チュニョルの復帰までの所要時間カウントの続きが聞きたかったよ(笑)

 

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い
 

 【Ep.30】 

ラヨンのものすごい念動波で、ふっとばされるフィリップ。

頭を打って、失神する。

青白い炎とともに、近づいていくラヨン。

ここで、一応、真剣にフィリップを心配するユナの存在が、また、ややこしい。

その時・・・

「止めなさい!」と声が聞こえ、振り返るラヨン。

「止めてちょうだい」

フィリップのオンマが立っていました。

ユナには、ラヨンしか見えないってことでいいのかな?

 

ラヨン「一人で逝くことはできないんです。とても悲惨だったんです。本当に熱くて・・・」

オンマ「わかるわ。だから、私と一緒に逝きましょう。あの日、あなたを助けられなくて、私が悪かったわ。本当にごめんなさい」

 

~火事の時の回想~

オンマ「この人を連れて逃げて。ここから連れ出して!」

先に部屋から救い出したウルチュク(フィリップ)を、ウルスンに託すオンマ。

ウルスン「オンマ、一緒にいくわよ」

「いいえ。まだ、中に誰かがいるの。いいから、先に彼を連れ出して」

「何言ってるのよ、オンマ!一緒に来なきゃだめだったら!」

「早く行きなさい!早く!」

「オンマ、オンマ! そっちに行っちゃダメよ」

すでに、火が回っている部屋に飛び込んでいくオンマ。

倒れているラヨンを引きずって、廊下を進むが、四方を火に囲まれ、なすすべがなくなる。

力も尽き、ラヨンを抱えて、壁にもたれるオンマ。

 

オンマ「私が、アガシ(お嬢さん)と一緒に逝こうと思って待ってたの」

涙をこらえるラヨン。

オンマ「うちのウルスンは最後まで、あなたと私を助けようとしたの。だから、どうか彼女のことは許して、解放してあげて」

視線をユナに向けるラヨン。

さっと、目をそらすユナ。

ユナに向かおうとするラヨンの手をそっと握るオンマ。

「みんな、自分の罪を償うことになるはずよ。」

 

その時、家の明るさが戻り、警察をともなったヨンマンが家の中に入ってくる。

「その女性です」とユナを指し示す。

 

「ヒョン、ヒョン、起きてください」

「オッパ、オッパ・・・」

「救急車を呼んでください!」

意識を失ったフィリップを悲しそうに見つめるラヨン。

「ヒョン、俺ですよ、ヨンマンですよ」

その様子を、オンマも見つめている。

 

その様子に安心し、「いきましょう」とラヨンに声をかけ、静かに消えていくオンマ。

 

~病院~

悪いことばかりではない。

ある人間は生き、ある人間は死んでゆく。

 

意識が戻ったウニョン。

看護師「気がついたんですね?」


病院のロビーで、その様子をイヤホン越しに聞いているドンチョル。

 

「なにがあったんですか?」

第一声、看護師に訊ねるウニョン。

「私、どうして、こんなところにいるんですか?」


病室に仕掛けられた盗聴器。

 

******

~ドラマの打ち上げ?~

いつ、終わったんだ~~~!?

助監督君が音頭取り。

「さ、僕が“幽霊の愛”と言ったら、みんなは“お疲れ様”って言ってくださいね。いいですか?」

乾杯する一同。

 

~カン・エンターテイメント~

社長と話をするフィリップ。

松葉杖をついてるけど、突き飛ばされたときのケガ?

 

社長「そうだ、俺がやった。だが、俺の考えじゃない。ユナの指示だった。いいアイデアだと思ったよ。もちろん、火をつけたとは知らなかったがな。ラヨンと別れるのは一番いいことだったんだ。俺とお前の両方にとって。」

フィリップ「人は、幽霊より人間のほうが恐ろしいとはよく言ったものだな。社長も、ヨンマンも、ユナも。俺は8年間も、裏切られてた」

「それは、お前の見方だ。俺からすれば、お前に傷つけられたうちの一人だ。ただ、何も言わなかっただけだ」

「なんだと?」

「お前にいくら使ったと思う?しかし、お前はあのバカな娘のために、全部、台無しにしようとした。お前のためにしたことを考えてみろ・・・」

「今、社長が馬鹿げた話をしているのを見ると、もし、二度と俺の顔を見なければ、社長も、もうこんな思いをすることもないよな・・・」

「占い師は、今年が重要だと言ったから、俺は、この1年だけ我慢してみようとした。しかし、何も得るものはなかった。もはや、お前の幸運は逃げたんだ。お前は終わったんだ」

