最初見たときは、『主君の太陽』テイストなのかと思いましたが、やっぱり違いますね。

ホラーよりもちょいサスペンス強めって感じですが、初回なので手探りです。

 

 

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い
 

 ウルスンの子供時代って、シンリナちゃんよね?

うん、大きくなった!びっくり

 【Ep1】 

現在から遡ること、24、5年前?

建設会社を営む両親に連れられ、巫女キム・オクヒ(チャン・ヨンナム)の元にやって来た10才のウルスン。

大きなビルを建てる前の安全祈願か、諸々祈祷してもらうためか、とにかく家族でやって来た様子。

四柱推命?

家族の氏名や生年月日、誕生時間が書かれた紙を手に取る。

オ・ウルスン 1985年8月8日

巫女に、じっと見据えられて、怯えるウルスン。

「娘さんの生年月日に間違いはありませんか?」

「ええ、うちの娘のものです。なぜですか?」

ウルスンから目が離せない祈祷師が、次に目を向けたのは、自分自身の息子。

「実は、うちの子は、普通でない運命だと言われたことがあるんですが、やはり悪いんでしょうか?」とウルスンアッパ。

気を取り直し、そんなことはないと否定する巫女。

明らかに様子が変だと思うものの、普通に始まる儀式。

チャン・ヨンナムさん、ボクチュのコーチ役、とか、よくみかけますね。

 

祈祷中に、巫女の息子と仲良くなるウルスン。

ウルスンのペンダントに目を向ける少年。

「綺麗でしょ?本物のリンゴの木でつくられたのよ。」

欲しそうに、手を差し出す少年。

「だめなの。これは、誰にもあげちゃだめだって言われてるの。私を守ってくれるものだから、いつも身に着けていないとだめなの。」

つまらなさそうに膝を抱える少年の足が痣だらけ。

 

実は、その1か月前・・・。

病気で寝ている男の子と、看病をしている母であるキム・オクヒ(巫女)。

「半運の縁だ」

師昇格にあたるのかな、占い師キム・ウンス。

少年の名前は、ユ・ウルチュク。

<ウルスンと同じく、1985年8月8日生まれってことよね>

「この子はもう長くはない」

狭い土地にたくさんの松の木が植わっているようなものだと例える。

「どれほど貪欲であっても、その欲望が満たされることはないのだ。この子が衰弱しているのはそのせいだ。」

「たとえ、この子の運命だとしても、自分の子の命を諦めることなんて出来ません」

「諦められなければどうする気だ?他の子供から奪い取るしかないぞ」

師匠の顔を見る母親。

「同じ運命を持つ子供を探すのだ。その子供の斧を奪い、その子の幹を切り倒すしかない。そうすれば、それらの木は朽ちて、この子のための肥料となるのだ。この子が生き残る唯一の道だ」

「そんなことできません。自分の子供を助けたいからと言って、別の人を殺せません。」

「奪わなければ、奪われるだけだぞ」

 

会ってはならない二人を、運命は、祈祷の場で巡り合わせる。

 

運命共有体といっても、共存という肯定的な関係性じゃなく、一か零の関係っていう感じのようです。

人間の運命、いくら同じ運勢だと言っても、うまいこと50%50%とかに分けられるかどうか、しりませんので、シーソーのように、どちらかが絶好調の時は、どちらかがどん底、みたいな状況をイメージしました。。

 

奪うか奪われるか、喰うか喰われるか・・・。

 

四柱はよくドラマ出てきますが、全然、詳しくないので、言葉も用語もよくわかりません。雰囲気です。。。すみません。

 

仲良く遊ぶ二人の様子を祈祷中にも、目で追う巫女。

 

《もし、彼女の幸せを祈れば、ウルチュクが不幸になるというの?彼女の運命を盗まなければ、私の息子は・・・》

祈りを捧げながら、苦痛に顔をゆがませる巫女

 

祈祷が終わった帰り道、母と歩くウルチュク。 

「オンマ、今日も鬼神を見たの?魂の声を聞いたの?なんて言ってた?僕の病気を止めてくれるって?」

ウルチュクって、身体は病弱だわ、父親からは酒乱で暴力は振るわれるわ、悲惨すぎ。

一体、このお母さんは巫女なのに、もろもろ見通す力はないの?

それほど、不運となった運命の力は強いってこと?

