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今回クージョンに、怒りマーク連発しますが、クージョンファンの皆様、よろしいですか?(笑)
【Ep.8-1】 (2010.03.28放送)
ヤン・グオに告白したと、笑顔で話すクージョンの言葉が理解できないホイファン。
「なんですって?」
「ああ、クージョンさんの冗談なんですよ~」
困ったように、答えるグオ。
「彼女は部外者じゃない。君の状況については、もう話してあるんだ。
ホイファン、僕の心を揺さぶる女性に出会ったこと、前に言ったよね!それが、ヤン・グオなんだ。」
この状況を必死で読み取ろうとするホイファン。
「恥ずかしいことに、彼女には、僕が理想の王子様のように見えるらしくて、それでまだ、彼女から返事ももらってないんだ。彼女を説得する方法を教えてくれないか?」
目で訴えるクージョン。
「ああ・・・」
ようやく、クージョンの思惑を悟ったホイファン、グオに向かって、満面の笑みで近づく。
この二人、マジ恐ろしい!
「良かったじゃない。なんて、ラッキーなの?どれほどの女の子が彼に恋い焦がれてるか知ってる?でも、大学の頃から今まで、全然、浮いた噂ひとつなかったのよ。だから、ヤン・グオへの気持ちは本当に特別なんだわ!」
ホイファン、君のためにできるのは、こんなことくらいだ。俺にとっての特別は、君なんだ!
「でも、チー兄が優秀過ぎて、私なんかとじゃ、不釣り合いすぎます」
「なに、バカなこと言ってるの?私とクージョンは親友だから、もし、あなたが不釣り合いだと思ったら、交際を応援したりなんかしないわよ。だから、自信持って!」
なんか、いつもの弱々しい儚げなホイファンはどこ行っちゃったの?って言うくらい、パワフルな説得だわ(怒)
出番だと呼ばれて、席を外すホイファンに、
「そうだ、ホイファン、ユーピンがこっちに到着した。ここで君が撮影してることはもう伝えたよ。もうすぐ来るだろう」と伝えるクージョン。
ユーピンがグオに会いに来たって知ってるくせに。どの口が言うんだ、と、つねりあげたい(怒)
全然嬉しそうじゃないグオ。
ここで、グオが舞い上がってたら、更に、クー&ホイに(怒)だったと思いますが・・・。
でも、ユーピンが来たことなど、なにも知らされてなかったグオが、クージョンの後ろで、俯いてしまうのが不憫で仕方がない。
こんなきれいな場所で、人生最大級の嘘をつこうとしているクージョン。
「すまなかった。ホイファンの前で、宣言すれば、僕が真剣なんだと、君に理解してもらえるかと思ったんだ。焦りすぎたね。不愉快にさせてしまったのなら、謝らないと。」
「そんなことないです。ただ、ちょっと考え事をしてただけなの。誤解しないで。」
「ヤン・グオ、もしかして、すぐに返事ができないのは、他に誰か好きな人がいるからとか?」
「そうじゃありません。あまりにも、私がダメすぎて、チー兄にはふさわしくないからです。」
「知ってる?君の唯一の欠点は、自分の良さに気づいていないところだ」
なんと!!
バッグから、青いリンゴを取り出すクージョン。
(アーデに編んであげたベストを、クージョン自身がほどいて、リンゴにしたのか?
うねうねってないところを見ると、ちゃんと蒸して戻したのよね?丁寧な仕事ぶりは、さすがデザイナーね。)
これ、どうやって作るのかな?
「うわ、可愛い!チー兄が作ったの?」
「その毛糸、覚えてない?元カレのために君が編んだベストから作ったんだ。僕にくれただろ?覚えてない?」
「え?」
あの悲惨な晩のことを思い出したグオ。
「よく似てるなぁとは思ったけど、まさか・・・。気に入らなかったのなら、返してくれればよかったのに。なぜ、貴重な時間をこんなことに使ったりしたの?」
「これをほどくことは、仕事なんかより価値があるからね。気づいたら、勝手に手が動いてた。どうしてこれを作ったか、わかる?」
首を振るグオ。
「抗州に来る前、このベストを探したんだ。これを見ていたら、これに込められた一編み一編みの君の想いに気がついた。率直に言うと、君の元カレに嫉妬したんだ。
あの晩、これを握りしめながら、この世に、自分を理解し、大切に想い、気遣ってくれる人がいるのか、と泣いてたよね。」
そう、たしかにそう考えてた。
思い出すグオ。
「お金があってもなくても、可愛くてもそうじゃなくても、そんなこと気にしない。いつも変わらず愛してくれる人・・・」
あの晩、グオが呟いた言葉を再現すると、
グオの手に、リンゴを乗せるクージョン。

「ヤン・グオ、いつかこれで、僕に新しいセーターを編んでくれないか?そうしたら、僕も保証する。君が僕を愛し、大切にしてくれるように、僕も君を愛し、大切にすると。僕を受け入れてくれる?」
涙ぐみながら、クージョンを見つめるグオ。
こんなこと言われて、揺れない女がどこにいる?
