催眠という言葉のせいか眠るというイメージだと
いう方もあると思いますが決して眠るのではなく
寝る寸前の「眠りそう」な感じだと思って下さい。

昨日のテレビ番組を見た方もいると思いますが
術者(催眠術師)が「眠れ!」というと眠ってるように見えますが、決して寝てるわけではありません。その証拠に、術者が何か言うとちゃんと反応をしていると思います。

催眠とは「暗示」を受け入れやすい状態なのでやらせということもありません。
そして後遺症もありません。

たとえば、好きな人から何か言われたら舞い上がってしまうことってありますよね?
そんな状態なんです。好きなときが「催眠中」だとしたら、嫌いになったときが「催眠が解けた状態」です。

よく聞く話しですが、ホスト(ホステス)の好きな子に沢山貢いでしまい、後で「何やってたんだ?」と我にかえるときが催眠から覚めた状態と一緒です。判断基準があまりよく出来てない状態で、「ぼ~っとした状態」だと思って頂ければ分かりやすいかもしれませんね。(貢いでるときは、ぼ~っとしてて分からないんですね。)

寝起きの「ぼ~っ」としたときに「あれやって」とか言われると普段なら「NO」ということも「YES」と言ってしまう感じですね。

テレビなどでは面白く見せてますが、術者の言葉を受け入れ行っているのは自分なのです。
(操られているように見えても、それを行っているのは自分だということです。)
もっと言うと、危険なこと自分が嫌なことは受け入れないということです。

催眠術というとテレビの催眠ショーだけのイメージもありますが、催眠療法のように心理学的にアプローチする方法もあるのです。

催眠のついての間違ったイメージや誤解が少なくなると嬉しく思います。