 

「秘密を聞きたい?」

「秘密?」

「世間にはね、鬼神なんてものはいないのよ」

いつもと様子の違う母親に、オドオドするウルチュク。

「だからね、なんにも怖がることはないのよ」

祈祷グッズを投げ捨てるオンマ。

「約束よ、たとえ、オンマが死んでも、絶対に鬼神になったりしない。だから、怖がらないで。オンマは鬼神なんて信じないから。たった今から、オンマがお前のことを守るからね。」

 

そうやって、オンマに強く抱きしめられたウルチュクの手には、ウルスンの桜の木のペンダントが握られている。

それ、どうやって手に入れたの?

 

その後は、運命がすっかり入れ替わった二人。

やることなすこと、何をやってもうまくいくウルチュク。

それに引き換え、家の事業が失敗し、なにもかも失ったウルスン。

 

高校生になり、かなり有望な柔道選手になったのに、試合の時に停電が起こり(停電の原因は、もちろんユ・ウルチュクね(笑))、再点灯した隙をつかれて負けてしまう・・・など、不運が続くどころか、不運しか起こらない日々。

 

時は過ぎ、現在の彼らは・・・。

お釣りがくるほど人生を謳歌し、イケメンに成長、アイドルグループJumpFiveを皮切りに、今やトップスターとなった、ユ・ウルチュク改めユ・フィリップ(パク・シフ)。

フィリップって芸名よね?改名したわけじゃないわよね。

その間、“桜の木のペンダント”は、肌身離さず、フィリップの元に。

(いまは、ブレスレットのようにして、手首につけています)

 

片や、脚本家を目指すものの、全く陽の目を見ないオ・ウルスン(ソン・ジヒョ)。

キラキラ輝きを放つフィリップに比べ、不採用が続くウルスンがどんどん、やさぐれていくよ~~。(笑)

 

さて、2018年8月7日  彼らの34歳の誕生日の一日前・・・D-1

 

コンビニのイートインコーナーで、クビにギプスをつけた交際中の彼(なんとハハじゃん!友情出演ってやつ?)と会っているウルスン。

たしかに、『ランニングマン』は、ソン・ジヒョのターニングポイントの一つだったような気がする。(笑)

ソン・ジヒョと、イ・グァンスが降板騒動があってから、あんまり見てないんだよね。

 

すでに、その段階で、周囲の人間にも波及する不運の強さだとわかるのね。

別れを切り出そうとしている彼氏が、ウルスンの一挙手一投足に、一々びくついている(笑)

「早く言ってよ。私、脚本のエンディングが終わってないの、だから、書かなきゃいけないのよ」

「俺とは別の人を見つけてくれ!」

付き合ってる間中、不運に見舞われ続けたと、切々と訴える彼氏の言葉を、俯いて聞いているウルスン。

そんなことは言われなくても十分わかってる。。

 

「これ以上お前といたら、死ぬかもしれない」

最後のアドバイスとして、なれもしない脚本家を志すのを止めるように言う彼氏。

「それから・・・髪を洗えよ、頼むから!」

彼、訂正、元カレが去ったあと、ウルスンがコンビニを出た途端に、雷雲が立ち込める。

突然の雷雨に見回れようと、もう身なりに構う気力もなく、打ち出した原稿だけを濡らさないように歩き続けるウルスンを嘲笑うかのように、

1)フィリップの誕生日を祝うラッピングバスの巻き上げた水しぶきが直撃。

2)フィリップの顔が印刷された空き缶を踏みつけ、滑って転倒。

3)倒れかかってくるフィリップの看板。。

まさに 泣きっ面に蜂🐝

きっと、このレベルじゃ、不運にも入らないのかも。

 

海外での授賞式を終え、帰国したフィリップ。

同じ便で、到着したイ・ソンジュンPD (イ・ギグァン)ラブ

 

騒がれている  フィリップの後ろ姿に漂う霊気のようなものを訝しげに見つめている。

「今のなんだ?」

 幽霊が見えるという設定です。

 

ちょうどかかってきた電話を受けるイPD。

 「ああ、キ作家?ええ、今、着いたところです。今夜?はい、いいですよ。オフィスに伺います。」

 

ソウルへと戻る車中。

荷物と一緒に無造作に積まれた次回作候補の『幽霊の愛』の台本。

ファンからの差し入れ(34歳の誕生日ソンムル弁当)を感心したように、見ている所属事務所社長カン・テソク(チャン・ヒョクジン)。

 「バスの広告はご覧になりましたか?」

運転しているマネージャー、ヨンマン。

「ひと月前から、広告をうち始めてるそうですよ」

今までいろいろ見てきたラッピングバスのなかでは、ちょっと貧相な感じだったね。(笑)

