長くなりましたので、分割しています。

『力の強い女ト・ボンスン』第8話(1)はこちらから。

 

■ 第8話(2)

 

~ボンスンの部屋~

ギョンシムが退院してきたみたい。

「私が戻ってくるまで、動かず、ベットにいるのよ。この家から、出ちゃだめだからね。」

「わかったわよ。 警察もこれ、くれたし・・・」

腕時計型の発信機です。

「信用し過ぎちゃだめだからね。 リハビリが終わったら、釜山に帰るんだよ。わかった?」

うんうん

「さあ、じゃ、これ、退院祝いの贈り物よ。」

「え~、なによ」

「シャンプーだよ。これを使うと、リラックス効果があるんだって」

「すごい、いい香り。大事に使うね」

そのとき、メールが・・。

 

<寝てるか?>

<はい>

<じゃ、すぐ起きろ>

<いやです>

<一緒にいくところがある>

<もっと寝たいです>

<日給、倍払ってもいいぞ>

ちょっと考える・・・。← さすがミニョク(笑)

<すぐ迎えに行くから、支度しろ。綺麗な服に着替えて、髪を洗って、人間らしくなって待ってろ>

<どこにいくんですか?>

<本家>

<なんで、私が社長様の家に行かなきゃならないんですか?>

<今から出発するから、急げよ>

 

ボンスン「まったく。いますぐ家に来るですって?」

ギョンシム「誰が?」

ボンスン「社長・・・」

ギョンシム「ええ?」

 

そこへ、いきなり入ってきたオンマ。

「ボンスナ~、今日はお寺に行くわよ。仏様のお話を聞きに。仏様は私たちを忘れてしまってないかしら?」

「だめなの。これから、出かけなきゃ。」

「どこに?」

「よくわかんない」

「アンソバンが、これから迎えにくるそうですよ」← GoodJobなのか、ギョンシマ~。

「なんですって? まぁ、まぁ・・・アンソバンがひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

こうしちゃいられないって感じで、階下におりていきました(笑)

 

庭で、ワンコと遊んでるミニョク。

ジャジャ~ン

オンマ登場です。

有無を言わせず、家の中に引きずり込まれるミニョク。

朝食接待付(笑)

オンマに口で勝とうなんて、100年早いって感じです。

 

おかずを与えあったり、なんでもないことでも笑顔あふれる家族の食卓が珍しくもあり、一緒になって幸せな気分になるミニョク。

 

~ミニョクの実家~

<俺の婚約者みたいに振る舞えばいいんだ>

<日給2倍でも足りませんよ。4倍払ってくださいね>

「なんで、朝ごはんを食べる前に言ってくれなかったの?」

「いつ言うかは、この際、関係ない。」

 

わかりにくいけど、ミニョクアボンニムは、ボンスンに興味深々。

「君は、ミニョクのどこが好きなのかね?」

「え?・・・ああ・・・まあ・・・ええと、彼はハンサムです」

ヒュルリ~

冷たい空気が流れ

「ええと、それから・・・けっこう、良い性格だと思います」

ヒュルリ~、ヒュルリ~

意を決するボンスン。

「実際のところは、彼が変人だから、好きです」

この答えで、「あ、この女はダメだ」と思ったのか、義理母と兄ちゃんたちが一斉に、食事を始めたのが笑えます。。。

「なに? 変人?」

「はい。。ただの変人というより、 ウルトラキャプション変人です。ね?」

同意を求められたミニョク(笑)

ピタ、っと食事の手を止める家族。

アボジの沸点がわかってるのね。

いきなり、激しく笑い始めるアボンニム(お父様)。

「そうだ、こいつは変人だ。」

一緒になって手をたたくボンスン。

「そうなんです。私はよく“彼の心はどこにいっちゃったの?”って思うくらいなんです」

「おお、まさに!まさに! そうだ、こいつは全くの変人だ」

爆笑している父親を前にして、みんなどうしていいのかわからない状態。

「ほら~、お父様もそう思ってらしたじゃない」

こんな展開になると、一体、誰が想像したでしょう?