「もうこれ以上、ヒョンと一緒にいたいと思えない」

「俺からは、リストを送るつもりだ。違約金は3倍だってわかってるよな?」

憎々し気に、社長を振り返るフィリップ。

 

ヨンマンとカフェで会うフィリップ。

「俺がぜ~んぶお前を許そうと思う。」

「平気です。許さないでください。」

「戻ってこい。二度とは言わないぞ」

「実は、チュニョルヒョンやキスンヒョンと仕事をするつもりなんです」

「何の? パン屋か? ジムか?」

「彼ら、シットコムを始めるんですよ」

シットコム! 漫才じゃなかったけど、やっぱり、復帰(笑)

「チュニョルヒョンが泣いたピザのコマーシャルのあと、オファーがきたらしくて。」

「そりゃ、よかった。俺は足が治るまで働けないし、あいつらのシットコムを助けてやって、その戻ってこい」

「嫌ですよ。ヒョンを見てると辛いんです」

「それじゃ、今までの8年をどうするんだ?」

「憎み続けますよ。でも、これ以上、あまりにも申し訳なくて、嫌いにはなれません。人にとって、罪悪感は、憎しみよりも、とっても重いものなんです。ヒョン、俺は逃げ出したいんです。」

「じゃ、俺はどうすればいい?」

「ヒョンには、オ作家様がいるじゃないですか。じゃ行きますね。コーヒーご馳走様でした」

「おい・・・」

溜息をつくフィリップ。

 

一人、家に戻ってくるフィリップ。

まだ、あの3階の屋根部屋に、直に布団ひいて寝てるの?


ウルスンに電話をするフィリップ。

「どこにいる?」

「主役がいないから、なんだか、盛り上がらなくて、抜けられないわ」

「ああ、そうなんだ。足が痛くて、打ち上げは抜かしたんだけど、スタッフはもっと大事だからな」

「ユ・フィリップさんも来ればよかったのに。今からでも来る?」

「具合の悪い人間がいたら、他の人はいい気がしないだろう。家に帰るまえに、寄って顔をみせてくれよ」

「わかったわ。それじゃ、途中で寄るね」

 

ソンジュンの挨拶が始まるところで、必死に盛り上げる助監督くん。

 

「じゃ、ここを出るとき、連絡入れるわ」

 

「え~、ここまでいろいろなトラブルがありましたが、皆が一生懸命働いてくれて感謝しています・・・」

と言ったきり、言葉がでてこないソンジュン。そのまま、その場に崩れ落ちる。

 OMG~~ガーンガーンガーンガーン


MRIをとるソンジュン。

「脳出血だそうです。事故の影響でしょう。だから、休むように言ったのに、ヒョンは仕上げをすると言って聞かなくて、それで過労になったんです。・・・僕は外で待ってます」

助監督くんがウルスンだけにしてくれる。

 

《僕にとって、ヌナこそ、幼いころからの救世主です。》

《僕だからです。オ作家様が危険な目にあうのを無視できないからです。》

《ヌナが火の中に飛び込んでいくのを見るのは、本当に、胸が痛むんです》

 

悔やんでも悔やみきれず、涙をこぼすウルスン。

 

病院をあとにし、歩き続けるウルスン。


オンマがあんなに、笑顔で、もう自由だ、終わりだって言ってたにも関わらず、こんなに辛いことが待ち受けていたことにショックを受けるウルスン。


~回想~ 

ウルスン「終わったって?どういう意味?」

オンマ「今夜、オンマが全部、解決するから。あんたの運命は、私には助けられない問題だった。本来は8年ごとに与えたり、もらったりしなければならないものだったのに、ウルチュクがあなたから全部奪い続けてきてしまった。それが循環しない理由だった。全ての水を使い切って、あなたは疲れてしまった。もし、彼がまたあなたの幸運を全部奪ったら、あなたは死んでしまっていたわ。でも、今は、彼は彼の態度を固めたから、全てを知って行ったり来たりするでしょう。ウルチュクも解放されたから、あなたを手に入れられた。だから、ウルスナ、あなたはもう自由なのよ。もう、あなたの思うままに行けるのよ。」

