放送は終了しましたが、ねたばれOKの方のみ、お進みください。お願い

■  Episode 2 どれだけ恋しがっていたか

 

(前回の続きから)

アロは、サムメクチョンの要求をきき、呆れかえる。

私の話を聞くと、眠れるから、話を聞かせろですって?

良く知らない人を寝かしつけるなんで、無理よ。子供みたいなこと言わないで。

壁ドンならぬ、柱ドン(笑)

店中、大騒ぎになっている今、アロひとりくらいいなくなっても、誰もお前がここにいたことなど覚えてはいるまい、と、なかば強制するサムメクチョン。ニヤリ

大金の入った袋を放り渡すと、その銀貨の感触に手放せないアロ(笑)¥¥¥

ア「や、やるわよ。あんたが狂暴な変態だったとしても。眠りにつくまでよ」

サ「のぞむところだ」

アロ、簡単に陥落(笑)

 

一方、騒動の中心は、どうなったかと言えば、所詮、ムミョンの敵ではないカンソン。

ムミョンはそこに居合わせた者すべてに向けて、言い放つ。

「王京に入った賤民を殺していいのが、おまえたちの法だというのなら、この線の中に入ったお前らを殺すのが、俺の法だ。こいつを斬るのなら、ここを越えてこい、俺が全員相手してやる。」

ムミョンって、結構、遵法精神があるような気がします。

 

「友達が怪我してるのに、助けてやらないのか?礼儀もなければ義理もないんだな。」

スホが、カンソンとツルんているパルリュを挑発するが、はなからカンソンを友達などと思っていないパルリュは、カンソンに対し、「情けない奴だ」と言い捨てる。

「禁軍が おまえらの首を切り落とすからな」

カンソンの捨て台詞を背中に、悠然とマクムンを救い出すムミョン。

妹を見かけたような気がして、店が気になるマンムン。

 

「生かしてはならぬ。必ず始末せよ」

太后の命令により、マクムン、王の顔をみたことで、狙われます。

それなりに似ている似顔絵を片手に、町中、探索の追手が放たれました。

韓国ドラマの時代劇の似顔絵って、それで、どうやって探せるの?っていうくらい、たいてい(全然)似てないことが多いんだよね(笑)

 

庭で薬を煎じているアンジ公。

「どうした?」

夜になって、腰の治療で面倒をみているピジュキがやってきました。← のちに、花郎の風月主ウィファ公のブレーンというか、世話係になる「スタバ」のマスターです。

「ちょっと 気になるものを見たんです。お嬢様がしている首飾りで、息子さんにも持たせたっていうのと同じものをもって、人を探している若者を。」

「どこで見たんだ?」

顔色を変えるアンジ公。

 

~オクタゴンの一室~

襲われたときの護身用に、蝋燭立てをかまえて、話を続けるアロ。

壁に、もたれて目を閉じているサムメクチョン。zzz

ひそかに恋人のもとを訪れる男の物語の筋が、だんだん現実のサムメクチョンの状況とリンクしていきます。

「なぜ、こんなところに来たのだ」

夢の中の恐ろしい母の声に、はっと目を覚まし、自分がまた眠っていたことを自覚すると・・・そこには、大の字になったアロが、いびきかいて寝てました(笑)zzz

蝋燭立てを、アロの手から外しながら、「俺のほうが怖いよ」と苦笑するサムメクチョン。

 

ピジュキの話をきき、オクタゴン(クラブ)にやってきたアンジ公。

「貴族の坊ちゃんたちと騒ぎを起こして出て行ったから、その先のことはわかりませんわ。二人とも背が高かったですよ。」

一足遅かった。

慌てて、外に飛び出すアンジ公。

 

ジソの護衛の配下たちも、マクムンの似顔絵をもって探し回っている。少しでも似ていると、首実検。似たような二人組が北門のほうに向かったと報告が入る。

 

そんなこととは知らない二人は、森で一休み。明日も調べにでるつもりでいる。

様子のおかしなマクムンに、問いただすと、さきほどの店で、探している首飾りと同じものをしている娘を見た、と言い出す。似た首飾りなんて、ここには一杯あるかもしれない、と消極的なマクムン。

