2011年の春、第5回公演に向けて準備を始めようとしていた所に、
東日本大震災が起こりました。
震災後は暫く、このような活動が再びできるとは考えられませんでした。
しかし、震災から2年経とうとした今、徐々にバレエを愛する若いダンサーたちが抱く夢と希望に応える活動を続けていくべきだと考える事が出来るようになり、当初の予定通り第5回目公演を決断しました。
公演のサブタイトルを『~風は未来へ~』とし、古典と新作による2本構成の予定です。
古典作品は「クララの夢」と題して、「くるみ割り人形 第二幕 お菓子の国」からを抜粋して、見ている人を明るく楽しい夢の世界に運んでくれる作品を予定しています。
今回も生演奏による質の高い舞台作りにこだわり、出演者、観客、関わったスタッフ皆が元気と勇気が出る公演を目指します。
