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■『推理の女王2』第7話(3)
~ワンスンのアボンニムの入院先~
そこでも、チスン逮捕のニュースが流れている。
VIPルームで横たわっているアボンニム。。。
チスンの就任式で、倒れてから、ずっと意識がないのかな?
ガラス戸から、父親の様子をのぞき、そのまま、立ち去るワンスン。
~中華料理屋さん?~
どうして、厨房にたってるの、ホグク社長。
「ハ代表が弱くなるなんて、想像したこともなかったよ」
「面会謝絶だ。親父が倒れたことを知って、(検察が)兄貴をつついてるらしい」
「ハ・チスンには、大きな影響力などない。とにかく、いつかは起きたことだ」
「どうも悪い予感がする」
「俺がついてる。調べてみるから、そんなに、心配するな」
「ジャジャ麺まだ?注文したのに、無駄話なんかしないで作れよ」
「うまいのを食わせろって言ったのはお前だぞ。ちょっと待ってろ。せっかちな奴だ」
~ギョンミのお弁当店~
「ギョンミが戻る前に、試験に合格して、お店も通常営業するわ」
《オーナーが警察官試験に合格するまで休業します!》
貼り紙に書いちゃった。
~中華料理屋~
「さぁ、食え。どうだ?」
「どうだってどういう意味だよ。じゃじゃ麺はじゃじゃ麺だろ。」
数口すすりあげて、「最高!」
「そうだろ?」
一体、ホグクさんは何者なの?
ワ「キム室長について、なにかわかったか?」
ホ「ああ、それだがな、みな、どの人も違うことを言うんだ。女性だという人もいれば、若い男だ、とか老人だとか、」
ワ「政治家、武器商人、ロビイスト、NISの諜報員だっていう噂も聞いたぞ」
ホ「そうか?」
ワ「ヒョンニミ、以前より腕が鈍ったな」
ホ「おい、それを言うなら、お前はチュンジン署で何をしてるんだ? なにかわかったのか? シン署長からなにか情報をつかめたのか?」
ワ「情報を掴むには、近づかなきゃならないだろ」
ホ「じゃ、少しは彼を喜ばせて、気に入られろよ。そんなに大変なことか?」
ワ「俺を寄せ付けず、いない人間のように扱うんだ。逃げ回ってばっかりだ」
ホ「物事を進めるには、動かさなきゃならない」
ワ「ヒョンニミはすでに動き始めてるんだろう?」
ホ「知るか。シン署長は、しばしば、チュンジン教会に行っているらしい」
ワ「シン署長を通じて、キム室長についての情報を得るのか?」
ホ「どういう意味だ。紹介されるべきだろ。」
ワ「署長が、そう簡単には、紹介するもんか」
得意げに笑みを浮かべるホグク。
ホ「俺が社交的だって知ってるじゃないか?」
ワンスン「これ、本当にうまいよ」
~ソロクの部屋~
荷造りをするソロク。
「あ、そうだった。そこの学生は、ユニフォームだけを着るんだった。それなら・・・こっちを入れて」
ファスナーを閉めるソロク。
両親の写真に向かって、
「今度こそは、絶対に試験に合格するからね。絶対に警察官になってみせる」
ワンスンにもらった携帯をとりだし、
「合格するまで、しばらくは、お別れね。あんにょん」
電源を落とし、両親の写真の前に置くソロク。
~待ち合わせ場所~
「あんにょ~~ん」
先にギボムが待っている。
「荷物、それだけ?」
「この車、なに?」
「友達の車だよ、おい、出てきて挨拶しろよ、こいつは、デウン。こいつも寄宿学校に入るんだ」
表れたのは、そこそこ、背の高いイケメン男子。
「彼と一緒だ。こいよ」
なれなれしく肩を組むデウン。
「おまえの彼女?」
「どういう意味だよ」
「あんたたちは、たしかに友達ね。グループで注文したの?」
「ああ、眼鏡か? そうだよ」
「あんたの友達に、いますぐ、この眼鏡を外して、私から手をどかすように言ってよ」
「となりにいるんだから、直接言えばいいじゃん。おばさん、そんなに恥ずかしがり屋かよ。おい、おばさんから手をどけて、眼鏡、外せよ。このおばさん、すごくおっかないぞ。それに、自分のことを犬だっていう変なおじさんが、いつでも追いかけてくるんだ。噛まれるかもしれないから、触らないほうがいいぞ」
