なおみちゃん、おめでとう!テニス


12話のオソルとソンギョルの想いは、頷ける部分がたくさんあります。

 

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 

『まず熱く掃除せよ』Ep.12前半

 

ジュヨンがくれた秘薬入りのワインを一気に飲み、朦朧となったソンギョルを抱えて、寝室に入ってきたオソル。

「(部屋に)入りますよ、もう少しですからね。・・・・もう、なんで、こんなに重いのよ? ホントに強いワインだって言うのに・・・ああ、ここ、段になってますからね、はい。ああ、はい、良くできました」

ソンギョルと一緒に、なんとか、ベッドに倒れ込む。

息があがったまま、横になってしまったオソル、目を閉じたソンギョルから、目を離せない。

ためらいがちに、前髪に軽く触れ、そのまま、頬に手のひらを当てる。

 

「ごめんなさい。代表様の気持ちに気づかなくて・・・。いえ、気づかないふりをして・・・」

その声に目をあけるソンギョル。

すぐに、離れようとするオソルの手をしっかり握りしめ、視線を反らさず、見つめ続ける。

 

「もし、君が申し訳ないと思うのなら、これから俺の気持ちを知っていけばいい・・・」

ソンギョルの顔が近づいてくるのをぼ~っと見てしまうオソル。

キスされる直前、

「あ、こんな時間!もう、遅いですよね。おやすみなさい!」

バタバタと部屋を飛び出していくオソル。

 

なんとなく、この状況でオソルに逃げられたことより、オソルの悪くない反応に、ふっと口元に笑みが浮かぶソンギョル。

 

部屋に逃げ帰ったオソル。

そのまま、崩れ落ちるようにしゃがみこむ。

「どうしたらいいの?」

 

12話:(これ以上、よくなりようがないくらい)最高!!

 

翌朝、そーっと、部屋から出てきたオソル。

ソンギョルの気配も感じられず、ホッとして、リビングに進み出たところで、

「俺を探してるの?」

そのまま、無言でUターンしようとするオソルの手を取り、引き留めるソンギョル。

「どこに逃げる気?!」

「ちょっと、部屋に忘れ物を・・・」

「部屋に?  俺、すごく、腹減ってるんだけど」

「朝食作ります」

なぜか、会話が囁き声に(笑)

ソンギョル「朝ごはんにしよう~~♪」

 

ちらりとソンギョルの様子を気にしながら、スープをよそい、朝ごはんをソンギョルの前にセッティングするオソル。

「どうぞ」

「ちょっと座ってくれないか」

逃げ出せず、仕方なく、ソンギョルの正面に座るしかないオソル。

「いただきます」

スープを一口飲み、満足げにオソルを見る。

「あの・・昨日の夜のことですけど・・」

とうとう、口火を切るオソル。

「俺に惚れたってことだよね?」

「え?・・・なんておっしゃったんですか?」

「そうだろ。俺に惚れたんだ」

「どうも、誤解されているようですけど・・・」

「恋愛しよう、キル・オソル」

「え? 恋愛?」

「今日が・・・一日目だ」

「一日目?」

ここ大事なんです、、それを基準に、100日とか、カウントが始まるからね(笑)