 「そんなの驚くことじゃない。なにしろ、今や国民的スターだからな。どんな気分だ?」

トロフィーを見ながら、フィリップに訊ねる社長。

「腹へった」

「我慢しろ!明日、料理番組の撮影があるだろう?」

 しかも、田舎でのロケ。

節制、節制、外見管理はスターにはつきもの。

スターの誕生日ともなると、その両親にも関心が集まるし、受賞後であれば、ご両親も自慢に思うでしょうと、マネージャーが話をむけると、

「さぁ、テレビか何かで見てるんじゃないか」

どうやら、大人になったフィリップは、オンマとは疎遠のようで、その様子を心配そうに見ている社長。

 

『幽霊の愛』

 

《フィリップさん、危険です。会いましょう。話したいことがあります》

「またかよ。しつこいな。どうして、俺の連絡先を知ってるんだ?」

フィリップが受信したメッセージを見て、腹を立てている。

「どうした?」

黙って、携帯を差し出すフィリップ。

「誰だ?誰がフィリップにこんなメッセージを送ってくるんだ?」

 「知らない番号だ。空港に来てたやつらか?」

「そんな、数日前に携帯も番号も変えたばかりですよ」

 「ユナじゃないのか?家でサプライズパーティーでもやろうとしてるとか」

「彼女はラジオの収録中だ」

 

話題に登ったユナ(ハム・ウンジョン  T-ara)とは、フィリップの現恋人。

こちらも、代わりの聞かない『国民的女優』だそうです。

ラジオ局のスタジオにいるユナと電話するフィリップ。

「無事、着いた?ごめんなさい。急なレコーディングが入って、空港に行けなかったの。でも、すっぽかしてでも行けばよかったかしら。会いたくてたまらないわ」

「ああ、俺も腹が減ってたまらないよ。気絶しそうだ」

「私も愛してるわ。じゃ、あとでね」

「ああ、ダメなんだ。カピョンに行かないと」

そのまま、切られる電話。

なんとなく、チグハグな会話をかえすフィリップに不満そうなユナ。

これも、付き合いが長いせいか、それとも、フィリップの性格か?

 

そこに、放送作家が入って来たのに気付き、携帯を置くユナ。

「8年もののカップルにしては、現実感のない会話ね。まったくリアルじゃないわ」

誰が聞いてるかわからないものね。

仲がいいと思わせる言葉しか口にしないって、イメージ管理を徹底してるのかな。

なかなか、本音の読めないお嬢さんです。

「ゴメン」

いかにも、トップスター同士のカップルとして、のろけて見せるユナ、渡された台本の表紙のメモ書きを見て、顔色が変わる。

 

ー 私たち、会うべきじゃない?  ラヨン

 

「ちょっと待って!作家様、これ、誰があなたに渡したの?郵送じゃないみたいだけど?」

「ああ、郵便でもデリバリーでも無さそうよ。ついさっき、女性が自分で持ち込んだらしいわ。」

それを聞くなり、すぐにスタジオを飛び出すユナ。

 

前を歩く白いワンピース姿の女性。

見当たらず、薄暗い廊下で追うのを諦めるユナ。

 

~レストラン~

記者のインタビュー取材を受けている、脚本家のキ・ウニョン(チェ・ヨジン)。

このレストラン、『花遊記』でも出てきたよね!

懐かしい!
 

「“キ・ウニョン作家”ブランドのドラマにはいつも、100万ドルがついて回りますね。すみません、ちょっと下世話すぎましたね。」

「いいえ、皆さんが知りたがってるのはそこですよね。“あの女の指が叩き出すのは、一体いくらだ?”って。私がどれほど苦しんで、何を諦めているのか、には関心がないんです。」

「私は関心があります。何を諦めてるんです?」

「まずは結婚、睡眠、精神的平和。魂の休息。それに友情さえも。できるものは全て諦めました」

「これは、馬鹿げた質問かもしれませんが、あなたの最初と2番目のドラマは、ずいぶんテイストが違いますよね?違う作家が書いたものでは?と、疑問に思っている人もいるようですが。」

一瞬で、顔色が変わるウニョン。

「どこの狂ったネズミがそんな卑しいことを言ってるの?」

「え?」

明らかに口調が変わったウニョンに、戸惑うインタビュアー。

すぐさま、冗談めかして、大声で笑い飛ばすウニョン。

「面白いわね、台本、書いてもらおうかしら。そんなゴシップなんて気にしません!作家はいくら費用がかかっても、一ヶ所に留まることを避けなければならないと思ってますから。」

