長くなりましたので、分割しました。
■ 第4話(2)
ブティックの前で、マネキンの来ている服を見ているボンスン。
買った服をそのまま、着て出てくる。
「もしもし? 今どこにいるの?」
運動公園のようなところ?
この間の不良たちが並んでいる。
「やぁ」
「はい」
「あんたたち、すべてのゴミを拾ったの?」
「はい!」「はい!」
いきなり、土下座する不良たち。
「お姉さま、あなたの部下として私たちを受け入れてください!」
「私たちを受け入れてください!」
「私たちを受け入れてください!」
「私たちは、今からあなたに服従しますので、あなたの翼の下に私たちを入れてください」
「入れてください」「入れてください」
「私たちは、真の指導者を探してきました」
「探してきました!」「探してきました!」
相当の心酔っぷりです。
~アジュンマ3人組~
「ねぇ、最近、この近所、きれいになったと思わない? 吸い殻1本も落ちてないのよ」
「トボン洞犯罪なし!クリーンなトボン洞! (今まで)私たちは、地区事務所に非常に多くの苦情を送ってきました! 役所がついに、気にするようになってきたわね」
「ここです。ボス」
開発業者のボス:ペク・タクと ナンバー2:アガリね。
<トボン洞クルミパイ店>
「いらっしゃいませ。」
「どうも、こんにちは。 2つのクルミのパイと2エッグタルトにしよう。 それから、飲み物2つ お願いします。 あ、それから、クルミのケーキの10袋もお願いします。」
「10」
「はい」
「おいくらですか?」
「84,000ウォンです」
ナンバー2を睨むボス。財布を取り出すナンバー2。
「10万ウォンお預かりします・・・」
窓側の席に座ってから、ナンバー2が小声で、「あの男が ト・ボンスンの父親です」
「今日のところは、クルミパイを食べるだけで、様子をみよう」
そこへ、オンマたちが戻ってくる。
表で見かけた客だと気づくオンマ。
「地区会長? 警官かしら?」
「ただの通常の顧客」
会釈するボス。
「あの、恐れ入ります。それ、粉々にカットして、召し上がったほうがいいと思います」
アドバイスするオンマ。
「ああ。」
取ってこい、の目つき(笑)
「道具をかしていただけますか?」
「道具?」
「ああ!」
それでも、うまく食べられないボス。
~不良たちとボンスン~
「ビッグシスター!あなたはこの暗い世界に輝く光のみです!あなたが希望の光です!」
「私たちを受け入れてください!」「私たちを受け入れてください!」
ボンスンの近くに、ボールがとんでくる。
「おい、ボール!」
「 あいつめ!」
失礼な腹をたてる不良たち。
「ボールをとってくれよ!」
「あなたは、このことを言ってるの?」
「ああ」
「そう」
ボンスンがボールをけると、はるかかなたに飛んで行きました(笑)
クルミパイ屋さんから出てきたボスとナンバー2の頭上を、通り抜けて行きました。
「おっと!」
「UFOだ! トボン洞、すげえな。 俺たちは、ここに必ず、大きな建物を建てるぞ。 すごいな、トボン洞!」
狂喜乱舞する高校生たち。
「お姉さま! ご無事で!」
「ご無事で?」 「ご無事で?」
「お姉さま! 愛してます!」
「お姉さま!ご無事で!」「愛しています」
「お姉さま!ご無事で!」「愛しています」
自分の出身高校にやってきたボンスン。
絶対落ちない岩だと、観光名所にもなっていた岩をちょっと触っただけで、落としたり、
鉄棒にちょっと、ぶら下がっただけで、曲げてしまったり、その都度、ギョンシムやボンギに助けてもらいながらの高校生活だったようですね。
グクトゥとも同じ高校だったのね。
「コスモスの花みたいな、優しい女の子っていいよな。守ってやりたくなるだろ」
校庭の水飲み場で、漏れ聞こえてきたグクトゥの理想のタイプは、自分とは真逆のタイプで、ショックで、蛇口をとってしまうボンソン(泣)
お寺に、大学合格を祈願しにきても、グクトゥの彼女になれるように、祈祷しちゃうようなボンソンだったけど、グクトゥの警察大学合格祝いの手編みのマフラーを渡そうとしたときに、別の子とデートした話を立ち聞きし、あえなく撃沈。
願い事をきいてくれなかったお寺の大きなお釈迦様を、後ろ向きにしちゃう(笑)
これも、私欲で力を使ったことにならなかったのかな?