「なぜ? 嫌なのか?」

「いえ、嫌っていうわけじゃなくて・・・。いえいえ、そういうことじゃなくて・・・」

もう、否定の言葉が全部、肯定にしか取れないソンギョル。

「ですから、もう、お話したはずです。恋愛感情はないって」

「恋愛感情があるようだったけど・・・」

「ないですよ」

「あるだろ」

「ない・・ですよ」

どんどん、声が小さくなっていくオソル。


「なぜ、こんなふうにされるんですか?もし、冗談なら、やめてください」

「冗談なんかじゃない。本気だ」

ここから、本気で、真剣モードのソンギョル。

「昨日の夜、君は、俺の気持ちを知らないふりをして申し訳ないと言ってただろ。」
それも聞かれてたのか・・・と、ソンギョルを見つめるオソル。

「私が、いつ・・・? お酒を飲み過ぎてたんですよ・・・」

立ち上がり、オソルの手をとると、自分の頬に手を添わせるソンギョル。


「君はそう言いながら、こんな風に俺の頬に手を当てた、はっきり覚えてるんだ。・・・・俺と付き合おう、本気で」


手を引き離すオソル。

「できません」

「できない?」

“嫌いだ”でも、“嫌だ”でもなく、“できない”という答えに違和感を覚えるソンギョル。

「いえ、そういうことじゃなくて・・・。食事が終わったら教えてください。片付けますから。」

「ちょっと、待った。キル・オソルさん、キル・オソル、キル・オソルさん」

ソファーにつまずき、倒れそうになったオソルを支えるソンギョル。

おもいがけず、抱き合う形になった二人。

「大丈夫?」

「・・ええ」

チャンスとばかり、オソルを引き寄せるソンギョル。

「俺を避けずに、本当のことを言ってくれ。あの医者のせいでもなく、俺を嫌ってる訳でもない。それなのに、どうして、こんな風にするんだ?」

「ああ・・・それは・・」

慌てて、ソンギョルから離れようとするオソル。

 

「今のところ、私は、代表様だからということじゃなく、他の誰であろうと付き合うつもりはないんです。」

「付き合うつもりはない?それって、どういうこと?」

「代表様だって、前に同じことをおっしゃってたじゃないですか。恋愛に、何の興味もないって」

「それは・・・その時は・・・」

「私も同じなんです。ですから、昨夜の、私の無謀な行動を謝ります。すみませんでした。」

頭を下げられ、一緒に頭を下げてしまうソンギョル。

そう言うと、部屋に入っていってしまうオソル。

頑なだねぇ。

 

オソルが相談する相手は、やっぱりジュヨン。

「ああ、いつまでこんなことを続けるんだろ?」

「それなら、まず、あの家に引っ越すべきじゃなかったのよ。あんたに何ができるのよ。そんなに辛いんなら、彼に本当のことを言えばいいじゃん。もしかしたらさ、彼は、あんたを助けてくれるかもしれないでしょ」

「何ていうのよ?“私は、あなたのおじい様と、あなたとは付き合わないと約束しました” そんなこと言える? それとも、私が、代表様の強迫神経症を治したら、私の弟を助けてくれるって約束したとでも彼に言うの? 言えないよ、言えるわけないじゃん。私が追い出されたら、オドルはどうなるのよ」

「あんた、そんなにオドルのことが心配なの? それとも、彼が失望するかもしれないって恐れてるの?」

「両方よ」

「両方?」

「私は、彼ら両方にとって良いことだと思って、この仕事を引き受けたのに、なぜか、今になって、全部、おかしくなっちゃったように感じるのはどうして?」

 

~水族館~

巨大な水槽を前に、見入っているヨンシク。

ジェミン「もう、その場所は拭いたんだぞ。どけよ、汚れるだろ」

 

ふと、ヨンシクのポケットから覗く、イルカのキーホルダーに目を向けるジェミン。

ジェミン「うわ、おまえ、キーホルダーなんか買ったのか、変わった趣味してるな・・・」

ドンヒョン「俺も買ったけど・・・」

あはははは(笑)

微妙な空気が流れてる。

ジェミン「もう、終わったなら行こうよ」

電話に出るドンヒョン。

「ちょっとすまない・・・」と、その場を離れる。

「一体、なんだよ?おい、なんなんだよ・・・(ヨンシクにむかって)なぁ、やっぱり何かあるよな?」

「ベルーガ(シロイルカ)」

クワクワ~ 夢中で、鳴き真似するヨンシク。

そんなヨンシクを、かなり本気で引いて見ているジェミン(笑)

ヨンシク「おいで~~~」

 

