(写真は2015年東京でのワイス博士)

 

2018年4月にワイス博士の講習会を日本で開催しましたが、東京の会場で休憩時間にワイス先生の周りに集まった4-5人の受講生(全員女性)がワイス先生に向かって、「ワイス先生、私たちもワイス先生が前世療法を学んだトリシア・カエタノ先生から前世療法を学びました!」と親しげに語りかけてきました。私が通訳をして、ワイス先生にお伝えしたところ、怪訝な顔をされて、「カエタノさんは存じあげていますが、彼女から前世療法を学んだという事実はありません」と仰いました。彼女たちは困惑して、「VOICEという会社が主催してカエタノさんが講師をした前世療法の講習会を受けたときに、そのように聞いたのです」、と言われました。

この11月に、とあるヒプノセンターがカエタノ氏を招聘して3日間の講習を開催するようですが、そのポスターにカエタノ氏が「ブライアン・L・ワイス博士に前世療法の指導もされた」と書いています。これはワイス先生についての誤った記述であると同時にカエタノ氏にとっても迷惑な記述です。

トリシア・カエタノ氏のホームページにある自己紹介欄( https://www.trishacaetano.com/trishas-bio/ )には、このように書かれています。
「She was twice elected President of The Association for Regression Research and Therapies Inc. ... Prior to her presidency, she was the director of their training team to certify therapists in regression therapy and was part of the three member training team for the first medical training done by Brian Weiss in the United States." (トリシアは2度、退行研究療法協会<ARRT>の会長に選任されています。・・・。会長になる前はARRTで退行療法のセラピストを認定するトレーニング部門のディレクターをしており、米国でブライアン・ワイスが行った最初の医学トレーニングに3人の講師の一人として参画しました。」

ワイス博士に確認しますと、「Many Lives,Many Masters(邦題:『前世療法』)が出版されて3年後の1991年4月にフロリダ州のボカラトンで自分が主催して最初の前世療法トレーニングを開催したが、その時に、自分と、コロラド州から前世療法セラピストのPaul Hansen(ポール・ハンセン)、ARRTからトリシア・カエタノを招いて3人で講師役を務めた。」とのことです。

カエタノ氏の文章を正確に読むとどこにもワイス先生に教えたとは書かれていません。カエタノ氏にとっても自分が書いていないこと、すなわち、「ワイス先生に前世療法を指導した」などと喧伝されているとされたとしたら大変迷惑なことだと思います。事実でないことをさも事実のごとく喧伝して集客に利用しているとしたらワイス先生のみならずカエタノ氏をも陥れる行為といわざるを得ません。


「ワイス博士がカエタノ氏から前世療法の指導を受けた」という事実はありません。

 

正確な情報を伝えるように心がけて頂きたいと願います。