パパにもらったお小遣いで、買った洋服を ギョンシムに見せて、機嫌なボンスン。
<登録名:かっこいいグクトゥ>
もしもし?
おお、俺だ。いま、どこだ?
家だけど、なぜ?
ちょっと出てこい。すぐいくから。
だけど -
いつものごとく、切られる。
ギョンシム「誰?」
ボンスン「グクトゥ。・・・家の前に来てるんだって。」
<我々が喧嘩したっていうのは本当ですが、ジウォンが好きではなかったのは私の母だったんです。しかし、私の父は病弱なので、結婚を急がせたんです。>
この声は、誘拐されたキム・ジウォンの婚約者の声だ。
おまえが聞いた声はこの中にいるか?
<我々は彼女に緊急手術を実行する必要が警官までご連絡ください>
<私たちは今、手術室に彼女を移動している。>
いいえ。この人ではないわ。
ああ、だろうな。俺もそうだと思う。
その容疑者は、ちゃんと裁かれる必要があるわ。
注意しろよ。お前みたいな弱い女性を標的にする悪い奴らはいっぱいいるんだ。
うん。はやく 容疑者をつかまえてね。
ああ、そうするよ。
あのね、あんたと ヒジさんの間って、うまくいってる?
彼女は今日、ソウル郊外のコンサートで演奏しているよ。
ソウル郊外でコンサート?
うん。市のオーケストラは、ソウル内では演奏できないんだ。
そうなの。
おまえはどうなんだ? ちゃんとやってるか?
どういう意味?
職場で。
ああ。あんたの知ってるとおりよ。
そうか。それなら、いい。もう中に入れ。
これから署に戻るの?
うん。もう行くぞ。
ああ。グクトゥや。元気だしてね。ちゃんと食べてね。 これからも、わたしたち友達でしょ。
心配するな。 じゃあな。
「ギョンシマ~~。」
「・・・ったく、なぜ、あんたはグクトゥと会った後、いつも落ち込むのよ。」
「ねえ、深夜の映画を見に行きたい?私は本当に憂鬱だわ」
「ええ、ちょっと!空席があるか、みてみようか。」
「ただいま。」
ボンギが帰ってきました。
「水くれよ。」
「水?」
「やぁ、ト・ボンギ、あんた、もしかして、グクトゥの彼女に会った?」
「うん、今日の午後。」
「(小声で呟く)まったく。ソウル郊外のコンサートで演奏したって、グクトゥには言ったくせに。 邪悪な田舎娘が。」
「ねえ、ボンギ。ボンスンと深夜映画を見に行こうって言ってるんだけど、来る?」
「ああ、まったく、どうやって、俺が当直じゃないって知ったんだよ。どこにいくんだ?」
ヒジが許せないボンスン。
「ねえ、誰か呼ぼうよ。私を応援してよ。」
「彼女は何者だ?」
飲みながら、考えてごとをしているミニョク。
イライラして、テーブルに叩きつけるように、缶を置くと、電話を持つ。
「ああ、ドンソク兄? 俺、ミンヒョクです」
「うん、ミンヒョクか? どうだ、ちゃんとやってるか?」
「いつもと同じ。」
「おまえがゴルフをやらないから、なかなか会えないじゃないか。まったく」
「兄貴・・・俺を助けてくれ。」
「どうした? なにかあったのか?」
「だいぶ前から、脅迫されてるんだ。今日は、エアガンで狙撃された。信じられるか? 子供の遊びじゃないんだ。」
「何だと?誰がそんなことをした?」
「見つけ出さなきゃならないんだ。でも、俺は、それが兄弟のうちの誰かだと思ってる。」
「まさか!」
「兄貴は、そいつが俺に言ったことをしらないだろ。 親父の会社を継ぐのを拒否しろだって。他の誰が、放棄しろ、なんていう必要があると思う?」
「本当か?」
「そして、彼らは、未熟な方法で、俺を脅迫してくるんだ。彼らは、いつもこわがってた7歳だった俺のつもりで、このAinsoftの最高経営責任者(CEO)の俺を脅かしてる。」
「ミニョク、何の助けにもなれなくて、すまない。」
「言いたいのは、そんなことじゃないんだ。 俺は、こいつらの背後を調べるのを手伝ってほしいんだ。間違いなく。アン・ドンハか、または アン・ギョンファンのどちらかだ。」
「俺は何をすべきだ?」
「そいつらをつかまえたら、おしえてほしい。俺は、そいつらを殺してやる。もう7歳の子供じゃないんだ。」
~回想~
長兄と3番目の兄にいじめられ、タンスに閉じ込められるミニョク。
いつも、助けてくれた2番目の兄。
クローゼットのピンクの少女を見つめるミニョク。
ギョンシムが、映画情報を検索してます。
「どれにする?9時40分、10時40分でプレイムービー、あとは11:00があるけど。どの回が見たい?」
ミニョクからのメール。
<なにしてる?>
<映画でも見ようかと>
<誰と?>
<友人>
<俺も連れてけ>
ったく、この男!何言ってんの? いつも招かれて当然と思ってんの?