クォン秘書「すべての水槽のガラスパネルと、床を掃除をしました。もう終わる頃です・・・。代表様・・・代表様?」

「え?」

「何を考えていらっしゃるんですか?」

「私が? いや、別に考えてなんかないですよ。・・・・もしかして、キル・オソルさんから・・・何か聞いてますか?」

「どんなことですか?」

「いや、ただ、彼女が困った状況にあるとか、なにか?」

「さぁ・・・特になにも・・・。なぜですか? 彼女になにかあったんですか?」

「いえ、いえいえ、何もないです」

「あ、そうでした。告白するつもりだと言っていた、代表様のミネソタのお友達は、ちゃんと伝えられたんでしょうか。うまくいったようですか?」

「いや、えっと、彼が言うには、成功したのかそうじゃなかったのか、よくわからないようなんです」

なんとも歯切れの悪いソンギョル。

頷くクォン秘書。

「応援していると伝えてください。私は、これから、会議に出席しなければなりません」

やっぱり、クォン秘書は、おじいの指示は知らないっぽいね。

「ああ、わかりました。では、あとで会社で・・」

クォン秘書がいなくなってから、重い溜息をつくソンギョル。

電話が鳴り、相手を見て、ためらいながら出ると・・・。

「はい」

「キム・ヘウォンを振った理由はなんなのよ~~~!!!女性に二度も恥をかかせる人間がどこにいるのよ~~~!!」

「そんなことで電話してきたんですか?」

「まさか、本当に、男が好きなの?」

「・・・・・」

「そうなの?どうなのよ~」

「そんな話にもならないようなことを言うのは、やめてくれ」

そう怒鳴りつつ、ふと、巨大水槽のトンネルを見上げるソンギョル。

「・・・・忙しいんだ、切るよ」

「ソンギョル!!あの・・・バカ息子!」

 

ぼ~っと、水槽トンネルを眺めるソンギョル。

 

~回想~

『まるで、空を自由に飛んでいるかのような感覚は、確かにダイバーだけが楽しむことができる特権です。あなたはすべてを手放すことができ、もっぱらあなたの呼吸に集中することができます。』

テレビのドキュメンタリーを見ていたクンクン。

急に、オソルを呼ぶ。

「オソラ!」

「あ?」

「こっち、こっち、お前の好きなやつだぞ、水。 水のシーン」

『多くの類似点があります。』

「ああ、本当だ」

笑顔になるオソル。

 

『 彼らが、自分達が人生の中心であることを、理解するのを助けるでしょう。』

オソル「うわ、本当にかっこいい。水中にいるってどんな気分なのかな?」

クンクン「ロマンティックだな・・・」

 

『どこに行くべきかわからないときは、自分たちの声を便りに前進します。それこそが、彼らに自由の感覚を与えます。』

 

夢中になって、画面にくぎ付けだったオソルを思い出し、電話をかけるソンギョル。

 

~ソンギョルの自宅~

ソンギョルの指示で、寝室に入ってきたオソル。

オソル「ああ、封筒ですか?ああ、はい、わかりました。今からもっていきます」

机の上の封筒を手に取るオソル。
「・・・・なんで、そんな重要なものを忘れたのかしら」

 

~水族館~

ドンヒョンたちが作業を終えたところに、やってきたソンギョル。

「みんな、終わったか?」

「はい、終わりました。あとは、ホールBの確認を受けるだけです」

「ああ、それなら、俺がやっておこうろ。みんなはもう帰っていいぞ。ああ、お疲れ様。途中で、なにか旨いものでも食べていくといい、牛肉とか・・・。」

財布からカードを取り出し、ドンヒョンに渡そうとするソンギョル。

「え・・・でも」

ジェミン「ありがとうございます!代表様」

横からひったくるジェミン(笑)

「おお、そうか。」

「行こうぜ・・・(小声で)代表様の気が変わる前にさ・・」

ヨンシクの袖を引っ張るジェミン。

「ベルーガ。元気でな、兄さん、戻ってくるぞ。また、会おうな」

泣きの涙で、水槽から離れるヨンシク(笑)

そんなヨンシクを見て、

「あいつも相当、寂しいんだな」

見送るソンギョル。

 

フード付きのコートと、サングラス、マスク姿で、やってきたオソル。

「代表様・・・来ましたよ。どこにいるんですか?」

「ああ、ついたんだ」

電話で会話をしながら、位置を確かめる2人。

「ああ、メインの水族館のほうに向かってきて。・・・・ああ、そこで会おう」

オソルに会えるのが待ち遠しくて、自然に笑みがこぼれてしかたがないソンギョル。

 