デウンを睨みつけるソロク。
「ほら、おばさんの歯、みただろ。見たよな?本当に怖いんだ。お前、本当に噛まれるぞ」
盗撮眼鏡を外すデウン。
「満足?」
助手席のドアをあけるデウン。
「さ、乗って」
「荷物も積み込んでやれよ」
「あんたはどうするの?」
「おれは、ノリャン洞のドキュメンタリーをまとめなきゃだし、やることもあるし、だから、俺抜きで行けよ」
さすがのソロクも、ギボムが行かないと知って、不安になる。
「安全運転でいけよ」
車が出発するなり、盗撮眼鏡をかけるギボム。
解放感が漂ってるわ~~~。
やってくれるね、パク・ギボム。
初対面の(しかも、若くてかっこいい、盗撮眼鏡なんてかけてる)男の子と一緒に、二人っきりで、山奥まで行かせたなんて、ワンスンに知られたら、半殺しだと思うけど。(笑)
~ソロク自宅~
夜、戻ってきたワンスン。
家に灯りがついているのをみて、「もう帰ってるんだ」と嬉しそう。
「いつまで持つかどうか・・・勉強するには年を取りすぎてるんだから。そんなことしないで、犯人を捕まえてればいいのに」
家の中に入っても、ソロクの気配なし。
「アジュマ~? アジュマ?」
「なんだこれ? 食事作ったのか?」
食卓に置かれたカバーを外すと・・・数個のお弁当と手紙。
《出かけるまえに、食事を作りたかったけど、寄宿学校が明日から始まるので時間がありません。携帯も置いていくから、連絡が取れないかもしれません。試験に合格したら、もどってきます。お留守番お願いします》
「アジュマ、どうかしちゃったのか?寄宿学校?ノリャン洞での勉強だって馬鹿げてたのに、今度は寄宿学校?まったく」
すぐさま、電話をかけてみるワンスン。
「なんで、でないんだよ」
動揺してるワンスン。
~夜の山道~
「本当に、寄宿学校にはこの道でいいの?」
「たぶんね」
「本当に?」
真っ暗な山を見つめて、不安いっぱいのソロク。
~ソロク自宅~
ひとり、横になっているワンスン。
眠れません(笑)
むくっと起き上がりました。
「なんで、寝れないんだ? なんで、怖いもの知らずなんだよ。どうして出ていくまえに、なんの相談もしないんだ?もしかして、騙されて誘拐されたのか?いや・・・それとも、臓器売買業者の詐欺とか?ああ、明日はノリャン洞にいかなくてもいいんだよな、でも、眠れない~~~!わ~、アジュマがどうした、アジュマがどうしたっていうんだよ なんで、眠れないんだ?」
答えは教えませんが、ああ、この混乱ぶり、一晩中、見ていたい(笑)
~チュンジン署~
翌朝、机の上に、荷物がまとめられてました。
「お前と働けてよかったよ。遅くまで犯人逮捕で疲れてるだろうから、荷造りをしておいたぞ」
「ケチーム長。がっかりするなよ。俺たちはお互い成長した。」
「そうだな」
「ときおり、会いに来るよ」
「いやいや、その必要はないよ。お前の貴重な時間を無駄にしてほしくないからな、友よ」
「お疲れ」
「じゃあな」
となりのチームのブースに移ってきただけのワンスン。
誰もいません。。
「チョ課長 2チームには誰もいませんよ。彼ら、派遣先から戻ってくるんじゃないんですか?」
電話切られた。。。
ずっと、暇そうにしているわけにもいかず。。。
ソロクに電話しても出ないし・・・。
「本当になにかあったんじゃないだろうな」
逃げ回っていたチョ課長をエレベーターで捕まえたワンスン、問いただします。
「2チームは俺だけっていうのは本当ですか?」
「誰がそんなこと言った?」
「だって、誰も戻ってきてないじゃないですか?」
「新しいチーム長がくることになってる」
「いつですか?」
「そんなにチーム長が必要なら、1チームにいた時にもっとちゃんとすべきだっただろう」
「俺のどこが間違ってたんですか?」
「なにもかもだ」
「刑事として犯人を捕まえただけです。知っての通り、とにかく、刑事に求められてるのはそれでしょう?」