「でも、オンマ、24年前と16年前は失くしたけど、それじゃ、8年前はどうなの?誰が失くしたの?ユ・フィリップさんと私は両方とも生きてるわ。」

答えをためらうオンマ。

 

一人になって、ずっと考えているウルスン。

(オンマが私たちを、失ったってことね。オンマが私たちに与えたんだわ。そして、今度は、ソンジュンがすべてを無くそうとしている)

それに気づいたウルスン、涙を無理やり押さえこむと、歩きはじめる。

 

「来たわよ」

いつの間にか眠ってしまっていたフィリップ。

嬉しいのに、わざと隠して、「なんでこんなにかかったんだよ。体中痛いよ。こっちきて、マッサージしてくれよ」と肩の後ろを抑えるフィリップ。

「痛めたのは、かかとじゃなかった?」

「身体は、神秘的なんだ。一つケガをしても、他の部分が痛くなるときもあるだろう?そうやって、バランスをとるんだよ。俺のバランスは、全部、オフになったから、君が俺の面倒をよ~く見る必要があるんだよ」

わかったようで、全く意味不明な理屈をこねるフィリップ。

ただ、甘えてるだけ(笑)

「ああ、ここここ。頼むから、マッサージしてくれよ」

見え透いた言葉に、仕方なく、マッサージを始めるウルスン。

あ、柔道のじゃなくて・・・優しいやつね(苦笑)

「ああ、もうちょっと下。そう、そこらへん。もうちょっと強めに。ああ、気持ちいい」

段ボールをテーブル代わりに、ウルスンが買ってきたお弁当を食べるフィリップ。

「あなたは、本当に魅力的な人よ。あなたみたいな人を拒否する女性なんているはずないわよね。」

「それって、褒め言葉?それとも告白か?」

「私がこんなところまで来れた理由はそれに違いないわ」

「どういう意味だ?」

「ずっと、オンマが私たちのためにしたんだって思ってたの。オンマがあなたに私を愛させたって。そうでもなければ、私なんかのために、あなた自身を犠牲にする必要なんかないくらい、魅力的な人だもの。だから、オンマはこういう状況を作り出したのね。私はあなたに会ったあと、逃げ出すことが出来なかった。土砂崩れの下に埋まったり、椅子の下に頭を挟んだり、建物の屋上から落としたり・・・。私は事件にあうと、相手が誰であろうと助けてきたから、あなたは私に捕まったの。」

じっと聞いていても、どうにも意味がわからないフィリップ。

「何を言おうとしてるんだ?」

「つまりね、あなたが私を愛したのは、あなた自身の意志ではなかったんだって言ってるの。」

「はじまりはどうあれ、今は、そうじゃない」

「あなたも、男性と女性が出会い、2時間で恋に落ちる古い映画を見たことあるでしょう。私たちも同じようなものなのよ。」

「・・・ウルスン」

なんだか、さっきから、すご~~~く、嫌な風向きを感じるフィリップ。

「実際に起こるのね」

「・・・・・」

「本当にあなたが好き、でも、あなたのために、本当に死ぬことができるのかな?」

「・・・・・」

「あなたになにかあったとき、私は、間違いなく、あなたのところに駆けつけるわ。でも、それは、(あなたでなくても)他の誰かであっても、その人を助けるってことよ。」

「・・・・・なにかあったのか?」

無理やり微笑んでも、下をむいて、涙を必死にこらえているのがわかるウルスン。

「・・・・ここ、ここまでにしましょう、私たち」

「・・・・なに?」

「初めにあなたが言っていたように、契約はドラマの終わりまで有効だったはず。今日で、ドラマは終わったわ。あなたはもうこれで自由よ。私はこれ以上、あなたを引き留めたりしない。」

 

《ドラマが無事に終わったら、君は自由だ。それ以上俺は君を引き留めたりしない》

 

