『お父さんが変(アボジがイサゲ)』

23~24話ダイジェスト

ダイジェスト版ってことで、シーンが前後しているところあります。その1話あたりに起きた出来事って感じで、ご理解いただけると助かります。

 

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 

■23話 5/20

ジョンファンは、頻繁に家を空け、会社に寝泊りするようになる。心配したギュテクは、ジョンファンに会いに会社を訪ねる。

ヘヨンと別れたことや、外国(ベトナム)への転勤希望を出したことを淡々と告げるジョンファンの対応に衝撃を受けるギュテク。

 

ヘヨンとジョンファンは、完全に別れる道を選ぶ…。
初めて本当の失恋を経験したヘヨン、心身ともに弱ってしまい、ありえないほど、やつれきってしまう。

これが、普段は、おしゃれ番長の異名をもつピョン・ヘヨンです。イ・ユリ、これをさらすなんて、さすがだ!

一方、ジョンファンの元には、異動の辞令が降りる。
母ボクニョはジョンファンにどうしても戻ってきてほしいが、ジョンファンは、どうしても母を許せないでいた。


ジュンヒは、アクションスクールに通い、格闘技の練習を始める。

「よし・・」

ジュンヒの道着を正しく着付けようとして、かなり密着するミヨン・・・と、意識しまくるジュンヒ。

ここは、二人と一緒に、息を止めて見るべきかしら(笑)

「できました」

「お前・・ホントに、ちゃんとやるんだなぁ」

「さ、最初からやってみましょう」

お互い、一礼して相対する。

「本当に大丈夫か?」

笑い出すジュンヒ。

目の前のミヨンは、どうみても柔道とは無縁そうな小柄な女の子だからね。

「いくら柔道やってたからって、どうみても、お前の体重じゃ・・・俺と違いすぎるだろ?話にならないよ」

それを聞いて、今度はミヨンが笑ってしまう番。

「おい、笑ったな?」

「私のことはお気遣いなく。はじめますよ」

「来いよ。やってみろよ」

基本に忠実に、打ち込みをかけるミヨン。

「こんな風に中心をとったら、姿勢を低くして、胴を押し上げます。」

その瞬間、いとも簡単に、もんどりうつジュンヒ。

「だ、大丈夫ですか?」

「かまうな。今、感情を集中させてるんだ! そうか。こんな風な時はこういう感覚になるのか・・・。よし、つかめたぞ。大丈夫だ。おお、つかんだな。」

ひっくり返ったまま、無理しちゃって(笑)

「おい。水、もってこい」

ミヨンを追いやってから 、起き上がろうとしたのに、あまりの痛みに声を上げてしまうジュンヒ。

・・・っていうか、なんで畳敷きじゃないところでやったの?

 

控え室に戻ってきたふたり。スケジュールが一旦落ち着き、待ち時間に退屈したジュンヒ、ミヨンと簡単なゲームで賭けをすることに。

要は一緒に遊びたいってことです(笑)

「何したい?負けたほうが菓子をおごるんだぞ」

「いいですね、ちょうど甘いもの欲しかったんです」

「よし」

「いいですか?3回勝負で先に2勝した人が勝者です」

「いいぞ。じゃ、1,2,3」

押し相撲・・・・(笑)って、小学生なみ。

でも、小学生は、こんなハプニングが起きても、ここまで意識はしません(笑)

硬貨飛ばし・・・の次は、親指相撲と続きますが、いちゃもんとフライングで、大人気なく勝つジュンヒ。

 

兄ヨンヒと酒を飲みながら、ラヨンが好きで告白したと話すチョルス。

「彼女、なんだって?」

「わかったって」

「え?それだけ?」

落ち込むチョルス。酔った勢いで、電話かけてしまいます。

「俺、パク・チョルスだけど、わかったわってどういう意味?いくら考えてもわかんないんだ。」

俺は君が好きなんだぞって、またもやラヨンに告白をして、一方的に切ってしまう・・・。

「本当よね? パク・チョルスが本当に私を?すごい! キャー」

まだまだ、こうしてみると、ラヨンの幼さと素直さがわかります。口笛

ラヨンは、遂にチョルスを自分に夢中にさせることに成功!


