はじまりました。
うわ~、試しに、訳してみたら、会話が多くて、文字数が半端ないですね。
どうしようかな。これでも、ざっくりと端折ったんですが。。。
ねたばれOKの方のみ、お進みください。
■ 第1話(1)
~公共バス 車内~
バスの最後尾に乗っているミニョク(演:パク・ヒョンシク)。まだ、制服を着ているので、高校生くらいかな。
白い菊を持っているところをみると、誰かのお墓参りらしい。
突然、前輪がパンクしたバス、バランスを失い、坂道を急降下していく。運転手さんも必死に、対向車をさけて、右へ左へコントロールするが、どんどんスピードが増すばかり。橋を渡っている親子連れに突っ込むかと、乗客の誰もがもうだめだと思った瞬間、危機一髪、バスは停車する。
ミニョクが、最後尾の窓から後方を見ると、ピンクのフードを目深にかぶった女の子の右側が見える。
顔が見えそうで見えない。
~ミニョクの自室~
悪夢にうなされるミニョク。
夜中の電話。
「ああ、また、顔が見られなかったじゃないか。うるさいな・・・(電話の相手に)もしもし、アインソフトのアン社長ですが」
「警告したはずだぞ。“アルバティーン年代記”を中止しろ。そうしなければ、殺すぞ。」
「お前、今、何時だかわかってるのか、ばかか?俺を脅迫するのはいいが、少なくとも、眠らせるくらいはすべきだろう?こんなの気になって、聞くだけで怖いだろ。ほんと、イライラするな。」
「これから、起こることを見て、驚くなよ。お前のせいだからな。 アインソフトを破滅させてやる。 それから・・・」
電話が突然切れる。
「こいつ、なんて野郎だ、まったく」
夜中、ボイスチェンジャーの不審な電話に脅迫されるミニョク。
~ボンスンの自室~
一方、もう一人の主役、ト・ボンスン。
もっか、就職活動中です。
ラーメンを食べながら、携帯を見返す。書類選考落ちのメールが入ってくる。他には、どこからも着信なし。
《私 また、だめだったってことよね。
はい、次のを作らなきゃ! 》
履歴書の[自己紹介欄]を入力するボンスン。
まったく、めんどくさい!
私の名前は、ト・ボンスンです。私は、トボン洞、トボン区で生まれました。私は、本当に特殊なタイプです。
これは、書かないほうがいいわね。
『力量記』
CHRONICLE OF POWER
私には秘密がある。普通の人とは違うのだ。
[1992 ト・ボンスン 1歳の誕生日]
私は強い。非常に強い!私たちの家族の中で、長女に生まれた者には、この秘密のパワーが授けられるようだ。
最初は、一人で何人もの兵士をやっつけたパク・ケブンという人で、 朝鮮時代の幸州山城の戦いで、包囲された際、巨大な石を投げつけて、城を守ったとされている。
この秘密は、代々 女性たちによって、隠されながら、受け継がれている秘密だ。
1862年に起こった晋州での小作農と奴隷謀反でも、ハ・ウクという私の祖先の一人が、超人的な力で、王の軍隊を守った。 しかし、その力を金儲けに利用した彼女は、私腹をこやし、やがて年をとった。ところが、彼女の力は一夜にして消え、彼女は晩年、孤独に苦しんだ。
それ以来、私の一族の女性には、その呪いがかかった。
この怪力を使って、対価を求めると、もしくは、良いことにその力を使わなければ、どんなことになるか…。私の母〈ファン・ジニ〉は、のろいを完全に無視し、彼女の持てる最高を就くし、怪力をずるいことに使い、国のために栄光をもたらすために、その特殊能力を使うことに対し、何の疑問も抱かなかった。
重量挙げの選手として、優勝する、若かりし日のボンスンオンマ = ファン・ジニ。
もらった金メダルは、さっさと売り払い、散財する。
「金よこしな。よこせよ。」
男子学生からカツアゲ(笑)
「飛びな。」
ジャンプさせて、小銭まで巻き上げる。典型的だね。
「ひざつけな。跪けっていってんだよ。」
不正に能力を使用したときに、呪われるという、先祖たちが作った伝説は本当だった。
突然、バーベルを持ち上げられなくなるボンスンオンマ。
「ねえ、あなたの顔、どうしたの?吹き出物ができている。」
ジニの顔の異変に気づいた友達。
ジニ「いやよ! ちょっと、ねえ!」
そして、まあまあのレスリング選手だったト・シルグと、ある日、突然、能力を失った重量挙げ選手のファン・ジニが出会い・・・熱く、重く盛り上がったその日、ついに結ばれた二人。
