これは、3/4で~す 。

12話1/4を未読の方は、こちらからどうぞ。

12話2/4を未読の方は、こちらからどうぞ。 

 

 
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 

ハピネス  해피니스

【Episode 12】3/4

 

~地下3階~

駐車場の階に降りて来たチーム현(ヒョン)の皆さん。

ヒョンギョン「アンドリューとキム・ドンヒョンさんは、もう、このマンションから出たんじゃないでしょうか」

ふと、出入り口ブースをみると、なんと・・・扉が開け放られ、目隠しの布がヒラヒラ揺れている。

ゆっくりと近づいていくイヒョン。

 

ヒョンギョン「え・・・あの・・・・」

途中で立ち止まるヒョンギョンと、すでに、その更に後~ろで立ち止まってるスミン。(笑)

 

ドンヒョンの車は、元の場所に置かれてます。

 

そのまま、外に出ようとするイヒョンを、大声で、引き留めるスミン。

スミン「あ~あ~あ~! なんてことを! もし、マンションに感染者が入ってきたらどうするんですか?」

そういうあなたも感染者ですけどね。

追いかけて扉から出ようとするヒョンギョンに「出てこないで!」と指示するイヒョン。

刑事の本分ということもあるでしょうが、自分のことを心配して、突貫助手となってくれている二人のことを有難く思い、一緒に行動はしていても、絶対に、危険な目に合わせるわけにはいかないと、ヒョンギョンを制します。

 

ヒョンギョン「はい・・・・」

 

そのまま、その場で周囲に、目を配るヒョンギョン。

危険がせまったら、すぐに知らせるつもりです。

 

ドンヒョンの車に近よるイヒョン。

血の跡が白い車体に付きまくってる・・・。

ハンドルにうつぶせているドンヒョン。

 

コンコンコン。

ドアのガラスをノックすると、わ~っと飛び起きるドンヒョン。

イヒョンに気づくと、泣きながら、サイドウィンドウを下げる、

イヒョン「大丈夫か?」

見るからに、襲われた様子で、無数のひっかき傷姿のドンヒョン。

 

イヒョン「いつ、噛まれた?」

泣いてしまって、言葉にならないドンヒョン。

 

出入り口から、その様子を見ているスミンとヒョンギョン。

スミン「おい、あれって、3階の無職男じゃないか?」

こちらにむかって、戻ってくるイヒョンとドンヒョン。

ヒョンギョン「ケガしてるみたいだわ・・・」

スミン「ケガじゃない。噛まれたんだ!」

戸を閉めようとするスミンを押さえるようにして、扉を大きくあけるイヒョン。

一緒に、建物に入るドンヒョン。

 

スミン「待ってください・・・その・・・、彼は感染してるんじゃないんですか?」

イヒョン「まだ、なんの症状も見せてません。家族と一緒にいれば、少しでも長くこの状態を保っていられるだろう」

 

イヒョンとしては、まさに、スミンに言ってる言葉よね。

 

余計な口を挟む兄をバシっと、はたくヒョンギョン。

 

ただ、こうしてみてくると、家族の存在が力を与えて・・・という、ソユンのママのようなパターンではなく、明らかに、スミンの場合は、本当に症状が出ないタイプのような気がします。

まぁ、「感染した」と自分では言ってますが、血が欲しくて、苦しんだり、のたうち回るところとか、一切出てきてません。

これだけ、長い間、なんの症状らしきものを見せないところをみると、はっきりはわからない&セボムほどじゃないかもしれないけど、少ないけど抗体を持ってるタイプなんじゃないかな。

ソユン(弁護士妻)から、中の話を聞いたテソクもそれに気づいたような気がします。。。

 

~302号室 ハクジェの部屋~

玄関のドアの前で、佇むドンヒョン。

そりゃ、葛藤あるよ。

親に対して、あんな仕打ちをしておいて、今更、のこのこ・・・って思いもあるでしょう。

 

ようやく、チャイムを押すと、しばらくして、ハクジェがドアの隙間から、顔を見せる。

ドンヒョンだとわかると、すぐさま、ドアを開けるハクジェ。

 

ドンヒョン「ごめん・・・父さん、ミヤネ・・・」

すぐに迎え入れようとして、改めてドンヒョンの姿を見て、噛まれたのだ、と気づきながらも、出血しているところに、すぐさま、自分が首にまいていたタオルをまくハクジェ。

ここは、ハクジェがなにも言わずに受け入れるっていうところに意味があるんでしょうね。

実際、ハクジェはよくも悪くも口はうるさいハラボジそのものって感じの人だったけど、最初から「家族」単位な感じは強かったし、いくつになっても、親は親なんだな・・・って、じーんとします。

