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■ トッケビ4話
 

ウンタクには、ちゃんと最初から、この余りにも悲惨な、シンの胸に刺さった剣が見えていたんですね。

まっすぐに、指差すウンタク。

でも、その表情は、けっして、得意気ではありません。

 

剣が見えると知り、ウンタクを「トッケビの花嫁」と認めるシン。少しだけ笑みを浮かべるウンタク。

自分が、トッケビにとって価値のある人間かどうかも気になるけれど、シンが外国に行くことも阻止したいウンタク。シンは、もっと遠くにいく準備をしなければいけないかもしれない、と意味深な返答をする。

「それって どういう意味ですか?」

「君が トッケビの花嫁だってことだ。」

「なんだか、そうじゃないみたい。」

 

「最初から見えていたのに、なんで今まで言わなかった?」

「最初は礼儀として、その次は、怖くて・・・。」

「もっと詳しく。」

「初対面で、他人の痛ましいことを訊ねるのは礼儀に反するような気がしたんです。その次は、見えるって言ったら、何かが起こるんじゃないかと思ったから。いますぐ結婚しようとかいうことじゃないでしょ?違うの?じゃ、私、大学は?もしかして、私もトッケビになるの?何よりも、お金はあるのかな?とか そういう諸々も気になったし、見えないふりをしたのは、そのあと、傷ついたからで、期間は短いです。

私は、何をしたらいいの? トッケビの花嫁として。」

 

「花嫁として、最初にしなければならないことは・・・」

“花嫁”という言葉に、にっこり微笑んじゃうウンタクの顔が・・・。

「とりあえず、ここで待ってろってことだ。」

みるみるうちに曇りました。

 

死神の部屋に飛び込んでくるシン。

落ち着いているようにみえて、本当は動揺しまくりだったようです。

「あの子、剣が見えるんだ。指差した。こうやって。」

「わかったから、出ていけ。」

「あの子が花嫁だったんだ。剣が抜けるんだ。俺、死んじゃうんだ。」

「だからなんだよ。よかったじゃないか。死ぬために花嫁をずっと探してたんだろ?トッケビじゃなく、無に戻してくれる花嫁を。」

「・・・そうだった。ほとんど一生涯。」

 

「あの子が花嫁でどういう気分だ?うれしいのか?怖いのか?」

「わからないんだ。これで退屈な不滅を終えられるとも思うし、でも、毎日が退屈ってわけでもなかったし、もう少し生きたいとも思うし」

「どうしたいか言えよ。いざとなれば、俺が連れていく。どうせ、連れて行かないといけない子なんだから。(“その他漏洩者”だから多少面倒だが)書類を作るのに、何日かは徹夜しなきゃいけないだろうが、」

「そんな風に聞こえたか?」

「ああ」

トッケビに近づかれ、あとずさる死神。

「お前の言うとおりだ。ついに 俺たちに友情が芽生えてうれしいよ」

 

待ちきれなくなったウンタクが チャイムをならす。

「死が俺を呼んでいる・・・」

「呼び鈴を押すなんて、親切な死だな。落ち着けよ。恨みを買うような酷いこととか、言ってないよな。」

思い返すシン。

結構、言ってた(笑)

「もう死ぬよ。」

「そうだ、それがいい。」

 

「ちょっと待ってろって言ったのに、どうして 忍耐力がないんだ。」

ウンタクに詰め寄るシン。 柱に寄りかかって、二人の様子を見ている死神。

<もっと強くでろ。死ぬのは1回だ。2回も死なない。> 死神の心の声

 

「申し訳ないですけど、これ以上、待てないです。トッケビの花嫁だって知らされたあとから、アジョシだけを待ってたの、ずっと長い間。

おばさんたちは、家の保証金をもって、どっか行っちゃうし、それって、住む家がなくなったってことです。だから言いますけど、おじさんが遠くに行かないって聞いて・・・」

<ちょっと待った?本当に行かないって言ったのか> 死神の心の声

 

「お願いです。ここにおいてください! 養子でもいい、サボテンみたいに、おいてくれるだけで、一人でちゃんと生活できますから。 お願いします!」

<俺は賛成だ> 死神の心の声

ちらりと、死神を見るウンタク。

 

「私のことを紹介しますと、この国の平均的な高校三年生で、受験生でありたかったですけど、それはちょっと無理そうで、9歳で早失父母になって、四顧無託です・・・。」

シンの傍にやってきて、耳元で話す死神。

<こういう話をしってるぞ。俺、ドラマ見た。>

ドラマ好きな死神!

