袋状にするのはとっても難しい
繭の成分が湯に溶けているからか、
佐藤さんの手はとても綺麗でツヤツヤしていました。
これぞ繭の美肌効果!ですね☆
佐藤さんがとってもお優しくて、
少し里帰りした気分で体験させていただきました♪
最後は真綿布団職人の関根さんです
先程の「煮繭」(写真右上)や冷蔵保管を経て、
佐藤さんが仕上げた袋真綿を基に、
こちらで布団の形にしていきます。
関根さんと奥様の二人三脚で作っているそうで、
写真の通り、2人掛かりで袋真綿を伸ばして
端にあるカギに綿を留める作業を繰り返していきます。
その回数約650回!!
これでやっと1kgの真綿布団が出来上がるそうです。
ここでも手引き体験をさせていただきましたが、
やはり職人の技術ですね!
とてつもなく難しかったです。
引き伸ばす力と、指先で真綿を均一にする力加減
薄く均一に重ねるからこそ
ムラのない綺麗な布団に仕上がります。
安定した人の手によるモノ作りができる日本の技術は
本当に素晴らしいなと思いました。
*
日帰りバス移動の為に少し忙しい一日でしたが、
以前のブリヂストン工場見学同様、
現地の空気を感じながら見学や体験ができました。
映像として見ることとは遥かに違います。
機械生産でできることも増えていますが、
やはり人の手や感覚だからこそなせる技術も大切です。
更に手作りのモノには人の心も詰まっている分
実際にお会いして、聞いて、体感することで
もっとその気持ちが大きくなる気がします。
モノ作りってあたたかいなあ。
そんなことを改めて感じた一日でした。
いかがでしたでしょうか??
真綿ふとんは西川の誇る極上の寝具です。
そんな真綿ふとんに興味を持った方必見
イプノスで扱っている真綿製品は次回ご紹介しますよ♪
それではっヾ(@^▽^@)ノ
ピロースタンドイプノス