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■ 第7話

 

(前回のおさらい)

トッケビの胸に刺さっている剣が見えているのに、掴むことができないウンタク。

あれ・・? コントのように、手がすり抜けてしまう感じ。。。

想定外のことに、戸惑う二人。

特に、悲壮な決意のもとに、この場所にきたトッケビの「肩すかし感」は半端ない。

 

童話で、王子様の呪いを解くには・・・・混乱の末に至ったウンタクの結論は、

「愛が足りない!」

シンの胸ぐらをつかみ、そのまま、引き寄せると、唇にキスをする。キスマーク

 

ウンタクが剣を掴めなかったという衝撃が、彼女からのキスで、吹っ飛んだシン。

「・・・お前、おかしくなったのか?」

「ちょっと、それどういう意味? アジョシをかっこよくしてあげようとした人にむかっておかしくなったですって? 私がしたくてしたと思う? 私だって失ったのよ。アジョシは何回もしたかもしれないけど、私は・・・」

ファーストキスだったの!と、ぶちまける。

今更、引っ込みがつかないし、プレゼントを返したくないウンタクは、もう、怖いものなしとばかりに、再チャレンジを申し出る。

シンの心臓が持ちません(笑)

 

「今回、うまく行かなかったら、残るはひとつだけです。」

「何だよ。」

本当の愛です。必要ならそうするって言った、あれです。このバッグ、取られるくらいなら、アジョシのこと、愛してあげる!」

振り返ったシンに激突!

「ごめんなさい。 せっかく 雪まで降らせてくれたのに・・・」

時間を止めるシン。雪というより、雪の結晶が ピタっと 停まる。

でも、ウンタクに、時間を止める魔法は効かないのです。

「どうしたらいいですか? 追い出すつもりでしょ」

「追い出さない!!」

“どこでもドア”で戻るシンの背中を、

「ほんと? サインしたこと、忘れないでくださいよ~~」

と言いながら、追いかけるウンタク。

 

~トッケビハウス~

トクファに説明をしている死神。

「じゃ、もう、おじさんが戻らないって言ってるんですか? この世からいなくなったって言ってるんですか?」

「長くこの世をさまよい、ついに、彼は死んだ。寂しがるな、死とは、別のドアをとおり、別の世界に行くようなものだ。お前もいつか、そのドアを開け・・・」という死神の言葉を、受け入れられないトクファが泣き崩れる。

「アイゴ~~ おじさ~ん。行かないでよ。 カードなんかいらないから。戻ってきてよ、」

 

そこに、普通に戻ってきたトッケビの姿をみて、驚いて固まる死神。

「なんで、戻ってきた?」

さすがに、いつもの沈着冷静さが半減。

「トクファや~~~。」

自分のために、泣いてくれていたトクファに感激するシンだが、

「戻ってきてやったから、カード返せ」と要求することは忘れない。

「戻ってきたの?」

そっと、カードを自分の手に収め、知らん顔するトクファ。

「お前も、その権利書、かえせよ」と、死神にも告げるトッケビ。

 

そ~っと、部屋に戻ろうとしたウンタクにむかって、ストップをかける死神。

「ちょっと待て、お前の役目は、どうしたんだ?」

「チ・ウンタク! 上に行く前に、香水、500万ウォン、バックとか、俺に返さない気か?」

「おじさん、あの子にそんなにあげたの?」

 

「いや!できない。アジョシ、追い出さないって言ったじゃん。」

「俺は、香水や500万ウォン、バックを返せって言ったんだ。追い出すとは言ってない。」

ずっと、バッグを抱えているウンタク。

「アジョシ   愛してます。」

え?と 見つめる死神とトクファ。

「愛してるって言ったのよ。」

悠然と、首を振るシン。

トクファを押しのけ、「俺も愛してる」と権利書を抱えたまま、シンに詰め寄る。

ウンタクの作戦に、乗っかろうとしてます(笑)

「アジョシ、愛し・・・」

「黙れ!」

 

ユ会長と会うシン

「もう、あの巻物を燃やしたか?」

微笑む会長。

「もちろん、燃やしました。」

「冗談だろ?」

「怖かったのではないですか? その罰のために、とても真面目に別れを言っておられたのに。」

「受けいれることにするよ」

「巻物は、明日の朝、無事にお戻しいたしますので、どうか ご心配なさりませんように」

「ありがたいし、申し訳ない」

「それで、旦那様、私からもお願いがございます。死のうとする代わりに、生きようとしてみられてはいかがでしょうか。」

もう少し、死ぬことを考えず、善良で公正な人生を送っているこの世界の誰かのため、神秘的で美しい幸運と奇跡を一度経験させてあげられたら、トッケビであるシンにとっても、良いことでなのでは、と勧めるユ会長。