 

「母が死んでからは、叔母さん家族から苛められながらも十年・・・」

<ああ、ハッピーエンディングにしてやりたいな。>

呆れた様子で、死神をみるシン。

 

「ついに悟りました。神様はいないんだな。ありとあらゆる不幸のソースをごった煮にしたような人生で、アジョシに会ったんです。運命みたいに。だから助けてください。お願いします。」

死神の隣に立ち、指差すシン。

「おい、この家に誰が住んでるか、知っても まだ、お前はここで暮らしたいっていうのか?」

頷く死神。

「私は、この家じゃなければ、少なくとも 野垂れ死にか、餓死です。どう死ぬにしても、この家で美しく死にます。灯台下暗しっていうでしょ。アジョシが灯台になって下さい。この死神アジョシが私を連れて行かないように。」

死神「申し訳ないんだけど、俺たちの間には、もう友情が・・・」

 

慌てて、死神の前に、進み出て、

「君はいったん中に入れ。リビングにいろ、おとなしく座ってろ。」

はい、ウンタク、行動が素早い(笑)

「おい、ちょっと話が・・・」

死神もまた、シンの話を聞かずにさっさと家に入る(笑)

 

ウンタク、はじめて、トッケビハウスに入り、その豪邸ぶりに感激しまくる。

 

「5分前に友情を育んだとでもいうのか? なんで、彼女に言うんだ? 」

「あの子を連れていけって頼んだことも秘密か?知らなかったよ。」

「誤解させるようなこと、よく言えるな? 行く当てもないかわいそうな子に。」

「ああ、だから、行く当てもないかわいそうな子を、外に立たせてたんだな。この寒空に」

「お前はぜったい出てくるなよ。」

「どうするんだ。なんか方法はあるのか?」

「あることはある。少々、世俗的だがな」

 

リビングで、話をするシンとウンタク。

「俺は、1.2.3のうちの2だ。 500(万ウォン)・・・」

封筒を渡すシン。シンを見つめるウンタク。

「なんでそんなに見てる?」

「このお金はしまってください。その話をしていた私は、何も知らなかった頃の私です。今は、こうして、この家を見ちゃったんですよ。」

「だから、それはどういう意味だ?」

「子育てにもぴったりなおうちでしょ。わたしたちの子供を産んで、仲良く生きてみましょうよ。どんなタイプですか?」

「な、なにが?」

「奥さんのタイプですよ。良妻賢母?セクシー?専門的な人?あ、日替わりにします?」

「君は俺のこと、たいしたことないって言ったろ?かなりたいしたことないって。」

「ああ、変なこと言いましたね。あれ、キャンセルです。」

<アジョシ、本当にかっこいいです。本当にイケてます。私ね、アジョシに会ったあとから、あんまり星を見なくなったんです。だって、アジョシの目を見ればいいんだもの。アジョシ、私の大きな気持ち、聞こえます?>

念じるウンタク。

じろじろ見られて とまどうシン。

「お前、何してんだよ?」

「すみません。少し大声で、考えてしまいました」

「ああ、あれ、嘘だったんだ」

「嘘? 私の考えてること、聞こえるっていったでしょ?」

自分の心の声が聞こえてなかったと知って、怒るウンタクが可愛い。

「あの嘘は、そっちから始めたんだろ」

「じゃ、なんで 拉致されてとき、助けに来てくれたの?」

「とにかくなんかを感じたんだ。たぶん、その首の後ろの痣に関係してるのかもしれない。」

「詐欺師なの?いいことばっかり考えるようにしてたのに」

自分の考えが悟られないように、苦労してきた今までの文句を連発するウンタクを見つめるシン。

「何?」

「俺のこと、こっそり考えてたなんて、告白するなよ。困るだろ」

「何が困るんです? 私、アジョシの花嫁なんでしょ?」

黙ってしまうシン。

「とにかく ここに置いてくれるの?くれないの?」

「俺たち、お互いに混乱しているようだ。金をおさめて、荷物を広げるな」

「もしかして、他のチャンス、4はありますか? もっといいことをすべきじゃないですか?」

思案するシン。

 