それを聞いて、立ち上がるムミョン。

「立てよ。」

「どこ行くんだよ。」

「確認しなきゃならなねぇだろ。見かけたのはどこだ? おまえ、馬鹿か? ここに何のためにきたと思ってるんだよ。見かけたら、探さなきゃ。」

男も惚れるムミョンです。

 

馬上のサムメクチョンとパオさん。

「なぜ、そのままお休みにならないで、出てこられたんです?」

パオに聞かれたサムメクチョン。

「あの娘が俺の傍で眠り込んでしまったからな。どっちにしろ、これから頻繁に会うことになるだろうし。

この自信満々な根拠はなんでしょニヤリ

「次回も、話を聞かせてくれますかね。さっき、変態とか言われてましたが・・・」

「なぁ、最近、俺とお前って、親密すぎるような気がしてならないんだけどな。」

「陛下のお顔を見られるのは私以外に、そうはいないので、仕方ございませんな。」

そこで、自分の顔を見たものがまだ捕まっていないことを知るサムメクチョン。

禁衛長が、じきに捕まえるだろう、と若干 他人事のようなパオさんに、

「俺が心配しているのは、そこだ。彼らを、そいつらをどう扱うかということだ」と心配する気持ちを告げる。

そういってる傍から、ジスの護衛が馬を飛ばして行きすぎる。

ただならぬ様子に、すぐさま追いかけるサムメクチョン。

 

オクタゴンに向かう道すがら、妹自慢を繰り返すマクムン。

もう、妹に会えたみたいだな、と、からかうムミョン。

本当は、あのまま引き続き、探したかったけど、あんな騒ぎになったし、ちょっとムミョンに遠慮していたのかも。

突然、めまいの発作を起こすムミョン。

ム「また・・・始まった」

マ「おい しっかりしろ。ここで倒れてどうするんだ。」

朦朧とする意識のなかで、行く手の方角から、追手が迫ってきているのに気づく。

ム「隠れろ・・・に、逃げろ」

振り向いたマクムンも追手の存在に気づく。先に、ムミョンが背中を斬られる。

止めをさされそうになったムミョンをかばい、自分が斬られるマクムン。

マ「犬、犬鳥、死んだふりをしろ。そうすれば、い・・・生きられる」

自分の血を塗りたくり、ムミョンを死体のようにみせかける。

 

サム「結局 俺が・・・この者たちを殺したのか。」

駆けつけたときには、すでに、マクムンたちは、斬られたあと。

自分が、正式に王位につけば、顔を見たなんていうくだらない理由で、殺されることなどないという現実に、辛い気持ちを押し殺すサムメクチョン。

パオ「まだ、息があります」

ムミョンは、かすかな意識の中、その声の主の腕輪が目に入る。

 

アンジ公が 戻ってきた護衛とすれ違う。

嫌な予感がする。


瀕死のマクムンを背負い、山道を逃げるムミョン。

ムミョン「起きろ・・・」

マクムン「俺を置いていけ。」

ム「だまれ。」

マ「俺はもうだめだ」

ム「置いていけない。起きろよ。」

マクムンを抱きしめるムミョン。

マ「おまえだけでも生きろ。」

ム「 お前は俺だ。親で、兄弟で、俺の身体そのものだ。お前が死ねば、俺も死ぬ。起きろ、がんばれ」

 

血のあとを追うアンジ公。森の中に座り込む二人を発見。マクムンの首飾りを念入りに確認するアンジ公。

「これは、この若者のものか?」

「誰だ?さ、触るな」

「ソヌや、そなたの父だ。」

着物を開き、手の施しようのない傷であることを確認する。

「助けろよ」

自身も傷ついているムミョンが声を荒げる。

貴族の息子だった頃の思い出が、瀕死のマクムンの脳裏にめぐる。

「・・・父上、お逢いしたかったです、ずっと」

ムミョンの手を握り、その温かさを確認するようにして、息を引き取るマクムン。

 

朝 目覚めたアロ。

無断外泊してしまったことに焦りまくる。

あわてて、友達のスヨン(スホの妹)のところに転がり込む。

「・・・で、その変態と寝たの?」← 可愛い顔して、率直なお嬢様です。

「寝てないわよ。そりゃ、一緒に眠っちゃたけど、寝てないわよ。いい?昨日は、ここにいたことにしてよ。損するのは誰かわかってるでしょうね」

とにかく、混乱しまくっているアロ。

「昨日は、変な男に、二人も会ったの。」

興味津々のスヨンに、いつもの物語風に説明するアロ。

「ふ~ん、一方は神秘的関係、かたや、致命的関係か。で、その女人と三角関係になるの?」

「・・・さぁ、次なんてあるのかな。」

 