ユ会長は、とても人格者だなぁと感じます。

 

キム秘書が、トッケビハウスを見上げています。

「年を取らない男か・・・」

 

ウンタクのことを考えているシン。

「未来が変わったのか、神の意志が変わったのか・・・? とにかく、戻れてよかったのだ。」

出戻ってきた恥ずかしさは、否めないトッケビ・・・。

 

飲み物をいれて、部屋に戻ろうとするウンタクを呼び止める死神。

「その他漏洩者!」

ふりむくウンタク。

「詳しく話せ、何があった?」

「ああ・・まず、はじめは、ちゃんと大丈夫だったんです。真夜中に、そばの花が拡がるすてきな畑に、早い初雪がふってきて・・・。 ところが、剣を掴もうとしたのに、でも、できなくて、 見ることはできても、つかめなかったんです。」

よく戻ってきたな。一人で戻ってくるかと思っていたという死神。

「そうなんですよ、そば畑に置き去りにされると思ったのに、一緒に戻ったんです」

笑顔のウンタク。

(こいつは、剣を抜いたらどうなるかについて、今はわかってないんだ。 話すべきだろうか? そうしたら、 トッケビは怒りで死ぬかもしれない。 そうすれば、 この家は俺のものになるな。)

「何をかんがえていらっしゃるのですか? 死神アジョシがそんなふうに私を見ると、ちょっと怖いんですけど。」

「剣はみえるのに、なぜ、つかめないのかを考えてたんだよ。」

「そうですよね。私もそう思います。トッケビのアジョシが言ったみたいに、私は本当に“トッケビの花嫁”じゃないでしょうか? 剣がみえて、つかめるのが本当の花嫁でしょう? やっぱり、本物の花嫁は・・・綺麗だと思います?」

「それ、剣を抜くのに重要じゃない」

「・・・だといいですけど。 まさか、アジョシが私に酷い目に遭わせるとか、したりしませんよね? 一緒に暮らしてたら、やっぱり、なにかの感情が芽生えたりしないのかな?」

 

翌日もぎこちないウンタク。

「一人養うだけでも、生活費がかさむな。」

わざとらしく、家計簿でも付けるか・・・と、暗い顔でウンタクを精神的に追い込むシン。

「こんな風に気苦労が多いのに、皿洗いしなきゃいけないのか」

皿洗いのあとも、洗濯、掃除・・・と、ウンタクに家事をやらせようと誘導する。

ウンタクが洗濯物を干しているそばで、本を読むシン。

「家が綺麗でこそ、勉強がはかどるというものだ。ところで、俺の部屋はいつ掃除すべきかな」

だんだん、ウンタクにも読めてきたみたいです。

シンのそばで、洗濯物のしぶきを切るウンタク。

「今、わざとやらなかったか?」

「いいえ」

「おまえが、明らかに、しぶきをはね散らかしたとわかってる」

「夜までには、これを乾かすつもりなんです。」

結局、不満があるなら言ってみろ、と挑発するシン。

「ああ、不満? それを言いだしてくれて、ありがたいです。 (私のことを)アジョシの花嫁じゃないって考えてるんでしょうけど、 さっさと結論を出さないようにしましょう。 私に、こんなふうにし続けるなら、あとできっと後悔しますよ。」

「お前が言ったんだ、“私は本当にあなたの花嫁なのに、見ることはできても、掴むことはできないのはなぜ?”」

「私と過ごしたすべての時間は、眩しかったと アジョシだって言ったわ。良い日であっても、悪い日であっても・・・いつの日も輝いていたって」

「ああ。今日もだ」

「ほら?  ・・・え?」

「今もだ。 全てが眩しい」

「でも、それじゃ、なんで、私に意地悪するの?」

「それとこれとは別だ」

「あなたの人生を明るくすることが、どうして、違うことなの? だから、もうこういうのは止めて、違う価値を見つけましょう。 もし、あなたの花嫁と認めるのが嫌なら、私はアジョシの彼女で、アジョシは私の彼氏になるの。」

