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『 推理の女王シーズン2』第5話(1)は、こちらから。  


『推理の女王2』第5話(2)

 

一方、何をみても、新鮮なソロク
「みんな必死で勉強してる。私もがんばらないと」

ぶつかっても無反応な相手にびっくり。

予備校に到着したソロク。
「早く来てよかった~~~」
今頃、ワンスンは、おうちに向かって孤独に運転中よ。。。

「一番前に座れるよね」
背後から、おいおいと注意されるソロク。
「これが見えないの?」
廊下におかれた“席取のノート”が、ずら~~~~。

「これの一番最後?」

注意した学生が、ソロクの後ろ姿を見ながらぶつぶつ。。。、
「どこかで見たような・・・あ、ユ・ソロクさん?!」

彼は学生じゃなくて、ここノリャン洞で、よろずバイトをしてるコ・シワンくんです。


結局、柱の裏で、全然 講師の姿が見えない最悪の席に座ることになったソロク。

モニターは真上過ぎて、首を痛めそう。

 

~チョンジン署~

ワンスンは、ジムで身体づくり。。。
これもお仕事の一環よね。
ここは、クォン・サンウの鍛えっぷりを堪能しましょう。


名ばかりの相棒のユク刑事が先に、トレーニング中。
ワンスンも、決して、このままでいいとは思ってないんだよね。
「ユク刑事、新任に対して、嫌がらせをするのはやめろ。チームとして一緒に働くべきだろう?そう思わないか?俺がなにか悪いことでもしたか? 言ってみろよ」
「目立ちたがるのを止めるんだな。うまくいかないのは自分のせいだ」
「なんだと?」
「コ刑事を知ってるよな?お前が殺したんだ。コ・ジェヒョン。彼は、俺の先輩だった」

なんと・・・そういうつながりで、恨まれてたのね。
シンイン署の件は、まだまだ、全容がわかってないからこそ、シン署長やキム室長のことを探ろうとワンスンも異動してきたわけで・・・。

それでも、ショックを受けるワンスン。

2人の様子をみかけるチョ課長。

「なんで、お前は、先輩とも後輩とも、いい関係を築けないんだ?」


「あ、ありがとうございます」

コーヒーを奢るつもりはなかったのに、とられたチョ課長(笑)

「悩ましてるのは、ユク刑事のほうですよ。ユク刑事とケチーム長だ。 気づいてるくせに」
「なんで、俺が知ってるんだよ。俺は署長の世話で忙しいんだよ。くそ、小銭がどっかいった」
コーヒーマシンをガンガン叩いても出てこない(笑)

「おまえとあの二人の間がなんだって?」
「奴はみんなに信用されてる。俺抜きで、どこでも行く。俺が聞いても何も答えない。ユク刑事が俺に逆らう理由は理解した。ケチーム長、あの犬。俺の警察大学での同期だったんだ。こんなことをする理由がわからない。」
「俺は、お前らが本庁にいたときから、お前が奴を見下しているからだと聞いたが?」
「誰が言った?」
「・・・・」
ま、そんなことは重要じゃないわな。。。

「1チームはうまくいってる。ケチーム長も優秀な男だ。お前のやり方とは違うんだ。しかし、お前らは、同じ道を進まなければならない。刑事は、犯人を捕まえるのが仕事だ。お前がソドン署の麻薬犬だったことも知ってるが、ユク刑事は闘犬だ。あいつの顔は怖いが、気持ちは優しい奴なんだ。目立たず、みんなとうまくやれ」

「あいつらが始めなければ、あいつらとケンカするつもりはない」
きゃ~~~、来た来た、チョ課長の存在意義が(笑)。
ただの、”変なおっさん上司”だけなはずがないですもん。


授業が始まるまでの休憩時間かな?
「あ~~、4時間の授業を受けるのは大変だわ。なにか食べないと・・・。」
きょろきょろと見回すソロク。
「オモオモ、みんな歩きながら食べてる。少しでも時間をセーブするのね。私もそうしよう」
「2番ください」
そのとき、分厚い教科書から目を離さない女子学生が、注文するのをきき、
真似して、「私も2番ください」と言ってみるソロク。