「おいしそ~~~」

トライ:変人? 大馬鹿? いかれた奴? 狂った奴? とかそんな感じで・・・けっこう面と向かっては言わないけど、ドラマだと、むかついた相手に使ってます。

 

食事のあと、アボンニムに呼ばれるボンスン。

「変な噂が出回っていて、本当に心配していたんだよ。しかし、君を見ていて安心した。私は、彼の母親が死んだあと、あいつを留学のために海外に行かせたんだ。あいつは、その間、女遊びが激しくて、ずいぶん、心配させられたものだ。ところが、いつの頃か、私は、あいつの女遊びが停まったと聞いた。 変なスキャンダラスな噂が出回るようになったのは、その直後だ。 アイゴ~、いやいやいや、おそらく、それは全て私の責任だ。ともかく、うちの息子によくしてやってくれ」

急に“いいパパ”フラグが立ちました。

 

ギョンシム<彼はゲイじゃないわよ。絶対、ゲイなんかじゃないわ>

グクトゥ<アン代表はゲイなんかじゃない。騙されるな>

運転しているミニョクを見つめボンスン。

「随分、4文字以上の外来語の習得が進んだみたいだな。ウルトラキャプショントライ(変人:俗語)?ほらな、まさに、教育効果だな。毎朝、俺が与えた英語のテキストを読んでるうちに、改善したんだな」

ピーピーピー

「あ、ごめんなさい」

ぼうっとしていたボンスン。なかなかシートベルトが締められない。

しめてあげるミニョクと 至近距離で目があう。

なに、この見つめあう雰囲気。

「安全ベルトは、ちゃんと締めないとな」

 

「どこにいくんですか?」

「いいだろ、今日はお前の時間を買ったんだから」

木立を歩く二人。

「もう、本当に・・どこ行くんですか?」

「俺の愛する人に会いに行くんだ」

花束をもっているミニョク。。

「オンマ、きたよ」

一本の木に、花束を捧げるミニョク。愛おしそうに、気に触れる。

ああ、そうだったんだ、と、ミニョクの後ろで神妙な顔で立っているボンスン。

樹木葬にしたのね。

<オンマに会ってほしい人と一緒にきたよ>

ここ泣いてもいいですか?えーんえーんえーん

 

川沿いを散歩する二人。

「“恋人たちの予感”って言う昔の映画がある。母さんの好きな映画だったんだ。その映画に、こんなセリフがあるんだ。“どんな男も魅力的な女性とは友達になりたいとは思わない”」

「じゃ、私たち(グクトゥとボンスン)は友達だから、私が魅力的じゃないってことですね」

「俺はそうは思わない。お前の友達は、お前のことを好きだよ・・・すごく。 ただの友達として考えているなら・・・他人のためにあそこまでしない。お前の友達はウソをついてる。もしかしたら、お前を失わないための方法なのかもしれない」

「いいえ、私たちは友人です。たしかですよ」

「友達から、恋人になるのは簡単だ。2人のうちの一方が、一歩前に出ればいい。」

ボンスンの前に歩み出るミニョク。

ひとことも話せず、ただ、まっすぐ、ミニョクを見つめるボンスン。

「この一歩が、二人の関係を変化させるんだ・・・こんなふうに」

しばらく見つめあったまま、ミニョクのほうから、離れ、川面に近づいていく。

す~っと、ミニョクが離れたとき、一瞬だけ、寂しげな表情を浮かべたボンスン。

 

<この1歩、グクトゥと私の間に、その1歩は存在しなかった>

<しかし、その人は、その日、私に1歩近づいてきた>

 

 

トボン署に、捜査本部が設置される。

班長「事件は、向こうの手にわたったが、諦めんぞ」

係長「ちょっと待って下さい。」

お得意の『主任警部』の引用です。

「犯人は彼自身が彼に視線を与える警官のために捕まることができる」

ふ~ん、かっこいいじゃん。

CCTVの映像を見ていて、何かを思いついたグクトゥ。

「すぐ戻ります」

「おい、どこへ行くんだよ。あいつは自分勝手な行動を。失礼な奴だ」

演劇俳優が 証言に来ました。

「その日、すべての演劇スタッフが集まる日だったんです」

夜のショーのあと、靴の紛失に気付いた。楽屋では、以前にも、盗難があったが、CCTVはついていない。

 

廃車工場に来るグクトゥ。

「こんばんは。社長は、どこにいらっしゃいますか?」

「出張に出てますが」

「どこに行かれてますか?」

「ああ、廃自動車の部品を調達するために、スーダンに言っています。国内中古車の部品は、アフリカで高く売れるんです」

「この間の彼は やめたんですか?」

「先週です」

「社長さんは、頻繁に海外に行かれるんですか?」

「はい」

「金属スクラップの価格は、本当に安いものなんです。だから、我々のような中古品販売は、中古自動車部品の輸出で稼ぎますから。そのため、社長は海外をとびまわってますよ。

