さて、どうしたものか。
後半の7000字くらいが吹っ飛んだので、とりあえず、前半の分をアップします。
 
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い
【14話(1)】
 
 ああ、良かった。また、肌色から始まったらと思ったけど、考えてみたら、このドラマ、21時30分スタートでしたね。
 ミニョンちゃんのおみ足も、ハイライト処理!
しかし、事後のワイシャツって、今も有効なの?なんかこっちが恥ずかしい(///∇///)
シーツにくるませても文句言うくせにって言われそう(笑)←『花遊記』のときはすみませんでございました!てへぺろ
 
しかも、なぜか
かなり、威風堂々なキム・ミソ。
 
「ワイシャツがそんなに危険なものだとは知らなかったな」
「危険?」
ミソの手を取り、再度、ベッドに横たわらせるヨンジュン。
「すごくきれいで、仕事に行くのが嫌になる。このシャツは、俺の平常心と自制心を掻き回す。」
「最近の副会長様は、私がよく知ってる方ではないみたいです。」
「どういう意味だ?」
「もっと好きになったって意味です恋の矢
自らチウしておいて、出勤準備しろとは、飴と鞭なキム秘書。
 
 
朝食を誰がセットしてるのか、気になる私。
ミソぢゃないと言って!
オムレツもネットで見ながら作る子が、5時起きしたって言うならまだしも、今まで通り、ヨンジュンのメイドさんだって言って!
 
ヨンジュンがサラダを取り分け、ミソに渡すと、それをそのままヨンジュンに戻し、自分は自分の分を取るミソ。
ドレッシングをかけてって言うのと誤解したとかなら、わかるけど、せっかく取ってくれたのに、これはちょっとどうかと思うけどね。
とにかく、ミソの世話をやきたくて仕方がないと
訴えるヨンジュン。
ざっくり過ぎ(笑)
私、根っからの秘書気質なんで無理ざんす、って、顔に出ちゃってるミソ。
 
夏休みを取る時期を調整する秘書室のメンバー。
もうすぐ退職するミソは夏休みを取る必要がないと言われ、微妙な空気がながれる。
ミソは、辞意の撤回してなかったのね。
 
すっかり忘れてたけど、私、もうすぐ退職するのよね。
チラリと、ヨンジュンのほうを見るミソ。

退職を申し出たときに、引き留めようとしたヨンジュンを思い出す。
 
きっと、また引き留めてくれるわよね。ブルドーザー・モードなんだから、もっとしつこくするかもしれない。
 
運営チームから、パリ出張で合議しなおした内容の契約書が上がってくる。
「法務チームも確認済みですし、これ以上の変更要求に対する防ぐ条項も含まれています」
「まるで俺の顔立ちのように、完璧にやり遂げたな」
「ええ!」
息ピッタリな二人。
 
友人が新規にオープンしたという店にランチに行くヨンジュンとミソ。
「副会長様の知人の方が経営されているのであれば、清澤洞のような高級地区にあるのかと思ってました」
「ジニョングループの後継者のくせに放棄したんだ。」
「ジニョングループの後継者?親しかったんですか?」
「親同士が知り合いで、幼いころから親しくしてたんだ。アメリカでも一緒に経営学を学んだ仲だ」
 
「あそこだ」
手書きの看板を書いていた女性が振り返る。
「ヨンジュナ~」
いきなり、ハグする2人に驚くミソ。
男じゃなかったの?!

