すみません、先にアップした『裏窓』のほうにも書いたのですが、ちょっと体調不良で、更新の手が停まってました。
最終回オールラストを前に、煮詰まっていたと思われてるかも~と気になりつつ、(笑)
先週末より、布団ひっかぶって寝てました。
とりあえず、ちょっとだけ手を入れたので、アップさせていただきます。
頭痛だけならまだしも、今回、目の奥が集中的に痛くて・・・ ← いわゆる左右ガチャ目の“強度近視”+乱視っていうタイプです。
また、眼鏡屋さんに行くのかな?
あ、眼科が先かな?(笑)
文字を読んだり、書いたりするのがしんどくて。。。
若干、お返事が遅れてるモノなど・・・大変申し訳ありません。
もうちょっとお待ちくださいませ。
気圧の変化に弱い方、結構いらっしゃると思うんですが、かくいう私もそんな一人です。
皆様、ご自愛くださいませ。
これは、4/4で~す 。
(1話を4分割しています。)
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。
ハピネス 해피니스
【Episode 12】4/4
**************
場面変わります。
少しだけ、時間は戻します。
※おそらく、セボムが、ヒョンギョンたちから、自分がいない間の出来事を聞いていた、まさに、その頃だと思います。
~地階 スポーツジム~
講師控室にそうっと、忍んで入って来たのは、サンヒです。
この女豹さん、狙った獲物は逃しません。
ノートパソコンを奪いに来たのね。
タオルを頭から被せられ、手錠で棚にくくられているジュヒョン。
なんだか、この体勢、デジャビュ。。。
感染してたスンボムやボラムを思いだすね。
テーブルの上には、ノートパソコンが。。。
そっと、ノートパソコンを持ち上げると同時に、ガシッとサンヒの手を掴むジュヒョン。
ジュヒョン「おい!サンヒや。。お前が来るってわかってたぞ!」
サンヒ「オッパ、放してよ。開放されたら、話をしましょうよ」
その時、「鍵もなしに何をしてるんですか?」と背後から、ヨンオクの声が。。。
振り返るサンヒ。
サンヒ「あ、棟代表ニム。助けてください。私、ただ、この人を助けに来たんです」
見え透いた嘘をいうサンヒもサンヒだけど、手に、ダンベルを持ってるヨンオクはなんなの?
ジュヒョン「おい、気でも違ったのか?」
ジュヒョンを睨みつけながら、ダンベルをテーブルに置くヨンオク。
ヨンオク「今こそ、あの刑事野郎を亡き者にすべきじゃありませんか? あの女(セボム)が逃げ出した今、あいつ(イヒョン)を排除しないと・・・」
鬼気迫る口調のヨンオク。
ジュヒョン「あ、あんたは、刑事を殺せって言ってるのか?」
ヨンオク「あの男は、感染者なんですよ。さぁ、これ(ダンベル)を使えば、自由になりますよ。私はただ、そう言ってるだけですよ」
サンヒを掴んでいる右手を見ながら、考えるジュヒョン。
まさに、天秤にかけるっていうのはこういうことです。
~501号室~
ヨンオクたちに盗られそうになっていた食料を、戸棚に戻していくイヒョン。
こういう、細かい描写が、イヒョンの出来すぎな、人となりを・・・って、もう最終回なので、その辺は十分わかってます。
その時、「助けてください」という女性の悲鳴が外から聞こえてくる。
慌てて、外に飛び出すイヒョン。
ああ、よかった。それでも、バットは持っている。
エレベーターホールにくると、ジュヒョンがサンヒを人質に取り、ナイフで狙っている。
そして、廊下の端でしゃがんでいるヨンオク。
イヒョン「オ・ジュヒョンさん、落ち着いて、ウ・サンヒさんを放すんだ」
ヨンオク「チョン・イヒョンさん。。 未感染者を全員殺して、病気のせいにすればいいんですよ」
ジュヒョン「その通り。全部、怪物のせいにすればいい」
イヒョン「感染者じゃなく、アンタたちこそ、本当の怪物だ!」
ジュヒョン「喉が渇いてるんじゃないのか?」
サンヒを盾にしながら、徐々に近づいていくジュヒョン。
サンヒの腕にナイフで傷をつけ、血しぶきがイヒョンにかかる。
悲鳴を上げるサンヒ。
ジュヒョンに突き飛ばされたサンヒを受け止めるイヒョン。
凄まじい新鮮な血液の誘惑と戦うイヒョン。
ジュヒョン「誰が本物の怪物なのか、見せてもらうとしよう」
サンヒを横に追いやり、ジュヒョン目掛けて、思い切り、バットを投げるイヒョン。
とっさに、しゃがみこみ、ことなきを得るジュヒョン。
なんで、無駄に反射神経いいのよ!