そのころ、会社をクビになったヨンシクは一人就職先を探していた。妻ボミは豪勢な食事を作って息子のミンハと祖母マルブンで食事をする。
マルブンはお祝いでもあったのか?と聞くが、ボミはヨンシクの再スタートを応援する会です!と言って彼を励まし、ミンハとマルブンたちもそんなボミの思いに応えるように、お互いを気遣いあう。

ジュンヒは腰を強く打ち、帰って来たジュンヒを見たハンスは心配して気遣うが、ジュンヒは家族との距離を縮められずにいた。そんな姿を見たミヨンは、父ハンスにジュンヒとの時間を積極的に作ってあげてと助言するのだった。また、ジュンヒにも、父親に本音を明かすようアドバイスするミヨン。

ジュンヒはハンスと二人で飲む時間を作ることにする。

ハンス(ユンソク)は、亡くなった時点で止まったはずのハンスの人生が、本当は止まっていなかったことを、ジュンヒの存在によって思い知るのね。自分が入れ替わった時点で止めてはいけないものがあったと、ジュンヒのことを心から不憫に思う涙よね。

このユンソクの人柄の暖かさが、ジュンヒと結びついていくのが、うれしくもあり、あとのことを思うと、頭を掻き毟りたくもなり。えーんえーんえーん

 

本部長に呼ばれたユジュは、仕事をセーブするよう、説諭されてしまう。ショボーン

日々、やつれてゆくヘヨンを家族一同、心配する。

「時間が解決する」といいつつ、ヘヨンは、ジョンファンとの幸せな日常を思い出し、寂しさを募らせていた。
あのヘヨンが、ふとんひっかぶって、号泣してるなんて・・・。(涙)


一向に帰ってこないジョンファンを案ずるボクニョだが、そんな時テレビにジョンファンそっくりな容姿の男性が交通事故に遭う映像が映し出され、いてもたってもいられず病院に向かうボクニョとギュテク。

幸いなことに、別人だったものの、泣き崩れるボクニョ。
困り果てたボクニョはヘヨンの元を訪ねることにする。

 

■24話 5/21

8年前の事件に対してヘヨンに許しを乞うポクニョ。そしてジョンファンを呼び戻してほしいとすがるのだった。図々しいにもほどがあると思いつつ、内心、ジョンファンが気になって仕方がないヘヨンは、不承ながらも、探すことを承知する。

しかし、ヨンシルはボクニョに協力しているヘヨンのことが気に食わない。
ジョンファンの足取りを追うヘヨンは、彼が話していたことを頼りに、心当たりを探そうとする。


芝居に緊張して挑むジュンヒ、そこにハンスがメール送り励ます。

『撮影はうまくいってるか?芝居はどうだ?今日は何時くらいに帰れそうか?夕飯用意して待ってるよ。家で会おう。ジュニや』
それを見たジュンヒ、スタッフ全員が引き込まれるような気持ちの入った演技をする。

「完全なOKだ」

初めて、演技で評価された瞬間だった。

 

連れ立って控え室に戻ろうとするジュンヒとミヨン。ミヨンの興奮が止まらない。

 

「もう、鳥肌がたちました。なんて、すごい演技なんだろうって。すっごく感動しました!」

「おい、また、そんな大袈裟な・・・」

「先に、洗面所によってから行きますね」

控え室とトイレで、それぞれ喜びをかみしめるジュンヒとミヨン。

(トイレに誰もいないのを確認してから、雄たけびあげるミヨンがツボ合格)

 

「やった!やったぞ!」

「神様・・・ありがとうございます!!」

こういう感性の一致って大事よね。 

一方、ハンス(ユンソク)は古いパスポートを手に過去を思い出していた。

いつかは、ジュンヒに、本当のことを言わなければ・・・、いつもいつも、心の中で、父親を待ち続けてきたジュンヒに、お前は父親に捨てられた息子なんかじゃない、と言ってやりたい、と心を痛める。
同じ過去を知るヨンシルは一人その場を離れ、彼女が見た悲しい記憶に涙するのだった…。

~回想~

ユンソクがつかまったことを知らず、ユンソクの家を訪ねてきたヨンシル。そこで見たのは、亡くなったユンソクの母の姿だった。留置場から、母親の葬儀に駆けつけたユンソクは、母の遺影を抱きしめ、号泣するしかなかった。その姿を泣きながら、見守っていたヨンシル。

