福島の子どもたちを守るための緊急署名 -2011年06月10日

福島の子どもたちを守るための緊急署名
避難・疎開の促進と法定1ミリシーベルトの順守を
http://www.foejapan.org/infomation/news/110610.html

【要請書 内容】
原子力災害対策本部長 菅 直人様
福島県知事 佐藤 雄平様
文部科学大臣 高木 義明様
厚生労働大臣 細川 律夫様

避難・疎開の促進と法定1ミリシーベルトの順守を

福島の父母たちの訴えおよびそれを支える市民運動によって、文部科学省は5月27日、今年度の学校における被ばく量を「年1ミリシーベルトを目指す」としました。しかしこれは、学校外の被ばく、事故直後の3月の被ばく、内部被ばくを考慮したものではありません。

既に、子どもたちの被ばく量は1ミリシーベルトの数倍にも達しており、福島県内でも、早急に避難・疎開、夏休みの前倒し等の被ばくの低減を、行政が主導して行うべきだという声が高まっています。
私たちは政府および福島県に対し、以下の措置を速やかに実行するよう求めます。

1.特に放射線量が高い地域において、避難・疎開・夏休みの前倒しを促進すること。とりわけ、子ども、乳幼児、妊婦の避難・疎開を実施すること。

福島県内外の多くの地域で、積算線量が年間の線量限度である1ミリシーベルトを大きく超えています。空間線量が高い状況は一向に改善されないため、これらの地域に滞在し続ける市民は、内部被ばくを含めて、今後もさらなる被ばくが強いられます。

被ばくの影響を最小限に抑えるためにも、そのリスクが十分知らされた上で、線量が低い地域への避難が急がれます。とりわけ、放射線に対する感受性が高い子ども、乳幼児、妊婦の避難・疎開、夏休みの前倒しを最優先に実施すべきです。文科省は、夏休みの前倒しは学校長の判断により行われるものとしています。すみやかに実行すべきです。

2.子どもを含む県民の内部被ばく検査(ホールボディカウンターによる検査)を実施すること。

現在の国および行政の対応は、内部被ばくをほとんど考慮に入れていません。実際には、食物の摂取やほこりの吸引等に由来する内部被ばくの影響はかなりあると考えられ、県民の間に不安が高まっています。

希望する県民には誰でも、自らの内部被ばくの実態を知るためにホールボディカウンターによる検査を受診できるようにし、詳細な検査データを本人に開示すべきです。

3.低線量被ばくのリスクを軽視する山下俊一・長崎大学教授を、現在の福島県の放射線リスク・アドバイザーおよび県民健康管理調査検討委員会から解任すること。

現在、福島および関東圏における子どもたちの安全を確保する上で、もっとも注意を払うべきなのは、長期的な低線量被ばくの影響です。山下俊一・長崎大学教授は、低線量被ばくのリスクを軽視し、「100ミリシーベルトまでは、妊婦も含めて安全」との言動を福島県内で繰り返しています。

原子力安全委員会は、20ミリシーベルトを安全とする委員や専門委員はいないと述べていますが、山下氏の言動はこれに反しています。国際放射線防護委員会(ICRP)も含め、低線量被ばくであっても線量に応じて影響が出るとするモデルが国際的な常識であるのにもかかわらず、同氏は、それを無視しています。

山下氏は医師向けの文書では「10~100ミリシーベルトの間で発がんのリスクを否定できない」と全く異なることを述べています。低線量被ばくを軽視する人物が、県民の健康をあずかるリスク・アドバイザーであることは、非常に問題です。県民のリスク・アドバイザーなどには、低線量の被ばくリスクを認識する立場をとる科学者が求められます。

4.現在の法定の年1ミリシーベルトを順守すること。内部被ばくも含めた事故直後からのトータルな線量を含めること。年20ミリシーベルト(毎時3.8マイクロシーベルト)基準を撤回すること。食品の暫定規制値に関しては、年1ミリシーベルトが可能な値とすること。

現在、福島県も含め、公衆の線量限度は、「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」などで年1ミリシーベルトと定められています。行政は、内部被ばくも含めたトータルな線量において、この規定を順守すべきです。


4月19日に、文科省が福島県に発出した校庭利用の暫定目安となっている通知に記載されている年20ミリシーベルト、校庭において毎時3.8マイクロシーベルトは撤回すべきです。また、現在の食品の暫定規制値(「飲食物摂取制限に関する指標」)では、規制を守ったとしても最大で年17ミリシーベルト(注)の被ばくを受ける可能性があります。食品の暫定規制値は年1ミリシーベルトを順守できる値とすることを求めます。


(注)今般採用されている食品の暫定規制値の算出根拠については、原子力安全委員会『原子力施設等の防災対策について』(昭和55年6月制定、平成22年8月一部改訂)「付属資料14 飲食物摂取制限に関する指標」および食品安全委員会『放射性物質に関する緊急とりまとめ』(2011年3月)を参照。

●呼びかけ団体
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
国際環境NGO FoE Japan
グリーン・アクション
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
国際環境NGO グリーンピース・ジャパン

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<賛同団体・署名者数>
6月21日現在、署名者数:12,031筆、賛同団体:169団体