イヒョン「さぁ、行くんだ」
腕から血を流しているサンヒを階段室に押し込むと、
501号室に戻ろうと走り出すイヒョン。
イヒョンが投げたバットを掴みあげ、追いかけるジュヒョン。
それを笑いながら、高みの見物をしているヨンオク。
もう地獄絵図って感じです。
~501号室~
間一髪、501号室に逃げ込んだイヒョン。
バットで、玄関の扉をどんどんと叩きまくるジュヒョン。
リビングのソファに飛び乗り、毛布をかぶって、じっと衝動が収まるのを待つイヒョン。
私、偏頭痛の時は、ほぼこれに近いです。光がダメなんです。
玄関の外では、「チョン・イヒョン、チョン・イヒョン、血の匂いが恋しいだろ!」と怒鳴りたてるジュヒョン。
ジュヒョン「我慢なんかするな! お前の人生、ずっと我慢のし通しだったんだろ! チョン・イヒョン、出てこい!!」
なんとかして、イヒョンを自分のラインまで引きずり下ろしたいの?
結局、ジュヒョンが、ここまでイヒョンを憎むのは、性悪説の自分と相容れない存在だからってこと?
毛布をかぶったまま、みるみるうちに、黒目が小さくなっていくイヒョン。
あまり、キャプチャーしないようにしてましたが、狂人病の発作姿は、ハロウィンの、ゾンビコスプレみたいなものだと思って、視てました。
~5階廊下~
ヨンオク「なんで(誰も)、私に聞かないんだ? 私のマンションだ。私のいう事を聞け~っ!」
半ば、発狂寸前、いや、半分、狂い始めてるヨンオクが一人で叫んでいる。
そこへ、階段室から、ひたすらイヒョンの下に急ごうと、セボムが駆け込んで来ました。
悲鳴を上げて、セボムに掴みかかってくるヨンオク。
びっくりするセボム。
もちろん、セボムに敵うわけなどなく、簡単に押さえ込まれます。。。
セボム「しっかりしてください。 棟代表を捕まえに来たんじゃありません」
がくり・・・と膝をつくヨンオク。
ヨンオク「あんたたちが、私の主人を殺したんだ。私は、感染者を捕まえた、そして、まだ、無感染なんだよ。マンション代表にふさわしいだろ!」
セボム「ええ、わかりました。あなたが刑務所から出て来た時には、あなたに投票してあげますよ」
あなたに投票するという一言で、おとなしくなるヨンオク。
その時、501号室の前で、「出てこい!」と叫んでいるジュヒョンの声が聞こえてくる。
ヨンオクをその場に残し、501号室に向かうセボム。
ジュヒョン「おい! もうすぐ変わるぞ、わかるだろ、俺だってな、発症してみせるからな!」
もう言ってることがめちゃくちゃです。
猛烈な怒りとともに、ジュヒョンを本気で蹴り飛ばすセボム。
壁際まで、吹っ飛んだジュヒョン。
ジュヒョン「お前も死ね!」
うぉ~っと唸り声をあげてますが、別に、狂人病の症状が出て来たわけじゃありません。
思いっきり、金的するセボム。
おとなしくなるジュヒョン。