角干 ※真骨1級官位 

ヨンシル公が 太后のもとを訪れる。

「民と 和白(新羅主要六部族の長で構成される会議のメンバー)は、金冠をかぶられた陛下の尊顔を拝謁したいと願っております。」

「都には、若い貴族を狙う刺客がいるそうな。首をおとされたり、王京は安全ではない」

「そのようなデマは、陛下が 表に出られれば、すぐに消えるでしょう」

「まだ、そのときではない。宮内外に隠れているネズミたちの処分が先じゃ。」

 

サムメクチョン、やっぱり眠れないのね。

サムメクチョンに、琵琶の音を聞かせているオクタゴンの女主人。

「では、アロお嬢様をお待ちなのですか?」

「いや、待つというよりも・・・、ちょっと待て アガシ(お嬢様)とは?」

ってことは、最初は、アロのことを真骨とは思ってなかったってこと?

「ええ、あの方は、アンジ公のお嬢様なんですが、貧しい家なので時折、針仕事をお任せしてるんです。ま、ご存じのとおり、他にもいろいろと才能のあるお嬢様ですけど。」

「アンジ公・・・ということは、真骨なのか?」

「さぁ、そう言っていいかどうか。実は“半血”なんです。彼女のお母様は、アンジ公の家の官婢でしたから。」

アンジ公との浅からぬ縁を、サムメクチョンは気付いているのでしょうか?

 

抜き足差し足・・・朝帰りのアロ嬢。

アロ「あの・・・お父さん、昨夜は私・・・」

息子の死で、それどころじゃないアンジ公。顔についた乾いた血が、奮闘ぶりを物語っている。ただならぬ父の様子にあわてるアロ。

アロ「なにかあったんですか?」

アンジ公「向こうの部屋にいる重病人は、絶対安静だ。入るでないぞ」

「大丈夫ですか?」

「当分、患者は診ないことにした。誰かに聞かれたら、遠くに往診に行ったと言いなさい。」

 

アンジ公のつきっきりの治療と、自身の驚異的な回復力のおかげで、一命を取り留めるムミョン。

外に出てきたムミョンに、5日ぶりに意識が戻った、ここは自分の家だと説明するアンジ公。

ムミョン「マクムンは?」

アンジ公「ソヌ(マクムンの本名)は、私が埋葬した。」

※マクムンは ソヌの幼名。

ム「助けるべきだったろ。医者なら 助けられただろ。なんで、何もしなかった。もし、あんたが、賤民村にあいつを捨てなければ・・・家族で一緒にいたら、あいつは死ぬことなんてなかったんだ」

そういいながら、マクムンを救えなかった自分自身を責めているムミョンを気遣うアンジ公。

ア「お前のせいじゃない」

「どれくらい (あんたや家族を)恋しがってたか、 どれだけ 探したか・・・」

ア「探したさ、新羅中をさ迷い歩いたよ。息子を奪われても、探し出せなかった無能な、この父親のせいだ。」

 

それから数日後、ある程度、起き上っていられるようになったムミョン。

「そんな体で、良く生きてこられたな。その脈では何度も気絶しただろうに」

賤民村に戻るのであれば、これを持っていきなさい、と服と通行証を渡される。

ムミョンの顔がこわばる。

「賤民は獣のように殺されるだけか。城門を越えたっていうたったその程度のことで、こんなふうに殺されなきゃならないのか?なぜ、蔑まれるんだ?」

それが この神国の反吐がでるような秩序だからだ。そんな簡単な問題じゃないんだ。」

「なにが、簡単だ。俺はみた。マクムンが誰に殺されたか。仕返ししてやる。そうすべきだろ」

 

夜通し、考え込んでいるムミョン。

いつのまにか朝を迎え、背中越しに、声をかけるアロ。

「あの・・・ここの家の娘です。あまり食べてないみたいだけど、食べないと治らないから。薬も持ってきました。」

 

~回想~

妹の可愛らしさを連発するマクムン。6歳の頃で止まってる記憶。

「王京にいったら、お前の嫁にやるよ。」

「なんだよ。お前にそっくりなんだろ。」

「俺の妹がブスだっていいたいのか。」

アロの声を聴き、マクムンと、じゃれあったことを思い出す。

 

「頭痛も収まるし、気持ちが落ち着くお茶なの。ここにおきますね。」

「・・・優しいんだな。」

「え、今なんて?」

「ありがとう。」

「必ず飲んでくださいね 何があっても、生きなきゃ。」

 

「これでいいわ。食べるかどうかは、あの人次第だもん。でも、食べてくれるといいな。なんか、悲壮感漂ってたけど。」

菊の花のお茶です!!