「いやだね」

「じゃ、知り合いっていうのはどうですか?」

「それもいやだね。じゃ、今日から家賃を支払え。月に50万ウォン、それから、光熱費を折半しよう。」

「お金取る気?」

 

「わかったわ! 今日から、私たちは敵同士ね」

・・・ってことになったと、死神に報告するウンタク。

「お互い、いつかは、立ち向かいあわなきゃならないのよ。 この衝突は、剣さえつかめれば起きなかったのに。」

死神「お前の背中の痣より強い何かが必要なのかもしれない。たとえば、本当の愛情とか?」

「それなら、試してみましたよ」

「何を試したって?」

ガタン! 突然、ペットボトルが床に落ちた音。

「ああ、びっくりした!」

シンが 冷蔵庫から取ろうとして(わざと? あえて?)落としてしまったみたいです。

「おまえ、あんなこと、しゃべる気か?誰にでも、キスしたこととか、言うのか?」

死神が一番驚いてます!!

「そんなやつだったのか」

「私は言ってませんよ。今、アジョシが自分で言ったんじゃないですか」

「おまえ、言ってないのか?」

「ええ、言ってません」

 

「おまえら・・・キスだって?」

「もし、私がなにか言うとしても、自分自身のことを話します。大げさに騒ぎだてたのはなぜ? 厳密に言えば、私のキスじゃないですか。」

「や、キスに、俺のとか、お前のとか、あるのか? 俺たちがしたキスだったら、半分は俺のものだろうが。」

「いいですよ、それなら、半分はアジョシのものってことにしても」

「いやだね、そんなのいるか」

「わかりました。それなら、全部私のものにします」

「よし、そうしよう! ほんとによくばりだな」

2人、別々のほうに退場(笑)

残された死神。

「俺は名刺がなくて、電話も掛けられないっていうのに。あいつらの関係は、あからさまになった。」

 

トッケビの部屋に入ってくる死神。イライラしてます。

2人だけで暮らしていた静かな生活を取り戻したいと提案する死神。

「彼女はトッケビの花嫁じゃないんだろ、だから、俺たちは彼女を追い出すべきだと思う」

「彼女は、すでに俺たちの正体を知っている。もし、彼女がここを出て行って、言いふらすかも、とは思わないのか?」

「もし、お前が、彼女に500をやったら、誰にも言わないはずだと思わないか?」

「お前は、テレビドラマをあれだけ見ていて、学習しないのか? 一度、金を与えたら、底なしの要求がはじまるんだぞ。死神のままでいたいのか」

「なんで、彼女をここにおいておきたいんだ?」

「やぁ、俺は、いますぐにでも、彼女を追い出したいぞ」

無言になるふたり。

「なんだよ」

「お前は、彼女が剣を掴めなくて、よかったな。正直に言えよ。 死ななくてすんで嬉しいって。だから、 お前は、彼女と会い続けられるしな?」

「なんだと? 俺が幸せだって? 狂ったのか? 俺は、このときを900年も待ってたんだぞ。」

「よし、いいだろう。俺は、俺たちの友情の印に、彼女を遠くに連れてってやる。」

わざと、とっけびを挑発する死神(笑)

「友情を持ち出すのはなぜだ? おれたちのあいだに、友情なんかないぞ。お前は俺の死を願ってるんだ! それが友情か?」

「ほら、お前、死なずに幸せなんだろ?」

「ちがう! 約束を継続してるだけだ。 俺は、契約書にサインしたんだ。」

男だから、約束を守るんだというシンに対し、あきれて出ていく死神。

 

ウンタクが書いた契約書をみながら、微笑むシン。

《毎年初雪の日には、乙は甲の召喚に応じること。なぜなら、甲が待ってるから》

 

自分の部屋でやらずに、食堂で、受験勉強をしているウンタク。

シンとの会話でもイライラが隠せない。

「あ~、アジョシ、もしかして、答えとか知ってます」

「ああ、だけど、試験はいつだ?」

「答えは知ってるのに、いつやるかは知らないの?」

「ああ、助けてやろうか?」

「うん」

「はじめに、それらを全部解いてみろ」

「OK! ちなみに、試験は 次の木曜日です」

「なぁ、この間の・・・はじめてって・・・」

「あ、そうだ!  はじめてだって言いましたけど、悪いとか思わないでくださいね。もちろん、私のファーストキスだったには違いないけど・・・、」

「や、俺が・・俺は、初雪について話そうとしたんだ」

「ああ、初雪? まぎらわしいこと、言わないで! 」

そのあとも、わざと、最初に“チョ(初)”がつく言葉を言って、ウンタクにからかうシン。

 