 

涙しか出てこないドンヒョン。

 

ハクジェ「お~い、ヨボ~、ドンヒョニが戻ってきたぞ」

同じように、涙しながら、家の中に迎え入れるハクジェ。

 さて、この一人息子、本気で反省するのかな?(苦笑)

 

~602号室~

さすが“さもしさの象徴”に、手を緩めたりしない制作陣(笑)

 

ジュヒョンの亡き妻の宝石箱やらを取り出し、手で感触を確かめるムンヒ。

ケースのまま、ダイヤのネックレスを首にあてがい、鏡にうつった自分の姿にうっとりする。

 

セギュ「おい、ムニや・・・」

背後から、声をかけるセギュ。

 

ムンヒ「あ・・・大丈夫? 気分はどう?」

 

顔つきが全然、違うんだけど。。。

まさか、“NEXT”が効いちゃった?

セギュ「痛くないんだ・・・。誰が、さっきの薬をお前にくれたんだ?」

ただ、黙って微笑むムンヒ。

セギュ「これ・・・引き抜くべきかな」

視線は、突き刺さったままのナイフ。。。

 

ムンヒ「ああ・・・・」

良くわからないながらも、側に近寄り、ナイフの柄を掴むムンヒ。

セギュ「ああ、ちょっとまってくれ。お前、もっと薬、もってるか?」

ムンヒ「・・・あ~あ~」

躊躇いながらポケットから1錠見せると、すぐさま、口に含みセギュ。

水で飲み下すと、「よし・・・」と声をかける。

ムンヒ「じゃ、引きぬくよ」

セギュ「わかってるよな、ムンヒ・・・。こんな思いをしたまま、ここを出るわけにはいかないんだ。この家を手に入れよう」

 

視線の先の、鏡台の上にズラリと並べられた宝石たち。

 

ムンヒ「どうやって?」

不思議そうなムンヒ。

おそらく、この直後、ナイフをぬいてみた、と思われ・・・。

 

 

一方、リビングでは・・・

“NEXT”の入ったビンを見つめているジュヒョン。

 

そこへ、寝室から出てくるムンヒ。

ムンヒ「先生・・・」

ジュヒョン「なんですか?ダンナさん、亡くなりましたか?」

ムンヒ「ナイフを引き抜いたんです・・・そしたら・・・」

 

「ああ、なんてことを・・・」と立ち上がるジュヒョン。

ジュヒョン「引き抜いたらだめだって言っただろ!(寝室の)床を血だらけにしたのか!」

気になるのは、そこか・・・。

ほんと、ぶれない男。

セギュの容態よりも、部屋が汚されることが耐えられず、苛立ちを隠せません。

 

首を横に振るムンヒ。

ジュヒョン「まったく、なんで、人のいうことを聞かないんだ?(怒)」

 

寝室に入ると、布が掛けられたセギュらしきものが床に横たわっているのが目に入る。

ドアの後手にして、立ちふさがるムンヒ。

この、からだ全体から滲み出る姑息な感じ。。。 

ムンヒ「先生・・・・、ご家族はいらっしゃらないですよね?」

その声に振り向くジュヒョン。

 

今度は、静かに立ち上がったセギュが、ジュヒョン目掛けて、背後からナイフで襲い掛かる。

こういう、息の合った夫婦連携ってどうなの?

 

改めて考えてみると、何気に、ジュヒョンって、実質、いろいろされてるよね。

イヒョンに殴られたり、セボムに蹴り飛ばされたり、ゴルフクラブでぶっ叩かれたり・・・今度はナイフで切り付けられたよ。

 

いつも、全力で、死に物狂いなの。。。

一切、かっこつけたりしない。

生への執着は、誰よりも凄まじい。

 

ムンヒを突き飛ばすように盾にすると、

絶叫しながら、寝室を出ていくジュヒョン。

衝突したはずみで、床に倒れこむムンヒとセギュ。

 

 

~602号室~

 

未だ、必死に、暗号を解読中のサンヒ。

ヘソン「なぁ・・・ここ、さっきより、腫れてきてるように見えないか?」

ジュヒョンに噛まれた傷口を見せるヘソン。

 

サンヒ「何回、同じことを言わせるの?むかっむかっむかっ

ヘソン「確かなんだろうな・・・」

サンヒ「だから、言ってるでしょ!! 触ったらだめだって。オッパが触り続けてると、ドンドン腫れてくるわよ!」

 相手するのも一々メンドクサイんでしょニヤリ

 