ムミョン「そうだ、それでも生きなきゃ。」

 

マクムンのお墓にくるムミョン。

「なんで、そんなところにいるんだよ。待ってろよ、お前をこんなふうにした奴らに 仕返ししてやるからな。」

ひざまづき、決意を新たにするムミョン。

 

常に、太后周辺を探らせているヨンシル公。

「王京に現れた賤民を隠密に処理しただと?

禁衛長が動いたということは、太后が秘密裏に始末させたんだな。なにかまずいものでも見たのであろうな。面白そうな話だな。そいつらを捕まえよ。」

 

~賤民村~

連絡のないムミョンとマクムンのことを、村人たちが噂する中、戻ってきたムミョン。

育ての親ウルクに、マクムンの死を報告するムミョン。

ウルク「運命だったんだ。おまえのせいなんかじゃない。最初から、城門なんか越えようとしたのが間違いだったんだ。」

ムミョン「マクムンの死んだ理由をみつけて、絶対に仕返ししてやる」

ウ「ここで暮らすのが お前の運命だ。このまま、私と一緒にここで暮らせ。」

俺がどんなやつか、わかってるだろう、と、聞き入れないムミョン。

 

再度、賤民村を出ていくムミョン。

「見送らなくていい。生きてりゃ、絶対戻ってくるよ。」

ムミョンの後ろ姿に、「どうすることもできん。とめられん。」と呟くウルク。

 

ウィファ公が太后に呼ばれました。

正装しています。

「(花郎の設立についての)和白の反発は避けられません。」

「その程度のことは、想定しておった。(そうでなければ)はじめから仕掛けたりせぬ。」

「では、全権を私にお任せください」

「獄中に そなたをたずねたときから、覚悟の上じゃ。」

「公布は、いつになさいますか」

花郎の師となることを決意したウィファ公。

 

花郎・・・神国のための新しい未来。若くて美しい男たちだけの家門と縁戚を越えて、国と民のために命をかけ、忠誠を誓う 神国の千年大計を約束する叡智。聡明な宰相、神国一帯において、崇拝と尊敬を一身に受ける、美しく 特別な存在。


ウィファ「それが、私が作ろうとしている神国の未来。花郎です」

 

王京に 花郎募集のお触れが出される。

貴族の中から、若く美しい男たちを選び、千年大計のための人材を育てる

「太后の犬に、誰がなるのか。」

 

貴族たちが喧々諤々。

ヨンシル「神国の未来のためと聞いては、我々の子供を送らないこともないな。ただし、こちらの意向もくんでもらわねば」

太后をコントロールしたいヨンシル公。

「わらわに チヌン王の許可をとれ、と。」

「陛下の裁可があってこそ、大事な子息を送り出せるというもの。親の気持ちをお汲みください」


狡猾なやつめ。どうしても サムメクチョンを引きずり出したいのだな。

 

神国の未来のための花郎?

触書を読み、一人、呟くサムメクチョン。

「ふっ、母上のためのものだろう」

 

ピジュキに、借金返済のための銀貨を渡すアロ。

「どうしたんだ。借金を返してくれるのか。全額返さなくても、いい仕事があるぞ。」

「何?」

「いや、あまりにも極秘なんだ。隠密に探り、危険なときの判断力も試されるんだ・・・」

「言ってよ、お願い。そういうの、私の十八番じゃない?  なにをすればいいの?」

 

「どうだ? 進んでいるか?」

人材選抜をまかせたピジュキの様子を見に来たウィファ公。

「疑り深いですね。優秀な人材をひとり、手配しましたからね。こういうことは隠密に、ことを運ばねば・・・」

得意気なピジュギ。

「なんだ、あの態度は。いったい、誰をやとったんだ?」

 