水のトンネルを、キョロキョロ見回しながら、進んでくるオソル。

「ここには誰もいないよ・・・」

後ろから、声をかけるオソル。

「サングラスやマスク、取ってもいいぞ」

見まわすオソル。

「ああ、はい。これがおっしゃってた封筒ですよね?間違えてないといいんですけど」

「心配しなくていいよ。それ、別になんでもないやつだから」

「え?」

「俺が必要だったのは、キル・オソルさんだから」

思わず目をパチパチさせるオソル。

「海の底にいってみたがってだろ。ここなら、最も近いんじゃないかと思ったんだ」

「あ・・・、もし、他になければ、これで失礼します」

完全に、逃亡モードのオソルの手を掴むソンギョル。

「なんで? 俺と一緒にいてよ、1時間だけ、ね、1時間だけ。」

掴まれた手を、振りほどけないオソル。

「あ・・・」

「こっちに来て」

「ど、どこに・・・」

 

~水族館の地下駐車場~

「ああ、ベルーガ、すごかったなぁ。すごくきれいな声で歌ってくれたんだ」

「なぁ、クジラの肉って食ったことある?」

おいおい。。。(苦笑)

「オレ、有名な店、知ってるぞ」

「この野蛮人が!好きなだけ、食え!」

その時、ふと立ち止まるヨンシク。

「あれ、俺のベルーガ・・・なぁ、俺のストラップ、見なかった?」

「失くしたのか? よかったじゃん、かなりダサかったし・・・」

ヨンシク「ちょっと待ってて、俺、取りに戻らなきゃ」

ジェミン「おい!お前一人じゃ、戻っても入れないぞ」

追いかけるドンヒョンとジェミン。

 

すっかりデート気分で、水族館をみてまわるソンギョルと・・・オソル。

水槽に釘付けになるオソル。

「ああいうドキュメンタリー、そんなに面白いの? 薦めてただろ・・・あのインチキ医者にも。」

「ああ、そこまで面白いってわけじゃないですけど、でも、かっこいいなぁって。フリーダイビングするシーンを見たことがあって、それを見るたびに興奮するんです」

「フリーダイビング?」

「ああ、ちょっと前に、本気で習おうかと思ってたんです。」

「で、習ったの?」

「いいえ。やりたいことがあっても、人生で全てできるわけじゃありませんから。時には、やりたくないことをしなければならない時だってあります。それに・・・望んでることを諦めなければならないことだって・・・

意味深なオソルの答えの意味を考えるソンギョル。

「あ、亀かな?」

水槽に近づくオソル。

「以前、テレビのドキュメンタリー番組で見たことがあるんです。ウミガメの子供たちが孵化すると、彼らは星に沿って海に戻っていくんです。でも、途中で、彼らのほとんどは、捕食者の餌食になります。たった3%だけが海にたどり着くんです。」

ソンギョル「それが、自然の法則だから・・・」

頷くオソル。

「それでも、最近は、赤ちゃんウミガメは、ビーチの人工光に惹かれて、海ではなく、街のほうに向かってしまうんですって。結局、彼らは乾ききってしまうんです。・・・代表様は、そういうの、どう思います?」

じっと、オソルの言葉に耳を傾け続けるソンギョル。

「“私は、星によって、導かれているのか、それとも、人工光なのかな?” “もし、人工光だったら、もう一度、海に戻れるのかな?” 」

うわ~、オソルは、おじいとの約束や、いろんな周辺状況よりも、自分がソンギョルを好きになるということの本質を、ちゃんと見据えているのね。

 

その時、突然、ジェミンたちの声が・・・。

はっとなる2人。

ヨンシク「確かにこの辺に落としたんだと思うんだけど・・・」

ジェミン「ここには、何もないぞ。もう、行こうぜ」

ヨンシク「いいや、絶対、この辺りにあるはずだ。俺のベルーガ、どこだ?」

ふと、ドンヒョンが、ソンギョルとオソルに気づく。
無言で、混乱するドンヒョン(笑)

ジェミン「ああ、時間の無駄だ」
オソルの手を取り、反対側の展示物の後ろに隠れようとするソンギョル。

ジェミン「ああ、まったく、お前が信じられないよ。・・・ん? 何、見てんだ?」

ドンヒョンが関係ない方向を見ているのに気づいたジェミン。
ドンヒョン「お?」
ジェミン「あれ、キル・オソルじゃないか?」
ヨンシク「あ、あった!」
 

ジェミンに見つかったことで、

オソル「(小声で)どうします?」

ソンギョル「しっ!」

 