「どうかな?」
小さく頷くグオ。
ハグするクージョン。

こんなに素敵な人がここまで言ってくれてるんだもの、幸せに思わなきゃ!
でも、どうして、なぜ、なにかを失ってしまったような気分になるの?
ヤン・グオ、ごめん。僕が愛してるのはホイファンだとわかっているけど、君を大切に思っていくよ。君にしてあげられる唯一のことだから。
何回も言うけど、あんた間違ってる!(怒)
~撮影現場~
ホイファンの晴れ晴れとした顔が、(映画の)演技とはいえ、ムカついて仕方ない!
カットがかかり、報道陣に囲まれるホイファン。
グオがに会えると思って、ノコノコ来ちゃったユーピン。
報道陣の前で、体調不良の説明だけでなく、監督との噂を完全否定し、7年付き合ってきた彼氏だとユーピンとの交際宣言をするホイファン。
ホイファンの女優としての立場を思うと、否定したくても否定できず、青ざめるユーピン。
その様子を目撃するクージョンとグオ。
「タイミング、悪かったみたいだね。先に戻ろうか?」
人目を避けて、ホイファンを追求するユーピン。
「これはどういうことだ?」
「以前は、公表したがってたじゃない?」
「ホイファン、俺たちはもう別れたんだぞ」
引き下がらず、自分も努力しているのだから、認めるべきだと開き直るホイファン、
「謝るわ!だから、もう怒らないで、私を許して。」
「君に怒ってるわけじゃない。冷静になってくれ。もう俺たちは終わったんだ!俺たちが付き合ってるなんて、メディアに知らせるなんんて、一体どうするつもりだ?ちゃんと、彼らに説明してきてくれ。」
「嫌よ!なぜ。そんなこと説明しなきゃならないの?何て言うのよ?さっきのは、私の独りよがりな妄言でしたって?彼は私と別れたがってますって?私だけがすがり付いてますって?そんなこと、マスコミの前で言わせたいの?」
完全な脅迫じゃん!
「ユーピン、本当に愛してるのよ、別れるなんてできない!」
「わかったよ、今は、なにも言わなくていい。その代わり、時間を少し置いて、メディアに発表してくれ。君は演技の世界で輝やきたいと願い、俺とは別れたと話すんだ。嘘はつき続けられない。」
「そんなのいやよ。ユーピン、行かないで!」
ホイファンを残し立ち去るユーピン。
「ヤン・グオ!」
ひとんちなのに、グオの名を大声で叫びながら入ってくるユーピン(笑)。
本来の目的は、グオに会いに来たんだもん。この一直線、たまりません。
「ヤン・グオ!ヤン・グオ!俺だ!」
慌てて、玄関を開けるグオ。
「シャン兄、撮影現場にいたんじゃなかったの?」
グオを見るなり、気持ちを抑えられず、いきなり、抱き締めるユーピン。

「!?」
「ヤン・グオ、ようやく見つけた!君を探しに来たんだ!」
「私を探しに??」
「ああ![]()
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」
このまま、告白するんじゃないかって勢いに、ブレーキをかける声。
「ユーピン、いいところに来たな」
クージョンがグオに告白したと、ママから聞かされてたユーピン、さすがに、ちょっと顔が強ばります。
「このグッドニュースを一番に、お前に伝えたかった。」
「グッドニュースって?」
「チー兄!」
首を振って、言わないでのジェスチャーをするグオ。
「どうして?ユーピンは他人じゃない。なぜ、言ったらダメなんだ?」
「ん?」
「ユーピン、俺とヤン・グオだけど、付き合うことに決めたよ」
グオの恥ずかしそうな顔を見て、固まるユーピン。
「・・・・・・」
シャン・ユーピン、何か言えよ。バカみたいに突っ立ってないで。
急に、胃の痛みがユーピンを襲う。
「え?どうしたの?どこか痛いの?また、胃が痛くなったの?チー兄、何か薬ありませんか?」
「あ、ああ、探してくる!」
必死なグオ。
「平気だ、平気だっていってるだろ!」
「どうして、そんな意地張るの!ほら早く!いつもみたいに捕まって。この間も救急センターに行ったでしょ。早く」

ユーピンを抱えて、ソファーに座らせるグオ。
痛みを抑え、グオの腕をつかむと、まっすぐ見つめるユーピン。
「言ってくれ、あいつが好きなのか?」
「え?」
「あいつが好きなのか?」
「まず、説明させて・・・」
「俺に嘘をつく必要はない!全部知ってる。君に、アーデとか言う元カレがいたことも。」
「え?(イェンリンのおしゃべり!)」
「君たちのせいで、俺が死にそうだったって、わかってるのか?今回、来たのも・・・」
「ヤン・グオを押さえつけるなよ」
ユーピンが肝心のことを言おうとすると、クージョンが妨害してくる!
