長くなったので、 分割しました。
♪シュッパパワ~ガ~ル 「力の強い女ト・ボンスン」1話(1)はこちらから。
■ 1話(2)
~トボンナッツ店:ボンスンの両親の店~
[DOBONG WALNUTS] トボンナッツ
[DOBONG WALNUT PIE] トボンナッツパイ
パパもカウンターで働いてます。
パオさん@花郎です。。。なんで、このドラマは、私を喜ばせてくれるんでしょう。
ママがお店にやってきました。
「たくさん、稼げた?」
「これが全てだけど?」
レジを開けて見せるパパ。
「これで全部? もし私があなたのポケットの中に何か発見したら、私が見つけた1枚ごとに10回たたくわよ」
慌てて、ポケットから、現金を差し出すパパ。完全に尻にひかれてます。
そこに、帰宅してきたボンスン。
「あなたはなぜそんなに遅く、戻ったの?」
手厳しい母。説明したら、もっと怒られそう。。
「またネットカフェに行ったのね? ミョンスのオンマが見たって聞かされて、恥ずかしかったわよ。まったく、私 どうすればいいのかしら?韓国には300万人を超える若い失業者がいるそうよ。でも、私の娘は、もうおしまいね! あいご~」
いたたまれないボンスン、パパ、店員さん(笑)
「ねえ、すぐにでも結婚しなさい!わかった? あんたのために、たくさんのお金を稼いでくれる馬鹿な男を見つけてきなさい!」
「どうやって?」
「どうやってでも」
~強力3課~
先輩から、ボンスンとのことを聞かれるグクトゥ。
「そういえば、お前、以前から “アベンチャーズ(復讐者)”嬢と、知り合いなんだって?」
「ええ、私達は小学校以来高校まで、ずっと同じ学校に通ってまして・・・」
「ああそうか、お前は、トボン洞出身だったか」
「やぁ、お前、あの証人のことも前から知ってたのか? 検索したら、彼はAinsoftの社長だったよ」
「Ainsoftってどんな種類の会社だ?」
おじさん刑事は知らないみたいです。
「え~、ainsoftを一度も耳にしたことがないんですか?“アルバーティーン年代記!”を作成した会社ですよ。CEOの名前は アン・ミニョクです。そして、彼は、オソン財閥グループ、アン・チュルドの息子ですよ」
「金勘定屋か。彼は時間単位で、莫大に稼ぐ」
「おい、キム・カンボックとハン・ヒョンドンはどこにいる?あいつらは、今、病院にいるのか?」
「はい」
~ハンソン大学病院~
「お前ら、あいつを覚えてるな?」
ヤクザたちが、ボンスンに対して、無茶苦茶、文句を言いまくっている。
- ト・ボンスン!
- ト・ボンスン!
医師たちのカンファレンス。
レントゲンを見ながら、興奮を隠せない医師たち。
「この損傷を見ろ!私は15年の間整形外科の外科医だが、それでも、私はこのような損傷を一度も見たことがない!」
初めて見る症例に、興奮状態のシン教授。
「私達は、この現象をどう解釈すべきでしょう。シン教授 ?彼らは、泣き続け、ある女性が彼らに、こんなことをしたと強く主張し続けてます。私達はそれらを、精神鑑定にまわすべきでしょうか?」
「精神鑑定? 私は、キム博士に嫉妬するよ」
ボンスンの(双子の)弟が、困った顔でそれを聞いている。
~1997年 ト・ボンスン、ト・ボンギ誘拐事件~
ボンスンとボンギの2人は、誘拐された過去があるようです。
ただ泣くだけのボンギに比べ、走行中の車のドアを蹴り破るボンスン。車から逃げ出す二人。車に乗り込み、二人を追う犯人。
ボンギを突き飛ばし、自分の正面に突っ込んできた車に向かい、素手で止めるボンスン。
車が大破する。
ナッツを片手で割るボンスンと、ソファに寝転んで本を読んでいるボンギ。
「あいつらを完全にやっつけたな」
「あいつらが始めたのよ。このこと、ちょっとでも、オンマに言っちゃだめだからね。」
「俺、明朝になって、 ヌナ(姉さん)が大丈夫かどうか知らないよ。あの呪いのこと、忘れてないよね?その力を悪いことに使っても、小さな頃だったら、許されただろうけど・・・。だけど、もう今は …」