まぁ、可愛い…
誕生した双子の最初の子は、小さいプリンセスだった。
「男の子のほうは、まだ出てこない?」
「ちょっと見て。彼女が、拳を握って出てきたわ!」
驚く医師たち。パンチで、吹っ飛ばされる産科医。
それがあろうことか、私、ト・ボンスンが、世界に誕生を告げた瞬間だ。
[私の名前は・・・力の強い女 ト・ボンスン]
私は、しばしば、自身が、私自身の怪力を隠さなければ、とんでもないトラブルに見舞われることがわかった。私は、今まで、27年ものの間、自分自身と葛藤している。私の一部は、なにか事件を目撃しても、ほっておくべきだと伝え、別の私は、正しい行いをすることを切望している。
それでも、やりこなすことができたときは、そうした。そんな臆病なわたしだ。
通勤電車内で、痴漢を見逃したことを後悔するト・ボンスン。
コールセンター、ショップ店員・・・
高校を卒業以来、多くの仕事をしてきた。私は農家でさえ、試してみた。
ボンスンオンマの演説
「農業は、独り立ちするのに10年はかかる。少しのガソリンがなくなっても、交通は完全麻痺するの!そんな事態が起きたら、私達は、石器時代の生活に逆戻りする。だからこそ、我々は、自給自足する必要がある!ボンスン、あなたの能力はなんのためにあるの?あなたは、農業に向かわなければならない!農業!あなたは、農夫がどんなに偉大かわかる?」
弟のボンギが医大に入る頃、 私のおじは、有機の農家にになることによって、結構儲かっていた。私の母は彼女のクルミ店を閉鎖し、私達は農夫になるべきだと言った。そして、まず、私が特使として選ばれ、私はおじの所に送られた。
バランスを崩し、コンバインを畑に落としたボンスン。こともなげに、もちあげ、あぜ道に戻す。
牛もビックリ。大興奮。
「おばあちゃん!あれ!」
近所の人にも、怪力がばれてしまう。
そうして、私は有機農場で失敗したのだ。その後、完全に、私に適した仕事につまずいた。
私は、リアルライフにおいて、能力を秘密にする必要があった。しかし、私は、ここで違う生活を送ることができた。私の夢は、私が主要なキャラクターであるゲームを開発することである。
就職説明会のようなところで、会社案内をする社員。
「それこそが、ユーザーが楽しみ続けるように、開発されたRPGゲームに来るキーなのです。
確かにそれが、“アルバーティーン年代記”がヒットした理由である。
あなた方は、ユーザーがそれを楽しみ続けるように、その内容を開発し続けることになるだろう。彼らのカタルシスのために作動する新しい世界に、我々のユーザーを夢中にさせる必要がある。かれらに、うんざりする機会を与えてはいけない。」
話を続ける担当者。
「当社のCEOは、週に1日しか仕事に来ない。
彼の「仕事」は、遊びを楽しむことで成り立っている。あなたは彼の人生に嫉妬しないか?熱心に働きなさい。私の学生たちよ!」
~公園~
会社説明会で、そんな風に紹介されていたアン・ミニョク。
セグウェイで、公園をいくミニョク。
怪しい男に付け狙われる。
「おい!すぐそこで止まれ! おい!」
「畜生。」
追いかけるも、逃がしてしまう。
「俺には個人的なボディガードが必要だ。ただちに、見つけろ。」
コン秘書に命ずるミニョク。
~トボン区 近所の通り~
ある日、ついに怖れていたことが起こった。
ボンスンが、機嫌よく、自転車に乗っている。
幼稚園バスが、追い越していくが、工事現場にさしかかったときに、道をふさぐように、トラックが止まっている。バスから降りてきて、トラックを見る運転手さん。
工事現場から出てきた黒服の男に話しかける。どうみても、ヤクザな風体。
運転手の行方を尋ねるが、運転手は、トラックをこのままにして、昼食に行ってしまったらしい。
文句を言うバスの運転手さん。
バスをこのままというわけにもいかない。
「これじゃ、通れないじゃないか。なんで、こんなことするんだ。この道路はあんたたちのものじゃないだろう?」
証拠の動画を取る運転手さんに気づいた男が、携帯を叩き落とす。
「おお、俺の電話が!」
男に暴力を振るわれる運転手さん。
目撃したボンスン、警察に連絡しようとしたところに、別のヤクザに因縁をつけられる。
ボンスンの携帯をとりあげ、中身を見る男キム・カンボク。(演:キム・ウォネ)
ああ、もう黙っていられません。ウルク先生@花郎もこのドラマに~~~!!!