修能試験当日の朝

バス停まで送ってきたシン。お肉一杯はいったお弁当を渡す。

「本当に欲しいのは、お肉だと思ってるんですか?」

不機嫌なウンタク。

「注文通りに、答えを押しててやるから、良く聞けよ。最初の 語学から行くぞ。」

結局、自力でがんばるというウンタク。

おお

シンが嬉しそうに、ウンタクの頭を撫でる。驚くウンタク。

バスが行ってしまっても、撫で続けているシン。固まったままのウンタク。

「私には、アジョシの時計がちゃんと動いてるように見えますけど・・・」

といって、シンの腕時計をみている。

「もしかして、アジョシ、時間を止めました?」

「いや」

「え~~~ どうするの、遅れちゃう。もう30分も過ぎちゃった。」

「心配するな。 お前の彼氏がトッケビだってこと、忘れたのか?」

「彼氏って呼ぶなって言ったくせに。」

「うそだ。ついてこい。」

手に手を取って走るふたり。

ここで、イップダイップダイップダニカ~♪が流れるのが超可愛いドキドキ

 

「どこでもドア」で、無事に送り届けたシン。

元の通りに戻ってきたところで、自転車に乗った男とぶつかる。

その男が、このあと、事故で死亡する姿が見える。

 

修能試験をがんばるウンタク。

終わって出てくると、家族が迎えにきている生徒も多く、その光景が眩しく、赤いマフラーを握りしめるウンタク。

明るくて優しかったお母さんのことを思い出してしまう。

空にむかって、手を振るウンタク。

 

「ただいま、かえりました~」

そこには、イケメン3人が ケーキをもって、ウンタクの帰りを待っていました。

「俺がアイデアをだして、こいつ(シン)が金をだして、こっち(トクファ)が買いに行った」と死神。

アイスのケーキね。感激で目が潤むウンタク。

「うわ~ ケーキだ」

我慢できず、泣き出してしまう。

「おい、どうして泣くんだ? 試験うまくいかなかったのか?」

「そうじゃないの。幸せすぎて・・・。今日、本当に幸せだから、願いは絶対かなうわ」

シンと一緒に映画を見に行って、ポップコーンを食べたいと願いごとをする

笑みを隠しきれないトッケビ。

ケーキのろうそくを吹き消すウンタク。

シンが、ウンタクの後ろに瞬間移動(笑)、トクファたちは、はじめて見たのかな?

「これしきのことがなんだ。 わからなくていい」

不思議がる死神とトクファ。

映画にいきたいというお前の願いは、叶えられるというシン。

ほんと? ちょっとまってて、部屋に荷物を置いてくるから。

 

シン「おまえらも、それぞれ、部屋と家に戻れよ。」

トクファ「なんでだよ? おれだって、映画見たいし、ポップコーンだって・・・」

シン「だめだ。」

トクファ「(すぐ帰らせるなら)なんで、俺を呼びだしたんだよ。」

死神「もし、あいつが (トッケビと)一緒に映画をみたくて、修能試験をがんばったなら、二人で行かせてやれ。 トクファには、俺が話がある」

トクファ「え? 俺に・・・なんで?」

 

死神にとって、最大の関心事『名刺と主人』

トクファに、名刺を作った「お前の名刺はどこで作った?」

「え?」

「名刺だ。四角くて、いつも使ってる白いやつ。」

「会社がくれたんだよ、だって、財閥三世だからね。どうしてそんなこと聞くの?」

「欲しいんだ。」

「え?」

「それから、もうひとつ」

「こんどは、なに?」

<チョンウグループのユンドクファさんで間違いないなら、彼は私の主人よ。店の土地のオーナーなの>

「(サニーが)お前が主人だと言ってた。土地のオーナーだって。」

「ああ、ビルを一つ持ってるから。でも、なんで、おじさんが気にするの?」

満足気に頷く死神。

 

営業時間が終わり、戸締りをして出てきたサニー。

外で、心配そうにながめている死神。

サニーのあとを、すこし離れたところから、ついて歩く。

考え事をしているサニー。

酔っ払いにからまれるサニー。

男を吹き飛ばす死神。

「なに? どうなったの? 信じられない?」

怖さを紛らわせるため、歌を歌いながら、逃げていくサニー。

 

