4分割してます。

『花遊記』第20話(1)は、こちらから。

『花遊記』第20話(2)は、こちらから。

『花遊記』第20話(3)は、こちらから。


第20話(4)

 

~牛猿ハウス~
戻ってきた悟空。

魔王が出迎える。

「彼女は、外せたか?」

「あの女は外せなかった。彼女は、何も知らなかった」

「お前の記憶の断片が全部、つながってないからだ、だから、外れないんだ」

「俺は、たくさんのことを思い出したよ。彼女に申し訳なく思うし、彼女といると幸せだ。それは思い出せた。でも、心の痛みは続いてる」

「もちろん、痛いだろうな。だって、彼女は死んだんだ。お前の壊れた記憶の中で、一番重要な一つがそれだ。孫悟空、ここまで来たなら、最後まで行け。それを見つけたら、お前は緊箍児を外すことができるだろう」

 


~スリョン洞~
庭を歩き、剣を埋めた場所、ソンミが息絶えた場所へと、足が自然に向かう

そして、とうとう


《緊箍児があって、安心だわ。あなたがたった一人残されたても、私たちのこの愛を覚えていられなくて良かった》
最後の言葉を思い出す悟空。

「チン・ソンミ・・・」
ようやく全てを思い出した悟空。


~バー~
冬将軍を相手に飲んでいる八戒。
どことなく元気がない、というより、かなり憂鬱そう。
「彼女の最後の言葉を聞いたので、さらに混乱させられたに違いありません。知らなかったほうがよかったのではないですか?」

「いや、俺はそうは思わない。もし、プジャの気持ちが俺に対してどうだったか、たとえわかっても、俺は悲しくもあり、嬉しくもある。もし、そうでないとしたら、俺は同情していたんだ。」



「もうすぐ、今日が終わります。三蔵は、黄泉に戻るでしょう」

「ああ。三蔵は、斉天大聖の本当の気持ちを知らずに、いなくなるのかな?」

「前に、彼女に聞いたことがあります。」

 

「寒波の夜に、ほんのちょっとだけ、緊箍児を凍結したとき、彼女は、彼の本当の気持ちを聞く時間はあったはずです」

 


~愛の鍵の広場~

 

最後の場所として、ぞうさんのかぎの場所に来ていたソンミ。

 

そこに現れる悟空。

「戻ってきたのね。もう一度だけ会いたかった。戻ってきてくれてよかった」
「チン・ソンミ・・・」
「私の名前を思い出したのね」


「ああ、お前の最後の言葉も思い出した。お前は、緊箍児があって、良かったと言った。俺が一人になっても、この愛を覚えていられなくて良かったと言ったんだ。それと同じ気持ちで お前に隠していたことがある。」

自ら、緊箍児を外すと、手のひらの上で消滅する緊箍児。

 

驚くソンミ。
「なにか聞きたいことがあれば、聞け。お前は何も残したくないかもしれないが、それでも、聞け。頼むから聞いてくれ」
ああ、悟空は本当にソンミを理解してるのねえーん
悟空の切実な顔を見て、心をきめたソンミ。

「私、まだ、綺麗に見える?」
「ああ、綺麗だ。愛しているから」

抱きしめる悟空。

「なにも消えたりしなかった。愛してる。もう時間よ、もう行かないと。あなたを1人残していかなきゃならない。どうすればいい?」

「こんなふうにお前を送りたくない。チン・ソンミ。」

 

ソンミの目を閉じさせる悟空。

「動くな。お前に渡すものがある」

 

ソンミの額に、自分の額を押し当てる。

目を開けると、ソンミの片目が赤く光る。

「これで、お前の片目は、斉天大聖孫悟空の“火眼金晴”になった。」

「あなたの片目を私にくれたの?」

「チン・ソンミ、よく聞け。俺はお前を必ず見つけに行く。お前がどこにいようと、どんなに変わろうと、俺はお前を見つけられる。俺の名前を忘れるな。必ず探し出す。」

「あなたの名前を呼んだら、あなたは、私がどこにいようと来てくれるのよね。私は、あなたの名前を絶対に忘れない。あなたを待つわ」

「俺たちは、絶対にまた会える」
ペンダントの星が光る。

「もう時間だわ」
「逝け」
目に一杯涙をためて、笑顔で消えていくソンミ。

泣きながら、天を見上げる悟空。


~古いビル~
ハンジュ・・・黄色い傘もって、お化けビルにやってくる。

「ここがお話ししたショッピングセンターです」

「新しい賃借人が幽霊を見るというショッピングセンターですか?」

「一か月ともちません。ハンビット不動産さんなら、なんとかしてくれると信じてますからね」

黄色い傘を一回転させるハンジュ。

「本能による成功者ですからね。私が、光り輝くクリアーなショッピングセンターに変えてみせますよ。どうか外に出ていてください」

「はい」

ハンジュ氏、全然、見えてないんだけど、場所はなんとなく当たってるんだよね。

微妙な霊感の持ち主なんだろうね(笑)


