■前世療法■

先日、フジTVドキュメンタリー番組『NONFIX』に同じ学校で学んだ村井氏が出ていて「前世療法」を行っていました。仲間の活躍をテレビを通して見れるのは嬉しく思います。(^^)

「前世」と聞くと宗教やオカルトチックなイメージがあるかもしれませんが、アメリカ、フロリダ州のマイアミ大学医学部精神科の教授で精神科医のブライアン・L・ワイス博士の著書
前世療法(原題『MANY LIVES, MANY MASTERS』)という実体験に基づいた話しによって、心理療法として世界的に、この療法が広がりました。

著者のワイス博士は精神科医で、現在も心理療法士として多くの患者と実践的に向き合っています。この本に出てくる主人公のキャサリンに催眠療法で過去をさぐり、現在のトラウマの原因になったものを見つけていたとき彼女は克明に「前世」の記憶を語り始めたのです。前世(過去世)や輪廻転生があるのか、また催眠中に出てきた前世の記憶が真実なのかどうかは定かではありません。しかし、普通の催眠療法では治らなかった恐怖症や強迫観念の患者が前世療法によって劇的に治癒したという例が数多く報告されているのも事実です。

この著書の中でマスター(大いなる自己)からの言葉が胸に響きます。

「我々の使命は学ぶことである。知ることによって、神に近づく。我々はほとんど何も知らない。汝は私の師として、ここにいるのだ。私は多くのことを学ばねばならない。知ることによって、我々は神に近づき、その後に、休息することができる。それから我々は、人々を教え、助けるために、戻ってくるのだ。」


知ることとは、今あるこの世界だけではないということ。自分の力や思いなど、まだまだ我々は学ばねばならなことがあるのだといことを知ることも大切です。


「大切なことは忍耐とタイミングなのだ。・・・すべてのことには時がある。人生は多くの人々が期待するように、うまく予定通りにゆくことはない。」

「したがって、人はその時々にやってくるものを受け入れ、それ以上を望まない方がよいのだ。命に終わりはない。そして、人は決して死なないのだ。新たに生まれ変わるということも本当はないのだ。ただ異なるいきつもの場面を通り過ぎてゆくだけなのだ。」

「答えは学びの中にあろう。」


来るべき時にすべてはやって来る。・・・

「時がきたれば、すべてのことがお前にも明らかになろう。しかし、今は我々がここまで与えた知識を完全に消化する時間をもたねばならない。」

「私達は直感的な力を与えらていて、その力に抵抗せずに従うべきなのです。」

「人生は目に見える以上のもの」


とても深い内容の本なので、まだ読んでない方は是非どうぞ。
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