ヘソン「ホントに大丈夫なのかなぁ」

会話になってません(苦笑)

今まで、ソユン(奥さん)がどれだけ、我慢して相手してきたか、思い知れ!です。

 

サンヒ「それより、暗号通貨について、どうしたらいいのかしら。パスワードがあっても、あのノートPCがないわ。ねぇ? ねぇ?」

それどころじゃないヘソン。

 

サンヒ「ノートPC!!ムキー

 こっちも負けてません。

 

その時、チャイムが鳴り、モニターを見ると、血相を変えたジュヒョンが、狂ったようにドアを叩いている。

ジュヒョン「サンヒや~~~、お前に金をやるから、ここのドアを開けろ!!」

絶叫しているジュヒョン。

 

ヘソン「また、俺達を噛みにきたのか?」

 

ジュヒョン「金ならやる! サンヒ、ここを開けるんだ」

それを聞いて、立ち上がり、玄関に向かうサンヒ。

 

ロックしたまま、ドアを少しだけ開き、「ねぇ、どのくらい、くれるつもりなの?」と開口一番、ジュヒョンに訊ねるサンヒ。

ここまで、強欲さを隠さないって・・・土ワイの「家政婦は見た」のラストのお金持ちたちみたいの狂騒ぶりを思い出す感じ(笑)

 

ジュヒョン「おい!! 掃除屋の男、あいつ、狂ってるんだ。 気がおかしくなってるんだよ!」

そういうジュヒョンも、大した差はないですけどね。

 

ドアの隙間から、手を突っ込まれ、ひぃ~っとのけぞるサンヒ。

手を挟んだまま、必死の思いで、ドアを閉める。。

あーあ、ジュヒョン、手も負傷(笑)

外で、悲鳴をあげながら、ドアの外で、のたうち回ってる声が聞こえてきてます。

 

~6階の廊下~

エレベーターで、6階に昇ってきたイヒョン、ヒョンギョン、スミン。

 

イヒョン「もし、コ・セギュさんが危機的な状態だとすると、ここから出さなければなりません。このまま、ここで、彼を死なせるわけにはいかない・・・」

601号室に向かおうとすると、602号室の方から、「刑事さん」と絶叫しながら、ジュヒョンが駆け寄ってくる。

 

バットで応戦しようとするイヒョンの前で、勢い余って、派手に床に転がるジュヒョン。

痛めた手を押えながら、「刑事さん、助けてくれよ!ほとんど死ぬところだったんだ」と必死に訴えてくるジュヒョンを見て、バットを下ろすイヒョン。

 

とりあえず、後ろで、ヒョンギョンを守ってるスミンがいいよね。

イヒョン「今度はなんなんですか?」

もう、呆れ果てて、まともに相手をする気がないイヒョン。

 

~601号室~

事情を聞いたイヒョンが、ジュヒョンと共に、601号室を訪れると、クローザー超しに対応する(すでに、我が物顔な)ムンヒ。

ムンヒ「この人(ジュヒョン)が薬をくれたんです。これを飲んだら、すぐによくなるって言いました」

ジュヒョン「あんた、おかしくなったのか? 私がそんなこと言うはずがないだろ。(イヒョンに
に)絶対違うぞ。なんで、怪物をこれ以上、増やすようなバカげたことを俺がするんだよ!」

 

冷静なイヒョン。

イヒョン「コ・セギュさんは大丈夫ですか?」

ムンヒ「まだ、辛そうです。横になったままです。(ちらりとジュヒョンをみて)この人をどこかにやってくれませんか? この人と一緒にいるのは、怖すぎます」

 

ジュヒョン「あんた(イヒョン)が誰かをここから追い出すとしたら、この二人だろう。俺を信じないのか? ご近所だろ。同じマンションに住んでるんじゃないか!

どの口がそれを言う。。。

何を言う、早○優・・・(笑)

 

さすがに、笑いをこらえきれず、口元が緩むイヒョン。

イヒョン「オ・ジュヒョンさnの口から、我々が同じマンションの居住者だと、認める言葉を聞くことになるとは思いもしませんでしたよ。・・・警告したはずですよ。地下のジムに行きましょう」

イヒョンに引っ張られると、「あ、ノートパソコン! 俺のパソコンを渡すように言ってくれよ。」と駄々をこね始めるジュヒョン。

命の次に大事な金ですからね。

サンヒの手に渡ったら大変です。

 

必死の訴えが効いたのか、ノートパソコンを大事に抱えながら、イヒョンに連行されていくジュヒョン。

後ろから、ちゃんとついてくるヒョンギョンとスミン。

ヒョンギョン「エレベーター、停めてきて」

さっと、先回りするスミン。

 