「 黙んなさい。あいつらも悪い奴らだったの。お疲れ~。」
ナッツ割りを中断して、部屋に戻るボンスン。
落ち込むボンスン。
翌朝、目覚めるとすぐに、鏡を確認する。
おお!まだ、大丈夫だと一安心する。
朝食をたべているときも、スプーンがぐにゃりと曲げてみる。
ボクシングジムで、サンドバックを連打するミニョク。
「おはよう ゴン秘書」
「おはようございます!」
~社長室~
履歴書を確認するミニョク。
「柔道4段、Hapkido5段。テコンドーの9段程度黒帯。2014汎韓国柔術選手権の勝者。青瓦台の第三世代のボディガード・・・」
華々しい経歴の警護員応募者をみながらも、どこかしっくりこないミニョク。
ボンスンのことが頭をよぎる。ゴン秘書に、警察署で会った女性について調べろと厳命する。
ゴン秘書、警察署にやってきました。対応するのは、グクトゥ。
「あの…」
「 警察官は、政府高官法の第60条に基づき、現職中もしくは退職後、いかなる職業上の秘密の情報も提供できません。」
「 ですから…」
「 どうぞ お帰りください。とにかく、なんびとであれ、誰かの個人情報を教えることはできません!」
電話で報告を受けるミニョク。
「警察では、彼女の情報をを与えることができないと言われてしまいました。 それに、そこの 警官が、おそろしく、くそ真面目でして! 」
「その警官の名前は?」
「おお、イン・グクトゥです」
「イン・グクトゥだって?」
ミニスカのワンピースを着た娼婦らしき女性が歩いている後ろ姿。
「ドアは開いているぞ!入りなさい! よく来たな」
「ああ、はい・・・」
「俺の好きなものは、聞いてきただろ? こっちこいよ。・・・おい、やめろ。お前は何者だ?」
男を押さえつける女。
「静かにして良く聞け。」
「何?」
「お前には黙秘権がある。お前には、弁護士を呼ぶ権利がある」
「おい! お前は警官なのか? これはおとり捜査か?」
手錠をはめる女・・・。鬘を脱ぎ捨てると、グクトゥの女装でした。
どうやら、グクトゥが捕まえたのは、議員だったらしいです。
上層部から、すぐ署長のところに、もみ消し依頼がきたようです。
でも、テーブルの上に、薬っぽいのが置いてなかった? あれでも、もみ消し対象?
グクトゥの融通の利かなさが、警察内部でも疎まれている様子。
「あいつを、最もひどい部署のどれかにまわせ!」
テレビドラマを見ながら、昼食を食べている『強力班3課』の面々。
「おい、頭下げろ。見えないじゃないか?」
「見たか? 歴史はすべての答えを持っている。これをみて、自身を再教育する必要があるな? 違うか?」
そこへ、段ボール箱をかかえて、入室してきたグクトゥ。
「私の名前は イン・グクトゥです。強力班3課で働くために、本日より配属されました。」
あきらかに、班長以下、迷惑そうなメンバー。
署長を訪ねてくるミニョク。直接、ボンスンの連絡先を調べにきたようです。
「彼は本当に、素晴らしい警官ですね。」
グクトゥを褒めるミニョク。
「何ですって? ところで、あなたは、何で、その女性の連絡先を知りたがっているのですか?」
「彼女は私のタイプなんです。」
「ああ、社長の華々しい戦利品のために必要としてるんですね。お教えしましょう。あなたなら、ご存じかと思いますが、安会長はお元気ですかな?」
「ええ、もちろん、お蔭様で。あなたに感謝しておりましたよ。あなたは、私の父を助けてくださってます。彼の人生のありとあらゆるところで・・・。」
「私も、あなたがお父様の援助なしで、成功されたことを誇りに思っていますよ。でも、一人で達成できるものにも、限界がありますよね」
コーヒーを飲みながら、署長の嫌味に辟易するミニョク。
~ボンスン宅リビング~
一家団欒のト家。なかなか就職先が決まらず、悩みながらもイチゴを食べる手が止まらないボンスン。
「やっぱり、この超人的な能力を使う仕事をすべきなのかな? 肉体労働くらいしかないけど、もし私がそれをするならば、私は私利のための私の能力を使うってことになるでしょ?」
