■NLP(Neuro Linguistic Programming)とは

神経言語プログラミングの意味です。現代催眠のミルトン・エリクソンの技法を弟子のリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーが研究し、作り上げたものです。

その中で【リフレーミング】(変換話法)という方法があります。

「フレーム」つまり、認知の「枠組み」を変えるという意味です。

グラスに半分飲み物が残っているときに、あなたは「もう半分しかない」と思いますか?それとも
「まだ半分もある」と思いますか?人によって見方は異なると思います。これを心理学で生かしたものがリフレーミングと言います。

簡単に言うと「プラス思考」でも良いでしょう。

日常生活にイライラしたときや、落ち込んだときにこの【リフレーミング】をすることで現状は一緒でも見方が変わるので心が楽になってきます。

たとえば、今日私のクライアントさんがキャンセルになり「仕事が出来なくなった」と思うか、
「その空いた時間にブログを書いたり、メールの返事を書く時間が出来た」と思うかでは全然違うと思います。

前者はイライラしたりするかもしれません。後者は楽な気分になります。

普段の生活の中でも、使うことは可能です。

●車をぶつけた (1)新車がおじゃんだ!(2)生きてて良かった
●電車が遅れた (1)早く行かなきゃと焦る(2)この時間に本を読もう、会議の書類を作ろう
●人に八つ当たりされた (1)イライラする!(2)自分は、こんなことはやめよう
●渋滞にはまった (1)クラクションを鳴らす (2)ラジオの続きが聞ける
●雪がふって延期になった(1)文句を言う (2)ワクワクする時間が増えた
●病気になった (1)もうダメだ (2)ゆっくり休もう

簡単な例ですが、前者(1)と後者(2)では同じ状況でもまったく心のありかたは違うと思います。

イライラは、レベルアップのサインです。そこでイライラしなければ、クリアー!でもイライラしたらまた同じイライラを出されるんです。

イライラが減れば当然、考え方もプラスになり周りにもプラスが増えて来ます。人から「それは非道かったなー」という状況でも余裕で答えられるようになっていくでしょう。
これが心の成長です。

同じ状況でも違う見方をするだけでプラスにも、マイナスにもなります。