その隙に、鍵をあけて、家の中に入るセボム。
扉開けっぱだけど、大丈夫かな。
~501号室 リビング~
毛布にくるまっているイヒョンを発見するセボム。
必死で耐えているイヒョン。
映像で見るだけでも、シノビない。。。
そっと、その腰や肩に手を当てるセボム。
セボム「ヒョナ・・・・」
優しく、落ち着かせるように、何度も手でさすり、そして、静かに毛布を取り去るセボム。
セボム「ただいま・・・」
イヒョンに、セボムの声は届かない。
唸り声をあげながら、必死に耐えるイヒョン。
セボム「私ね、家は誰と過ごすかが重要だ・・ってアンタが言った時に気づいたの。これからは、あんたと一緒にいるからね。(あんたも)私と一緒にいてね」
少しずつ、落ち着きをとりもどしてきたイヒョン。
ようやく、セボムのほうに視線を向ける。
セボム「あんたが、ずっとこんな風でも、私はぜんぜん、へっちゃらだよ」
セボムがここにいること、そして、セボムに話しかけられた言葉も全て、信じられないような瞳で、セボムを見つめ返すイヒョン。
身体を起こしたイヒョンを、見つけ返すセボム。
そのまま、両手をイヒョンの頬にあて、はじめてイヒョンに口づけをするセボム。
微笑みあう二人。
二度目のキスと、力強く抱きしめ合うハグで、言葉ではなく、今までの想いを伝えあう。
どーしても、これを最終回に持って来たかったのね。
~セヤン市のメイン道路~
隊列をなして、進む中央医務司令部の車の中に、テソクが運転している車もある。
助手席には、ジスが乗っています。
ジス「本当に、マンションの中に抗体を持っている人がいるんですか?」
疑ってる、というより、俄には信じがたいジス。
テソク「そういう見込みがある」
~回想~
やっぱり、ソユン(弁護士元妻)との面談時に、なにかヒントを得たのね。
テソク「感染者について知っていることをすべて教えてください。治療法を確立するために、必要な情報かもしれません。」
ソユン「よくわかりません。でも、ナ・ヒョンギョンさんが、お兄さんの傷はずっと同じだって言ってたんです。治ることも悪化することもなく・・・」
聞く限りでは、セボムの手の傷の感じに似てるね。
(回想終わり)
驚くジス。
ジス「まさか、たったそれだけのことで、(司令官に)全権委任を求めたんですか?」
テソク「ジスや・・・。 俺達に、確実に頼りになるものなんて、いままでにあったか?」
まだ、目の縁の青あざは消えてないけど・・・・黙るしかないジス。
ジス「(・・・オワタ)」
まだ、決めつけるには早いかもよ♪
セヤンフォレストが見えてきました。
バリケードじゃなくて、普通に、工事用壁(フェンス)だったとか?(笑)
(たぶん、セヤン市って、名前の付け方からして、京畿道の高陽市あたりをイメージしてると思うんですけど、違うのかな?)
~602号室~
ピンポ~ン!