「もう、ボンスン、食べるのをやめて、ボンギにいくつかあげなさい。 それに、何の話をしてるのよ。私は、私の能力を乱用して、最も悪い処罰を経験したのよ。」
テレビを見ながら、爆笑するパパ。
「見なさいよ。こんな男と、ついには結婚する羽目になったでしょ。」
「お、何だ?」
「まったく・・・」
そこに電話がなる。
「はい、もしもし? はい、私は、ト・ボンスンです。どちら様ですか?」
~カフェ~
ゴン秘書と会うボンスン。
何度、見返しても、このボンスンみたいな(可愛い)女の子に、ボディガードをミニョクがやらせようとしているのか、理解できないゴン秘書。
「それで、ええと、あなたは、ちょうど今、失業中ですね?」
「それを言うなら“求職者”です。私は失業してません」
強気なボンスンに、呆れるゴン秘書。
「いいですか? これを第一面接だと考えてください」
「ちょっと待ってください。第一面接ですって?」
「はい。」
「それで、あなたは、私に、その社長様のための個人的なボディガードを頼みたいと?」
馬鹿らしくて、別の会社に入社が決まっていると、嘘をつくボンスン。
「失礼ですが、それは、どういった会社ですか?」
「それはプライベートなことですから。ですから、申し訳ありませんが、私に会うために、あなたにいらしてもいただいたのに、お断りしなければならないことが残念ですわ。では、ごきげんよう・・・」
「それに、あなたは、年棒6000万ウォンを得る!」
ピタッと止まるボンスン。
「それから、ボーナスも・・・。」
「おじさん、もしかして、これって、詐欺かなにかですか? なんで、私のこと、なにもしらないのに、そんなに大金を払うの? もしかして、その人、私のこと好きなんですか?それとも、なんか得することでもあるの?」
「いえいえ、そんなことは・・。」
「それに、なんで、私の電話番号知ってるんすか?ストーカーですか?」
「ちがいます、ちがいます。」
「じゃ、なんで、男性ではなく、女性のボディガードを持とうと強く主張してるの?」
社名が 「Ainsoft」と聞き、頬を染めて、おとなしく座りなおすボンスン。
「おじさん、私はいつ社長様と会えますか?」
突然、態度が豹変したボンスンに戸惑うゴン秘書。
おいしそうなナッツパイ!!
この地域に、再開発の予定があるらしく、近所のおくさん連中と、お茶をしながら、対応策を練るボンスンオンマ。
クリーニングの横の小道が、怖くて、夜10時以降、通れないと話題に上ったところで、そこへ、いかにも「奥様」然とした グクトゥの母親が、パイを買いに来る。
へぇ、なんだか、グクトゥのママが、意外だわ~~~。この女優さんも見たことあります。誰だっけ?
ボンスンパパのテンションアップ!
「ええ、そういえば、グクトゥが、私に、警察署でボンスンを見かけたって言ってましたけど。2,3日前に。」
「何ですって?」
警察署にいたと聞き、激怒するオンマ。
「あんた、何したの?」
「どうして知ってるの?」
「私が見つけ出さなくてどうするの。どうして、グクトゥに捜査されたの? よくもそんなことしでかしたわね。」
「その話は、もう解決したのよ。」
どうも、突然の遺伝子変化らしく、(力を使っても)大丈夫みたいだと母に話す。就職できることになったと、報告するボンスン。
夕食時、グクトゥから電話が来る。
「もしもし?」
「ああ、俺だ」
「うん、わかってる。」
「俺、工事現場で猛攻撃された男たちを調べてみた。あいつら、相当悪い奴らだぞ。夜遅くひとりで外出するなよ。それから、お前、スタンガンみたいなものを持っておけ。俺、予備を持ってるから、仕事帰りに持っていくよ。」
「分かったわ。」
「じゃあな。」
「あの・・ グクトゥ? 私、就職できそうよ」と話を続けるも、
「 切るぞ」
一方的に言いたいことだけをまくしたてて、切ってしまうグクトゥ。
まったく、彼はひどい男だ。でも、そんな男だけど… 私はまだ彼が、すごく好きだ!