◆賛同団体一覧
エコアクション虔十の会(けんじゅうのかい)
原水爆禁止調布市民会議
特定非営利活動法人 日本消費者連盟
ウィンドファーム
環境エネルギー政策研究所(ISEP)
福島YWCA
日本バプテスト連盟災害対策本部
ハイロアクション福島原発40年実行委員会
STOPプルサーマル!ふくしま
ナマケモノ倶楽部
原発・核燃とめようかい
岐阜ネパール会
徳山ダム建設中止を求める会
平和・人権・環境を守る岐阜県市民の声
nonukesとエコ・東濃
もりもりAomori
PEACE LAND
ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
福島原発の廃炉を求める有志の会
グリーンピースサポーターズクラブ熊本
「脱原発の日実行委員会」
みどりの未来・ふくしま
ピース・フィロソフィー・センター
未来をつむぐ母の会
日本YWCA
鎌倉・岐れ路の会
アジェンダ・プロジェクト
放射能から子どもを守る京都・ママ・パパの会
原子力資料情報室
国際青年環境NGO A SEED JAPAN
脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会(eシフト)
七ヶ宿の白炭
ブロックハウス
泊原発を考える北海道民の会
札幌気功会
あおぞら園メーメー会
総合いのち研究所
国際協力NGOソーラーネット
京都生協の働く仲間の会
関西・金子光晴の会
未来につながる生命を育てる会
京都生協の働く仲間の会
放射能から子どものいのちを守る会・会津
福島県自然保護協会
関西・金子光晴の会
Jayma TV
あすのわ
びわこ薪の薪屋 ㈱グリーンリボン
yaponesiafreeway
5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会 せんだい・みやぎ
ふぇみん婦人民主クラブ
特定非営利活動法人APLA
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
ピース・ニュース
おむすびマーケット実行委員会
京都ネイチュア・フィーリングを進める会
NPO法人環境市民
ピープルズ・プラン研究所
フリーター全般労働組合
北限のジュゴンを見守る会
岐阜ネパール会
日本バプテスト連盟災害対策本部
日本環境法律家連盟(JELF)事務局被災者支援・放射線被ばくを許さない会~いのちをつなぐキャンペーン
生きるアシスト.com
安心エネルギー未来プロジェクトin 仙台
虹のこども園
フリーター全般労働組合
パレスチナ連帯・札幌
Nana
わいわい市民政治@ふくしま
NPO自然育児友の会
かすみがうら市よもぎ会
横浜YWCA
チェルノブイリ子ども基金
未来の福島こども基金
原水爆禁止日本国民会議
五反野幼稚園
ウシトラ旅団
元気のネットワーク
たきがしら・希望ネットワーク(たっきネット)
足元から地球温暖化を考える市民ネットたてばやし
工房 刻屋
ふくしまの子ども達の命を救う会
ハーメルンプロジェクト
NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西
プルトニウムフリーコミニケーション神奈川
脱原発を進める会かながわ
脱原発大分ネットワーク
ふくしま除染委員会
原発を考える品川の女たち
NPO実践まちづくり
測定器47台プロジェクト
原発なくせ! ちばアクション
Labor Now
ボイス・オブ・ヒロシマ
諫早こども自然学校
市民のひろば
さよなら原発みのお市民の会
onaironaironair
DearChild
浜岡原発を考える静岡ネットワーク
核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団
日本キリスト教協議会エキュメニカル震災対策室
Shut 泊
東京労働安全衛生センター
ウィットフォーゲル研究所
Beach Muffin
プルトニウム・アクション・ヒロシマ
玄海原発プルサーマル裁判の会
玄海原発プルサーマル裁判を支える会
プルサーマルと佐賀県の100年を考える会
放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜
ただすのもり環境学習研究所
すなめりの会
上五島受け入れ支援の会
ふくしまWAWAWA-環・話・和ーの会
東京・生活者ネットワーク
地の人・宗教対話センター
熊本YWCA
核・ウラン兵器廃絶キャンペーン福岡
ゆいツール開発工房(ラボ)
ヒバクシャ中野上映実行委員会
特定非営利活動法人 エコロジー・アーキスケープ
はっぴーあいらんど祝島
樹花舎
「FROMあしがら」
下北半島と神奈川を結ぶプロジェクト
オールターナティブズ
さよなら原発★ちがさき
原発・核燃とめようかい
日本バプテスト連盟公害問題特別委員会
精密鋳造研究会
NPO法人日本スケートパーク協会
沖縄文化講座
アルソアA1
被災者と活かし合う農山村復興連絡会
上関原発を考える山口若衆の会
あーす☆ガイド
宮崎の自然と未来を守る会
ふくしま絆プロジェクト推進の会
子どもの人権・自由と民主主義を守る全国協議会
緑のネットワーク21
脱原発・東電株主運動
風の町の未来's
千葉の干潟を守る会
川原で遊ぼう会
スロービジネスカンパニー
特定非営利活動法人 農に学ぶ環境教育ネットワーク
子どもたちの人権と教育を考える大阪市ネットワーク
空想民族音楽SAYAN
電磁波・環境もんだい埼玉ネット
NPO法人飯島中川政経人会議
ママフィールド東京
Shambara Project
ストップ原発&再処理・意見広告の会
川内原発建設反対連絡協議会
川内つゆくさ会
トウキョウ・ハッピーズ
東京地方バプテスト教会連合社会委員会
Earth-B Project
みしま原発を学ぶ会
グリーンピースジャパン・サポーターズクラブ熊本
小林大木企画
「核分裂過程」の上映を実現させる会
アースマンシップ自然環境教育センター
子どもに「教育への権利」を!大阪教育研究会
子どもを守る会・取手 利根町
千葉の干潟を守る会