ホテルのスィートルームを用意されるウンタク。

おじいちゃんの様子からすると トッケビの花嫁と認めたようです。

そこに、トクファが呼ばれる。

お互い、あの「トッケビの絵本」の相手だと気づく。

「なんで、彼女がここに?」

なにか必要なものがあれば、この孫に言いつけるよう、説明する会長。お年寄りに、丁寧に接してもらい、すっかり恐縮するウンタク。

「なんで、俺が? 秘書室に人が一杯いるじゃない」

「カードを復活させたくないのか?」

とたんに、「私が一番有能ですので、私がお世話します。ユ・トクファです」と手のひら返しのトクファ。

「ご承知のとおり、あまり信頼できる奴ではないので、もし何か気に障ることがありましたら、ここに電話してください」

名刺を渡すおじいちゃん。

「ありがとうございます」

ユ・シヌ CEO  有名な家具会社iloom のロゴを見る。

「会長様なんですか?」

「チョヌグループの会長と 実の孫 財閥三世です」と自己紹介をするトクファ。

会長も、とても丁寧に対応してくれる。

「お疲れでしょう。ゆっくりお休みください。我々はここで失礼します。」

 

ホテルのスウィートルームに、最初は浮かれまくるウンタクだが、一通り、見終わると 一人でいるのが寂しくなる。

「スィートルーム・・・。こんなに広いのに。 なんだか、一人じゃ怖いな」

 

おじいちゃんに確かめるトクファ。

「あの子、誰なんだよ」

「お前は知る必要がない。大切に お仕えするんだ。重要なことが あの方にかかっている」

「重要なこと?」

「お前のカードだ」

「なんで、女子高校生ごときが 俺のカードを左右するんだ」

 

慌てて、シンのところに駆け込む。

「おじさん、おじさん、あの子・・・」

シンの前には、さまざまな薬の容器がてんこ盛り。

「どうしたの? どっか悪いの?」

「不眠症やら、神経衰弱やら、躁鬱病やら、精神安定剤やら・・・」

「だから、なんで そんなもの飲まなきゃならないの?」

「嬉しいんだけど、悲しくて、寂しくて・・・眠れないんだ」

 

死神も同じ症状(笑)

サニーのことを思うと、涙を流す自分の状態が不安でたまらない。

 

ウンタクをホテルに住まわせるようになったことを機会に、シンは、ウンタクを避けるように。

 

テレビの特集で紹介された心の病にかかった人と、同じ行動をとるシン。

講師は、三神ハルモニの 若い女性Ver.(笑)

 

楓の葉を見つめるシン。

シンが落ち込むと、雨が降る。

「まったく、なんで このタイミングで落ち込むのよ。なんか 傷つくんですけど。」

自分が花嫁だったのが不満なのかと思いつつ、空を見上げ、心配になるウンタク。

一流ホテルから通学(笑)

傘のないウンタクを、学校まで車で送ると申し出るトクファ。トッケビ様の花嫁様にも誠心誠意お仕えしないと、カード停止が解かれないので、必死です。おじいちゃんは、キム秘書を見張りにつけてるし・・・。

逆に、イケメンに高級車で送ってもらったなんて、目立ってしまうので、必死に嫌がるウンタク(笑)。

 

トクファ なかなか鋭い。

「君が チ・ウンタクなんだね? 」

「はい、自己紹介するには、遅くなって申し訳ありませんでした。私、チ・ウンタクです。」

パズルのピースが嵌ったな。

 

金塊を換金しようとして、泥棒扱いされる叔母一家。

ウンタクの名前も、今まで住んでいた住所も 記憶が消されており、警察では完全に不審者扱い(笑)

 

「あの子が、本当に、トッケビの花嫁なの?」

「さぁ、神様のいたずらかな?」

「ああ、だから、おじさんも落ち込んでたんだね。 彼女はおじさんのタイプじゃない」

サニーのことで落ち込んでいる死神。

トクファは、前に(サニーと)会ったことがないか、よく思い出したほうがいい、と忠告する。

いくら考えても、見覚えはなかった、といいつつ、話をする様子や、髪をかきあげるしぐさや、唇・・・を鮮明に思い出す死神。

気になって、ついつい、歩道橋に様子を見に来てしまう。

 

外国人の奥さん(?)にみとられて、おじいちゃんが病院で亡くなったけど、あれは誰なの?・・・と思ったら、1話で、虐待されてた養子の男の子がおじいさんになったのね。

死神に頼んで、最後に会わせてもらうシン。

 

「久しぶりだな」

「昔と少しも、お変わりないようですね」

「弁護士になったな。貧しい人たちをたくさん助けた。」

「あの時のサンドイッチの代金を支払いたかったんです。それに、他の選択がありませんでしたから。あなたの存在を知ったから。普通の人は、奇跡の瞬間を忘れないんです。」

 

