仮にの話だけれど、あの世とか転生とかがあったとして
わたしは決してこの世に産まれてきたかったわけじゃなかったと思う
困難だが 味わい深い人生
それを否定するつもりはない
しかしながら…自ら望んだわけでもない
ところてんがてんつき棒で押し出されるみたいにわたしはこの世に生まれたんだと
それが実感
もう「ここ」に居るわけにはいかないからと
だからといってどこへ行くかはわからないし
そうゆう 行き先や 生まれは
「自分」で決められることでもない
(仮にそれに自我のようなものがあったとしての話だが)
「ここ」に居続けられなかったそれは
たぶんそこで上手くやりたかったにちがいない。
今のわたしが、どこに居ても、この場所でうまくやりたい、「上手くここに居るほかのひとたちと馴染んで生きていたい」と思っている(た)ように
ただ実際は わたしはそこでも…この世と比べたらほとんど個なんぞない場所にあってさえも、
(そこでは質量がほとんどないのだ)
なにか違和を感じていて
他(多)との違いは明らかだった
「自分はみんなのようにうまくやれない」
と感じていた
それだから 下りたんだと思う
自ら退くような形で
「なんで自分はこうなんだろう?」
「自分は醜い」
これがわたしの、物心ついたときからの感覚だった
彼らとは違う
みんなのようにうまくやれない
自分は変だ という
自意識で、自意識とはそれ自体が醜いものだから…
それで 自分は結局のところ、どこへ行けばいいんだろう、
という疑問は未だにあるし、答えはみつかっていない。