今回の『幽霊の愛』は、前作『真実の斧』とは全然違う作品になると宣言する。

 

インタビュー後に、そのまま残っているウニョン。

社長に連れられてやって来たフィリップ、ウニョンを見るなり、

「おい、約束って、キ作家だったのか?俺は帰るぞ!」と抵抗する。

「フィリップ、頼むよ。どっちにしろ、せっかくきたんだ。話だけでも、な?ほら、彼女が見てるぞ」

手を振るウニョン。

「俺は何度も言ったはずだ。もうどんなことがあっても彼女とは仕事しないって!」

「なぁ、頼むよ、話だけ、話だけだ」

 

「まずはお祝いを。授賞式、テレビで拝見したわ。で、我々が送ったシノプシス、読んでくれたかしら?」

「いや」

フィリップ即答!

海外から戻ってきたばかりだ、と弁解する社長。

「ずいぶんお忙しそうね」

まったく関心を示さないフィリップに対し、構わず、新作『幽霊の愛』について、話を始めようとするウニョン。

「もし恥知らずという才能があるなら、あなたは相当な天才だな」

ウニョンの話を遮るフィリップ。

「え?」

「よくも、また、俺と仕事がしたいなんて言えるよな。」

「怒ってるの?」

「『真実の斧』の時に、あんたが何て言ってたか聞いたよ。あんたのセリフを読むだけにすべきだって言ったそうだな?アドリブをいれずに。そんなに、ちゃんと読んでほしけりゃ、もっとちゃんとした筋を書けよ」

「それでも、この作品のことを聞いたら、あなたもきっと興味を持つはずよ。やりたくなるわ、絶対にね!」

「アメリカで、スティーブン・タイラー監督に会ったよ。」

※エアロスミスのスティーブンとは別人よね(笑)

来年の映画にオファーされたと、席を立とうとするフィリップ。

「ユ・フィリップも、ずいぶん、立派になったわね」

こうなると、お互い気の強い同士、大喧嘩に発展、運ばれてきたホールケーキに激突したウニョン、ケーキまみれになり、人目も憚らず、悪態をつきまくる。

そんなウニョンを社長に任せ、裏口から店を出ようとしたフィリップ、薄暗い通路にいる時に、不気味なハイヒールの音が聞こえ、不安を覚える。

「いまどこだ?」

マネージャーに電話するフィリップ。

「もう終わったんですか?もっとかかると思ったんで、サウナに来てるんです。」

「車は?」

「地下駐車場です。すぐ戻りますよ」

「まったく・・・地下には停めるなってあれほど言ってるだろう?」

「怖ければ、そこにいてください。すぐ迎えにいきますから」

「なんだと?怖くなんかない、もういい」

 

一人で地下駐車場に降りてくるも、どうも誰かにあとをつけられているような気がするフィリップ。

なんとか車に乗り込むと、正面に、白い帽子とワンピース姿の女性が見える。

慌てて発進させるフィリップ。

 

「で、どこにいるんですか?」

マネージャーも呆れ気味。

「それがわかってたら、自分自身で戻ってるよ。カーナビ通りに来たのに、道がない!」

廃工場らしきところで迷って立ち往生してる(笑)

「俺の電話で位置検索して、迎えに来てくれ。つべこべ言うなよ。来ればいいんだよ」

一体、どこだよ、とぶつぶつ言いながら、後部席に移動するフィリップ。

 

レストランの化粧室で、ケーキのクリームを落としているウニョン。

電話に出ると、周囲を気遣い、声を潜める。

「ああ、2話目の台本、持ってきた?」

 

相手は、なんとウルスン!