「本庁から誰かが送られてくるそうだ。いいか、問題を起こしたら、広報に回されるぞ。お前に退職の日まで、後方支援なんて務まるわけないだろう。なぁ、今度は上司のように振舞うなよ。うまくやるんだ」
「俺は、上司みたいに振舞ったことなんかありませんよ」
イライラしながら、ふと掲示板をみると
「行政職募集」の貼り紙が・・・。
「警察官試験を受けることなく、ここで働くことができる・・・。ああ、これなら、アジュマにぴったりじゃん。なんで、これを思いつかなかったんだ!あ、すみません。この行政職って、どんなことをするんですか?」
とおりがかった職員にたずねるワンスン。
「うちの署に関する記事をスクラップしたり、署長の報告書を作成したり、退屈な仕事ばかりですよ。でも、この職種、結構人気があるんです。すぐに埋まってしまうんじゃないですか?」
「ああ、そうなんだ」
「ああ、早く教えたいのに、なんで、こういうときに限って、捕まえられないんだ。人気があるって言ってたよな」
そう~っと、貼り紙を外すワンスン。
「これは、アジュマ用だ」
署を出てきたワンスン。
「どうやって、アジュマを探し出すかな?」
《寄宿学校が明日から始まるので時間がありません・・・》
「ああ、今日、受講開始の寄宿学校なら、わかるだろう。いや~さすがだな。俺」
といいつつ、全然、該当する学校が見つからないワンスン。
「くっそ、ノリャン洞エリアは全部あたったぞ。それなのに見つけられない。彼女は少し年を取ってるから、目立つだろうに。本当に寄宿学校なんて行ったのか?ああ、気になってしかたがない」
~チュンジン署~
とりあえず、戻ってきたワンスン。
「どこ行ってた、連絡もしないで!」
チョ課長に怒鳴られました(笑)
「どっちにしても、俺一人なのに、誰に報告するんですか?」
「おまえの新しいチーム長がこっちに向かってるんだ」
「ああ、もう課長のいうことは信じませんよ」
「お、彼だ、こっちにくるぞ」
はい、ウ警監様でした。
「ウ警監?」
「知ってるのか?」
知ってるも何も(笑)
「ああ、テレビで見たのか」
「課長、俺、3チームに移りたいです」
「3チームのリーダーはお前の学校の後輩なんだろ?同期でもうまくいかないのに、後輩となんかうまくやれるのか?」
「じゃ、4チーム」
「お前、前に大喧嘩したの忘れたのか?」
「じゃ、一人でやりますよ」
「バカ言うな!相棒なしでどうやって動くんだよ。ほら、来たぞ」
ワンスン「俺は、あのいばりくさったプロファイラーが嫌いなんだ」
チョ課長「ああ、彼はカッコいいなぁ」
相変わらず、感情は一切表面に出しませんが、挨拶くらいはする常識人のウ・ソンハ。
「久し振り」
「そうですか?」
先日も放火犯事件で一緒でしたよね(笑)
「しばらくというには、おたがい、会い続けてるようですけどね」
課長が挨拶をすると
「あなたは私の上司です。予習をしてきました」
チョ課長抜け目なし。
「誰もが本庁で仕事をしたいと思っているが、あなたは望んでここに来たと聞いて、本当に感動しました」
それを聞き、あえて、ここにやってきたウ警監の意図を思い、表情が固くなるワンスン。
「ああ、我々(“ウリ”)は同じチームですね」
「ええ、そうらしいですね」
「よろしく頼みます。ハ・ワンスン警衛」
「役職で呼び合うのは・・・堅苦しいですね」
「私もそう思っていたところです」
それをきくと、課長、ワンスンをハグし、「今度はうまくやるんだぞ、いいな?」
「彼は、非常に有能です、少し個性的ですが、問題ありません」
課長、ジャケットプレイよろしく、ワンスンが掴んだジャケットを脱ぎ捨て、去っていきました。
残された2人、、、、微妙な空気だわぁ。
ワンスンは、ウ・ソンハが自分を探っていることを知ってるいるしね・・・。
~寄宿学校~
無事到着したみたい。
約20名くらいの新入生かな。
荷物チェックを受けてます。
余分なものは、飲食物も含めて即没収。
飲酒、インターネット使用、携帯、恋愛、 これらを犯したことが発覚したら、即退学!