「誰?」
「私のCEO」
「なんだって?」
「私たちと一緒に映画を見たいんだって。」
「ワオ。彼を招待してよ。」
「いやよ!」
「何故なの?」
「彼はクレイジー野郎です。」
「だから何?招待しなさい!」
「ワオ。」
「何?」
<俺がチケットを購入してやる。何人くるんだ?>
「やった~!さ、ボンスン、行こうよ。」
開発業者たちが、ボンスンを見張ってたみたいです。
「おお!あいつら、どこかにでかけるみたいです。」
「どこに行こうとしているかわかるか?」
「ボス、わかりません。」
「慎重に、あとをつけろ。」
涙ぐんで、映画に見入ってるボンスン。
ポップコーンを食べる手は止まらない(笑)
ギョンシムが隣のボンスンの方をみて驚く。
「ここって、そんなに悲しい場面?」
とうとう、声をあげて泣き出すボンスン。
咳払いされ、ギョンシムが周囲のお客さんに謝り倒す。
「泣くほど、悲しいシーンですか?」
開発業者No2も不思議がってます・・・っていうか、一緒に映画見てるのね。
通路はさんで、ボンスンの隣に座るミニョクも、スクリーンとボンスンを何度も見比べて、困惑。
口を押えて、号泣するボンスン。
様子を見に行かせるボス。
<(私にとって)スーパーヒーロー映画は、全世界の映画のなかで、最も悲しい種類の映画です。>
<こんな映画作るの、とめてやりたい!ふざけんなよ!>
化粧室で、化粧直しをするボンスン。
「あ、戻ってきたな?」
笑いかけるボンギ。
一人不思議がるミニョクにむけて、説明するボンギ。
「姉は、スーパーヒーローの映画を見たときは、いつも号泣するんです。 “ハルク”、 “アベンジャーズ”、“スパイダーマン”みたいな。」
「どうして? ハルクのパンツが引き裂かれたのが、悲しいとか? スパイダーマンのマスクを見ると、息苦しくなるとか? 」
誰も反応しないけど、一応、理由付けを考えるミニョクもえらいよね。
「お前は、本当に独特だな。本当に驚かされるな。」
「ねえ、あんたが落ち込んでるみたいだけど、クラブにでも行く?」
ギョンシムの提案に、
「行こう。俺が払う」と 名乗りでるミニョク。
「今、彼女は、クラブに向かってるようですね。」
「彼女はたくさんの楽しみを持っているように見えるな。彼女は確かに陽気な性格を持っているようだ。」
「でも、彼女は、映画の中に狂ったように号泣してましたよ」
「ああ。あまりにも、感傷的側面を持っていると思う。」
「彼らはダブルデートみたいですね。楽しんでますね」
「デートのパターンとしても、まったく正常だ。」
「でも、女友達の手を握って入っていきましたよね」
「行こう。腹が減った」
「どこに、ボス?クラブですか?」
「おまえは、空腹のときに、クラブに行くのか?このバカ!」
「ああ、でも、彼女と一緒にいた男のうちの一人は、Ainsoftのアン・ミニョクでしたよ。中に入りましょう。ボス。」
「飲め!飲め!大丈夫!大丈夫!」
「こんな時間に飲んでいいのか?」
「大丈夫!」
「さ、社長さんも飲んで!」
テンションMAXのギョンシムとボンスン。
ボンスンはすでに、かなり酔ってますね。
ダンスフロアに移動していく。
心配するボンギ。
「なぁ、お前の姉さん、完全に酔ってるだろ。」
「そのとおりです。あまり飲めないんです。」
「そうみたいだな。」
「彼女は、素面のときでも十分、変なのに、酔ったらどうなるんだ?」
楽しそうに踊っているボンスンが、妙に可愛く見えるミニョク。
目が離せません。
「あ、あいつ、どこいくんだ?」
つかまったポールを外してしまう。曲も止まり、ざわつく店内。
期せずして、ポールをグルグルと振り回すボンスン。
二日酔い状態で、目が覚めたボンスンに、オンマの大目玉。
「あんた、昨晩、なにしたか覚えてる?」
そういわれて、必死で、思い出すボンスン。
映画→クラブ→???