合間に、個人勉強室も利用するのね。
うつらうつらして、机に頭を激突するソロク。

「朝早かったから・・・」と言っても、誰も答える人はいない。
気づけば、ソロクの机のまえに、付箋がびっしり。

「なんなの?一体?」


「マナーを守ってください」
「静かにしてください」
「大きな寝息はやめてください」
「うるさすぎる、静かにして」
「勉強させて!」
それにしても、ペンをカチっといわせただけで、睨まれるって、異常でしょ(笑)

逆に勉強に集中してない人たちみたい。

くたくたになって帰宅したソロク。
「うわ~~、義理家族の家より、最悪だわ」
疲れきってコートも脱がずに、寝てしまう。



~ノリャン洞裏道~
夜分に、裏道を歩いてるのは、あのスーパーのハラボジね。
誰かに尾けられたのに気付き、振り向きざま、
「おまえにはすでに、十分すぎるほどしてやった。もう何を言っても無駄だ。俺を睨むなんてどういうつもりだ、こいつめ!」
刺されたハラボジ。


~ノリャン洞入り口~
今朝も、ワンスンに送ってもらったのね、ソロクちゃん。。。
もう、旦那さん(仮)ったら、あくびが止まりません。。。

「・・・朝4時だってわかってるよな?」
「だから、送ってくれる必要ないって言ったでしょ。変態より早く走れるから!」

もう口喧嘩する気力もない(笑)
「・・・いいから、行ってこい」
だから、これが愛なんですってば。

「あ、もう遅いかもしれない!100番より前にならないと!じゃ」
妻(仮)は、風のように走っていってしまいました。。。
・・・と言いつつ、路地裏で、警察が停止線を張っている様子を見かけるソロク。
事件なの?

急停止!
「ああ、どうしよう。。戻らないと。誘惑だわ。もし、鼻をこすったら、また、(試験に)落ちちゃうかもしれない。今は、前の席に座るほうが重要よ!」
後ろ髪をひかれてるソロク。。。

振り返ると、被害者が血を流して倒れているのも見える。
「ああ、でも、前の席に座れなくなる!あああ」

運転中のワンスンにも、連絡が入る。
「え? 殺人事件?すぐ行きます」
Uターンするワンスン。

「うん、新鮮な血の匂いがする」
あはは、またもや、新しいキャラが登場。

「すこし生臭く、そして甘い。なんといったらいいか・・・冷たく、鉄分が不足している。高温だ。まさに必要としているものだ」

「なんだ、もう来てたのか?」
ワンスン到着。
「このエリアは、CCTVがたくさんついてるはずなのに、ここはない」
「まったくないのか?」
ユク刑事とそんな会話をしていると、急に飛び出して、ワンスンにナイフをつきたてる真似をするファン・ジェミン (演:キム・ミンサン)。

「何してる?」
「彼じゃない」

今度は、ユク刑事にも突きつけてみる。
「ああ、もう。向こうに行っててくださいよ」
ウザそうなユク刑事。


「この辺じゃ見ない顔だな」
ワンスンに声をかけるファン・ジェミン。
「あなたこそ?」
「俺を知らないのか?」
「知りませんが」
「今日の俺の髪は厄介かな?これでもまだ、俺がだれだかわからんか?」
「さぁ、わかりません」
「本当に警官か?俺を知らない?天才科学捜査官として取り上げられたぞ」


「私も、ソドン署のイケメン刑事として広報誌に取り上げられましたよ」
「広報誌なんて誰が見るんだ?俺は、日刊紙(新聞)だ」
初対面から、大人げない張り合いをする2人。。。口笛