わざとにしても、姑息すぎる(怒)
「あ、薬よ」
「(グオは)お前に知られたら、違約金を払わなければと必死だったんだ。だから、俺の交際の申し込みもずっと了承しなかったんだ」
そこ、事実と違うから!
「チー兄、それは違うの!」
「いいんだよ。わかってるから」
ああああ、ユーピンの前で、そんな彼氏面してグオに触れないで!
「ユーピン、人が人を好きになるのに、理由なんてない、単なる結果だ。お前はホイファンと、俺たちは俺たちで幸せを探すべきだろ?」
「シャン兄、ホイファンさんに会いに台北から特別に来たんでしょう?彼女、本当に感激してた。あなたとのこともメディアに公表してたところも見たわ。芸能人なのに、これは簡単なことじゃないはず・・・」
最悪な勘違いに、息も絶え絶えなユーピン。
「俺と彼女はもう・・・」
「お前たちは何年も一緒だった。他人にはわからないこともあるだろう。お互い、言い分はあるはずだ、違うか?」
自分の状況を言うことさえ、封じられたユーピン。
よくも、友達にこんな顔させられるものだよね!(怒)
「疲れたんだろう?上で休めよ!ヤン・グオ、シェフに、重要な客人が来たから食事を増やしてって言ってきてくれ。」
「はい」
~ゲストルーム~
「また、胃を壊したのか?前から警告してただろ?身体が忙しさに耐えられないんだ。人の言うことを聞かないからだ!」
ユーピンを諌めるクージョン。
「俺がここに無理して来た正確な理由を知るべきじゃないのか?」
「ふっ、ヤン・グオが同性愛者じゃないと知ったからだろう?俺は、知ってたよ。でも、この意味がわかるか?お前がヤン・グオにそれほどプレッシャーを与えてたって意味だ。お前は、彼女に嘘をつかせるしかなかった。」
「いつから、ヤン・グオが好きだったんだ?どうしても、本当に思えないんだ」
「大弁護士ともあろうお前がずいぶん、お粗末な観察眼だな。あのときも同じだった。いくら俺とホイファンの間になにもないといっても信じなかったよな。俺は、二人が気兼ねなく付き合うために、フランスに留学することを余儀なくされた。」
また、その話かって表情ね。
「ユーピン、俺はいつも、お前を親友で兄弟だと思ってきた。お前は違うのか?」
「当然だ。だから聞くんだ。ヤン・グオへの気持ちは誠実なんだろうな?」
「ホイファンへの気持ちは完全に消えたと言っても、信じないじゃないか」
今、話したいのはそういうことじゃないと俯くユーピン。
「今、重要なのは、ヤン・グオが俺との交際を承諾したってことじゃないのか?俺の兄弟として、祝福してくれるべきじゃないのか?俺たちの友情を台無しにするのか?」
きっと睨むユーピン。
「疲れてるんだな。さっさと休めよ」
部屋を出掛けたところで、振り向き、
「ホイファンは公人だ。どんなに二人の間で議論をしようと、公共の場では、女優としての立場がある。礼儀は弁えろよ」

なぜ、ここまで追い込む必要があるの?(怒)
夕食を囲む4人。
大きなくしゃみをするグオ。よりによってママの正面!