社長室にたずねてきたボンスン。ノックする。
「はい?」
「こんにちは。」
「良く来たな。」
きょろきょろと、社長室を見回すボンスン。
「天井は落ちてこないから、座ったら?」
「はい。」
「履歴書は持ってきた?」
「はい。」
「あなたは、前にうちの会社の面接を受けたことがあるのか?」
「はい。」
「ここで、この程度の履歴書で入社しようとしたのか ?勇敢だな。」
「この会社が、性別や年齢、学歴などで差別しないと言ったので、私は、風穴をあけてみたんです」
「トボン区、トボン洞で、トボンスン ?あなたは自分の名前のために、トボン区にいたのか?」
「それって、バンハク通りには、バンハクさんが一杯いて、ヨニ通りには、ヨニさんが一杯いるってことですか?」
しばし、見つめあうミニョクとボンスン。
「すみませんでした。冗談だって、おわかりになると思いましたので・・・」
「ま、いいだろう」
「はい」
「あなたは、なぜ私達の会社で働きたいと思った?」
「よい会社だと思ったので」
握手を求めるミニョク。
「君と働けて嬉しいよ」
握手を返すボンスン。
みたところ、完全に健康のように見えるミニョクに、どうしてボディガードが必要なのか、訊ねるボンスン。
「私には、敵だらけだ。しかし、ひねくれてとるなよ。俺は悪い人ではない。」
福利厚生やら、退職金の話をするボンスンに、呆れるミニョク。
「そのすべては、君のスキルに依存するだろう。私は、どれほど君が熟練しているかを知ってからだな。」
「社員食堂はありますか?」「ああ」
「ヨガクラスはありますか?」「いや。」
「え~、イケてないわ」
「しかし、ボディガードは、それ以上に、年間いろんなことが経験できるぞ」
「わかりました。あなた “ストップモーション” ありますか?」
「それは何だ?」
「え、“ストップモーション”知らないんですか?」
少し、考えるミニョク。
「もしかして、“ストックオプション”のことか?」
「ええ、そう。それ。」
「なんで、ボディガードに、“ストックオプション”を与えるんだ?」
「念のために聞いてみただけです。それから、最初に、契約書の中身をちらりと見てもよいですか?」
呆然とするミニョク。
「 腕相撲やろう」
「 何ですって?」
「私は、あなたがあなたの給料に値するかどうかを知る必要がある。これは、ここで働くために通過するために、あなたに課すテストだ。さ、こちらに来て。さあ!」
「ええ、はい。腕相撲ですか?」
「あなたから、私の腕を押さえつけようとしてください」
「いいえ、あなたが試されたほうが・・・。もし、よかったら、両手を使ってもいいですよ」
「なんだって、俺が、そんな決して …」
力をいれるが、びくともしないボンスン。ちょっと外そうとしただけで、ミニョクの手がテーブルに激突。あまりの痛さに悶絶するミニョク。
「女性に負けたと言っても、当惑しないでくださいね。私は特殊ケースなんです。そして、もしあなたがそうしてほしければ、誰にも言いませんから」
痛みをこらえ、平気なふりをしながら、電話をかけるミニョク。
「ああ、ゴン秘書?契約書を持って来なさい。」
「すわって」
手の震えがおさまらないミニョク(笑)
入室してきたゴン秘書。
契約書をちら見するボンスン。
<やった!6000万ウォン?>
ゴン秘書が「さ、あなたは、ここにサインして」
「はい。」
「で、私はいつから、働き始めますか?」
「そうだ、あなたは足も強いのか?」
ボンスンに訊ねるミニョク。
「なんですって?」
「彼女と、鳥脚相撲しろ」
ゴン秘書に命じるミニョク。
「ちょっと待ってください。彼女と?」
「ああ」
「それは・・・ちょっと。私は、これでも、海軍でならした男ですよ。社長様もご存じのとおり。私の名誉にかけて、女性とそんなことできませんよ!」