私もよく知らないんです。」

「わかりました。ありがとうございました」

 

「一緒に帰ってもいいですか?」

見知らぬ間でも、誰かと一緒に帰ったり、声をかけあったり・・・と、トボン洞は、厳戒態勢です。

「気をつけなさいよ。」

「わかってる」

そうは言っても、なかなか女性の一人歩きを全部、保護することは難しい。

 

「チーム長、舞台俳優のアリバイが確認されましたよ」

「ああ、彼が犯人とは思えないからな」

警察署内も盗撮されており、そんな会話を、犯人が見ている。

げ、なんて、大胆不敵なの?

 

~トボンナッツ~

「最近、グクトゥは忙しいでしょう」

「ええ、とても心配なんです。警察大学なんて行かせるんじゃなかったです。私は、法学部に行かせるつもりだったんです。」

「何をおっしゃってるんですか。グクトゥのような警官がいてくれるからこそ、私たちの未来は明るいんですよ。」

「私の好きな作家が、こういってます。

「成功とは、多くの金を稼ぎ、栄光の梯子を上っていくことではない。他の人の視点からの成功でなければならない」

そういう意味で、うちのグクトゥは、成功したと言ってもいいでしょうか。」

「もちろんです。」

「そのパティシエエプロン、とてもお似合いですわ」

「おお、ありがとうございます。シェフになるのが夢だったんです」

そんな二人の様子を外からじ~~~っと見ているボンスンオンマ。

おもむろに店内に入ってきました。

 

「よく、こんな状況下で笑っていられますね。 こんな事件が起きてるっていうのに、グクトゥは警官として、何をやってるんですか」

「おい」

「ボンギオモニ、こんな失礼なコメントで、感情的になるのはやめません? 多くのガン患者が毎日亡くなっているのに、ボンギは何をしているんですか?」

「あら、うちのボンギは 整形外科勤務ですのよ」

「困ったわ。あなたとは お話が通じないようですわね。では 失礼します」

「とにかく、また、いらしてください。お気をつけて」

 

「なんで、あんな失礼なことを言うんだ?」

「何?」

「彼女にあんなこと言われて、どうして会話なんかできるのよ。ガンで死ぬ人を、ボンギがどうにかするですって? 彼女みたいな作家が、何にも知らずに、何を言うのよ」

「お前が最初に言い始めたんだろう? グクトゥを心配してるのに、“警察はなにをしてるのか”なんて、よく言えるな」

「なんですって? あなたは、あの女性を見るたびに、ニタニタしちゃって」

「いつ、俺がニタニタした?」

「どうしたら、あんなに笑えるのかしらね? あなたの持ってる全てを上げるように見えたけど」

「そうか、俺がそんなことしたか? え? したのか? よくもそんなことが言えるな」

「随分強気ね」

「ああ、もうこれ以上、我慢できん」

「どこいくつもりなの?」

 

あああ、ぼこぼこにされたアッパ・・。目に青タン(笑)

「なんで、喧嘩したの? あの二人。で、ボンギオンマはどこいったの?」

「ああ、ボンギの着替えを届けに、病院へね」

「へぇ、でも、あんなにボロボロになっちゃって・・・。ちょっと同情するわ」

「ええ、私も」

「なんだか、お肉とか温かい食事を出してあげたくなるわね」

母性本能をくすぐるタイプの典型です。

 

<ペク・タク産業開発>

「ご紹介します。我々“ペク・タク産業開発”の頭脳、チャールズ・ゴー氏は、ハーバード大学で、MBAを取得、主要な著書に「22世紀の経済」があります。」

 

ご紹介されちゃいました。なんで、サンヒョンが(笑)

スティーブ・ジョブズを彷彿とさせるコスチュームって(笑)

私、この間、Uネクストで『音痴クリニック』見たばっかりだったのに。

っていうのは、あまり関係ないですが。。。

とにかく カメオ出演おめでとうクラッカー

 

いわゆるインテリヤクザなチャールズ・ゴ-です。

ト・ボンスンに勝つための、計画をたてるために、呼ばれたようです。

ペク・タクの秘密兵器(笑)

とにかく、ボンスンをおびき寄せる作戦として、ボイスフィッシングをつかうつもりのようです。

 