ゲームセンターに来るシンとウンタク。

UFOキャッチャーで、好きなのを取ってやるから、言えというシン。

「ライター!! ライターが欲しい。ライター取って!!」

失敗!また、失敗。何度やっても失敗。

とうとう、あきらめて、映画館に向かったふたり。

念願のポップコーンをもって、着席。

ホラー映画をみることにした二人。

怖かったら俺に言え、なんて、余裕をかましていたシン。

叫び声をあげるわ、ポップコーンをぶちまけるわ、ウンタクが口を押えたり、周囲に謝ったり・・・大騒ぎのシン。

しかも、これ、コン・ユの映画『釜山行』でしょ(笑)

 

「アジョシのせいで、全然、見られなかった」とカンカンなウンタク。

『SUBWAY』にやってくる二人。

ポップコーンを食べて、おなかいっぱいだから、と遠慮するウンタクをしり目に、サンドウィッチを注文し、自分だけおいしそうに食べるシン。

「いつも、与えそうにしては、取り上げる。どうせ、くれないなら、最初から見せないで」

「今度からはそうするよ」

 

ようやく、気になっていたことを口にするウンタク。

「トクファオッパにはカードを、死神のおじさんには、家を与えたでしょう?彼らの一番に望むものを与えた、まるで、餞別のように。そうでしょ? 餞別だったんでしょ?剣を抜いたら、ここからいなくなるつもりだったんでしょ?」

黙ったままのシン。

「やっぱり・・・。でも、どうして?」

「前に言っただろ? 花嫁が現れたら、遠くにいく準備をしなければならないって。」

「どこ? ヨーロッパ?  カナダ? 今も? 遠くにいくつもりなの?」

「いや、去りたくない。でも、もし、本当に花嫁が現れたら、おそらく、また選択しなければならないだろうな。」

「あ、そうなんだ。その人と一緒に行くの? 本当の花嫁と。」

「一緒に行きたいか?」

「いいえ。アジョシについていくつもりはないわ、だから、遠慮しないで、行ってください。

本当の花嫁が現れたら・・いいえ、その前に、私が離れます。だから、私に知らせず、私がいないあいだに行ってください。」

 

翌日、トクファに、車で送ってもらうウンタク。

「おじさんになにかうまいものでも買ってもらったか?」

「いいえ。」

「なんで? まだ、おじさんのコンチなんだろう?」

※韓国の童話:シンデレラのような主人公

 

「ええ、でもトッケビは、いじわるな義母なの。私の人生には、一体 どれだけの意地悪な義母がいるのかな?」

「変だな。おじさんは、1000年分の怒りをガールズグループをみて、解消するような人なんだけどな。」

「それで?」

「君に出会ってからは、喧嘩が多いな。だから、君はおじさんのタイプじゃない、そういうことだ。」

「はっ!ガールズグループですって? オッパが大学に受かったとき、驚くくらい、かっこよくなったって聞いたけど。」

トクファは大学デビュー派だったのね。

「わたしだって、大学にさえ受かれば、絶対かわいくなるんだから」

 

志望大学の論述受験日でした(笑)

大学まで、花束持参で、車で迎えにきたシン。

 

試験を終えたウンタクが、大学の池の遊歩道を歩いていると、グラウンドでは野球部が練習中。そのとき、野球のボールがウンタクのいる方向に飛んできた。

間一髪のところを、キャッチする野球部の学生。

「テヒオッパ?」

「チ・ウンタクか?」

幼馴染との再会でした。

 

花束を落とすシン。

「あいつか? あいつが、代表か?」

突然、晴天だった空に、雷が轟き始めました。

 

「とにかく、起きて なにか食べなよ」

トクファのいう事も聞かず、ベッドに横になって落ち込んでるシン。

「髪を撫でてた・・あいつの手首をこわしてやる」

「誰のこと?」

「恥ずかしそうに、体をくねらせてた・・・ねじりパンみたいに見えた」

「だから、誰のこと?」

「俺は、ピアノをやらせるべきだった・・そうすれば、再会することもなかったんだ」

落ち込むシン。

「誰が誰に会ったんだよ?」

 

「ただいま、かえりました」

ウンタクの声に、飛び起きるシン。

 

シャワーを浴びて、濡れた髪をふきながら、テヒに、くしゃくしゃっと髪を触られたことを思い出したウンタク。

 

バッティングセンターで、素振りをしている、少年時代のテヒ。

その手前で、めちゃめちゃなフォームでバットをふってたのは、シン!