「いいから、やれ。」
「冗談やめてください。社長様」
「ゴン秘書。もし、お前が彼女に買ったら、俺の車をやる。」
「よし、来なさい。競争相手!」
渋々、鳥足相撲をしようとするボンスン。
「あ、待ってください。ヘルメットをしたほうがいいと思うんです。」
「ヘルメットか・・・ないとだめか ?」
「彼は、絶対怪我すると思います。だから、ヘルメットをかぶったほうが絶対いいです。」
「ヘルメットか・・。よし、ジャジャ麺の出前を頼もう。うん、ちょうど3つ注文しよう」
出前が届く。
「ちょっと待って。あなたのヘルメットをもらってもいいですか?」
ヘルメットを買い取るつもりで、料金を大目に支払うミニョク。
「麺の代金の残りで、もっといいヘルメットを買ってください」
まだ、納得できないゴン秘書。
「こんなの必要ありませんよ」
「麺が延びるまえに、やっちゃいましょう。 さ、急いで」
賭けの車のために、ボンスンに向かうゴン秘書。軽くあたっただけで、壁にめり込んだゴン秘書。
「ちょっと!ねえ!彼は死んでいないわよね?」
慌てるボンスン。とりあえず、意識はあるゴン秘書に、一安心するミニョク。
救急車で運ばれていくゴン秘書。
壁のめり込んだ跡を見る二人。
「お前は大丈夫か?」
「え?」
「俺は、君が私達とサインしたので、ため口を使おうと思う。俺は、自分のボディガードに「はい、お嬢様」とは、言えないからね?」
「はい そうですね。」
「ほかに、なにか言いたいことがあるなら言えよ」
「私は、このポジションが伴うものについてより多くの詳細を知りたいです」
「お前のポジション? それは、とにかく、俺の周囲について、最適の保護を提供することだ。」
「ちょっと、お願いがあるんですけど」
「なんだ?」
「もし私があなたのボディガードとしてよい仕事をしたら、私に、開発企画チームに異動するチャンスを与えてください。」
「さぁ、俺は知らない。以前の君のスキルを一度も見たことがない。お前をその部門で働く資格を与えられるのなら、俺は君を雇用しなかった。君は俺のボディガードであることの資格を与えたんだ。」
「そうですね。あなた次第ってことですね。」
「そうだな。チャンスくらいはやってもいいな。とにかく、まず、俺をちゃんと警護しろ。わかったか?」
「はい 社長様。」
「ここを片付けてから、退社しろ。そして、明日午前10時に秘書のオフィスに報告しなさい。」
「はい、そうします。」
「ゴン秘書は怪我をしたから、俺は、いない間の引継ぎ者を決めなきゃな。行くぞ」
「はい、社長様。」
うわ~、彼は、なんてごう慢なの。私にパンマルを使うですって!彼がこの会社のCEOだなんて、信じられない! ああ、絶対成功させなきゃ。とにかく、破格の給料分の仕事をして、ため口をゆるすことも仕事のうちよ。
夜道、なんだか、付けられているような気がするボンスン。
<(グクトゥからのメール)お前の家の前にいる。1秒で出てこい>
「グクトゥ。グクトゥ?」
「これだ。」
「おお、ありがとう。ちゃんと使うね。」
「どういう意味だ。お前が使う? 使うべきじゃない!使う必要がないようにしなきゃだめだ。これ、そんなに、充電できないから、おおきな威力は出ない。あくまでも、防衛用だ。さっさと中に入れ!」
「何?もう行っちゃうの?」
「もう遅い。急いて、中に入れ。」
「あの、グクトゥ。彼女とうまくやってる?」
それには答えず、かかってきた電話に、さっさと出てしまうグクトゥ。
「あ、ヒジか?」
それを聞き、ああ、うまくやってるのね、と思うボンスン。
「ヒジ・・・」
「飯くったか?」
電話の途中でも、ボンスンには、すぐに中に入れよと注意するミニョク。
- うん。ちゃんと帰ってね。これありがとう!