~トボン高校~

昨晩のボンスンの雄姿を 動画で見る不良くんたち。

Youtubeにアップしようかという声に、リーダーが

「お姉さまは、なるべく静かに暮らすのが望みだから、俺たちはそれを保護するべきだ」と断言するんだよね。

空を見上げる高校生たち。

 

~ハンセ大学病院~

「なんの用?姉さん」

「ああ、ボンギ。何の用って、あんたがずっと働きづめだから、様子を見に来たんじゃない」

「はい、これ」

「なんだ?」

「給料が入ったの。両親にはプレゼントを買ったけど、あんたにはお小遣いよ」

「すげぇ。おどろいたな」

「忙しいんでしょ? じゃあね」

「姉さん! ・・・俺も彼女が好きなんだよ。 彼女と一度だけでも、デートしたいけど、だめかな?」

「もちろん、だめよ。フェアプレイじゃないわ。そんなのはだめ。あんたもちょっとは成長したのね。いまや、三角関係に悩むなんて・・・じゃあね」

「ちょっと、傷つくんだけど。 ヌナもしっかりな。」

「何を」

「恋愛しろよ」

「誰と?」

「アン・ミニョク。あいつ、いいやつだよ。俺は、医療専門家の立場で見るけど、彼は絶対、ゲイじゃない」

これで3人目(笑)

「あんたも、オンマに影響されて、そんなこと言う脳みそになったの? じゃあね」

「俺、今日も家に帰らないからさ」

「わかってる」

 

~ペク・タク一味~

なに? 出入り? すごいことになってます。

「ターゲットは、ト・ボンスン。彼女を始末するのは簡単じゃないぞ」

鉄パイプなどなど、武器を片手に準備をしている一味。

そこへ、ペク・タクが飛び込んできました。

「おまえら、なにしてる? 女相手に武器を使うのは、恥ずかしいと思わんのか」

クァンボクが土下座をして、理解を求めようとしますが・・・。

「ボス・・・相手は、ト・ボンスンです。運が悪ければ、俺たちは全員、殺されます」

「お前は来るな。馬鹿者が」

アガリが部下に指示をします。

「武器は全部置いておけ。ついてこい」

 

~ト家~

パパが狂ったように、踊り狂ってます。

「オンマが旅行にいって、そんなに嬉しいの?」

「ああ、嬉しいよ」

 

「ボンスン、(アンソバンから)電話だよ~~~」

 

「今日、訓練だってわかってるよな?」

「は~い」

「もう、向かってる。もうすぐ着くぞ」

「わかりました」

 

部屋で、おばあちゃんの手紙を読いかえすボンスン。

「私の可愛い孫娘 ボンスンへ

あんなに小さかった娘が、もうすっかり大人だね。

今は、ちゃんと仕事もしている。それがどんなにおばあちゃんにとって誇り高いことか、わからないだろうね。

お前が 他人と同じような生き方ができないことは、わかってる。他の人にしてみれば、その超人的な力を持つことを 恥だと思わないかもしれない。しかし、世間がどう思うかは関係ない。少しでも、自分と違う人間をいじめるのが世の常だ。

 

だけどね、ボンスン

トラブルを避けるように、言ってきたけれど、おまえはおまえの力を恥じるべきではないよ。世界を変えなきゃいけない時に使うことが許された神様から贈り物なんだからね。

私の愛する子犬へ

おばあちゃんより

 

クローゼットの箱を取り出したボンスン。

 

~ボイスフィッシング~

迫真の演技で、オンマが捕まった声を出すおばさん・・・。。

 

~ト家キッチン~

ピンクのフードを着ているボンスン。

あ、あの箱から出したのは、このフード付きのパーカーだったのね。

 

電話に出るボンスン。

「今からいきますよ。・・・・え?」

 

アッパとギョンシムに、事の次第を伝えるボンスン。

「オンマが拉致されたって。 一応連絡してみて」

「警察に知らせないと・・・」

「だめよ、警察に連絡したら、女を殺すっていうの。」

慌てて、指定された場所に向かって、家を飛び出していくボンスン。

 

ボンスンの家の外で待ってるミニョク。

電話をかけるが、応答がない。

 

オンマと連絡が取れるギョンシム。

「拉致されたんじゃないの?」

「拉致? わたしなんか拉致したら、犯人のほうが地獄をみるわよ」

能天気なオンマの無事が確認される。

「へんだわ・・・。あ、これってボイスフィッシングだわ。ボンスンが危ない。」

 