それを邪魔に思ってた 子供時代のウンタク(笑)

 

子供っぽい嫉妬で、アイスクリームケーキを独り占めするシン。

 

翌日、早速テヒを訊ねるシン。

はじめは分からなかったようですが、ちゃんと、シンとのことを覚えていたテヒ。

もちろん、なぜ、あのときの男の人が、年をとらないままの姿なのかは不思議に思ったみたいだけど。

 

小学生だったテヒと、バッティング対決で、負けたシン。

お母さんから無理やりやらされていたピアノがいやだったテヒの望み通り、突然、テヒの家からピアノが消え、野球の道に進んだテヒ(笑)

子供の夢と未来のために、ちょっとだけ手助けをしてあげる心優しきトッケビ。

ふふふ、さすがトッケビ、本当はバッティング、うまかったんだね。

 

もやしの根をとりながら、その時の子供が、自分のことを覚えていたから、記憶を消してくれ、と死神に頼むトッケビ。

年をとらない男の噂が広まったら、ここで、死神と一緒に住めなくなるというものの、逆に、一緒に幸せに住むことはないとお前が言ったんだ、と突っ込まれる。

記憶を消す能力は持ってないトッケビ。

死神に馬鹿にされたシンは、もやしに火をつける。

「どうせ、調理するんだろ」

 

シンの部屋に忍び込んだウンタク。

自作の契約書のコピーを作り、見比べる。

「いいわ、完璧だわ」

すぐに見つかってしまうウンタク。

「なんで、俺の部屋にいる?」

「お掃除でもしようかなと思って」

「掃除機がないようだが? 尻に敷いてるものを渡せ」

しぶしぶ、取り出すウンタク。

「もう一枚も」

観念するしかない。。。

「おかしいな、俺がサインをしたのは一枚だけだったはずだが」

「え、本当? じゃ、なんで2枚あるのかしら」

わざとらしく立ち上がるウンタク。

「おまえ、偽物を作って、不法侵入して、窃盗までするのか」

「アジョシ!! あなたは、ガールズアイドルを見れば、1000年の怒りもおさまるんですってね。 そういうタイプの人だって知らなくて、すみませんでした。あ、これは私の本だから、返してもらいますね。」

カナダの公園で貸してあげた詩集をもって、部屋を出ていくウンタク。

ウンタクが去ったあと、2枚の契約書を見比べ、どっちが原本かわからない出来ばえに、偽物づくりの才能を感じ、ウンタクの将来を案じるシン。

 

「自分のじゃないからって、この本を無造作に扱ったのよ。あ~イライラする!あ、落書きしてる」

シンの書き込みを見つけるウンタク。

「初恋だった」

はいはい、初恋ね。トッケビなのに、たくさん経験してるですって? 私だって、ファーストキスだったのに。・・・字は、あんまり上手じゃないわね。

 

そこへ、テヒから電話がかかってくる。

 

嫉妬にかられて、ウンタクとテヒの様子を、ビルの屋上から眺めるトッケビ。

アイスクリームショップに入っていくところをみて、すごすごと自宅に戻ってくる。


そこに、サニーからの電話に慌てふためく死神が、「電話にでてくれ」と泣きついてくる。

「電話に出なくて、避けてると、殺される!」

避けずに、普通に出ればいいだろ、と、こともなげに言うトッケビ。

「もう頼まないよ。“その他漏洩者”はどこいったんだ。」

「あいつも無理だぞ。いま、アイスクリーム屋で、デート中だ。」

超絶不機嫌なトッケビ。

なんで、家にいないで、外にいるんだという死神の疑問に、

「しらない。説明したくもない!」

 

~アイスクリームショップ~

久しぶりに、テヒに付随して会えて、舞い上がるウンタク。

そこに、死神登場(笑)。

テヒの名前を呼ぶぞ(=黄泉の世界への誘い)、とウンタクを脅かして、泣く泣くサニーの電話に出させる死神。

しぶしぶ、会社の部下を装って、電話にでて、サニーから一方的に、次のデートの指令を受ける。なんか、よく知ってる声だったような気がする・・・。

 

サニーとの約束の日までに、彼女に聞かれそうなことをウンタクから聞きだし、準備する死神。

電話番号、名前、年齢、血液型、結婚してるかしないか、大体の資産状況・・・あとは、彼女から質問されたことにイエスか、ノーで答えればいいんじゃないですか?