あわてて、口をおさえるしぐさをして見せるユーピン。

「ごめんなさい!」
それに気付き、ハッと口をおさえるグオ。
このマナー知らずって睨むママ。
(クージョンより早く、グオにティッシュまで渡してあげるユーピン)
「母さんに言っておくよ。僕とヤン・グオは付き合うことになった。それでお願いがあるんだ。僕の相手を探すために、家に呼んだりするのは止めてくれないか。」
まったく意に介せず、別の話を始めるママ。
「クージョン、時間があったら、数日、クンサンのおば様のところに行きましょう。彼女の家のリフォームを急いでいるらしいの。」
「わかったよ。じゃ、ヤン・グオを紹介がてら、上海の親父のところにも寄るよ」
「そうね。あなたが行くことはもう伝えてあるわ。上海にも素敵なお嬢さんがいて、紹介したいみたいよ。」
箸を乱暴に置くクージョン。
「母さん、ヤン・グオと一緒にいくって言ってるだろう。なぜ、受け入れてくれないんだ!」
じっと聞いているユーピンと、オロオロしているグオ。
「おかしなことを言うのね。あなたは何度も何度も知人の前で、わざと、失礼なひどい振る舞いをしたのよ。それなのに、あなたの決断を尊重しろですって?あなたが礼儀と言うものを理解すれば、対等な話ができるかもしれないわね。」
「おば様、みんな、私のせいです。チー兄だけの・・・」
「私は今、私の息子と話しているのよ!なぜ、あなたが割り込むの?」
「母さん、もし、受け入れてくれないのなら、俺たちはすぐに台湾に戻ったっていいんだ。将来的にだって・・・」
「チー兄、今は何も言わないで」
なんとか止めようとするグオ。
クージョンの言葉に、明らかにショックを受けているママ。
「クージョン、実際、おばさんの言ってることは間違ってない。この世に、子供のことを心配しない親はいないんだ。それに、お前から、ヤン・グオと付き合うと聞かされたばかりなんだろう?(受け入れるにしても)気持ちの準備が必要だろう。」
「ユーピン、あなただけでも、この状況をわかってくれて嬉しいわ。なにか、アドバイスないかしら。」
「こうしたらどうでしょう。明日、僕がヤン・グオとおばさんを連れて外出します。おばさんと一緒に時間を過ごすんです。きっと、ヤン・グオのいいところに気づけますよ。」
にっこりとユーピンに微笑むグオ。
「ねぇ、ユーピン、それって変じゃない?
そこまでするなんて、この子は、一体、あなたの何なの?
だって、あなたは本当に忙しい人でしょ。ハードスケジュールの中、ヤンさんを探しに抗州まで来たのよね。もしかして、彼女が好きなの?」
遮るように、否定するグオ。
「シャン兄は、ただ探しに来ただけです。」
「ヤンさん、あなたも否定するのが早すぎるわ。私に、罪悪感を感じるからじゃない?」
「母さん、さっきから、何を仄めかしてるんだ?」
「愚かな子ね。何を仄めかしてるかですって?私は、本当に変だと思ってるのよ。ユーピンは超多忙なのよ。そんな彼がどうして、ヤンさんを探しに来るの?どうみても明らかでしょ?
クージョンは、私に話してないことがあるわね。彼とヤンさんの関係よ。」
「シャン兄、なぜ、私を探しに来たの?なにか、伝えたいことでもあったの?」
「そう単刀直入に聞かれると・・・実は、ヤン・グオのお父さんは台湾で非常に有名な風水師なんです。最近、法律紛争がありまして、相手がとても裕福な組織なので、この事件の担当を獲得できれば、私の事務所も有名になりますし、業績も上がるに違いないんです。
ヤン・グオは、僕の姪や甥のシッターもしてくれていたので、その縁もあって、風水を利用し、なんとか商談がうまく行くように助言を頼みに来たんです。ヤン・グオなら、きっと僕を助けてくれるだろうと思ったんです。」
「ああ、そういうこと! 父に聞いてみます。問題ないって言うはずだわ」
風水をビジネスに取り入れることは、特に不思議でもないことだけどね。
「ああ、風水師なら、不思議はないわね、うちのクージョンは小さな頃から従順だったの。今回、こっちに戻ってきてからは、別人のようだけど、そういうことだったのね。二人とも注意した方がいいわよ。変な魔術を行う、髪や爪を取ろうとする人には気を付けないと!」
ママ、それ、風水と黒魔術、ごっちゃになってませんか?(笑)
「母さん!」
「いいわよ、もうなにも言わないわ。先に失礼するけど、あなたたちはゆっくり食べてね」
あとに残された3人の、なんとも言えない雰囲気。
眠れないグオ。
クージョンに告白された時のこと、ユーピンに真剣に、クージョンが好きなのか聞かれた時のこと、そして、ママの厳しい口調、考えれば考えるほど、眠れない。