怨霊1「不動産屋の社長が変わったって聞いたぞ」

怨霊2「あいつ、私たちのこと、みえてないわよ。」
怨霊3「本当?」

怨霊2「私たち、まだ、動かなくてもいいみたい」

怨霊1「本当か?」

喜びあう怨霊たち。

幽霊たちにバカにされ、笑いものになってる気配をなんとなく、反応するハンジュ。

黄色い傘を開く。。

「何もいないよな? 傘、お前を信用するからな」


~バー~

落ち込むハンジュ。

本当よ、ハンビット不動産の行く末、大丈夫?(笑)

 

「すごく怖くて、そこから逃げ帰ったんです・・・」

お代わりを差し出す冬将軍。

「はじめてのお客様です」

「ええ、そういえば、この辺にこんなバーがあったんですね」

「見つけにくいですからね。おそらく、それのせいで、見つけられたんですね」

黄色い傘を示す冬将軍。
「ああ、これですか?なくなった代表のものなんです」

「そうなんですね」

「うちの代表は、とっても特別な人だったんです。彼女がいたころは、うちの不動産屋に、すごい人たちがやってきたんです。ルシファーエンターテインメントの会長が、しばしば彼女に会いに来たし、トップスターも来たんです。彼らは、親しかった。ある時は、Mグループの会長が会いにきたこともありました。それ以上に、もっともミステリアスで、普通じゃない人間で、うちの代表を愛する男もいました。なぜ、彼らはうちの代表の周りにいたんでしょう?彼女は人間じゃなかったのかな?」
「その反対かもしれませんね。あなたの代表だけが人間だったのかも。人間でなければ、妖怪だということもありえますから」

「なぜ、そんな怖いことを言うんですか?今日、お化けビルにいったんですよ。寝られないじゃないですか」

思わず微笑んでしまう冬将軍。

「ああ、飲まなきゃだめだ。おっかない」

ハンジュさん、最後まで最高でした。


~渓谷~
「私は、韓国財団から、この土地を買い受けた。」

「ここは、悪鬼を寄せ集めた縁起悪い場所だ。俺が一掃しない限り、あいつらはまた集まるぞ」

「それなら、もう私がしっかり考えてある。私は、ここにホテルを建てようと思う。崖の真上で、なんとも壮大だろう」

「ホテル?」

「チン・ソンミ代表のビジネスポリシーを見ていて学んだことがある。お前は、お前の特別な能力を見せる必要がある。ここにホテルを建てたと想像してみろ。たくさんの悪鬼が集まってくるだろう。」

「それをサポートしろと」

「そいつらを全部捕まえたら、ポイントもたくさん稼げる。一か所で、ホテルを通じて、鐘も稼げるし、悪鬼を通じて、ポイントも貯まる。」

「お前が芸能事務所事業をはじめたとき、エナジービーズを人気者を通じて吸いあげるなんて、狡賢いやつだと思ったよ。悪鬼ホテル?俺はやらないぞ」

「ちょっとの間だけだ。ひろい風呂がついてる部屋と3台分の駐車場をやるぞ」

「どれほどうまく建てようと、うんざりしそうだから、俺は行かないぞ」

「私は神仙になるために合格するポイントを貯め、なんとかして、お前を引き込むくらい壮大にしてみせる。いや、違うな。我々は、三蔵の壮大な行く手を邪魔するんだろう?」

「俺の意志に反して強制された道だが、結局、こうして魔王と一緒にいるのもいいもんだよな」

「お前のおかげで、ここは、闇は消え、光り輝いてる。よくやったよ。かっこいいぞ」

笑い合う2人。

「ああ、そうだ。いくら、俺が望んでも後悔もできない。だって、魔王は俺を完璧に愛してるだろう?俺がいないと退屈だろう。どうするつもりだ?」

「え? お前、どこかにいくつもりなのか?」

「俺のやり方を続けないとな。俺を待ってるやつがいるんだ。だから、行かないと」

「そうか、お前の道を行け。お前の旅を続けるべきだ。」

「魔王、旅の途中でまた会おう」

主役はこの2人だ・・・と知らしめるツーショットです。

 

~車を運転中の魔王~

マ秘書と電話中。

「今、あいつはどこにいる?」

「中華街の一角で、ブースを広げてます」

「わかった。まだ、彼を襲ったりしない。ただ、見るだけだ。・・・・しょうがない奴だ」

 

 