「おじさん、なにしてるの? 返してよ。」
ボンスンの携帯の中身を見る男。
「なんだこれ、食べ物の写真ばっかじゃねぇか。お、これ、彼氏か?」
「なに、人の携帯、勝手にみてるのよ。返してよ。」
携帯を投げ捨てられるボンスン。あ、画面が割れちゃった。
「3年もローンが残ってるのよ。まだ、3か月しかたってないのに。これが最後よ。携帯、弁償してよ。」
ため息をつくヤクザ。
そこへ、トラック、幼稚園バスが止まってる道に、ミニョクの車が入ってくる。
ボンスンが男と揉めている姿が見える。
「なんだよ、警察はなにしてんだよ」
女の子が やくざから、叩かれているのをみて、ミニョクが警察に通報する。
「あ~もしもし、ここは、再開発されているトボンドンエリアです。パトカーと救急車が必要なようですね。怪我人もいるし、女性と老人は脅迫されてますよ。」
ミニョクが、叫び声のほうを見ると、男たちが宙をまっている。
「なんだ、これは? どうした? ボス!」
「おじさん、私の電話、ボスの代わりに、あなたが弁償してよ!」
「おまえ、誰だよ?」
「だめだ!」
ボスが叫ぶ。
「もしあなたが社会の一員だったら、携帯がどれほど重要か、わかってるでしょ、」
「そいつは、狂ってるんだぞ!」
つい、男の手をひねってしまうボンスン。
「おお、神よ! 俺の手! 折れたぞ!」
「とにかく、新しい電話を弁償してよ!」
「すごいな、あいつ。」
目を疑うミニョク。
「お姉ちゃん、かっこいい!!」
バスから見ている幼稚園児も大騒ぎ。
し~と、秘密ね、のポーズをするボンスン。
ミニョク、ボンスンに完全に魅入られてます。
~トボン署 [強力係3班] ~
怪我をしたヤクザやら、幼稚園児が、大騒ぎ。
ドアの外で、入ろうか、入るまいか、逡巡するボンスン。
「ああ、絶対、彼に変だと思われるわ。なんて言ったら、いいの?」
一旦、入室するが、やはり、幼馴染のイン・グクトゥ(演:ジス)の姿を見て、すぐに出てきてしまう。
廊下で、「私、全然いけてないよね。」と落ち込みながら、グクトゥに挨拶の練習をする。
「は~い、グクトゥ。」
「しばらくね、グクトゥじゃない!」
「忙しそうね、グクトゥ。」
エチケット口臭剤を使ったり、鏡をみたり、身だしなみを整えるのに余念がない。
なにしろ、ボンスン、実は、ここで刑事をしてるグクトゥに絶賛、片思い中。
「彼女は何してるんだ?」
ドアの前の不審な彼女を見続けるミニョク。
ボンスンが入室した強力係3班の部屋のなかでは・・・。
「ト・ボンスン!」
- ちくしょう!
- オー、ノー!
ボンスンが睨みつけると、ヤクザたちが一斉におとなしくなる(笑)
- そうだ、あの女!
- あいつだ!
目からハートが飛び出るほど、グクトゥが大好きなボンスン。
そういえば、現場でヤクザが、「彼氏か?」と聞いた写真も、グクトゥの警官姿でした。
後ろで、やくざたちが取り調べをうけている。
「だから、本当のことを話してますってば。本当ですってば!」
グクトゥから、直接、調書を取られるボンスン。居たたまれないが、どうしても、グクトゥをみると、顔がにやけてしまう。
「よし。名前は?」
と言いつつ、個人情報欄は、全部、グクトゥが入力してしまう。
「ト・ボンスン。住所は? トボン洞トボン区 家屋番号1342。」
さすが幼馴染。
そこで、彼らヤクザたちから取った供述調書を読み上げる。
「彼らが道路の中間をふさいだところに、幼稚園バスが到着した。バスの運転手が、トラックを動かすように要求した。しかし、彼らは断り、物理的な暴力に及んだ。それを目撃したト・ボンスンが、これを通報するために、彼女の電話を取り出した…。そして弁償を求め、激論が起こったその最中に、ト・ボンスンがキム・カンボクを平手打ちした。彼は、口内裂傷を負い、彼の歯の4本を失った。」
- こいつが、我々を空に投げ飛ばした!