「知ってる。何千という人に、サンドイッチを届けたから。だが、君のように良い方向に進む人は珍しい。たいていの人は、奇跡の瞬間を もう一度与えてくれ、という。あなたがいるのを知っている、とね。君の人生は君自身が変えたのだ。だから、君の人生をいつも応援していた。」

「そうだったんですね。私は、これから、どこに行くんでしょうか。」

「入ってきたこのドアを進めばいい。天国はIターンだ。」

微笑み、ゆっくりと階段を上っていく老人。

「誰がみても、間違いなく、いいところにいくという道だな。」

「そうだな。今日はありがとうな。」

「なんで、こんなことし続けるんだ?」

「やらなくてもいいかもしれないが、やらなかったら、かっこ悪いだろ。」

トッケビと死神の会話も素敵でした。

 

広いスィートルームで、勉強しているウンタク。

「なんで、連絡してこないの?ドアをあけてよ。中にいるんでしょ?出てこないつもりね。

この蝋燭が見えないの? 恥ずかしいところで、召喚してやるからね。とりあえずって いつまで待ったらいいのよ。」

5~60センチくらいはありそうな、長くてぶっとい蝋燭持参(笑)

さみしくて仕方がないウンタク。

 

ウンタクのホテルに来ても、部屋には行けないで、ロビーで躊躇っているシン。

そのタイミングで、とうとう、シンを召喚するウンタク。

「どこに行ってたの? 家にいなかった。」

「家に来たのか?」

「どうして、避けるの? 避けてばっかり。逃げたら、この蝋燭全部、消すから。」

「金もないのに、こんなにたくさんの蝋燭、どうしたんだ?」

「トクファオッパに用意してもらったの。」

「あいつめ。」

「アジョシの家で暮らしたらダメなの? たくさん空き部屋もあるのに。」

「なんで、部屋が空いてるか、そうじゃないか知ってるんだ?」

「トクファオッパに聞いたの。」

「あいつめ。」

「しばらく待てっていったけど、しばらくって、普通、1時間、とか 半日とか、そのくらいでしょ? 何日待てばいいの? 雨だって降らせるし、私のせいで、そんなに憂鬱なの?」

「違う」

「説明して。ここ何日かで、心の準備もしたし、アジョシのいう事を聞く決心はできてるから。」

「なにを決心するんだ? 決心すべきは俺だ。」

「何の決心?」

「お前はしらなくてもいい」

冷蔵庫からビールを取り出し、飲むシン。

「どうした?夕食は食ったのか?」

「剣が見えるっていったら、アジョシが見えなくなっちゃった。こんなふうになりたくて、話をしたわけじゃないのに。何を決心しなきゃいけないの?一人でしないで、一緒にやりましょうよ」

「ステーキ喰うか? ルームサービス頼もうか?」

「話をそらすんだったら、許してあげます。 今日は、牛肉を食べる気分じゃないの。違うものを食べましょう」

 

「部屋にある高いものが誘惑するけど、私は負けません。」

コンビニで、ソーセージやら、チープなものを食べるウンタク。

「そう、これよこれ」

「そんなものでいいのか? なんでも好きなものを選べよ。あそこから、ここまで全部でも買ってやれるぞ。」

ビール一杯で酔っぱらうシン。

「まっすぐ立って。なんで、缶ビール2本でこんなになっちゃうの」

 

夜の公園を歩く二人。

「もう帰っていいですよ。」

「いやだ、送る」

「本当に、私が花嫁でもいいんですか?」

「ああ」

「じゃ、他の男の子とは会っちゃダメ?」

「勧めたくないな」

「だったら、3つ目の願いごとはどうなるの?彼氏は?」

「この世では、ないだろうな。お前の希望が叶うことは。期待するな」

「なぜ?」

「俺が嫌だから」

「それってどういうこと? アジョシ、私のことが好きなの?」

「違う」

「おじさんの「No」は 「No」じゃない。」

 

「今まで何をしながら生きてたの」

「お前を待ってた。」

「うるさい!」

「俺は静かに言っただけだ」

「だったら、雨がふるときは憂鬱で、気分がいいときは何?」

「パス」

「まさか、花を咲かせるとかじゃないでしょ?」

するどいウンタク(笑)