『ユン食堂』では同僚だったチョン・ユミのカメオ出演です。
 
ミソを「彼女」だと紹介したときの表情に、特に意味深なものは浮かんでなかったけど、通常、このパターンは、そういうことよね(笑)
 
「5歳の頃から友達だけど、彼女を紹介されたのは初めてよ。変な感じだわ。それにすごくきれいだし。」
ヨンジュンの“オーラ”ポーズをして見せるユミ。
 
へぇ、他の女性の前でもそれをやったのね
ムカ1むかっ
 
パスタを運んで来て、そのまま、当然の如く、ヨンジュンの隣に平然と座るユミ。
ムカ2むかっむかっ
 
「あなたが誰かと恋愛してくれて、本当によかったわ。誰とも付き合わないのをみて、もしかして、私のことが好きなんじゃないかって心配してたのよ。」
「なんで、そんな根拠のない懸念を抱くんだよ」
「だって、一度結婚してくれって言ってきたことがあったじゃない」
顔を見合わせるヨンジュンとミソ。
平然と、ミソにのたまうユミ。
「5歳の頃よ」
「・・・ああ、お二人はたくさん、思い出があるようですね」
愛想笑いのミソ。
 
ユミが席を外した途端、
「なんか、肌寒くないか?」
冷気の源は正面に座っていました。
話は、当然、5歳の頃のプロポーズに言及です。
「キム秘書だって、5歳の時に、俺に結婚してくれって言ったじゃないか?」
「おも! それとは同じじゃありません。私のは、自分を救ってくれた年上のお兄ちゃんへの無邪気な思いを秘めて、子供心に結婚してって言ったんです。でも、副会長様のは、単なる口説き文句です」
「口説き文句?!」
ミソの嫉妬を喜ぶヨンジュン。
 
瓶のふたをあけてくれ、とヨンジュンに頼みにくるユミ。
ムカ3むかっむかっむかっ
二人で軽口を叩きながら・・・っていうのが嫌なのよ。
怒りより、というより、泣きそうに見えちゃう。
 
どう、あなたから見て、この店?
少なくとも、家賃を払っていけないってことはないだろう。
良かったわ。
 
電話で席を外すミソ。
 
「よっぽど、彼女が好きなのね。彼女への愛で輝いてるわよ、顔。幸せそうだわ」
「そう見えるか?君も幸せだろう?自分のやりたいことをかなえたんだ」
会社を継ぐことがストレスだったというユミ。
「他人から見たら、自分の選択が理解できないことはわかってるけど、本当に満足してるのよ。自分がやりたい仕事をしている時は、本当の自分として生きてるって感じで、幸せに思うわ」
ユミの言葉を聞きながら、ミソのことを考えるヨンジュン。
 
さて、車中の2人は、決定的な温度差(笑)
ペットボトルの水を取り出したところで、ふと手を止めるミソ。
蓋を開けてほしいとヨンジュンに自然に頼んだユミの様子を思い出し、数秒躊躇ったあとで、
「これ、あけてよ、オッパ」
3度見して、赤信号で急ブレーキをかけるヨンジュン。
4度見(笑)
「な、なんだって?」
意を決してもう一度。
「これ、開けてくれない、オッパ~」
「ちょっと待った・・・録音するから、もう一回言ってくれ、これに録音しないと!」
「副会長様が、面倒をみたいとおっしゃってんですよ。だから、今、チャンスをさしあげたんです」
「でも、以前は、手助けされることに慣れてないって言っただろ。」
「慣れるには努力が必要なんです。あ、そうでした、 これからは、“オーラ”は私の前だけにしてくださいね。全然、面白くないんですから。」
ヤキモチを焼かれるのが楽しくてたまらないヨンジュン。
「ああ、これも取っておきたいな」
「なにをです?」
「たった今の君の行動。今まで、どんな芸術作品でさえ、所有したいと思ったことはなかったけど、今は君のヤキモチをずっと取っておきたい。
「オモオモ、私、ヤキモチなんてやいてません!」
餅は餅でも、焼いてる人が必ず焼いてないという餅はなぁに?