「オンマ、オンマ・・・」

ようやく、ミニョクの電話をとったボンスン。

「もしもし、お前、まだ、時間かかるのか?」

「社長様・・・オンマが拉致されたんです!」

「おい、今、どこだ?」

 

「グクトゥか? ボンスンの父だ」

「なんですって? わかりました。すぐ確認します。 ・・・管制室ですか? 今すぐ、ト・ボンスンさんの現在位置を追跡してください。」

 

「ボンスンの位置を追跡・・・」

ミニョクったら、いつのまにか、ボンスンにGPSをつけてたのね。

 

二人の男に、追跡される羨ましい展開のボンスンアップアップアップ

 

倉庫にやってくるボンスンを待ち受けているペク・タク。

「オンマ~、オンマ~、オンマ~」

大勢のヤクザたちを前に、どういうことなのか、飲みこめたボンスン。

表情が変わりました。

 

「おじさん・・・母はどこなの?」

「オンマ?」

ボイスフィッシング作戦の詳細までは知らないペク・タク。

 

そこへ、ギョンシムからの電話。

「もしもし、今、どこにいるの? あのね、おばさんは無事だったわよ」

「うん、そうみたいね。わかったわ。心配しないで。」

 

「ト・ボンスン氏 よくも、かわいがってくれたな。ああ、我々の前で膝をおり、“すみません。一度だけ勘弁してください”と言えば、許さないこともないが・・・」

「そうね。そうしましょうか? でも、膝を折るのは私じゃない。それは、おじさんたちのほうだけど」

「俺たちが?」

高笑いするペク・タクたち。

 

ポケットからクルミを取り出し、何回か、手の中で転がすボンスン。

「それはなんだ?・・・くるみか?」

一瞬で、粉々になるクルミ。

 

おいでおいでするボンスン。

「来なさいよ」

「よし、はじめよう。」

 

★第9話に続く★

8話にして、1歩だけ、近づいたのね。

ミニョクは、ちゃんと、ボンスンとの間合いを取るし、周囲も見ている人なので、フィジカルでの進展は遅くても、毎回毎回、楽しみです。

 

映画のセリフで、展開させていくっていうのは、とても好きです。

『恋人たちの予感』

シネスイッチ銀座 みゆき座で、公開当時、2回くらい見たかな。

きゃ~~~、みゆき座だった・・・らしい!!!一緒に行った友達に、シネスイッチ銀座じゃなかったって言われて、あわててググりました。(やだわ~~~実は、映画館のことは、まだよく思い出せてません。)

 当時、シネスイッチ銀座で『ニュー・シネマ・パラダイス』とかやってて、よく行ってたから、すっかり、思い込んでました。。。

そのあとも、ビデオやらなんやかんや、結構見てます。

ミニョクのママ世代なんだな、と改めて思いました。

カンペアボンニムも、もう少し、聞き取りやすい声だといいな、と思いつつ、最後まで、ボンスンの味方でいてほしいなぁって切に願います。

 

だいぶ、ミニョクに惹かれてるっていうか、グクトゥとの違いをちゃんと認識できてるボンスン。。。

何年一緒にいようと、存在しないものは存在しない。

残酷なようだけど、グクトゥには、あんなに一途に、自分だけを見つめてくれていたボンスンの瞳を見るチャンスは、二度と来ないように思えます。

今後は、自分とミニョクの間で、揺れ動く瞳を見ることになるのかな。。。

 

グクトゥが、きちんとヒジとお別れしましたね。

中途半端にならず、ボンスンのことを自覚できたうえで、話ができてよかった。

あ、もうひとつ、グクトゥとボンギの中で越える山があるのか。

それが終わったら、ミニョクとの本格対決かな。

なんだか、戦闘ゲームみたいだな。

 

グクトゥは、今後、ボンスンの力の秘密を知っても、根本は変わらないんだろうけれど、あの庇護欲の塊が、支配的、排他的な愛情にスイッチングしないことを祈るばかり(笑)。

 

 

あれ?来週の予告が・・・数枚の写真だけでしたね。

ちょっと長めのNGシーンが投入されてました。

そろそろストックがヤバくなってきたの?(笑)

いや、心配だわ~~~。まだ、8話なのに。

サイトに早めに、アップされるといいなぁ~~~。

 

ミニョクの女遊びを停止させたのは、何かあったのかな?