「違う。 次の質問は?」

「飛べる?」

「当然だ」

「じゃ、今度見せて」

「よし」

「私は 何番目の花嫁?」

「最初で最後・・・」

「最初っていうのはそうしておいてもいいけど、最後ってどうしてわかるの?」

「俺が決めたから。」

「もし、私が花嫁にならないって言ったら?」

「ああ・・・この剣が抜けない。これは君にしかできないんだ。」

「抜けたら?」

「俺が、かっこよくなる。今は かっこ悪いだろ。」

「そういうことか。童話によくあるカエル皇子とか野獣が、王子様に戻るみたいな感じ?トッケビは箒?ま、それはいいか。」

「そうだな。また今度。君はおもしろいな。 君は知らないだろうけど、この状況で笑ってる俺は相当おかしいんだぞ。でも、今日はただ、君と笑っていたい。」

「(剣を抜く日は)初雪の日はどう?」

「そうだな。」

 

翌朝、シンとの昨日の会話を思い出すウンタク。

「今年の初雪はいつかな? あれ、なんだろう?」

季節外れの桜の写真をとってる人々。

「なんで?」

秋なのに 桜が咲いちゃった。

 

トクファが、「晩秋に桜」の記事が載る新聞を持ってくる。

「どういうこと?夜の間に何があったの? 秋なのに、桜がさいて、大騒ぎだよ。おじさん、飲んだんだね?」

ぶつぶつ言い返すシン。

「覚えてないならそういえよ!」

二日酔いのトッケビ(笑)

 

食堂でお粥を食べるシン、トクファ、そして死神。

死神が、朝ドラの最終回を楽しみにしてる(笑)

っていうか、あんな感じで、みんな 朝からドラマを楽しんでるんだね~。

だんだん、記憶がよみがえってくるシン。

「どうしよう~~~あの子に剣を抜く話をしてしまった!!」

いいところに行けるのが早くなったと思えばいい。← 冷静な死神。

黒い帽子をかぶっている死神のことが、トクファは見えてないのね。

大きな独り言をいうシンに驚くトクファ。

 

しびれをきらしたサニーが歩道橋に来ました。死神が連絡しないからね。

そのころ、どんな女性もサニーに見えちゃう死神(笑)

 

~オリーブチキン~

「社長、ずっと窓をみて、どうしたんですか?」

「待ってるの。」

「ああ、お客様?」

「違うわよ。」

「もしかして、このあいだの白馬の王子様ですか?」

「私は、年下男がきらいなの。来るなら、白馬にのった王様よ」

 

~学校にて~

パク・スジュンたちからのいじめに対し、幽霊4人組みとクラス委員長が、ウンタクを助けてくれました。

そこへ、シンがお迎えに。幽霊たちは、さっさと消える(笑)

いつもながら、無駄にかっこいい、って思っちゃうのはなぜ。

 

「車にはのらないんじゃ?」

「車があることを見せたくてね。」

「免許あったんですね。」

「俺をなんだと思ってるんだ。」

「昨日は、酔っ払いに見えました。」

 

「何食べる? 牛肉?」

「それ いいですね。考えてなかったけど。」

「ちょっと待ってろ。」

車からおりると、そこはカナダ!

“どこでもドア”は、車のドアでも有効だったのね?(笑)

「楓の葉のお礼だ」

 

~レストラン~

ナイフとフォークを前に、「あ、剣だわ」とシンに見せる。

「この(俺に刺さっている)剣の柄にはどんな模様がかいてある?」

「まさか、私を疑ってるの?試すの? トラがいるわ。」

「そうだ、白虎だ。かっこいいだろう」

 

「おじさんについて調べてみたんです。 でも、どんなに調べても、その剣が突き刺さった理由がわからなかったんです。自分で?それとも他人が?」

「絶対にそんなことはしないと思っていた人だ」

「とても辛い話みたいですね。なら、結構です。年は?正確には何歳ですか?」

「939歳。」

「もっと辛い話ですよね。ごめんなさい。でも、長生きできていいですよね。老けないし、お金持ちだし、こうして花嫁にも出会って。」

「君は長生きしたい?君だけがとまって、全てが流れていくのに。」

「アジョシがいるでしょ。アジョシがいるなら、それも悪くないな。」

言葉を失うシン。

 

「アジョシって ものすごい過去にしては明るいですよね。」

「もうすぐ1000年になるな。1000年も悲しんでいられるか。自分の運命を謙虚に受け止めてたくましく生きる、しっかりしたトッケビなんだ。1000年も続く悲しみなんてあるか。千年万年の愛も同じだな。」

「私は、あるに1票」

「どっちに賭けるんだ? 悲しみ? 愛?」

「悲しい愛・・・。信じられないなら賭けますか」

「賭けとは・・・君はどこまで調べた?ほかに何を知ってる?」

 