チャイムとともに、外で、訴えてるサンヒ。
《サンヒ「オッパ~、私、暗号資産を手に入れようとして・・・オッパのこと、たくさん無視しちゃった。神経質になってイライラしちゃって、ごめんなさい。」》
部屋の中では、一切、サンヒを無視しながら、奥さんのソユンに向かって、ラインを連投しているヘソン。
《サンヒ「でも、私がそうしたおかげで、私たち、幸せになれるのよ。ねぇ、聞いてる?」》
メッセージに既読すらつかず、とうとう、電話を掛けるヘソン。
《サンヒ「ヘソンオッパ、ねぇ、もう私たち、幸せになれるのよ」》
電話に集中するヘソン。
ヘソン「ソユニか?」
《サンヒ「ドアを開けてよ~~」》
ソユンと繋がり、ようやく息をつくヘソン。
ヘソン「ソユナ、本当にすまなかった。全部、俺が悪かった、な?」
サンヒの絶叫が轟いている。
ソユン「もう二度と連絡して来ないでください」
冷たい声で、しっかりと意思表示するソユン。
良かった~、変に心変わりしたらどうしようかと思ってた。
ヘソン「いや、いや・・・そうじゃなくて・・・」
《サンヒ、「オッパ、そこにいるんでしょう?」》
ヘソン「俺、本当に、全部後悔してるんだ。 本当だ。な?」
《サンヒ「ねぇ、聞こえてる? ドアを開けてよ」》
ブチっと切られる電話。
ヘソン「でも、本当に後悔してるんだ・・・」
掛けなおすヘソン。
《サンヒ「しあわせになれるのよ、オッパ?」》
呼び出し音のあと、「おつなぎできません」に切り替わる電話。
あ~っと、溜息をつくヘソン。
依然として、ドアの外で、訴えてるサンヒ。
《サンヒ「私たち、うまくやってたじゃない。これから、もっと良くなるわ。中に入れてよ。ね、ドアを開けて」》
サンヒとソユン、天秤にかけ、
「なにもないより、いるだけましか・・・・」と玄関を開けに行くヘソン。
出たよ、この考え方! (=`ェ´=)
サンヒ「何してたのよ!(怒)」
開けばこっちのもの。
掌返しなサンヒ(笑)
ヘソン「お前、噛まれたのか?」
腕をちょっと切られたくらい、アドレナリンが出まくってるサンヒは、痛みなんてなんのその、それどころじゃありません。
部屋に入ってきたサンヒが、ヘソンが、奥さんに電話をかけていたことに気づく。
目を見開くサンヒ。
「もう、ネットがつながったの?!」
目がキラキラ~ん
そっちかい!(笑)
ま、ヘソンに本気なわけないし、資産が手に入ったら、今度はヘソンの命をねらって、独り占めするでしょうね。
サンヒ「ね、オッパにも、暗号資産をわけてあげるわ。 パスワードはどれだっけ? ああ、これよ」
ノートパソコンの前に座るヘソン。
候補のパスワードを書いた紙を、外の光に当て、そして、裏返すサンヒ。
一文字ずつ、入力していくヘソン。
解除成功。
抱きあって喜ぶ二人。
次の瞬間・・・再び画面を見ながら、表情が曇っていくヘソンとサンヒ。
ジュヒョン、これ見たら、ショック死するんじゃない?
こんな世の中が大変なときに、お金儲けなんて・・・ってソユン(弁護士妻)の言った通りだったね。
~302号室~
リビングで、テレビを見ているハクジェ一家。
ニュース「すべての経済指標は足止め傾向にあると予測を示しています。韓国でも、世界中の株式市場が暴落し、韓国証券取引所の過剰商品が急落しました。原油、金や各種原材料の価格は下落しています。原油は、80ドルから値を下げています。」
ああ、ソンシルが元気そうでよかった、よかった。
ヤキモキさせてくれたよね。
ソンシル「いつか治療法だって見つかるでしょう。」
ハクジェ「そりゃ、このレートを見たら、すぐにでも治療法を見つけるだろうよ。それで、保健所の人たちがここに来て、すぐにでも、ベルを鳴らしてくれるに違いない。わしは、そう信じてるよ」
ニュース「価格は急落し続けています。今日の時点で、市場の時価総額は3か月前と比較して97%減少しています。」
その時、尋常じゃない叩き方で、ドアが開けられ、銃を構えた軍の隊員たちが部屋の中に突入してくる。
ピンポン鳴らさないの?