アロが 王京内の 貴族の若君たちをひそかに取材中。

左上から、スホ、パルリュ、ヨウル、ハンソン

 

マンマン村を出て、王京に戻ってきたムミョンは、ダイソーに姿を見せる。

ピジュキが気づく。

「あ、お前は、もしや、編笠、首飾りの男だろう? あのあと、アンジ公には話しておいたんだよ。友達は父親にあえたんだろ? 私のおかげだな。ま、別に恩着せがましくするつもりはなかったけど・・・。」

ピジュギのおしゃべりを一切を無視して、「よく切れる剣をくれ。」と要求するムミョン。

 

「大体 まわったかな。あとはオクタゴン? だめよ、あいつ(サムメクチョン)に会っちゃうもの。刀好きな公子を見つけるなら、木工所ね。」

刀の飾りに、自分好みの文様などを彫りこんだりするのがオシャレだから・・・だそうです。

 

「こんなに動き回ったのは、生まれてこの方、はじめてです。」

パオが音をあげてます。

「で、あの子は、今どこにいるんだ?」

知りたいのは、アロのことだけなの?(笑)

サムメクチョンは、パオからアロの行方をきき、会いにいこうと、さっそく行動開始。

オクタゴンの前で、サムメクチョンとすれ違うムミョン。あの晩、自分たちを見下ろしていた一人の腕輪を思い出すムミョン。

「あいつだ・・・」

追いかけるが、見失う。

 

うろうろ歩き回っているアロを見つけたサムメクチョン。

「たしかに、あれだけ動くまわる奴を追いかけるのは、疲れるな。」

呆れたような笑顔もいいです(照)

そんな中、自分自身も、誰かに尾行されていることに気づいたサムメクチョン。

 

「・・・すみません」

ひと気のない木工所の中に、恐る恐る入っていくアロ。。

突然、後ろから、口を押えられ、羽交い絞めにされる。

おびえて硬直。。。

サ「お前を傷付けるつもりはないが、声を出せば、俺を追ってきた刺客にやられるぞ。」

 

ムミョン「出てこい!」

サム「何者だ。なぜ、俺を追う」

ムミョン「隠れるのが好きなようだな。顔を見られるのがそんなにいやか。」

とにかく、まずは、アロをここから逃がしたいサムメクチョン。小声で指示する。

サム「まっすぐ行け。・・・また、会おう。」

アロが振り向くと、もういない。

 

まっすぐ行けと言われたものの、出口がわからず、困り果てるアロ。ショボーンショボーン

 

サム「誰かと聞いている。」

ムミョン「お前に貸しがある人間だ。」

サム「貸し借りはしない主義だがな。」

ム「お前が振るった剣で、俺の友達が死んだ。それでも覚えてないのか。」

あの晩のことを思い出すサムメクチョン。禁衛長に、止めをさすことをやめさせたのは、サムメクチョンだったのね。

サム「生きていたのか・・・」

ほっとするサムメクチョン。

ム「隠れてないで、いますぐ出てこい。この卑怯者。越えられない壁や、言ってはいけない場所や開いてはいけない扉、そんなものがあっていいと思ってるのか。」

思わず、ムミョンが発した正当な言葉を聞いてしまうサムメクチョン。

サム「このまま、去れば 命は助けてやる。」

 

ムミョンが剣をつきつけたとき、目の前には アロが・・・。

 

★ Episode 3に続く★

一歩、ひいてみると、「花郎」という組織編制を核として、だんだん、皆が集まりはじめているのが、わかりますが、まだまだ、全容が知れず、周辺でワチャワチャやってます。

 

この回は、ムミョンが王京で過ごし、花郎となる動機づけには、重要です。なにしろ、幼いころから、たった一人の身寄りとして、共に生きてきたマクムンを失う衝撃。

なぜ、マンムンは死ななければならなかったのか。

今は、腕輪をしている人物を殺すことしか考えられないムミョン。

燃えたぎった火球のようです。

 

特別出演のイ・グァンス、こうして「明日に向かってハイキック」の出演者の活躍を見ると、嬉しい限りです。ドラマでは同棲カップルを演じていたユ・インナちゃんも、トッケビで頑張ってたし。

ファン・ジョンウム、ユン・シウン、チェ・ダニエル、シン・セギョン・・・・。

なんだろう、なぜか、ちょっと通常の役者さんとは違い、特別扱いしたい感じです。