~会長本宅~
『생애 단 한번(生涯ただ一度)』
息子の本を手に取り、読み始めた会長。
買い物から帰ってきたソンヨンと会長夫人。
「あら、あなたのアッパは、あなたの本を読もうとしていたみたいね」
ソファーで、ぐっすり寝ている会長。
「でも、十数ページで寝ちゃったみたいだ」
「そんなに読んだのなら、そうとう気に入ったって言わないと。普段、アッパは、5ページ以上読めたことがないんだもの。」
「アッパが会社を経営出来てることが、この世界最大の謎だね」
「だから、今までの会長の中で、一番、競争力がないって言われるのよ」
「今からでも、違う道でなら・・・遅すぎるってことはないんじゃない?」
うーん、こういうことなのかな。ま、いいか。
 
~ユミョン本社~
社内恋愛を支えると言えば、階段室、空き会議室・・・よね。
最近、会議室は管理が厳しいけどね。(笑)
そっと抜け出してきたボン秘書。
ミュージカルデートに誘うヤン秘書。
以前も、オシャレなレストランとか頭に入ってたし、何気に「彼氏力」高いんじゃないの?(笑)
そこへ、チャン部長とパク主任が降りてきて、咄嗟に、ヤン秘書を叱ってるふりをするボン課長。
二人が行ってしまったあとで、必死に謝るボン・セラ。
「ごめんなさい。社内恋愛はいいんだけど、秘密にしておきたいの。」
傷ついたヤン秘書。
「ここまでする必要があるのか、わかりません」
さすがに、考えてしまうボン秘書。
 
ボン秘書に叱られたと同情されてるヤン秘書。
そこへ、ヨンジュンがミソを伴い、出かけていく。
「ところで、最近、副会長一人で出かけるわよね」
(ミソもいるのに、空気なのね)
「ああ、このままだとヤン秘書、失職かもな」
パク主任の言葉に、振り返るヤン秘書。
「なんてこと言うんです?この会社で、ウリ(うちの)ヤン秘書様がどれだけ重要かわかってないんですか?」
といきり立つボン秘書。
「ウリヤン秘書様?」
同僚として、と誤魔化す。
このカップルが公開恋愛になるのも時間の問題ね。
 
病院にミソを送ってくるヨンジュン。
こっちも、周囲に公表しないで、とヨチン(彼女)に言われ続けて、不機嫌なナムチン(彼氏)。
 
「副会長こそ、私と結婚して大丈夫なんですか?5歳の頃から、フィアンセがいらっしゃるのに」
「キム秘書こそ、もうやめろ」
「はい」
顔を見合わせて、微笑みあう二人。
 
「今日もまだ、お父さんに紹介してくれるつもりはないのか?」
「まだ、早すぎると思うんです。父が回復したあと、いいタイミングを見計らいましょう」
そういいながら、ネクタイを直していると、ミソアッパに目撃されてしまう。
驚いて、締め上げちゃうのはお約束です。
 
さて、はからずも、彼女の父に会うという機会に恵まれた(笑)ヨンジュン。
「あなたのことは、娘からよく聞いています。休日も与えず、働かせているそうですね。一度、そのえらそうな奴に会ってみたいと思っていました、つまり、彼女の上司とやらに。」
「はい、そのとおりです。私がその偉そうな奴です。つまり、彼女の上司です。ご挨拶が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。」
「この部屋もアップグレードしていただいたようで、感謝しています。それも娘の働きに感謝してということであれば、喜んで受け入れましょう」
「光栄です。それに、どうぞ、気楽にお話をしていただけませんか」
「いえ、娘の上司にそんなことはできません」
「お気になさらずに。どうか、敬語は・・・」
「いえ、できません」
「どうか・・・。このタイミングで、お話すべきことなのか、わかりませんが、実は、お嬢さんと交際をしています」
「なんだって?交際とはどういう意味だ」
ヨンジュンにむかって、近づくミソアッパ。
「私が考えていることなのかな」
「アッパ、なんで、突然、副会長様にため口を?」
慌てて、父親をとめようとするミソ。
「はい、恋愛関係です」
はっきりと宣言するヨンジュン。
「もう行きましょう、副会長様」
「なんと、この友人は随分大胆だな。いいだろう、率直に言わせてもらう。私は娘との交際は反対だ」
驚き、ショックを受けるヨンジュン。
そこへ、パク社長からの電話を受けるミソ。
「副会長様、パク社長からのお電話です。なにか緊急にお話したいことがあるそうです」
茫然としながら、立ち上がると「失礼します」と部屋を出ていくヨンジュン。
 