ドア、ぶっ壊された?(笑)
※チェーンを焼き切られたみたいです。
オロオロするハクジェとソンシルを尻目に、助かったと笑顔になるドンヒョン。
ドンヒョン「オンマ、来てくれたんだよ。俺達、やったんだよ!」
ハクジェ「な、だから、わしが言ってただろ。 絶対、来てくれるって・・・」
喜びながら、連れ出されるソンシル達。
ドンヒョンが小学生の頃にうつした家族写真が大写しになります。
結局、「家族の力」「家族の結束が大事」っていうのが、テーマになっちゃうの????
~4階の廊下~
訳も分からず、タンカに乗せられ、丁重に運ばれるスミン。 ← ミットしたままだよ(笑)
だって、今や、「国の宝(候補)」ですからね(笑)
スミン「ちょっと待ってください。私は誰のことも噛んだりしませんよ。本当ですよ。喉だって、乾いてませんよ。水を与えてみてくださいよ。 ホントなんですよ、喉なんか渇いてませんよ。ホントのことを言ってるんですよ。(人だって)一度も噛んでませんよ~(汗)」
ジスを先頭にして、運びだされていきます。(笑)
予想以上に、物々しい雰囲気と兄の扱いに、ちょっとビビってるヒョンギョン。
ヒョンギョンが、その後を追いかけながら、「ホントに兄は元気なんですよ。もう治ってるのかもしれません。いえ、元気だって思ってるだけですけど・・・ね、元気よね?」
スミン「ああ・・・元気だよ。全然、喉だって渇いてないんだよ」
国家権力の皆さんを前に、必死で「ナ・スミンは無害ですアピール」をする兄と妹。
その会話を廊下に立って、聞いていたテソク。
キャッチャーミットをずらして、首元の傷を確認する。
「狂人病ウィルス」特有の黒い傷ではありません。
セボムの傷に似てますね。
ジスを見て、頷くテソク。
急に不安になるヒョンギョン。
ヒョンギョン「元気です。そうですよね?」
テソクに聞いても、無視無言(笑)
でもね、テソクだって、内心は泣きたいくらい、ほっとしたはずだよ。
大騒ぎしながら、下に運ばれて行くスミン(笑)
司令官に電話をかけるテソク。
テソク「抗体を持つ男性を発見しました。 大至急、移送します。ユンセボムの件は、私に任せてください。」
司令官「わかった・・・。抗体を持つ男性をすぐさま、こちらに連れてこい」
抗体さえ見つかれば、あとは、不問!?
テソク「移送中も、気を付けるように」
ジスに指示するテソク。
テソク「ユン・セボムとチョン・イヒョンを、本部に連れてきてくれ」
ジス「・・・はい」
~601号室~
ガスバーナーで、玄関のドアのスライドを焼き切っている軍の兵士たち。
中から、止めろ、うちの家だ~というセギュの絶叫が聞こえてくる。
勝手に、スーツやワンピースを着こんでいるセギュとムンヒ。
とうとう、ドアが開かれ、軍の兵士たちがなだれ込んでくる。
貴金属を両手に抱えて、「私のものだ」と絶叫する夫婦。
~屋上~
ボラムがいたテントに、二人並んで座らされているヨンオクと、ジュヒョン。
セボム「多少暑くても、ここに居てくださいよ」
ジュヒョン「絶対、これで終わったと思うなよ。俺は本気だぞ。よく聞いておけ!」
ヨンオク「セボムさん、私に投票してくれるんですよね?」
もう、だいぶ、進んでしまってるようです。
うわ~っ、まだ言うか、と、うんざりしたような声をあげるジュヒョン。
正視できないセボム。
セボム「そうでうね・・・(イヒョンに)行こう」
声をかけ、屋上をあとにするセボムたち。
~15階のエレベーターホール~
屋上から降りて来た二人。
セフンが閉じ込められていた、配電盤の扉を見つめるイヒョン。
イヒョン「キム・セフンさんをこのまま、ここに置いておけないよな」
セフン「家に運び入れましょう」
イヒョン「ドアを開けてくるよ・・・」
これが、真っ当な感覚ですよね。
合鍵でドアをあけた瞬間、固まるイヒョン。
構えられた銃口。
偽アンドリュー、生きてたか!