昨日、アン代表がおくってきてくれたのよ。
なんかしちゃったの? 投げ飛ばしたりした?
そのほうがましだったわね。
<ママ、知ってる? この男はね、超最低男なの。>
<彼はゲイなのよ!> ← この言い方が、すっごく可愛い!
<ねえ、今同性愛者であることについて、「ログアウト」!> ← 「カミングアウト」(笑)
<ねえ、これ以上、グクトゥの周囲をうろうろしたら、殺すわよ。グクトゥのお尻を触るのも禁止!>
<クビにするならすればいいわ。勇敢に失業の生活に戻ります!>
「あんたは、彼との結婚を忘れたほうがいいわ。」
さすがのオンマも、昨晩の失態には、言葉なしですね。
<今まででも十分、恥さらしだった私の人生で、大打撃をこうむった>
<それより、私の肝機能を修復する細胞が、あの夜は完全に停止した>
<私は、あの晩、狂気の女性だった。>
オンマ、激怒。
「あんた、白い服を着て、髪をおろし、土下座して、(社長に)許しを請いなさい!」
~強力班第3課~
「班長! 行方不明者の情報がはいってきましたが、詳細は不明です。バレエスクールを所有している32歳の女性です。」
「バレエスクールを所有?」
「はい。」
「それなら、彼女は、細身で、体重も軽いだろ?」
「はい、まさに、自分もそう考えていました。それについて不審な何かがあります。」
「そうか? よし、すぐ行って、確認してこい。」
「了解です。 彼女が最後に目撃された場所から開始します。」
グクトゥが、すぐに向かう。
入れ違いに、先輩刑事が入ってくる。
「班長! 班長! 法医学ラボから報告がきました。
私たちが見つけた足跡を作った靴ですが、昨年からの限定版モデルだった、とあります...」
「デザイナーのアイテムか。」
「そうです。」
「おい、物証が、すこし絞り込みやすくなったな。フォローアップ調査にいってくれ。」
「はい!」
活気づく本部。
~犯人のアジト~
「アジョシ!」
悲鳴をあげる被害者。
「誰か、いませんか?」
必死に助けを求めるも、ゴムマスク男がやってくる。
「すぐに私の第二の花嫁にしてやるからな。ああ、俺はスリムな女性が好みなんだ。ウェディングドレスを着用するには、スリムでいる必要があるんだ。大丈夫、一食一日だけを食べさせてやるから」
「助けてください。」
「もちろん。 あんたは、花嫁を殺す花婿にあったことがあるか?」
「助けてください。」
「黙れ! 俺は、おしゃべりな女が大嫌いだ。」
「助けて下さい。助けてください。」
「お願いします!」
他の部屋では、同じように泣き叫ぶ女性や、必死に食べ物を口に運ぶ女性の姿が。
~強力第3課~
「イ・ジョヨンさん。バレエ学校の所有者。最後に目撃されたのは、2日前のバーで11時過ぎでした。」
「彼女は、指名運転手を呼んだようです。 ドライバの電話を確認したところ、プリペイド携帯でした。」
「その電話を追跡しろ。そして、お前はイ・ジョヨンさんのナンバープレートの番号を見つけたか?」
「はい、しかし目立ったものはありませんでした。私たちは、最近の運転記録を、確認する必要がありますと思います。」
「(声を潜めて)お前たちは、情報をかきあつめて、捜査しろ。」
「了解です。」
歯をみがきながら、今後の対応策を真剣に考えるボンスン。
<1番目:彼の精神科医からの診断書を見せる>
<そして、私は精神的な問題を抱えているので、ときどき夢中になることを彼に伝える。>
<そしてそれを行う際に、私は彼から同情を集めることを試みることができます。>
<2番目:何も起こらなかったかのようにちょうど働く>
<3番目:あまりにも、彼は酔っていたので、彼は間違ったことを思い出しますと主張している>
ギョンシムも起きてくる。
「ねえ。あなたの会社のCEOについてだけど、どう考えても、ゲイには思えないのよね。」
<そうそう、彼はゲイだった。4番目:かっこいい男を彼を紹介する>
<なぜ、私には、最高のオプションがないのだろう?>