「長い間 ひとりで過ごして来たから、寂しがりやで、気まぐれで、風変わりで 暗く湿った場所が好きで・・・」

「良くない話のほうばかりを調べたのか?」

「人間に幸福も与え、禍も与え、家族を持たない。それで、私はホテルに放置されたのかな、とも思うし、」

「放置じゃなくて、措置だ。君も少し考えてみろってことだ。」

「何を考えるんです?」

「やりたくないならやらなくていい。無理にやる必要はないんだ。」

「何をです?」

「トッケビの花嫁だ。」

 

「アジョシ、何を考えてるの?みたところ、私がやらなければいいって目をしてますよ。今になってなんでそんなことを言うの?私がトッケビの花嫁だっていうのが嫌なの?いや、他の女性がいる?それとも、別の女性はいないけど、お前は嫌だからやるなってこと?

剣が見えて、それを抜く でしたよね。順序が違うの?私が花嫁かどうか、その剣を抜いて証明してみせるわ。さぁ、かっこよくなるか、見てみましょうよ。」

近寄るウンタクを前に、逃げ出すシン。

 

「じゃ、金の塊でも出してみてよ。トッケビの金棒で。」

「なんで俺が? 金棒なんて持ってないぞ。」

「なんで?トッケビが金棒を持ってないなんておかしいじゃない。」

それをきいて、公園の噴水に手を差し込むシン。

「うわぁ、すごい 水が剣になった。かっこいい♪」

「これが間違って伝わったんだ。」

「そうなんだ。夫婦喧嘩は刀で水を切るようなものってこのことだったのね。」

パッと剣を消すシン。

「違うぞ。」

水しぶきをウンタクにかける。

「そうでしょ。新婚旅行と言ったら、やっぱり、水かけっこですよね。」

シンに水をかけようとするが、神出鬼没でかけられない。

「高校生相手にそんな力使って、恥ずかしくないの?私には 何の力もないの?おじさんはいろんなことができるのに。私は幽霊を見ること以外に何かできないの?トッケビの花嫁なのに?」

 

トッケビの花嫁っていうキーワードがウンタクの口からのぼるたびに、悲しそうな表情になるシン。

 

「どんな力がいいんだ?」

「金よ、出てこいっていうくらい。そうしてくれます?」

「無理だ。」

 

「ちょっと ここで待ってて」

「どうして?」

「用事があるの。また、いつここに来られるかわからないから、待っててくれますよね?あ、いつも本を傍に置いてるって言ってたから、これでも読んで待っててください。。

はい、これをどうぞ。」

※ 詩集かな。付箋が一杯はってあります。

「私を置いて行ったら、召喚しますからね。そのおつもりで。」

「置いて行かないよ。」

「どうして?私が トッケビの花嫁だから?」

もういけ、と手をふるシン。

スキップしてウンタクが行ってしまうと、微笑むシン。

 

以前、来た時に見たホテルのポストに、手紙をいれる。

「どうぞ、無事に届けてください」

 

詩集を呼んでいるシン。← 座ってるだけで無駄に絵になる。。(笑)

戻ってきたウンタク。

「アジョシ~ィ」

元気に手をふるウンタクを眩しげに見るシン。

 

横断歩道の黄色い落ち葉が 歩くたびに赤くなる。

 

質量の大きさは 体積に比例しない。

スミレのように 小さなあの娘が

花びらのように ひらひらと舞うあの娘が

地球より大きな質量で、私を引きつける

その瞬間 私はニュートンのりんごのように、容赦なく 彼女に向かって転げ落ちた

どすんと音を立てて 

どすん どすんと音を立てて

 

「レッドカーペットみたいだった。おじさんがやったんでしょ?すごい不思議だった。」

 

黙っただまま、ウンタクを見上げているシン。

 

心臓が天から地まで ふらふらと振り子運動を続けた

 

「アジョシ、怒ったの?」

 

初恋だった。

 

★第5話に続く★

 

この回も、本当に素敵でした。

コン・ユ、こんなにかっこよかったんだ・・・なんて言ったら、ペンの皆様、激怒ものですよね。。。すみません。

再認識したっていう意味です。

 

花嫁=剣を抜く=シンは、トッケビではなくなり、天に召される

この構図が、まだ、ウンタクには知らされていなくて、トッケビの花嫁が自分だったと知ったばかり。

寂しげなシンとの温度差は致し方ありません。

ちょっとつつくと、ボロボロと想いがあふれ出すウンタクも繊細で、いいなぁ。