ジェミン「オソルだったぞ」

ヨンシク「なんで、こんな時間にオソルヌナがこんなところにいるんだよ。馬鹿げてる!」

ドンヒョン「そうだよ、お前の見間違いだろ・・・」

必死に、フォローするドンヒョン。

ドンヒョン「行くぞ・・・」

ジェミン「違うってば。俺がオソルを見間違えるかよ。ちょっと待ってろ」

携帯を取り出すジェミン。

 

ブ~ブ~ブ~

携帯の振動音に慌てるオソル。

ジェミン「ほら、何か聞こえただろ?な?」

ドンヒョン「そうかな?いいから、もう行こう」

その間、ヨンシクがドンヒョンを観察してるところがいいわぁ(笑)

ジェミン「聞けって。絶対、音がしたんだから。」

その間も、ブ~ブ~振動音が鳴りやまない。

ジェミン「ほら、聞こえただろ?」

 

警備員「だれですか?ここで何をしてるんですか?」

急に呼び止められるチームドンヒョン。

ドンヒョン「清掃会社の者です。ちょうど、終わったところです」

警備員「終わったのなら、どうぞ、出てください」

ドンヒョン「はい、すみません。・・・行くぞ、来いったら」

ジェミン「絶対、オソルだったのに・・・。やめろよ」

ドンヒョンに引きずられるように、フロアーを後にするジェミンたちを、確認し、その場を離れる警備員。

 

ようやく、息をつくと、その間、ずっと、手を握り合ってた・・・と気づくソンギョルとオソル。

ソンギョル「ごめん。少し、緊張しちゃって・・・」

オソル「いえ・・・でも、どうして、代表様まで隠れたりしたんですか?仕事しているって言えばよかったのに」

ソンギョル「俺はそれで大丈夫だっただろうけど、キル・オソルさんが、うちで働いていることは言えないじゃないか」

オソル「ああ・・・・。もう、1時間経ったころですね。行きましょうか?」

ソンギョル「もう、1時間経っちゃったのか・・・?」

しかたなく、諦めるソンギョル。

「行こうか、立って・・。」

オソルの両手を取り、起き上がらせるソンギョル。

立ち上がると同時に、手を離すオソル。

 

戻る途中で、大水槽の前を通りかかると、その迫力に魅了されるオソル。

「ああ、本当に、海の底にいるみたい。綺麗・・・」

オソルの表情を隣で見つめるソンギョル。

「星であれ、人工光であれ、俺と一緒に来てくれないか?」

ソンギョルのほうを見返すオソル。

「一緒に探せば、もっと簡単に、海を探し出せるかもしれないじゃないか・・。そうでなければ・・」

今度は、オソルのほうを向くソンギョル。

「俺がそこに連れていくから。信じてほしい。俺はキル・オソルさんと一緒なら、どこにでも行けるような気がする」

わ~~~~、これ、聞いて堕ちない?

っていうか、とっくに堕ちてるんだよね、オソル。(これ、書くの、何回目(笑))


~オソルの寝室~

ベッドに横になり、ランプを着けたり、消したり、繰り返すオソル。

そりゃ、考えるよね。

好きな相手に、あそこまで言ってもらえて・・・・。

あ、水族館で、プラネタリムの海版みたいなの、買ったのかな?

部屋を暗くすると、なんか天井や壁に、お魚や海が浮かび上がってる。。。

 

~居酒屋~

チームドンヒョン集合です。

「あ、ヌニム」

「お、来たか?」

オソル登場で、盛り上がるジェミンたち。

 

ジェミン「お前、誰かと付き合ってるだろ?」

オソル「誰が?誰と? 私? 付き合ってるって?」

ジェミン「他人の目は誤魔化せても、俺の目は節穴じゃないぞ。あの男、誰だ?水族館で働いてる奴か?」

え? ソンギョルも見かけてたの? それで、ソンギョルって気づかないの?