「冗談を言ってるのか?」

うるんだ眼で、なんとか持ちこたえようととする、ウルスンに、冗談のかけらもありません。

「ソンジュンが意識不明なの」

「え? イPDが?なぜ?」

「私たちのせいよ。あの事故のせいよ」 ← この思考パターン、そろそろ、離れてもいいのに。。。

「それで?深刻なのか?」

「経過を見守る必要があるそうよ。私たちの運命は・・・私たちの運命は本当に、ひどいものよね。」

自嘲するウルスン。

「もし、私たちが傷ついたり、お互いが傷つくだけなら、いくらでもなんとかする。でも、今日だけでも、私たちのせいで、他人が傷つくんだということがよくわかったの。」

「他人って、誰が傷ついたんだ?」

「オンマも、ラヨンさんも、ユナさんも、みんな苦しんで生きていた。でも、今、ソンジュンまでもが・・・そんなことできない。」

「君は、俺たちだけのことを考えようって同意したじゃないか」

「あなただって、良く分かってるはずよ、私がそんなことできないって」

とにかく、涙も見せず、恨みごともつらみも言わないと、徹底的に通すウルスン。

「ここまでよ。ここで終わりにしましょう。。行くわ」

立ち上がるウルスン。

一方的に言われて、全然、心の整理ができないフィリップ。

「俺は、自分から離れていく人間を止めないんだぞ」

「知ってる」

「俺には俺のプライドがすべてだ、だから、お前にはすがりつかないぞ!」

「それも知ってる・・・」

「かかとを怪我してるから、お前のあとだって追えないんだぞ!」

「すぐ、よくなるわよ」

「そのドアを出たら、本当に終わりだぞ!」

「ここで終わらせるのが私たちにとって、一番いいのよ」

「なぜ、ここまでするんだ?俺たち、我慢して、この難しい状況を乗り越えれば・・・」

「だからよ、私たちがそれを乗り越えたら、乗り越える以外に何もないから、お互いに助け合う必要もなくなるの。だから、お互いに別々の道を行くべきなのよ。」

「オ・ウルスン!オ・ウルスン!今出て言ったら、本当に終わりだぞ!オ・ウルスン!」

 

~チュンベク病院~

ベッドで、本を読むソンジュンの傍らで、仕事をしているウルスン。

ああ、のび太眼鏡よ。

ウルスンを見て、微笑むソンジュン。

 

病室の外では、そわそわと嬉しそうな助監督くん。。

「なぜ、入らないんですか?」

お見舞いにきたスタッフを、「ヒョンにとっての一番の見舞いはこれだよ、さ、行こう」と有無を言わさず、帰す(笑)。

 

入力しながら、指先にふっと息を吹きかけるウルスン。

「ヌナ、指、どうかしたの?」

「これ? なんでもないの。ただ、ちょっと紙で切っちゃっただけ」

「まったく、不器用なんだから。こっちきて」

ベッドの上をポンポンと叩く。

「ほら、早く、こっち来て」

仕方なく、ベッドに腰掛けるウルスン。

「ん?」

「ちょっと待ってて」

絆創膏を取り出すソンジュン。

「手、かして」

指を差し出すウルスン。

ふいに、手のひらのケガに包帯をまいてくれたフィリップを思い出し、とっさに手を引っ込めてしまうウルスン。

え?と驚くソンジュン。

「これ・・・こんなのたいしたことないわ。大丈夫よ」

「ヌナ・・・」

「なに?今日は、どうして、そうやって呼び続けるの?」

「ただ、僕たち、話し合うことがあるんじゃなかった?」

「なんについて?」

「覚えてない?ドラマが終わったら、また、話をしようって言ったこと・・・」

 

ああ、髪振り乱して、台本を書いてたとき、

「ドラマが終わったら、話をしましょう、また・・・」

「また・・・ですか?」

「それまでは、美しく、線を越えないようにしましょう・・・」

 

「ああ!あれ・・・」

「僕たち、ドラマ終わりましたよね?」

線を結ぶ仕草をするソンジュン。

「ああ・・・そうね。そのとおりね、ソンジュン」

線を繋いだ手を合わせて、自分の手で包み込むように見せておきながら、実は見ようによっては・・・二人の間の線を閉じちゃったウルスン。。。

「今なら、話をしてもいいのでは?」

グイグイくるね。。。

「それ・・・それなんだけど・・・」

「うん? 続けて・・・」

「また、次も一緒に仕事しましょうね。」

「・・・・」

「実は、本当におもしろいシノプシス(要約)があるのよ」

「・・・・ああ、そうだよね」

これはこれで、かえって残酷だったりする。。。

 眼は笑ってない。


『幽霊の愛』の放送終了をうけて、“モンスター新人作家”として、賞賛されるウルスン。

“オ・ウルスンの次回作、KBCで決定予定”