「考えちゃダメ。ヤン・グオ、これは、あんたの人生で最も幸運な期間なのかも知れないのよ!何を心配することがあるの?」
庭に出てみるグオ。
「眠れないのか?」
ユーピンも眠れぬ夜を過ごしていたみたい。
「見て。今日は満月なんだな」
「うわぁ、本当だ。とってもきれい!」
二人で、月を眺める穏やかな時間。
「君は、満月が人に与える影響について知ってるか?人々はコントロールを失い、いつもだったら言えないことを口に出したり、普段なら絶対しないようなことをしてしまうようになるんだ」
「それって、狼人間のようなこと?違うの?」
「俺が思うに・・・今、ここで考えてたのは、人々はお互いにもっと正直になって、本音を言ってしまったり、秘密も隠し通せないんじゃないかってことだ。」
それを聞き、ようやく、ユーピンに謝るタイミングを得たグオ。
「シャン兄、ごめんなさい。私、本当に、あなたに嘘なんかつきたくなかったの。」
「俺は責めてないよ、ただ、少し残念だっただけだ。もう俺たち、上司と使用人の関係は終わってただろ?」
「実際には、シッターですけど」
「少なくとも、俺は君を友人だと思ってた。」
「私もずっと、本当のことを言いたかった。でも、契約を破ったときの違約金のことを恐れたの。私と姉には、そんな大金、払えないから。」
「俺が、本当に、君に返済させるようなタイプの人間だと思ったのか?・・・いや、忘れてくれ。とにかく、君は間違ってない。俺がとんでもない契約を提示したんだ。君にはなんの関係もなかったのに。
あ、そうだ。俺が契約の時に言ったことは覚えてるか。“俺に恋に落ちないこと” に関して、君は確かに、俺と恋に落ちなかっただろう?」
「シャン兄、もし、私が同性愛者じゃないと知っていたら、ユーフェイやユーティンのシッターとして雇ってくれた?」
「君は、君がもし、俺と恋に落ちていたらどうなっていたか、心配なのか?」
「・・・うん」
「君はどうなんだ?」
きょうの記者質問の様子を思い出すグオ。
ホイファンの背中で絡めていた二人の手。
かなり、ショックだったのね。
ユーピンだって嫌だったけど、人前で振りほどけなかっただけなのに・・・![]()
「あなたには、ホイファンさんのような美しい女性がいるのに、どうして私なんかが。自分の限界くらいわかる。いくら私だって、最初から、冷血な大物弁護士のあなたに夢中になるはずがない。
もちろん、今はそう冷血じゃないし、無情でもないって知ってますけど。」
「君の言う通りだ。
最後に聞きたい、クージョンを選んだ理由は何だったんだ?」
「私にもよくわからないの。なんだか、全部、夢の中にいるみたいで、現実感がないの。」
「だから、そんな風なんだな。美しい夢を見てるのに、なんで、満足してないんだ?」
「あなたのような人や、チー兄、ホイファンさんには、わからないかも。生まれつき、とっても恵まれていて、抜群に格好いい人たちには。あなたたちの誰かを好きになるのは極めて自然なことよ。でも、私は同じじゃない。私の元彼は、私をいじめてバカにして、笑い者にしたわ。醜いと言ったり、女だてらに力が強いとか。
だから、全然わからないの。私みたいな醜いアヒルの子を、どうして、チー兄はわざわざ好きになったりするの?はぁ・・・わからないの。頭痛くなりそう。」
グオを自分の方に向かせるユーピン。

「自分のことを、醜いアヒルの子なんていっちゃダメだ。いいか?君は、自分の長所を並び替えた方がいい。ほかの人にはない魅力がある、それに、とっても素敵で良質な種を持ってるんだ。俺を信じろ。君には人を活かす魅力がある、」
「もしかして、私のこと、慰めてます?だって、もし、あなたが言うように、私が本当にそんな素敵な女の子だとしたら、しかも、こんなに長く一緒にいるのに、なぜ、あなたは私を好きにならないの?」
満月よ、俺に真実を話す勇気を与えたまえ!、
もし、俺がここで気持ちを口にしたら、物事はまだ変えられるかもしれない。
そうだ。、言え、言ってしまえ!![]()
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「グオは交際を受け入れたんだ。兄弟なら、祝福すべきだろ?」
ユーピンにだけ聞こえる、クージョンの声、邪魔!(怒)
挫けたユーピン。
「君は、間違いなく、運命の王子に出会ったんだ。俺はそいつを信じてる。君は、すべてを率直に言えるようになるよ。そして、それが、クージョンだったんだ、そうだろ?さぁ眠くなってきた。おやすみ」
ユーピンを見送るグオ。
私はあなたになら正直になれるのに。
頭を抱えこむグオ。