静かに・・・と、指を立てる偽アンドリュー。。
血だらけです。
ゆっくりと、一歩ずつ下がるイヒョン。
偽アンドリュー「ユン・セボムをここに呼べ」
ほんとに、最後の最後まで・・・・(怒)
当然、イヒョンが呼ぶわけありません。
一瞬のスキを突き、銃を取り上げようとするものの、撃たれた太腿を狙われ、膝をつくイヒョン。
もみ合ってるいるうちに、銃声が1発。
慌てて、銃を構えながら、1501号室の前廊下の角から、のぞくセボム。
偽アンドリューに銃を向けると、イヒョンを盾に、銃で狙われる。
偽アンドリュー「銃を捨ててください、ユン・セボムさん」
まだ、これ、続くの?
イヒョン「いいから、こいつを撃て!(俺に)あたっても構わない」
偽アンドリュー「チョン・イヒョンの命が救いたければ、銃を捨てろ!」
イヒョン「絶対、ダメだ! いいから、こいつを撃つんだ!」
じっと、偽アンドリューの様子を見ているセボム。
イヒョンに噛まれ、感染した偽アンドリューが、すでに、自分(セボム)を見て喉の渇きを覚えているのに気づく。
自分の腕を撃つセボム。
したたり落ちるセボムの血。
セボム「新鮮な血よ」
すぐに、偽アンドリューの様子がおかしくなり、銃を取り落とす。
完全に発症し、セボムにとびかかろうとする偽アンドリューの背中を後ろから、銃で撃つイヒョン。
倒れたイヒョンを抱き起こすセボム。
セボム「ヒョナ・・・・」
薄く目を開けるイヒョン。
イヒョン「だから、俺が悪い警官役をやるって言っただろ・・・。お前は、いい警官のままでいろよ」
ガク・・・!
セボム「ねぇ、ちょっと・・・ヒョナ~~~」
イヒョンを抱きしめながら、泣きわめくセボム。
*******************
ようやく、事件後・・・・の様子ですね。
~裁判所~
《417号法廷》
弁護士に伴われて、それぞれ、ヨンオクと、ジュヒョンが入廷してくる。
罪状はそれぞれ、違うはずだけど、一緒に裁判するの?
複数のうちの、二人の罪が重なってる部分の案件ってことかな?
ヨンオクは持ち直したみたい。
傍聴席からの視線を避けようとするジュヒョン。
ジュヒョンの罪をどこまで裁けるのかな?
~スンヨンの病室~
窓辺に立つ患者。
ああ、よかった。
スンヨンも出て来た。
まだ、皮膚の感じは、赤黒いね。
もうちょっと回復してるかと思ってたけど。
「イ・スンヨンさん。」
振り返るスンヨン。
もう、一切、鎖とかでつながれてないってことでいいんだよね。
~セヤンフォレスト外観~
撤去されたバリケードと、行きかう車の様子から、日常を取り戻したことがわかります。
敷地内も、元通り。
しあわせなマンションライフのパンフレットみたいです(笑)
笑顔で走ってくるソユン。
これだけ走れるってことは、手術成功したのね。
両手を広げて、迎える笑顔のセボム。
セボム「ああ、気を付けて、気を付けて・・・。そんなに全力で走って、疲れたりしないの?」
ソユン「全然、疲れないよ」
セボム「ホント?だったら、一段階あげてみようか。ん?ジムはどう? 今は、もう、利用者全員が施設を利用できるようになったんだから・・・」
ソユンのほっぺをちょんちょんするセボム。
・・・この会話から、ソユンはセボムと一緒に暮らしてないっていうのがわかるよね。
その時、セボムをバックハグするイヒョン。
はい、生きてます。生きてました。回復しました。完治しました。
あと、なにがある?(笑)
それを見て、にっこりするソユン。
ソユン「わたしね、予定があるの。だから、家に帰らなきゃ」
気を利かせる12歳。(笑)
ジョングクアジョシの教えの賜物です。
あ・・・ジョングクと奥さんは大丈夫なのかな?最後、出てこなかったね。
セボム「ん?」
ソユン「さようなら~」
セボム「何の予定? ソユナ~」
今も、このセヤンフォレストのお隣さん同士なのかな?