ジェミナ、節穴すぎる(笑)

一応、オソルに注目するドンヒョンとヨンシク。

オソル「バカなこと言わないでよ」

ジェミン「お前、化粧もして、口紅だって付けてるじゃないか。髪だって・・・洗ってる!言えよ。お前をこんなふうにしたあの男が誰だ?俺たちに紹介できないのか?」

オソル「なんで、私が付き合ってるなんて、考え続けるの? まったく。」

ジェミン「俺は、お前が幸せならそれでいいんだ。あっちでもこっちでも恋愛中。まさに、恋の季節だ!」

オソル「なんで? 誰が恋愛中なの?」

席をたったドンヒョンを見て、「あいつだよ・・・」と、オソルに教えるジェミン。

オソル「本当に?」

ジェミン「彼女には、すっごく丁寧に話してるんだよ。“はい、時間ならあります”、“はい、すぐ行きます”」

ドンヒョンの声真似までするジェミン。

ジェミン「あんな顔して、彼女の言いなりだ」

なんとなく、腑に落ちないオソル。

テーブルの上に置かれた携帯がなる。

「ほらな」

携帯に手を伸ばすジェミンを止めるヨンシク。

ヨンシク「だめだよ」

構わず、電話に出るジェミン。

「もしもし? ええ、イ・ドンヒョンの電話です。・・・保護者ですか?」

トイレから戻ってきたドンヒョンを見つめるジェミン。

ジェミン「ハルモニ(おばあちゃん)が、危篤だって・・・」

思いがけない展開に、驚く一同。

 

病院に到着した一行。

ジェミン「代表様・・・? なぜ、ここに?」

ソンギョル「おばあさんは、手術室だ。もうすぐ出ていらっしゃるだろう」

ドンヒョン「なんと、感謝していいか・・・」

医師「カン・ドンスンさんの保護者はどちらですか?」

医師のもとに向かうドンヒョン。

 

オソルを見つめるソンギョル。

ジェミン「ああ、オソルは、俺たちと一緒にいたんです。代表様は、オソルに会うの、久しぶりですよね?」

会釈するオソル。

ソンギョル「そうだな・・」

 

医師の説明を受けているドンヒョンを心配そうに見つめるソンギョル。

 

術後、眠っている祖母のベッドに面会するドンヒョン。

 

ヨンシク「信じられない。つまり、ここにいるご老人は、ドンヒョンのおばあさんじゃなくって、あの暴行事件で亡くなった友人のおばあさんなのか?」

ジェミン「おお」

ヨンシク「しかも、ドンヒョン兄の暴行事件は、間違って告発されたものだっていうのか?」

ジェミン「ああ、ここの看護師の間でも有名な話らしいぞ」

溜息をつくしかない3人。

 

「あ、ドンヒョンオッパ」

「ヒョンニム・・」

「ドンヒョナ・・・」

 

自分のカードで、治療費を払うソンギョル。

 

「今までも、代表様がずっと病院代を支払ってくれていたんだ。俺が釈放された後、自分が出来そうなこと、ほとんど全て試みたよ。でも、それは、前科のある俺にとって、仕事を見つけるのは、そう簡単なことじゃなかった。俺に出来ることはなんでもやったし、清掃会社で働きはじめた。それが、代表様との出会いだったんだ。代表様は俺の話を聞き、それでも俺に仕事を提供してくれた。あの日以来、ずっと今日まで。代表様は、何の偏見もなく、俺によくしてくれた。いや・・・俺の味方になってくれた初めての人だった。代表様は、俺にとっての救世主のような人だ」

それぞれに、ドンヒョンの言葉を噛みしめて聞く、ヨンシク、ジェミン、そして、オソル。

★12話(後半)に続く★

 ようやく、ドンヒョンの謎が明らかになったね。

しかも、自分のおばあちゃんじゃなくて、事件で亡くなった友人のおばあちゃんだなんてえーんえーんえーん

それに、ドンヒョンの前科自体、冤罪だったってこと?


ソンギョルの人間性が、こういう形で、表にでてくると、それだけで、惚れてまうやろ~な私です。


朝食時の、ソンギョルの追い込みや、水族館での、オソルとソンギョルの、それぞれの独白、良かった!

大変なことが発覚する前に、こういう本当の気持ちをお互い、ちゃんとストックしておこうね。

って、私は一体、誰目線(笑)



★『まず熱く掃除せよ』12話(後半)に続く★