- そうだ!そうだ!
「さらに…キム・カンボクの損傷に気づいたウォン・ヒョンドンが、その後に展開した状況により、左手の指を5本とも骨折させられた。そのあと、彼女に接近したオ・ジンテ及びヤン・ヤンチョルが、トラックに積んであった砂に向けて、30メートルほど、投げ飛ばされた。そして、彼らは結果的に足と首を折った。更に、状況を見て彼女に接近したチャ・ヨンナムを、キムなんとかもろとも、ダンプカーに10メートル以上、投げ飛ばした。」
「これをどうやって、理解しろと?」
「あの・・・その・・・」
内容が内容だけに、顔があげられないボンスン。
ボンスンにむかって、手招きをして、小声になる。
「まず第一に、幼稚園児の証言は、法的な能力が全くない。そして、分かりきっているが、あいつらの証言はまったく滑稽だ。しかし、問題は、バスの運転手の証言だ。
もし、これらが全て真実だとするなら、民法750条により、お前には、過剰防衛の罪が課せられるかもしれない。そうなると、別の証人でも出てこない限り、明確に罰せられることになる!」
「これが、あんたたちが作った警察の調書か。創作が好きなようだな」
「彼は誰だ?」
「これが、韓国警察の問題だな。給料もらって、こんなレポートを書いてるようじゃ。」
「彼は誰だ?」
「俺は証人で、第一通報者だ。」
- おお証人。
- おお。
ミニョクが園児たちにむかって、話しかける。
「なぁ、君たち。君たちが、警察署で嘘をつくわけないよな!君たちは、あの男たちの全員をこのおねえちゃんたった一人でやっつけたって言ってるの?彼女ひとりで?」
「は~い!」
元気よくお返事をする幼稚園児たち。
秘密のシ~はどうなった(笑)
- よし!
- そうだ、正確に!
ヤクザも喜ぶ。
「子供たちはウソはついてない!」
ミニョクが拍手をする。
「君たちは全員、幼稚園で「復讐者」を見たよね?いまや、幼稚園でも教育を受ける時代だからね。これを、オーディオ・ヴィジュアル・エデュケーション、つまり 視聴覚教育と呼ばれるものだが、要は映画を見ているようなものだ。あんたたちは、幼稚園児をも調査し、保護管理しなければならない。」
「あなたが、通報者ですか?」
グクトゥが尋ねる。
「ああ。俺は、この事件を報告し、証言もする。俺の証言は、明らかに、バスドライバーの証言とは違う。なにしろ、彼は、事件に巻き込まれた犠牲者だ、どうしたって、正常な精神状態であったはずがない。あの状況を思い返せば、どうすればよかったというのか、 どういったらいいのか・・・。とても この世の者とは思えないくらいの滑稽なスペクタクルだったよ。」
呆れるボンスン。
ミニョクに対し、裁判になれば、偽証罪に問われる可能性もあることを、きちんと説明するグクトゥ。
「俺たちを見ろよ。ちゃんと証言しろよ!」
口々に、証言者ミニョクに文句を言うヤクザの皆さん。
「この人たち? 彼らは、お互いにやりあってた」
- 馬鹿言うな!
- いや、俺達はしてないぞ!
興奮するヤクザたち。
「おい! 座れ。座れと言っただろ!」
別の警察官が注意している。
幼稚園児の一人が、声を上げる。
「違うよ。そのお姉ちゃんが、あのおじさんたちを一人でやっつけたんだよ。」
ミニョクが子供たちの前に進み出て、そのへんに置いてあった冊子の表紙の文字を見せる。
「ねえ子供たち。これが何と読むかわかるか?」
首をかしげる子供たち。
「ほらね、字も読めない子供たちに、あんたたちは、どう聞くんだ? 彼らの先生だって、彼らに映画を見せるだけなんだ。そして、子供の教育の基礎が幼稚園から始まる。」
少し、年配の警察官が、グクトゥとミニョクの間に入る。
「武器もなく、こいつらを女性がたった一人で続けざまにやっつけたなんて、全然理解できないだろう?」
‐ いや 、そうじゃない !
- 現実に起きたんだ!