ママは治ったよね?
イヒョン「よ~し、じゃ、行くとするか」
マンションの敷地内を歩く二人。
イヒョン「なに考えている?」
セボム「・・・・去年、封鎖していた間のこと。。。」
え?
1年経ったっていう設定?
お得意の【1年後】とかなかったよね(笑)
イヒョン「大変だったよな」
セボム「そうね、でも・・・あんたと一緒だったから、耐えられた」
それはお互い様だけど、改めて言われると照れくさいイヒョン。
セボム「「ねぇ、いつから私のこと、好きだったの?」
これまた、唐突だな(笑)
イヒョン「だから、最初に見た時からいいな、と思ってたって言っただろ。なんで、信じないんだよ?俺は運命だって、わかってたんだよ。だから、お前が唯一の人だって、自分に言い聞かせたんだ」
セボム「それで、諦めなかったわけ?」
イヒョン「俺がなんで、警官になったと思ってるんだ?」
セボム「ちょっと! まさか、私のために警官になったとか言わないでよ」
イヒョン「俺、アメリカに行こうと考えてたんだ」
野球ができなくなったあと、少し荒れてた時期のことですね。
イヒョン「でも、お前が言ったことがどうしても気になってさ・・・。お前、俺達の未来には、たくさんのオプションがある、だから精一杯やらなきゃって言っただろ。その後、お前は、Souに入った」
セボム「ねぇ、私、そんなこと考えてたわけじゃなかったけど・・・」
ぽ~んと腕にわざとぶつけるセボム。
セボム「それで、今は幸せ?」
イヒョン「そりゃあな・・・お前と一緒にいるだけでな・・・それ以外に俺の幸せはないから」
セボム「嘘つき~~!」
突然、駆け出すセボム。
セボム「勝ったほうが、一週間、ゴミ捨てと分類免除~!!」
イヒョン「こら、ズルいぞ、おい!」
セボム「生ゴミも入れるからね~~」
イヒョン「絶対、負けないからな!!」
追いかけるイヒョン。
Happiness
“e”が、通常の向きに戻りました。
今までのは、これ。↓
★『ハピネス』最終回(12話4/4) 感★
終わりました。
セボムとイヒョンが、希望に満ちた姿になるという、これより、他はないってくらいのハッピーエンドでした。
ね? 終わりの駆け足具合、半端なかったですよね。
ま、そうだろうと思ってました。(笑)
このドラマ的には、後始末とか、あまり必需ではなかったのかな。(苦笑)
私は、楽しみなんだけどなぁ~♪
絶対的なハッピーエンドでなくても、基本「未来に希望がある」エンディングのドラマが好きみたいです。
それよりも、風呂敷を広げたなら、最後には、ちゃんとたたんでほしい・・・かな(笑)
その点、この『Happiness』は、最後、ちょっとバタバタになったり、若干、冗長だなぁ、もう、わかったよ、と思った部分は正直ありましたが(笑)、わりと、脚本段階から練られていたんだろうなぁ、というのは、見てて感じました。
とにかく、群像劇で、登場人物もシーンも多いドラマでしたがあっても、この時、裏では誰がこういう動きをしていて・・・とか、時系列の感覚がしっかりしていたこと・・・これが良かったですね。
描かれない時は、なにかが起きているのかも・・・という期待や不安を見せ、視聴者を置いてきぼりにしない、ということをちゃんと考えてくれていたドラマでした。
縦横無尽に動き回る、利己的なマンション住人を、いろんな年代の人が、実に個性豊かに演じてくれました。
こういうドラマは、悪人キャラが立っているほうが断然、面白いというセオリーを裏切りませんでしたね。
「なぜ、この人はこうなのか?」「なぜ、こんな人間になってしまったのか?」