ユジュは嫁として朝食を一緒に作ろうとするが、いつも寝坊してしまい、そんな彼女を見てラヨンはからかうのだった。


当のラヨンはチョルスと会うことを前提に気合を入れていく。

「本当に、わたしのこと、好きなの?いつから?」

「いつからかはわからないけど、気付いたら好きになってた」

「じゃ、どこが好き?」

「優しくて、綺麗で、可愛いくて・・・全部だよ」

「パクコーチ、本当は図々しいって思ってませんか?」

「それも入れる?」

「結構です・・・・・私もパクコーチのこと、好きです」

うん、みんな知ってる(笑)

「うん」嬉しそうなチョルス、それだけいうと照れて下を向いてしまう。

「・・・それだけ?」

「え?」

「つきあおうとか、そういうの、ないの?」

「あ・・・!それじゃ、付き合おう、俺たち」

恋愛経験値が足りてないイケメンっていうのも、ありよね。

「いいわよ」

「ありがとう」

今まで誰とも一度も付き合ったことがない母胎ソロ君だったことが発覚。

「それってだめだった?」

「いえ、ダメってことはないけど、ただ不思議なの。どうして、今まで付き合ったりしなかったの?」

サッカー一筋、よくぞ、そのまま・・・ラヨン、嬉しさが駄々漏れ。

いや、十分、美男美女だし、この木立も十分綺麗で絵になるんだけど、案外、普通の、「1日目」が始まりました。

 

ジュンヒ(withミヨン)は、ライバル視している俳優ソンジュンと楽屋で昼食をとることになる。

この間から見かけるたびに、あきらかに、ソンジュンがミヨンを気にしてるのを本能で察知し、警戒心剥き出しのジュンヒ。

「おい・・・・なんで、こいつのこと、見続けてるんだ?」

「どこかで会ったことがあるような気がするんですよ」

「どこで会ったって言うんだよ」イラッ

「もしかして、前、柔道やってた?」

ん?っと顔をあげるミヨン。

今まで、自分のことを、男2人が話題にしてたのに、我関せずで、お弁当に夢中だった女。(笑)

「え?はい・・・どうしてそれを?」

「やっぱり。2004年の全国体典で、銅メダルだった。僕も柔道選手で、あのとき、銀メダルだったんだ。覚えてない?」

「うわ、すごい・・・。覚えてます。私、男子の部の全試合見たんです。当然、決勝戦も見ました。」

「僕も女子の部、全部見たよ。君の試合は印象深かった。最後の技がきまって、メダルを取ったんだ。」

興奮気味に当時を語るソンジュン。

「ありがとうございます。ふふ、正直、あの試合が自分の中でも一番なんです」

「だろうな。君だったんだね。あのすごい試合・・・。」

 

「でも、どうして、あれ以降、試合に出なくなったの?もしかして、負傷?」

「ええ・・・まぁそんなところです」

とうとう箸をおいてしまうジュンヒ。

「じゃ、ペコーチのことも知ってる?」

「え?ペコーチをご存知なんですか?信じられない。」

あはは。。睨んでる、睨んでる。不愉快の塊なのは、自分だけ話に入れないからじゃありません。

「彼は中学生以降、ずっと僕の指導者だったんだよ。でも、僕が17歳になった頃、女子高で指導をはじめたんだ。」

「そのとおりです!高等学校のとき、私をコーチしてくれたんです。うわ、ホント、奇遇です。」

突然、立ち上がるジュンヒ。

「トイレ行ってくるぞ」

「はい」

「話してていいぞ」

「はい!」

「お気をつけて・・・」

「で、いつまで、柔道を続けていらしたんですか?」

「僕も、2004年の試合のあと、ちょうど怪我をしたんだ」

こっちを見てもくれないミヨンをにらみつけるジュンヒ。

 

移動中に二人きりになったジュンヒが、乱暴に台本を放り投げたため、ようやくジュンヒの様子が変なのに気付いたミヨン。

「おい、今日のお前はなんだよ。」

「え?」

「おい。俺は、本当に出番前にナーバスだったのに、おしゃべりに夢中になりやがって。それでも、俺のマネージャーか?」

「え?私がですか?」

「ああ?お前のことじゃなければ俺か?お前以外いないだろ?おい、本番前の役者がどれほどナーバスになるのか、もうわかっていい頃だよな?わかっててやったとしたら、そうとう無礼だよな。ところでさ、この業界ってすごく狭いんだぞ。今日みたいに、誰にでもいい顔してると、人はすぐ、お前の悪口を言い始めるぞ。」