「ハリウッドが人々の生活を破滅させているんですよ!」
ミニョクが話を微妙に脱線させていく。
刑事「おい、お前たち!俺はお前たちをどうすべきだ?俺が片付けようか?何が望みだ?」
刑事がたまりかねて、ヤクザたちを恫喝する。
- いいえ!
- そんなの不公平だ!
刑事「誰が、そんなふうに、男の足、および おまえの首を痛めつけたっていうんだ?はぁ?」
しかし、ボンスンがにらむと おとなしくなるヤクザたち。
先輩警官が、グクトゥをいなしはじめる。
「おい、お前はそうしたいかもしれないが、今は、ひっこめろ。この件が、上にいけば、俺が(確実に)首になる。いくらなんでも、こいつら7人を女一人でここまで、痛めつけたなんて、どうやって収拾するんだ」
おそらく、検察にあげても、起訴にも持ち込めないってことでしょう。
- だって、実際に起きたんだ !
- 彼女がやったんだ!
興奮が収まらないヤクザたち。
刑事「座れ!座れったら。」
「お前はなぜこれを 半信半疑でも事件だと扱おうとしてるんだ?」
「無実の市民であるバスの運転手が、攻撃されて怪我を負ったんです。従って、我々はこれを捜査すべきです。私達は、ここで、きちんと関係者を調べるべきです」
あくまでも正論を主張するグクトゥ。
- お兄ちゃん かっこいい!
- お兄ちゃん、かっこいい!
幼稚園児は、グクトゥにベタぼれ。ついつい、ボンスンまで嬉しくなってしまう。
- お姉ちゃんも、最高!
そんなボンスンに呆れるミニョク。
仕方なく折れるグクトゥ。
「お前はいいのか?もし、お前があいつらみたいな奴らに、絡み付かれたくなければ、ただ家にいないで、すぐに仕事を見つけろ!」
「社長様!」
ゴン秘書登場。一瞬 し~んとなる。
解放されたミニョク。
「一体全体、何が起こり、社長様は警察署にいるんですか?」
「俺だって、俺の人生上、あんな意外な物は一度も見たことがない!」
そこに、通り過ぎていくボンスン。
「ちょっと・・」
ミニョクに呼び止められて、睨み付けるボンスン。
「君は、俺に“感謝します”とか、なにか言う事があるんじゃないか?」
「あなたはなぜ警察署に来たの?」
「おや、これは、どういうことだ? 俺のおかげで、君は、逮捕も罰金もされることがなかった。
それなのに、君は、“あなたに感謝する”とか、または“すみません”と言わない? なんなんだよ?」
「それじゃ、なぜ、私のために嘘をついたの? もしあなたが私のためにしたっていうんなら、もっと、当然の行動をしなさいよ。ただ、黙って見てるだけじゃなく。女性に行動を取らせるんじゃないわよ。あなたは、自身を恥じるべきよ。」
そう言い捨てて行ってしまう。
「あの女性は、なにものだ?」
行きすぎるボンスンを目で追い続けるミニョク。
「彼女は、すごく 確信的で、ユニークな考え方を持ってるようですね」
「ああ、そう、すごいセクシーだ。」
「セクシー・・・? え?」
ミニョクの独特な感性が発動(笑)
自転車で行き過ぎるボンスンをみて、目を離せないミニョク。
別の日。会社に来たミニョクとゴン秘書。
ミニョクの頭の中は、ボンスンのことで一杯。
「彼女は・・・すごく強かった。これまで俺が出会ったどのようなキャラクターよりも・・・ 。」
「社長様は、誰について話してるんですか?」
「お前も知ってるだろう・・」
そこへ、部下が通りかかる。
「おお、シンリーダー! あなたが考え出した新機能、とても気に入ったよ!」
「アン代表に感謝します!私、がんばります!」
「ああ、ジャイヨ(頑張って)!」
社員に気楽に声をかける、ノリのよい、かっこいい社長を演じるミニョク。
「彼女のこと、知っているだろ? しかし、真面目な話だが、彼女はどのようなゲームより驚異的だったんだ」
「なんなんです? 本当に ?」
「だから、その彼女!」
さすがに、長すぎて、保存できないと言われてしまいました。
なんだか、予想外に、時間がかかったので、かなり間違いがありそうな気がします。
意訳で、ごまかしたりしてますが、意味通じないとかあったら、本当にすみません・・・。
画像はすべて、JTBC名場面クリップより 画面キャプチャーしています。