私なんかは、つい、それが気になっちゃうんですよね。
でも、それらの疑問に関しては、見事に、バッサリ切り捨ててくれましたよね。
今、思えば潔かった。
原因究明や過去をほじくり返しても、実際、こういう考え方をする人間が現実に目の前にいるんだから、対処しないわけにはいかないってことでしょうか。
もちろん、ヒントはドラマの中の端々に隠されていたので、それを拾い上げて想像することは出来ました。
でも、正解かどうかはわかりません。(笑)
なにしろ、メンツが濃すぎました。
悪キャラでなくても、テソクにしろ、ジスにしろ、私の眼を通すと、大抵、なにかが微妙に盛られます。(笑)
ヒョジュssi、良かったですね。
SOUのエース隊員で、並みの男性より、身体能力は高いかも・・・という役とあって、最初は、多少、無理してる感が出るかと思いましたが、無駄な正義感を振りかざすこともなく、より現実を見極める視点、どこか飄々とした部分を常にKeepしていたので、彼女の透明感は汚されないままでした。
ヒロインが必死になっちゃうと、見てて、しんどいですもんね。
黙ってても、可愛らしい部分や優しい部分は、す~っと入ってくるに決まってますからね。
歩き方とか、よく、大股でのしのし歩くと取り上げたりしましたが、時々、跳ねるように歩くところなんかも、まんまセボムでしたね。
そして、もう一つ。。。
このドラマで、特筆すべきは、Joe Layneさんの楽曲で固めた万全の布陣OST群ですね。
当然、Joe Layneさん以外の曲も、BGMも含めると、楽曲数もかなりになりますが、どれも、骨太で、繊細で、1曲1曲の完成度も高かったですし、イメージが明確というか、どちらかと言えば、“攻めてる”(笑)
ちょっと、あまりにも当て込みすぎてしまって、音楽と効果音の境目が付けづらい・・・主張激しめという点も無きにしもあらずでしたが、概ね、世界観にピッタリあっている楽曲ばかりでした。
この筋追いをしている時は、このOST全曲集を聞くようにしていたので、集中度が違いました。
どれか一つ・・・というのは難しいですが、これは、パンチもあるし、いい出来だな、と思って聴いてました。
前にもご紹介した、Somedayも名曲だと思います。
最後になりましたが、ヒョンシクについては、もう・・・しょうがないです。 ← なにが?
主役の運命として、しばらくは、かっこいい路線を外すことはできないんですから。
求められてナンボの世界、かっこ悪い役でも、かっこよくなっちゃう。( ´艸`)
はっきり言って、イヒョンなのか、ヒョンシクなのか、どちらをめでているのか、そこんとこ、だいぶ曖昧模糊でした。
少なくとも、イヒョン(ヒョンシク)の欠点を、たとえ、役の上であっても、欠点として見れない人が視聴してるんですから(笑)、この筋追いは、最初から破綻していたと思ってください。。(笑)
結構、こうして、書いていくと、尽きないものですね。
久しぶりの「韓国ドラマ」の筋追いでしたが、勘を取り戻せていたんでしょうか?
韓国語・・・・だいぶ、シャワーのように浴びました。
でも、いつものごとく、英訳頼みで、日本語訳版を見てないので、内容、変だったら、申し訳ございません。
現実離れしたキャラクターになってしまいそうなところを、なんとか、土俵際で踏ん張りながら、
ああ、なんて、爽やかなんでしょう。
うまく言い表せませんが、やっぱり、あなたは、私の原動力です
★次の韓国ドラマの筋追いは・・・もうしばらくお待ちください★