みなさん、こんにちは!
ハイパークロスです!
今回は皆さんが知っているようで知らない腎臓の機能について紹介していきたいと思います。
皆さんは、腎臓についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
例えば小腸なら吸収を行っていたり、肺なら呼吸を行っている、などある程度機能について想像できる臓器が多いと思いますが、腎臓についてはこれといった機能を思い浮かべられる人は少ないのではないかと思います。
この記事を読んで皆さんが腎臓について少しでも知って興味を持ってもらえると嬉しいです。
腎臓の主な機能は3つあります。
①尿の産生
②内分泌物質の産生
③代謝活性の場
ひとつずつ話していきたいと思います。
①尿の産生について
人間が毎日排出している尿は実は腎臓で産生されます。
腹大動脈から分枝した腎動脈内には体内にある全血液中の20%程度が流れています。
ちなみに体内に流れている血液量は体重の約1/13程度でだいたい4-5ℓ程度流れています。血液の詳しい話はまた別の投稿で話します。
そして、腎動脈を流れる血液は腎臓にある糸球体で濾過されて原尿となります。
この中で必要なものは再び腎臓の尿細管と呼ばれるところで再吸収され、残りが尿として排出されます。
だいたい1日あたり、1.4ℓ程度排出されると言われています。
②内分泌物質の産生について
腎臓は内分泌物質を産生します。
その代表例がレニン、エリスロポエチンです。
レニンは、血圧の調整や血液循環量の調整の際にとても重要な役割を果たす物質で、エリスロポエチンは骨髄での赤血球の産生を促す物質です。
どれも体内の機能を正常に運転させるためには欠けてはならない重要な物質です。
③代謝活性の場について
腎臓ではビタミンDを活性化する作用があります。
活性化されたビタミンDは、腸管におけるカルシウムとリンの吸収を促進します。
それにより、血清カルシウム濃度、血清リン濃度はともに上昇します。
これも体内の環境を維持するための重要な役割を担っています。
いかがでしたでしょうか?
意外と腎臓は体内において重要な役割を担っているということが皆さんに伝わっていれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の投稿でお会いできるのを楽しみにしております。
それでは、また。
今回の投稿を見て、腎臓についてもっと知りたいと思った方は勉強してみると、もっと細かいイオンの調整などについて学ぶことができるのでぜひ学んでみてください。
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