ノートパソコンを持っているジュヒョンの姿を、602号室の廊下側の角に立って、じっと見ているサンヒとヘソン。

サンヒも、ハイエナっぽい~~~(笑)

 

鼻で嗤うジュヒョン。

ジュヒョン「俺が追い出されて、そんなに嬉しいか?」

ただ、黙って、ノートパソコンを凝視しているサンヒ。

 

その時、エレベーターの扉が開き、「お・・・」と声をあげるスミン。

 

乗っていたのは、ヨンオクでした。

そのまま、6階に降りるヨンオク。

 

代わりに、エレベーターに乗り込むイヒョン達。

 

ヨンオク「何する気ですか?医者の先生をどこに連れていく気ですか?」

 

ヨンオクに呼び止められ、「拘束するんですよ。棟代表も、こんなふうになりたくなければ、気をつけてください」と答えるイヒョン。

もう、ヨンオクを見るヒョンギョンの目が、まともな人をみてる目じゃない。。

 

降りていくエレベーターを見ながら、睨みつけているヨンオク。

狂人病ウィルスの感染者よりも、はるかにホラー!

 

 

~601号室~

ジュヒョンの家の貴金属を確認している二人。

すっかり元気になってるじゃん、セギュ。。。

 

“NEXT”って、もともと、肺炎の薬じゃなかった?(苦笑)

なんだっけ、テソクが成人の自閉症患者に効き目があったから、再承認の認可を得た、とかって、会長が発症した日に言ってたよね。

自己免疫の増加促進とかで、傷の治癒力が格段にアップするのかな。。。

科学的根拠に関しては一切わかりません&フィクションです。← これで押しとおす。


ムンヒ「ヨボ~、これ、全部、私たちのものなのよね?」

セギュ「当然だろ・・・あいつに家族なんかいないんだからさ」

高級時計をはめまくるセギュ。

セギュ「俺の事を殺そうとしたんだ。賠償として、奴に、この家を要求できるさ。」

ムンヒ「でも、最後まで渡さないと言い張るでしょうよ」

セギュ「だったら、封鎖が終わる前に、殺しちゃえばいい。感染者がしたって思うに決まってる・・・」

笑いあう夫婦。

もう、どうでもよくなってきました。

 

笑いながら、ムンヒがセギュを叩くと、「ああ、痛い・・・」と傷に響いた様子。

セギュ「水、くれないか」

ムンヒ「あ・・・ああ」

ペットボトルの後に、部屋に残されてた“Next”の瓶から、1錠取り出し、「これも飲んで」と渡すムンヒ。

セギュ「どういうわけか、喉が渇いてたまらないんだよ」

 

そこはムンヒも、自分可愛さもあって、ダンナの様子を観察しつつ、水をすぐさま取り上げてるね。

 

セギュ「これは、どれくらいあるんだ?」

強欲な亡者が、死の淵から戻ってきたけど、ホントに大丈夫なの?

 

~501号室~

ようやく、自分の部屋に戻って来たイヒョン。

 

ヒョンギョン「どうして、奥さんと一緒に、ここを出ていかなかったんですか?」

ん~っとしばらく考え、「セボムが戻ってくるまで、家を守ってないとね」と答えるイヒョン。

イヒョン「なにしろ、俺達、この公務員借り上げ住宅を手に入れるまでに、いろいろ苦労してきたからね」

あくまでも、穏やかに話をするイヒョン。

ね、いい男でしょう。

 

頷くものの、決して、そんな理由だと納得していない様子のヒョンギョン。

この人の常識度の高さ、そして、他人に迎合しない尺度の持ち主であったことに、本当に救われます。

 

ヒョンギョン「私も、あなたが、私たち居住者のことを心配してくれてるのはわかってます。もし、刑事さんがいなかったら、もっと大変なことになっていたと思います」

大きく頷くスミン。

ヒョンギョン「ありがとうございます」

 

うわ~~~~ん、ここ、号泣ポイントです。

ありがとう~、ヒョンギョン。

あなたの、この言葉がなかったら、12話見て来た甲斐がない。

 

無言で、小さく会釈で返すイヒョン。

この奥ゆかしさ!!