運転しながら、すでに相当真顔なミヨン。

「お前が、しでかしたことの責任は誰が取るんだよ。俺だ。俺の責任になるんだよ。あいつらは、全部、俺に責任を負わせるんだ。俺は、この業界で特定のヤツと簡単に仲良くなる人間をたくさん見てきた。俺は、俺のマネージャーにはそんなことは許可できない。大目になんか見ないぞ。わかったか?」

嫉妬心で、怒り爆発なジュンヒが一方的にまくしたてます。

「はい。でも・・・なんのことをおっしゃってるのかわからないんですけど。もう少し、具体的にお願いします」

「なんだと?おまえのことだろ?どれだけ言えばいいんだよ?お前、韓国語通じないのか?」

「・・・すみません」

謝ったものの、当のミヨンは、訳が分からないのだった。

その夜、落ち着きを取り戻したジュンヒは、屋上にミヨンを呼びだす。

「座ってくれ」

ははは、この距離(笑)

目もあわせず、縁台のはじっこに座るミヨン。

「すねてんのか?」

「いいえ」

「すねてるじゃん」

「すねてるんじゃなくて、ちょっと怒ってるんです」

そりゃそうだ。

お詫びのジュースを置くジュンヒ。

「悪かったよ。さっき、お前の行動とかいろいろ言ったのは、思った以上に過敏になっててさ、演技のせいでイライラしてたんだ。言い過ぎた。ごめん」

「そんな風に謝られると・・・」

ちゃっかり缶を手に取るミヨン。

「ゆるしてくれるか?」

「でも、どうしてあんなに、イライラしたんですか?なんで、あそこまで興奮したのか、不思議で仕方がないんです。あの、これからも、そういうことのないように気をつけたいので(お聞きしたいんです)・・・」

ジュンヒ、目が泳いでます。風向きがやばい方に変わってきたことに気付いたわね(笑)

簡単です、他の男としゃべるな!ってやつです。

ま、そうは言えないので・・・ごまかさないとね。

「だから、言っただろう。思った以上に過敏になってたみたいで、演技のせいでイライラしたって」

「わかりました。今後は、私も緊張感を持って、もっと注意深くします」 

微妙な空気の中、なんとなく、手打ちっぽい感じになりました。

 

「あ、ところでさ、メダルとったとか聞こえたんだけど。銅メダル」

笑顔になるミヨン。

「ええ。1度だけですけど。全国体育祭典のとき・・・」

「怪我のせいでやめなきゃならなかったのか?」

「・・・・ええ。ちょっと深刻な肩の故障でした。リハビリして、肉体的に日常生活は問題ないんですけど、アスリートとして復帰するのは絶望的でした。」

ああ、こんなふうに、相手の痛みを心から心配しあって、また一歩近づいた二人です。

ヘヨンは、ジョンファンの新たな手掛かりを手に入れて海辺へと向かうとそこには釣りをしている、いつものジョンファンがいて…。

 

★     第25~26話に続く★

ジュンヒサイドからみていると、無意識で無制御なloveが入りはじめ、黙っててもいろいろ、やってくれるので、ミヨンも大変です。

でも、その分、私は楽しいですけどね。

 

ただ、わかりやすいジュンヒとは違い、ミヨン視線は、節度という頑丈なプロテクターで“間”を入れてくるというか、必ず外す瞬間があるので、実はけっこう大事な時期だと思ってみています。

 

嫉妬心を刺激するライバル:ソンジュンもいい仕事をしてくれます。

《君だったんだね》

このセリフだけで、恋愛ドラマ1本分いけますね(笑)

うそうそ・・・半世紀前くらいのドラマだったら可能かな。

 

もちろん、当時は純粋に、印象深い柔道選手っていうだけだったかもしれないけど、同じ指導者ってことは、面識はなくても兄弟弟子みたいな関係で、案外、ソンジュン、男女loveの側面じゃなくても、本質を見抜く男子なのかも。

 

いかんせん、タイミングが。。。

本放送38話見終わった私、実は、それどころじゃありません。

視聴中、眉間にしわを寄せてみていたらしく、「珍しく面白くないの、見てるんだ?」と家族に言われたので、思わず「逆むかっむかっ。息も出来ないくらい展開がヘビー爆弾」と言ってやりました。


★     第25~26話に続く★