「ねぇ、寄宿学校って、みんなこんななの?」
デウンに訊ねるソロク。
「ここって、本当に、心配ないところ?」
「家に帰りたくなった?」
「うん」
「ここは一般的だよ。ああ、ギボムのおじさん、ここに寄宿学校建てて正解だ。家に帰りたかったら、とにかく合格するしかないって思い続けるしかないだろ?」
「うん、そうする」
へぇ、デウン、ちょっとはまともっぽいね。
「この寄宿学校と契約したからには、ここを早く出ないとね」
かなり精神的におかしくなっている女性が、ふらふらと学校周辺を歩き回っている。
「カン・ジュヒョンが戻ってくる、あの狂った女が・・・私を殺しに戻ってくる」
助手席の座席の猫ちゃん、死んじゃってるの?
あれ、誰か人をはねたの?
~学校~
「なにがあったの?」
「落ち着いて」
「ちょっとどいて」
ひとだかりになっている部屋に入るソロク。
「ちょっとごめんね、中に入れて」
倒れている人間をみて、息をのむソロク。
「本当に死んでるみたいだ」
すぐに駆け寄る。
ソロク「誰も彼に触れてはだめ、警察がここに来るまでは」
「殺人ですか?」
「滑って、どこかを打って、死んだのかも」
ソロク「あなた、本当にそう思うの?」
倒れている人間を見つめるソロク
★8話に続く
ハラボジ事件は、嘱託殺人だったため、なかなか実行犯の特定に至らず、思った以上に時間がかかり、ちょっと冗長だったかな(笑)
義務警くんや、イ巡査の登場のさせかたとか、みんな怪しげ。
最初から、ワンスンを見る視線が怪しいから、おそらく誰もが一度は頭をよぎる ヒヨン=ソ・ヒョンス説。
まじか・・・でも、それなら、なんで、ワンスンは気づかないのかな。
恋人だったんだよね。鼻が効くんだよね?
17年たっても、あんなに恋焦がれてたんだから、たとえ整形しようが人相が変わろうが気づくだろうと思って、その説は否定してたんだけど。
それとも、ワンスンの知らないヒョンスの血縁者とか知り合いが復讐しようとしてるとか?
そういう部分も謎だらけ。
一つ解決すると、新たな謎が複数個、落ちてくるドラマです。
とにかく伏線の回収が事件と事件をまたがったりして複雑で、おそらく、すっきり感は少ないのかもしれません。
同時間帯の『スイッチ』みてると、ちょっとそんな感じがします。
単純だけど、ついつい「よし、やったー」
気分爽快な感じ。
まだロマンス薄目だけど、つい気になるドラマです!
なので、無駄にあがかず、ソロクとワンスンの恋模様をキャッキャッ言いながら、しれ~~っと見ているほうが、整理がつくかも(笑)。
回を追うごとに、サンウのおなか回りの撮りかたが雑になっててストレートすぎて(笑)、せっかく気をつかって(←だれに?)、トレーニングシーンでも、アングルについては指摘しなかったのに~~(笑)
開き直ったのか、夢を壊してもいいのかと、今のところは角度によってですが、気づくと微笑ましくて。
でも、実は、私は無駄にムキムキは好きじゃなくて、ほどよくああ、ちょっと力いれると割れるね、くらいがいいんですけど、ぽんぽこはぽんぽこなりに愛すべき派です。🍀😌🍀