 

イヒョン「少し休憩したら、また、アンドリューを探しにいくことにします。危険ですから、お二人は家にいてください」

あくまでも、一般市民を守るスタンスを貫くイヒョン。

ヒョンギョン「私も、お手伝いします・・・」

イヒョン「私も危険になり得るんですよ。ナ・スミンさんは、今は、とてもよい状態のようですが、私もそうだとは限りませんから・・・」

 

(もし、発作を起こしたイヒョンが自分を襲う事態にでもなったら、かえって、イヒョンを苦しめることになる・・・と想像すると)ああ・・・と、答えるしかないヒョンギョン。

後ろから、帰ろう、帰ろうと、ヒョンギョンの袖を引っ張るスミン。 ← ここも安定(笑)

 

ヒョンギョン「気を付けてくださいね」

 

ナ兄妹が出て行ったあと、はぁ~と溜息をつくイヒョン。

しかも・・・こんな時なのに・・・・散らかった部屋の掃除を始めてる!!

ください、この人! ← 何度目だ〇〇シカ! (笑)

 

その時、無線機が落ちているのに気づくイヒョン。

拾い上げて、ポンポンと叩いても、電源が入らない様子。

溜息をつきながら、壁の写真を見つめるイヒョン。

 

イヒョン「ボマ・・・元気か?」

 

イヒョン「ポゴシプタ(会いたいよ)・・・」

覚悟の上で、残ったものの、今、切実に、セボムに会いたい、と願うイヒョン。

 えーんえーんえーんえーんえーん

 

*********

 

~地下 駐車場の出入り口~

 

ようやく、セボムがマンションに帰ってきたシーンに、戻ってきました。

 

昨日の奮闘の様子を、ヒョンギョンから聞き、涙ぐむセボム。

 

ヒョンギョン「チョン・イヒョンさんのおかげで、私たちは生き残れてます。刑事さんは、感染してしまわれましたけど・・・」

 

全てを聞き終わる前に、嬉しそうに、「じゃ、彼は家にいるんですね?!」と、ヒョンギョンの腕を掴むセボム。

頷くヒョンギョン。

 

すぐに走り出しそうになるところをぐっと押さえて、「危険ですから、外に出ないで家にいてくださいね! 」と、今まで、何度もしてきた同じ注意を、明るい声で叫ぶセボム。

セボム「閉鎖は、もうすぐ解除されますよ」

振り返りざま、それだけ最後に付け加え、走り出すセボム。

 

ヒョンギョン「え? ホントに?」

驚くヒョンギョンとスミン。

ヒョンギョン「ほらね! 言ったでしょ。 家を出ないでって、彼女も言ったでしょ」

兄に文句を言ってる声が弾んでます。(笑)

 

エレベーターが5階に停まっているのを見て、

階段で上を目指すセボム。


 

 

 

 

★『ハピネス』12話3/4 雑感★

 

お気づきだと思いますが、

イヒョンがかっこいいと、テンションあがります(笑)

イヒョンが褒められると、小躍りします(笑)

イヒョンが認められると、嬉しさのあまり、泣き崩れます(笑)

 

イヒョンをパク・ヒョンシクに置き換えていただければ、完璧です。

ほぼ、このために、視聴してきたようなもの。。。(苦笑)

 

・・・とは言え、ドラマウォッチャーとして、全体も見てしまいます。

だって、このドラマ自体、いろいろと気を配って作っていたドラマだと思います。

 

率直に言うと、私の感覚だと、今の、このラストスパートな感じは、11話なんですけどね。

願望を言わせてもらえるなら、12話は、もっとこう、「ヘピネス」感強めがいいのに。。。

賛否両論あるかもしれませんが、まるまる後日談でもいいくらいです。

 

だって、「ヘピネス」なんだもん。

パニックが収束し、「ヘピネス」になるべくしてなったところをたくさん見たいじゃん。

あと、いろいろ、浮かばれなかった方々のその後とか、気になるところだらけなんです。

 

*未曾有の病原に浸食されたパニック

*イヒョンとセボムの愛情物語

*格差社会的群像劇

 

そう、どれも、結果は大事です。

 

ましては、このドラマの設定は、はっきり言って「人災」です。。。

勧善懲悪をはっきりさせるのは、今どき、ダサいかもしれませんが、それぞれ、自分のしたことに対する「落とし前」はキッチリつけてほしい。

 

そこから先は、想像してね~っていうのもいいんですけど、カタルシスも欲しい。

へへへ、「注文の多い視聴者」なんです。


残すところ、あと1記事。

最終パートである4/4の10分少々で、私の望むものが全て提示されるとは思えませんけど、大丈夫かな。(笑)


次では、きっと、いろいろ書くことも多いと思うので、先に願望を書いちゃいました。

私の予想を裏切ってくれることを期待します。

 

★『ハピネス』12話4/4レビューに続く★