予備校に到着したソロク。

「ああ、昨日よりは早い時間だわ」
と思っても、講義室の前の廊下には、席取りノートがずら~~~。
「一体、みんないつ来てるの?ガーン


いつも前列席を確保している女子学生ユン・ミジュ (演:チョ・ウリ)が離れたあたりの「席とりノート」に血痕を見つけるソロク。

~殺害現場~

被害者の遺体が運び出される。
ワンスンを被害者に見立てて、何度も、ボールペンで刺す真似をするファン捜査官。

「止めてください。目撃者に話を聞きにいかないと」
「どうも変だな、身長はいくつだ?」
「182センチですが」
「なぜ、それを先に言わない?馬鹿か?目がついてたら、どんなふうに倒れたか、被害者の身長を確認しないのか?彼は、おまえほど高くない」
「私は、遅く来たので、まだ被害者をよくみていません」
「言い訳をするな。お前のせいで、20分も貴重な時間を無駄にした」
「私にとってもそうです」
「おまえのような一般の刑事の20分と、俺のような天才調査官と同じだと考えるのか?」
「そうではなくて、あなたのペンで私を何度も刺しましたよね」
「もうやめろ!一体俺の貴重な時間をどれだけ使うつもりだ?」
いやぁ、ワンスンもびっくりな、突き抜けたキャラが出てきたね。
「ああ、もううんざりだ」

さっきの女子学生ちゃん、鼻血が止まらなくなっちゃったのね。

ん? でも、床に落ちてる血の量、鼻血にしては多くない?

一番前の席にきたソロク。
「なにか用?」
「あ・・・この席に座るには、一体何時にくればいいのかな、と思って」
答えず、座るミジュ。

袖についた血にも気付いたソロク。

「たくさん出血したみたい・・・私ももっと勉強しないと。前の席にも座らないとね」

~近隣聞き込み中~

単独行動中のワンスン。
目撃者1 男性
「私は、毎日朝4時に生鮮市場に行くんです。途中、煙草を吸おうと路地に入ったら、会長が倒れているのが見えたんです」
「会長?」
「ああ、この街の人間は、彼をみんなそう呼ぶんです。酔っ払って、近所に出かけたんだと思いますよ」
「路地で、誰か他の人を見ませんでしたか?」
「誰かが、路地から出てくるのを見ました。イヤホンをしてランニングしているようでしたよ。暗かったから、たしかとは言えませんがね」

目撃者2 男性
「うちの店は、午前2時30分にしめるんですよ」
「だれか変わった人とか、なにか特別なことをしてる人なんかをみませんでしたか?」
「特別なことじゃないけど、そうだ、おかしな奴が昨日うちのトイレの鍵を盗んでいったんだ」
貼り紙に目を向けるワンスン。

《用がすんだら、鍵を元にもどしてください》
「トイレの鍵?」

「大体24センチってとこか」

ゲソ痕をはかるワンスン。
「少年、もしくは女性か・・・」

一方的、CCTVを確認中のユ刑事。
「そこで止めて。これだ、彼女を知ってる?」

「洋服とリュックからみて、孝試生じゃないですか?女性ですね。あ、待ってください。 彼女ならよく見かけますよ。イノ孝試院に住んでる子です、夜明けに一番に来る学生です」
警備員が証言する。

講義中のソロク
だけど、へんじゃない?鼻血だったら、外側につくのはわかるけど、ひじの内側だった。
必死で、集中しようとしても、さきほどの学生のことが気になるソロク。

「もし、一生ノリャン洞に住みたくなければ、集中し、さらに集中だ。」と講師に注意されるソロク。
「今日の講義はここまで。また、明日な。聞こえないふりをしているそこのおばさん、明日からは金を無駄にせず、眠らないように」と言われ、学生たちにも嘲笑されてしまう。