 

「歳は34歳、11月5日生まれ いて座のAB型、未婚、家は賃貸、車も必要次第で入手可能。過去は綺麗、名刺はまだです」

一気に、必要事項をまくしたてたあと

「会いたかったです」と付け加える死神。

「私もよ。」

おもわず、安心して、笑ってしまう死神。

「なにが面白くて、笑うのよ、この男は?」

名刺を持ってないから、自分の電話にでなかったという死神に呆れるサニー。

ところで、サニーさんは名刺をおもちなんですか、と逆質問する死神。

「私の顔が名刺代わりよ。美人だから。」

「おお、そうですね。」

お互い、笑ってしまう。

「ほらね、こんなに楽しく過ごせるでしょ? 私達は、閉じこもらずに、もっと、いろんな話をして、お互いを理解して、一緒にいろんなことを楽しむべきなのよ。」

 

「ウビンさんは、何が好きなの?」

「サニーさんです。」

ど直球(笑)

信じられない・・・と言いつつ、嬉しいサニー。

「違うわよ、趣味とかそういうことを聞いたの。」

「サニーさんです。」

「わかったわ、でも・・・」

「いつも、僕の想像のうえをいくサニーさんが、大好きなドラマをみてるみたいに、好きです。僕は、なにかしようとしても、みんな間違ってばかりだけど。僕の新しい趣味はサニーさんです。神が与えてくれた。。。」

「本気でいってるの? もしかして、なにか宗教でも?」

「そういうのもあったほうがいいですか? じゃ、準備できたら、また、連絡します。」

と席を立とうとする。

「あああ、違うの。いいのよ。持ってなくても構わないの。 いいから、私が殺す前に座って。まったく、この人ったら、 いったい何者なの?」

「ええっと、34歳で、11月5日生まれで・・・」

「ああ、もうそれはいいわ。座っててよ。写真みたいにじっとしててくれれば、それを見てるから」

 

カフェを出てきたふたり。散歩中です。

このあと、用事があるので、これで失礼するという死神。

「じゃ、わたしは? ご飯食べにいくんじゃなかったの? ディナーはどうするの?」

「でも、あなたは、ホットドッグを食べた。食べ過ぎは、病気のもとです。」

「病気になりそう。気にしなくていいわ。どこに行くの?」

「会社の食事会なんです。行かないと、罰金を払わないとだめで・・彼らを喜ばせるだけです。」

「こういう行動が、ほんと、間違ってるのよ!」

「この問題は、(僕には)あまりにも難しいみたいです」といって、立ち去る死神。

 

死神たちの会食。

よし、死ぬまで食え!乾杯!

 

後輩の死神と店に向かう途中、例の自転車の男と ぶつかった死神。

死神にぶつかって文句をいうなんて、命知らずだ、1か月以内に呪われるのに、という後輩。

 

会計時、財布をすられたことに気づいた死神。

「あいつだ。」

死神の、黒い帽子を持って行ってしまう同僚。

 

無銭飲食の疑いで、警察署に連れてこられた死神。

トッケビに、助けを求める死神。

テヒの記憶を消すことで、話をつける。

 

シンですら、名刺をもっていることに、ショックを受ける

豆腐をもって駆けつけてきたトクファ(笑)

 

「死神アジョシって、いつもあんなふうに歩くよね。」

※  人にぶつからないように、人をさけて歩くの意。

 

「あ、わかった。前に聞いたことがある・・・彼が触ると何かが見えるとか。」

「その人の過去の人生(前世)だ。」

 

「じゃ、さわったら、見えるんだ、ねぇ、おじさんも? なんかすごい特技とかもってるの?」

「俺のすごさは、ずっと生きてることだろ。」

「え~、雨を降らせることだけってことじゃん。」

 

まだ、帰宅していないウンタクに電話をかける。

死神が、「その他漏洩者」だったら まだ帰ってないぞ。あいつと会ってるのかもな~と、嫌味ったらしく教えてあげる。。

 

ウンタク「もしもし?」

シン「おまえ、今どこだ? 何時だと思ってる?」

ウンタク「19時でしょ。いま、すっごく忙しいの。」

きられてしまう。

幽霊4人衆に、ウンタクの居場所を問い詰めるトッケビ。

 

~トッケビハウス~

「おじさ~ん」

トクファがとびこんでくる。

「お前の叔父さんなら出かけてるぞ。」

「じゃ、これ、おじさんに渡しといて。 車に置き忘れてたみたいだ、」

おじいちゃんが これをもっていったら、お駄賃くれるって言ったんだ。

 