「まだ、エンディングが決まらないの」

「なんで、エンディングを書くのに1週間もかかってんのよ!?」

「2話目だから、インパクトが必要なのに、なにも思い付かなくて。でも、一応、届けに行く途中よ。」

「なぜ、あんたが直接、持って来るのよ?」

「ダメよ、直接、持っていくわ。話もあるし。」

「話?」

「監督は決まったの?」

「いえ、まだよ」

「チームは?」

「チームって何よ。まだ、出演者も決まってないのよ!」

「話が違うわ。1話を書き終えたら、脚本家として正式に発表するって言ったじゃない。確かに言ったわよね?」

「だから、2話目を書いてっていったんじゃないの。みんな、2話目の出来を元に調整するって言ってるのよ」

「とにかく、話しましょう」

電話を切るウルスン。

 

そんなウルスンの側を、密着して歩くカップルが通りすぎていく。

「ふん、カップルなんて悲劇よ。一人の方が天国なのに。イケメンは、苦労の末にやって来るものなのよ」

小声で文句を言いながら、ふと先程のカップルの後ろ姿に視線を戻すと、男が女性にナイフで脅しながら歩いているのが見える。

「!」

 

男が女性を連れ込んだのは、これまた、

フィリップのいる廃工場。

男がフィリップの車(当然、芸能人仕様で全面フィルム張りで外からは見えません)に女性を押し当てた衝撃で、事態に気づくフィリップ。

「なんだ?俺の車に、なにする気だ?」

 

「言え!」

「本当に知りません」

怯える女性。

「あんたがあの野郎に送ったメッセージはなんだ?あいつに何を言った?」

 

「夜じゅう、やるつもりじゃないよな」

単なる痴話喧嘩だと思っているフィリップ。

 ようやく、男が向けているナイフに気づく。

ビビるフィリップ。

一応、果敢に助けようとして・・・、結局相手にやられる妄想(笑)

「どうすればいい?」

そりゃ、警察に電話でしょうが!

 

そこへ、

「すぐに、その女性を放しなさい!」

ウルスンの響きわたる声。

かっこよく登場したわりに、勢い余って、男に押し付けられる不運の塊。

フィルム越しに、車のなかに人がいることに気づくウルスン。

「何してるの?早く逃げなさい!」

女性を逃がすと、反撃に出るウルスン。

柔道経験者とはいえ、あまり、機敏じゃない動き。

「なにしてんだ?なんで、お節介を焼く?それほど強くもないのに」

クラクションを鳴らそうと思いつくフィリップ。

サイドドアが施錠されてないのに気づく。

タッチの差で、突き飛ばされたウルスンが車のドアタブを掴み、開けてしまう。

反動で引きずり下ろされるフィリップ。

顔バレする訳にも行かず、咄嗟に被ったバットマンのマスクっぽい普通の黒いレジ袋だった(笑)

よく見たら、違ってた! 被った感じは、どっちかっていうとキャットウーマンのマスクみたいだったね。

 

 

自分は、この件には一切関係ないと、しらを切ろうとするフィリップと、そんなフィリップを盾にしようとするウルスン、卑怯な即席コンビ(笑)

 

「なによ、意気地無しムキー

「誰だって、こんな状況、怖いにきまってるだろムキー

 

「あんた、もうおしまいよ」

興奮して犯人を挑発するウルスンと、

「僕はこの女性とはなんの関係もない、赤の他人だ!さっさと、彼女と話をつけるべきだ」

ウルスンを売ることで、犯人を宥めようとするフィリップ。

 

「もう警察だって呼んだし、あんたの顔もはっきり見たからね」

「僕はなにも見てません!通報もしてませんし、なにも見てません!」

「はやく捕まえなさいよ」

フィリップを押し出すウルスン。

しゃがんだフィリップを踏み台にして、飛び蹴りを食らわせようとしたウルスン、勢い余って、犯人を飛び越え、強く地面に叩きつけられる。

「おい、しっかりしろ」

なんとかウルスンを立たせたところで、犯人のナイフが、フィリップの腹に・・・。

 

★Ep2に続く★

通常のドラマの1話の半分なんですが、最近、このスタイル多いですね。

(真ん中で切って、1分ほどCMを流す)

一応、エピソード毎で切ることにします。

 

うーん、まだ、なんとも言えないっていうか、正直、初週はなかなか、すーっと話が入ってこず、このままだと、(私的に)ちょっと苦戦しそうな雰囲気がします。

 

きっと、ソン・ジヒョとパク・シフのケミ次第ですね。

急に、ラストで、コメディ色が一気に強くなりました。

前半、あれほど異様な不気味さを放っていたウルスンが、感情剥き出しのテンションになるのか?

ちょっと唐突な感じがなきにしもあらず。

 

とにかく、あとは、ウリギグァンさまさま。

彼のポジションは楽しみです。

 

それでも、脱落しそうになったらすみません。

 

それに、なんか、ウンジョンのウルスンも見てみたかったかも。『コーヒーハウス』のときの主役配分に、未だに納得がいってない私(笑)


★Ep2に続く★