「アッパ、どうして、反対するの?」
嬉しそうに、ソファーに座るミソアッパ。
「見れば見るほど、好きになるなぁ」
「え? だって、今は反対だって言ったじゃない」
「嘘にきまってる!お前のために、ショーをしてやってるんじゃないか」
「え?」
「あの男は、お前との交際を反対されるとは思ってもみなかっただろう。自分が富豪だから、心から歓迎されると思っていたに違いない。だが、俺は彼のような人間をよく知っている。障害が大きければ大きいほど、お前を欲しがる欲求が強くなるんだ。あははは、期待して待ってろ。あいつはもっと、お前を欲しがるようになるからな。」
「アッパ、なに言ってんの?」
そこへ、戻ってくるヨンジュン。
「私と自販機のコーヒーを飲みにいかないか?」
「ええ」
「よし」
 
「君はミソについてどのくらい知っているかな」
「一緒に働くようになって9年ですから、よく知っています」
「ミソは、私になんの心配もかけさせない、いい娘だったよ。姉たちの洋服のお下がりでも不満を言ったこともなかった。塾に行かせたこともないのに、いつも成績は一番だった。小さなころから、本当に思慮深かった。自分の友達に騙され、ある日、一文無しになった。残念ながら、その日は彼女の短大の入学試験の結果発表の日だった。彼女は奨学金を受け取れば、彼女の姉たちのように、短大に行けた。だが、彼女は、短大に行く代わりに、金を稼ぐと主張した。恥ずかしくて、泣いたよ。あの子が俺に何と言ったと思う?“平気よ、アッパ”満面の笑みを浮かべながら、そう言ったんだ。ミソがそう言ったとき、内心では泣き叫んでいたはずだ。今でも、その時のあの子の笑顔を見ると、心の片隅が痛むんだよ。あの子の輝く笑顔を見ても、君はそれを信じるべきじゃない。あの子はどんなに辛い時も、笑顔を張り付ける。」
「はい、よく知っています」
「退職を決めたそうだな。まじめで勤勉なあの子に処理できないほどの仕事を与えたのか?」
そう言われて考え込むヨンジュン。
「私はただ、今となっては少し遅すぎるかもしれないが、やりたいことを見つけ、あの子に幸せになってほしい」
ここでも・・・ヨンジュンを考え込ませるキーワードが出てきました。
 
「ここで待っていなさい。ミソに降りてくるように伝えるから。」
「はい」
「あ、これは、あの子を安全に家に送ってほしくて言ってるんだ。どこかに連れ歩くなよ」
「わかりました。では、また、お会いしましょう」
ミソを待つ間、考えるヨンジュン。

~回想~
《そんな基本的な計画もなく、退職しようとするのはなぜだ?》
《私の人生を探すこと、それも今すべきことなんです。秘書としての生活や家長としての生活だもない、私自身の人生を。》
 
昼間にあったユミの言葉。
他人から見たら、自分の選択が理解できないことはわかってるけど、本当に満足してるのよ。自分がやりたい仕事をしている時は、本当の自分として生きてるって感じで、幸せに思うわ
 
ミソアッパの言葉
私はただ、今となっては少し遅すぎるかもしれないが、やりたいことを見つけ、あの子に幸せになってほしい
 
じっと考えるヨンジュン。
 
病室で待ちわびているミソ。
やっと戻ってきたアッパ。
「何をこんなに長く、二人で話してたの?副会長様は?」
にこにこ笑っているアッパ。
「男同士で、深い会話をもったんだ。彼の緊張を維持することができたぞ。さ、彼がロビーで待っている。さっさと行きなさい。」
「なんで、そんなに笑ってるの?」
「うちのマンネがユミョングループの副会長と付き合っているとはな。」
アッパ、サムズアップやめようか(笑)