巻物を拡げてみる

「おお、すげぇ美人だ。」

顔色が変わる死神。急に、わけもなく、涙があふれてくる。

突然のことに、トクファが心配する。

 

シンの妹である王妃と、王の出会い。

 

~三神ハルモニと、後輩死神~

「初めは、悲しい愛じゃなかったのよ。運命というものの前では、愛は犯罪じゃないのに。」

「じゃ、私はどんな罪を犯したら、突然、10万ウォンも家賃を上げるって言われるんですか?困りますよ」

「引っ越すしかないわね。あなたが引っ越ししてきてから、やたら死神が、私の夢に出続けるのよ。」

 

 

結婚式の歌をうたうバイト?をしているウンタク。

シンがあらわれました。

帰り道。

「おまえ、歌がうまかったんだな。」

「ちょっとね。・・・どうやって、あそこにいるって知ったの?」

「逃げ出そうと思っても、お前は、俺の手のひらの上だ。チキン屋はどうした? やめさせられたのか?」

「もっと、稼げるバイトをと思って増やしたんです。結婚式の歌手は、時給がいいの。でも、結婚式を見ると、変な気分になるの。」

「なにが変なんだ?」

「ろうそくの光を灯すおかあさんはいないんだな~。一緒に歩いてくれるお父さんもいないんだな~。写真をとってくれる友達もいなくて、友達がいないから、ご祝儀もないな~とか、そういうことです。笑っちゃうでしょ」

 

「だから、アジョシの花嫁になりたかったのかも。家族をもつってどういう感じなのかなって。私が持ってない家族が、運命みたいにやってきたように思えた。」

「なんで泣くんだよ、俺が悪いのか?」

「ううん、アジョシに申し訳ないと感じるのは、私のほうよ。だって、剣がぬけなかったし。あ、知ってます? でも、私たち、最近、会えば喧嘩ばっかりだったし、言うのが遅くなって、なかなかタイミングがあわなかったんだけど、もっと、仕事を増やして、お金を貯める準備をはじめたの。だから、家をでてくことを すこしだけ、待ってもらえませんか?追い出さずに。出ていけるようになるまで、破格の値下げをしてくれますか?

学生価格、50%オフでどうですか?」

涙ぐみながら、精一杯、泣かないように話すウンタク。

 

思わず、抱きしめるシン。

固まるウンタク。

 

「値下げなんかできない。50%オフもなしだ。」

シンをひきはがすウンタク。

「じゃ、45%オフ?」

そのとき、いきなり 胸が痛みだすトッケビ。

 

「どうしたの? 痛いの? 剣のせい?」

真剣に心配するウンタク。

 

おもわず、剣の束に手を触れると、つかめてしまう。

「アジョシ・・・私、剣をつかめてるわ。」

「え?」

「ちょっと待ってね。 いまなのよ。引き抜いてみる。」

少しずつ動く剣。

動揺した驚いたシンが、ウンタクを突き飛ばすと、十数メートル離れたところまで、飛んでしまう。

停まっていたトラックの荷台にぶつかりそうになった間一髪、シンがかばう。

 

その衝撃で、次々、車が大破する。

 

神託は本当だった。

俺が見た未来は、本当だった。

この子をとおして、俺は今や不滅性のこの呪いを終え、ゼロに戻すことができるんだ。

人間の寿命は、よくて100年くらいだ。

その間に蘇って、もう一度、俺は、お前の顔を見ることができるのかな。

 

★第8話に続く★

ウンタクの、結婚式にまつわる話や、家族を求める言葉は、トッケビの心を揺さぶったようです。私も揺さぶられましたもん。

ちゃんと育んできた愛が、彼らの本当の愛が、発動したんでしょうが、まだ、心の準備ができていないトッケビの気持ちも十分うなづけて・・・。

 

サニーと死神が、ひとつひとつ積み重ねていっている様子が微笑ましいというか、合ってないようで、お似合いな二人。

 

テヒオッパ(チョン・ヘイン)・・・わたし、NHKで『三銃士』見てたのに、『百年の花嫁』も大好きで見てたのに、全然、気づいてなかった。なんか、雰囲気違うんだもん。

最近、高身長男優のドラマばかり見てるんで、178センチの彼の身長が、画面的に、高いんだか、低いんだか、分かんなくなってるという弊害(笑)