寂しそうに、家に入るボンスン。
帰宅中の女性。何者かにつけられているような気配・・じゃなくて、本当に狙われました。
悲鳴をあげ、路地を逃げるが、捕まってしまう女性。
殺人事件発生。
パトカーのサイレンで、目を覚ますボンスン。
「おお、神様! はい、死体があります。」
~強力3課~
B-チームが勤務時間内である間、昨晩殺人があった!
何?殺人?
- どこ?
- トボン洞だ!
グクトゥが思わず、立ち上がる。
立ち入り禁止のテープが張られた周辺で、近所の人たちが心配そうに見ている。
出勤してきたボンスン。
コンピューターのディスプレイがウイルスにやられてる。
「なにこれ?」
「いたるところに敵がいるって言っただろ。」
背後から声をかけられ、驚くボンスン。
「わ、びっくりした!これは何ですか?」
「なんだろうな。理解不能だ。なんでもないかもしれないけどな。これが、俺が話していたものの一つだ。ありとあらゆる技術をつかって、デジタルでも脅迫してくるんだ。おかしいだろ?」
一緒に食事をする二人。
「俺は、最近つけられている。捕まえようとしたこともある」
「尾行していたのは誰だったんですか?」
「もし、俺がそれを知ってたら、捕まえたよ」
「 これ、警察に言ったほうがいいですよ。」
「俺は、警察が嫌いだし、信頼もしていない。俺は、自分の力で捕まえてやる。だから、助けろ。」
「 何?」
「テレビゲームが好きだって言っただろ? やってるとき、ゾクゾクする気分だろ?あいつらを捕まえよう。これはゲームみたいなものだ。なんだか面白いだろ。ゲームを開発したいと言ってただろ?じゃ、それを試せばいい!俺たちが、勝利者だ。」
「社長、今、私をからかっています?」
「よく聞け。人生はゲームである!そして、ゲームは人生である!こんなことはたいしたことじゃない」
部屋で、スタンガンなどを渡されるボンスン。
「どうした? なんで、驚いている? もし、お前がその男をつかまえたら、俺は、開発企画チームに転任させる。そうすれば、望んでいるどのようなゲームでも開発できる。どうだ?それでいいか?」
「はい。」
テレビのニュースが殺人事件を伝えている。音量を上げるミニョク。
<トボン洞で 昨晩、殺人事件が発生しました。殺された女性は、未婚の31歳でした。2か月後、彼女は結婚することになっていました。なんて、悲劇なんでしょう。現場には、証拠となるような、証人、CCTVs、または車載映像なども残されていませんでした。警察は予備的な調査を開始しました。 犠牲者はデヨン書店に勤めていました。仕事帰りに・・・>
そこへ、電話がかかってくる。
テレビを消すミニョク。
登録なしの電話番号に、顔色が変わるミニョク。
スピーカーにして、ボンスンにも聞かせる。
例のボイスチェンジャーの声が聞こえてくる。
「 私の言葉を軽く取ってはならない。ただ、今から起こることを見ていろ。」
こういうことだ、と ボンスンをみる。
サスペンスタッチのところもあり、単純に面白かったんで、視聴は確定です。
うん、ジスがいい。
テンポもいいですね。
感想というほどの感想はありませんが、← そういうドラマじゃなさそうなんで。
でも、2話をアップしたら、追加するかも~~~。
思ったより、1話に時間がかかって(笑)、ちょっと、疲れちゃった。。。
公約どおり、初回3%超えたそうですね。
ケーブルとか 有料のほうが、一極集中できるんでしょうかね。なんとなく、若い人たちが主役とか、実験的なドラマが多いかもしれないですが、『トッケビ』の成功もあったし、俳優さんたちも、そんなにこだわらずに、出演するケースが多くなりそうですね。
画像はすべて、JTBC名場面クリップより 画面キャプチャーしています。