 

一方、

“ユ・フィリップ、不運続き”

“銃創から生還したフィリップ、ケガのせいで、キャスティングをキャンセル”

 

~1か月後~

ああ、屋根部屋に、ちょっとだけ家具が増えました。。。

でも、ひげもそらず、ソファに寝っ転がったまま、完全にやさぐれきってるフィリップ。

まだ、松葉杖があるってことは、かかと、よくなってないのかな。

「ヒョン、何してるの?なんだよ、飯食おうよ。奢るから」

キスンとチュニョルが迎えにきても、

「どうでもいい・・・」

「本当にいいの?二度と誘わないよ」

「行くぞ」

 

かかってきた仕事の電話に、とりあえず出る。

「もしもし、こちら、ナム・スンシクです。」← たしか、ウルスンの契約先のJRエンターテイメントの代表PDよね。

「あなたにやってほしいドラマがあって、ご連絡しました」

すでに、カンエンターテイメントとは決別しちゃって、フリーで受けてるのね。

「どんなドラマですか?」

「KBCのイ・ソンジュンPDが・・・」

ブチ!!

ああ、だめじゃん。。

 

~高速バス?~

どこかの田舎に降り立ったフィリップ。

人目を気にしてるけど、スターオーラまったくなし(苦笑)

 

「あいつら、どこで撮影してるんだ?」

ああ、キスンたちのシットコムの撮影を見にきたの?

ソンジュンに気づくヨンマン。

「ヒョン? 一体、その顔、どうしたんですか?」

「俺の顔のどこが変なんだよ」

「もう俳優やるつもりないんですか?一体、どうしちゃったんだよ。まるで、ホームレスみたいに見えますよ」

「うるさいぞ。あいつらはどこだ?」

「撮影中ですよ。まだ、1時間か2時間はかかりますよ。ああ、アイゴ~」

見れば見るほど、フィリップの容貌が情けなくなるヨンマン。。

10000ウォンを差し出すヨンマン。

「なんだよ、なんで、俺に金なんかくれるんだよ?ああ、いいよ。いいったら!」

差し出し続けるヨンマン。

結局、受け取るフィリップ。。。

「3人分です。氷が解ける前に、早くもって来てくださいね。ヒョン、チュニョルヒョンは、過去を思い出すからって、砂糖抜きですよ。キスンヒョンは、エスプレッソのエクストラですから。領収書、忘れないでくださいね」

え? お使いだったの?目 目

 

公園を歩くフィリップ。

「カフェなんて、どこにあるんだよ、まったく」

ちょっとした坂になっている芝生に滑り、見事な開脚!(笑)

「あああああああ」

何回転も転がり、内股を押さえるフィリップ。

サングラスも吹っ飛ぶ。

そこに、赤いハイヒールの女性がゆっくりと近づき、サングラスを拾い上げる。

ウルスン@美人バージョンだ~~~。(笑)

とうとう、出てきた!ってか、ラス前だけど。

 

サングラスを差し出すウルスン。

「ユ・フィリップさん?」

信じられない様子で、じっとフィリップの顔を見つめる。

「お元気でした?」

同じく、座ったまま、ウルスンを見つめ返すフィリップ。

「元気だったかって聞いてるのに・・・」

 

「君には、俺が元気にやってるように見えるのか?」

 

 

★Ep.31に続く★

さぁ、最終話31-32を残すのみとなりました。


ソンジュンが倒れたところ、思わず、スザナの再来?かと思っちゃいました。。。

40年以上前、髪を二つに縛って、健気をアピールする女の子(キャンディピンクハートキャンディ)に、「自分とテリュースとスザナ、3人で仲良しなんて出来るわけないし・・・」と言わしめた彼女のことです。


でも、まだ、何もわかってない訳だから、身を退くっていうのとも違うんだよね。

結局は、他人云々より、フィリップと共に歩む覚悟の問題というか、感傷?

ああ、また、ここで別離ネタ必要ですかね?(ドクロ)


ま、でも、まだ、回収していくことも多いし、盛り上げなきゃね~キョロキョロ

★ラブリー・ホラーブリー Ep.31に続く★