同じころ、シャワーを浴びたあとのミニョクが洗面台で、昨晩のことを思い出している。
~回想~
<ねえ、今同性愛者であることについて、「ログアウト」!>
<私は英雄的失業の生活に戻りたい!>
<あんたのお尻を、体から消すわよ>
ボンスンの酔っ払い姿に、笑ってしまうミニョク。
「ああ、ト・ボンスン」
ボンスンに、電話をかけるミニョク。
しかたなく、電話に出るボンスン。
「はい、社長様。 よくお休みになれましたか?」
「ああ、(お前は)良く眠れたか?」
「取るに足らない昔の私がどんなふうに寝たか、気にされる方はどなたでしょうか?」
「何の話をしている?」
「社長様、私にもう一度だけチャンスをください。私・・・」
「朝飯たべたか?」
「え? いいえ、まだですけど?」
「ボンスナ、今日はおれが出社する日だってわかってるか?」
「ええ。」
「そうか、それじゃ、そこで会おう。良い朝食を食べて、仕事に来て、働け。俺は、運動してから、そっちに行くから。だから、早く来る必要はないぞ。」
「はい、わかりました。」
「よし。 じゃ、またあとで。」
「・・・はい」
<これはなんでしょう。あなたが宿題をしなかったときに、先生が病気で休んだときに似ているかもしれない。>
<なぜ彼の声は、とても快適で甘い音なのでしょうか?>
<イエス様とお釈迦様、私にとてもよくしてくださるわ!>
怒られたり、解雇されることもなく、舞い上がるボンスン。
(うちのCEOは)ああ、全然けちじゃないわ。
一方、ミニョクは・・・。
「まったく、可愛いいったらないな。俺の身体から、尻を消すつもりだって? 彼女は何者なんだろう。ほんとうにヘンだし、それに、セクシーだ。ああ、可愛いな。・・・憎めないな。」
ミニョクが変だ(笑)
ギョンシムが、再度、話しかけてきました。
「ねぇ、いくら考えても、そう思えないのよ。彼がゲイっていうの、違うんじゃない?」
「ギョンシマ! そんなことは、今は重要じゃないのよ。彼の性格こそが重要なの!社長様は、本当に素晴らしい人だった!」
「あんた、前には、狂ったゲイ男呼ばわりしてたくせに、なんで、心変わりしたの?」
「巨大な会社組織を経営している人は、ちょっとくらい、闇をもっていたほうがいいのよ。」
「あんたは、彼の頭が糞でいっぱいだったと言って、狂ったように彼を侮辱してたけど。それから、彼が狂った高級売春婦の兄弟みたいな格好してるとか。」
「違う、違うの、そうじゃないのよ、友よ。彼はただ、例外的なファッションセンスを持っているっていうだけなの。さ、おねえさんは、仕事に行ってくるわよ。夜に会いましょう。 あんにょん!」
「彼女、頭、変になったにちがいないわ。」
コンビニで、清涼剤を一気に飲み干すボンスン。
店をでてきて、すこし歩いたところで、 背の高い帽子を目深にかぶった男性にぶつかりました。
「すみません」
「すみません」
病院のロビーでぶつかったときの声がよぎり、その響きに、体が硬直するボンスン。
いろいろ、いいシーンもありました。
オンマと同じようなごはんを並べられたら・・・そりゃ、白旗でしょう。
最後の「セクシー」をきいたとき、そうだった、ミニョクは、初対面の日に、ボンスンに対して「セクシーさ」を嗅ぎ取っていたんだったな、って思い出しました。
ま、幼少期に酷い目にあってるから、潜在的に「強いもの」に対する「憧れ」が刷り込まれてるのかも。
私の世代にすれば、ホイットニー・ヒューストンの歌声と、ケビン・コスナーがパロディにされる日が来るとは思わなかったけど、ちょっとおかしかったです。予告でもっと、深刻な感じかと思ってたから。
うさんくさい人:2番目のお兄ちゃんと、ヒジ
でも、お兄ちゃんは、子供の頃を見ると、そうでもなかったのかと思いつつ、やっぱり気になる。これ以上、ミニョクに、人間不信を植え付けたくないんだけれど、イヤな予感しかしないです。
画像はすべて、JTBC名場面クリップより 画面キャプチャーしています。