講義終わりのタイミングで、ワンスンとユク刑事が入室してくる。
「学生はそのまま!チュンジン警察です。」

どうやら、ドアの外で、聞いてたワンスン、笑いをこらえながら、ソロクのほうにやってくる。

そんなにバカにして笑わなくても・・・。

「そんなに疲れてるのか?」
「なんで、こんなとこに来たのよ!」
「アジュマのせいで来たわけじゃないから、心配するな」

「ユン・ミジュさん、ユン・ミジュさん。どこにいますか?」
「前の席です」
「なんですか?」


「チュンジン署のハ刑事です」
「で?」
「あなたを、イ・ワンシク殺害の容疑で逮捕します」
「え?」
ミジュに手錠をかけるワンスン。
じっと、その様子を見つめるソロク。
「立ちなさい」 
「何をおっしゃってるんですか?」
連行していくワンスンたち。
ミジュの靴に血痕がついているのに気づくソロク。
ざわつく教室内。

掲示板の前で、事件の話をするワンスンとソロク。
「あの血痕は、変よ。それでも、彼女が殺人犯だと?私には、そうは思えない」
「今回は、100%確かだ」
「彼女から自供を得てないでしょ」
「自供しなければ、無罪なのか?」
「とにかく、変よ」
「まぁ、彼女は誰かを殺すようには見えないし、可愛いし、無実のようだ。」
「へー、刑事さんは、顔で無実かどうか決めるの?女性に目がないのね」
「それなら、アジュマが変だと思う理由は?」
「あなたも講義室を見たでしょ?」
「ああ、すごかったな」
「一番前に座るためには、少なくとも、午前3時前には起きないとだめなの」
ま、それに近いことはやってますけどね(笑)

「ユン・ミジュは、いつでも一番前に座ってた」
「だから?」

そのとき、「グループ勉強会メンバー募集」の付箋をみるソロク。


「必死で席を取ろうとしているときに、人を殺すなんて、意味ないでしょ」

笑い出すワンスン。
「おい、アジュマ、勘が鈍ったな。この街に合ってないようだな」
「信じられないかもしれないけれど、ここではそうなのよ。ここは別世界なの」

さきほどの付箋をはがすソロク。
「これなんだ? グループ学習?」

「うん。情報を得るためにも、グループで勉強しなくちゃ。私、みんなより、かなり年上だから、友達もいないし。誰も私とは話したくないのよ」
「こんなの、女をひっかけるための罠だぞ」
「それでも、(今のままより)ましよ」

「なんだって?アジュマ、しっかりしろよ」
「時間がないのよ」
「なぁ、ここにいる理由を思い出せよ。また、落ちてもいいのか?ここらの若い奴らとは合わないんだよ。あいつらは徹夜で勉強できるが、アジュマは寝ないとダメだろ。」
とにかく、他の男除外&ノリャン洞での学習撤回に、必死なワンスン。。

「イノビルの2階。そう、2階。B6勉強室に来て。ああ、そこで待ってるから。じゃあね」
電話を切ったギボム。
なんと、相手はあの盗撮犯の男の子ね。

「グループ学習のメンバーを探していますか?」
と、男子学生からの連絡には
「怒らせたくないなら、電話してくるな。」
と断る(笑)

「まったく、男に用はないんだよ」
ワンスンのいう通りでした!

「もしもし」
「一緒に勉強しませんか?建物の前にいます」
女性の声には即答。
「じゃ、すぐに迎えにいきますよ」
「あなたが?」
「1階にいくから、ちょっと待ってて」

しかし、ギボムの視線の先に、ソロクと 完全無欠の保護者ワンスンの姿が・・・(笑)

滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

「いえ、もう着きましたよ。B6ですよね?」
電話をきるソロク。

「ねぇ、いつまでついてくるの?」

言外に、帰れと言わんばかりのソロク。
うん、捜査はどうしたのかな? 非番?
「事件の捜査中だ。もっと情報を集めないとな」

ソロクの会う相手を品定めしないうちには、帰るわけがないワンスン。


「うるさく歩かないでよ。みんなが、どれだけ、神経質になってるかわからない?」
「俺は、うるさくなんか歩いてない」
「いいから静かにして!・・・あれ、誰もいないわ。ん?」

そこに、カトクが入ってくる。
《明日に延期します》
「明日に延期するって」
「急にか?」
「うん」

「なんかにおうな・・・。迎えにいくとまで言ってたのに?確実に、ナンパだな
机の下に隠れてるギボム。