店開きしているホン・ヘアくん。

魔王に気づくと明らかに不機嫌に。

「くっそ、また、捕まえにきたの?」

「ああ、毎回捕まえてやる、わずかなポイントでも早急に集めるんだ」

「今日なんて、たいしたことないお守りを作ったり、売ったりしてるだけだよ」

「トランクをしまえ」

「暇なの?たくさんの悪鬼がいるのに、なんで、俺のあとばかり追いかけて来るの?」

怒りながら、トランクをしめるヘア。

「店の商品を持ち出すのは止めろ。仕事を見つけろ」

「なんだって?」

「私は、エンターティメントビジネスを終わらせて ホテル建設を考えている。ハルモニに聞いてみろ。もし、許せば、俺のところに来て、働け」

「そこで、僕は何をするの?」

「風呂を磨け」

「嫌だよ」

「飯くうか? 向こうに粥のレストランがあるぞ」

「松の実粥なら、もう食べたからね。もし、松の実入りきのこ粥を買ってくれるなら、まだだけど」

「もちろん、お前は松の実粥だ」

「嫌だよ」

「野菜粥!」

「もっと嫌だよ」

「なんで、そんなに嫌いなものが多いんだ?」

「じゃ、アワビ粥は?」

「だめだ!」

「おい、なんでついてくるんだ?」

「ハルモニが父さんのあとについていけって言った」

「ああ、お前のとうさんは、さぞイケメンだろうな」

「ほんと? そうは思わないけど」

背中をかく仕草とタイミングが一緒です(笑)

「お前を見たら、彼はイケメンに違いないって言えるぞ」

「どうかな?」

 天界はもう、とっくに許してるんじゃないですかね。

 

~牛猿ハウス~

自宅に戻った牛魔王。

猿像がなくなっていることに気づく。


沙悟浄が掃除をしている。

「おかえりなさいませ」

沙悟浄が魔王を出迎える。

「悟空は?」

「旅に出られるとおっしゃって、荷物をまとめられて、出て行かれました」

「行ったか。猿像を持って行ったところをみると、遠くまでいくつもりなんだろうな」

「チン・ソンミさんを捕まえに黄泉の国に行くとおっしゃってました」

「黄泉? 死者の国か?」

開いた口がふさがらない魔王。

「あいつ、あのバカが黄泉の国に行ったりしたら、どれだけ混乱すると思ってるんだ!ああ、まったく」

笑いだす魔王。

「そうだ、やってやれ!斉天大聖、トライ(大馬鹿野郎)!」


「待ってろよ。お前が怖くて、辛くて、危険なとき、俺の名前を呼んだら、いつでも駆けつけ、守ってやる。愛しているから」


夕陽の中を疾走するオゴン号~~~!

★最終回★ 完了

 

オゴン号で行けるの、黄泉の国って?
という疑問が最後の最後に湧いてきて、余韻があるんだか、ないんだか、わからない状態で、おわりました!爆笑

 

こうして、一度見た最終回を、見返すと、やっぱり細かいところの解釈は変わりますね。

 でも、基本的な感想は、あまり変わりませんでした。爆弾

とりあえず、最終回の感想を改めて。

 

 私は、この作品に関しては、ハッピーエンディングでも、サッドエンディングでも、それほど重点を置いてなくて、若干、キャラに合わない感じになったことに、視聴直後は違和感を覚えていたのですが、今となると、どちらかというと、『いつ外すんだ~きんこじ物語』になっちゃったからかもしれません。

きんこじを外すありきで、いろいろ動いてましたが、ちゃんと、悟空がソンミを心から愛してるのが分かればいいわけで、せっかくの最終回、総集編みたいな作りなら、20話ではなく、16話のミニシリーズでも十分で、ここまで振り返らなくても!(笑)

おかげで、前半のドタバタをもう一度、見返したりして、なかなかレビューアップできませんでした。

悪鬼の妙なチープさもあいまって、前半、やっぱり、面白いです。


(感想がネガティブっぽく思われるかもしれませんが、そもそも論として、愛がなければ、こんなにあーだこーだ言いませんです!(笑))


自由と愛を取り戻した悟空が、天界でも黄泉の国でも人間界でも、好きに暴れまくりそうだし、最終回のソンミはお釈迦様みたいなアルカイックスマイル(と、メイク)を連発してたんで、死後、ステージ上がりそうだったし。

案外、明るい未来が待ってるのかも。


脇キャラにしておくのがもったいないほど、楽しかった皆さん、大まかには、視聴直後感想のこちらに触れてます。


安定の沙悟浄も地味にすきだったな。

家事全般完璧なのに、インテリアセンスはいまいちで(笑)、上位神女のアサニョには歯が立たないけど、ひたすら悟空に尽くすことに喜びを感じてる感、見てて微笑ましかったです。

冬将軍もある意味で、にてるけど、欲を言えば夏天女(可憐ちゃんじゃないほう)を最後まで残してほしかった!


ああ、まだまだ色々言いたいこともあるし、自分のなかで終結できない疑問もあって、日本語字幕が出たら、確かめたいところもあるので、ちょこちょこ手直しは必須ですね。

 でも、気分的には😵💨、一息つきました。


さて、次はどうしよう(((((゜゜;)

ちょっと考えます。ウインク