■ 第15話 王宮脱出
さて、もう一度、ギルトンには、前回の大衝撃を味わっていただきましょうか。
妓生姿のイノクを見たギルトン、もう、頭の中、いろんなことが駆け巡っています。
なんで、こんなことに~~~。
しかし、悠長なことは言っていられない状況です。
イノクの「加油ポーズ」&「大丈夫ポーズ」を見て、覚悟をきめました。
イノクが思ったよりも落ち着いています。
現王と話をしている間に、マルニョの指示通り、不自然な個所など 隠し場所をキョロキョロと探し回ります。
もう一人の半狂乱王子チャンフィは、イノクを王宮に送った活貧党のメンバーたちを、皆殺しにしかねない勢いです。
事情説明をされても、まだ、頭に血が上ってます。
ヨンムンを率いて、宮殿に総攻撃をしかける、とでも言い出しかねません。
下手に動くと危険だ、と冷静に止めるスグン。
イノクのことはギルトンが必ず守ると言われ、それもまた、腸の煮えくり返る思いのチャンフィです。
王が最も気にしている若君の話をふりながら、時間稼ぎをするギルトンと、必死に「四寅剣」を探し回るがなかなか見つからず、焦るイノク。
おまけに、王とギルトンの会話から、チャンフィが王子ということも知ってしまう。
間一髪、隠し場所の壁を開ける紐に気づき、取り出した四寅剣をギルトンに投げるイノク。
逃げ出す直前、王だけに、王子の墓で、王子が待っていることを伝えるギルトン。
王にむかって、耳元でささやく姿が、なんかものすごく色っぽく見えて、仕方がなかったです。
手に手を取って、逃げる二人。
また、しゃっくりですか、お嬢さん(泣)
異性を意識すると、出てしまうというアレですね。。。
警備兵に気づかれないように、イノクを抱きしめる、というか、抑え込むギルトン。
でも、私の大好物である甘い雰囲気は一切ありません。
逃げ出せなくなったら、王子に会うという手筈になっていると、チャンフィに説明するスグン。
王を引き止め、時間稼ぎをするために、密会場所である自分の墓に出向くことにする若君。
衣裳部屋に逃げこむ二人。
イ「助かった~~~」
ギ「どういうことだ(怒)」
イ「それが実はね・・・」
ギ「マルニョになんかあったんだろ(怒)」
イ「うん、ケガをしたの」
ギ「自分が行くといったな?(怒)」
うん、うん
ギ「トラも怖くないと(怒)。トラ狩りのせいで、怖いもの知らずになったな(怒)」
イ「結局、うまく行ったわ。」
ギ「俺がどんなに驚いたかわかるか!!!」
イ「(でも)この機会を逃したら 他の人が危ない目に合う。剣も手に入れたでしょ。
トラだって、私のおかげで捕まえられたのよ。うまく行ったのに、なぜ怒るの?」
ギ「似合わない格好で王と一緒にいたからだ。危険な場所なのに(怒)」
イ「マルニョ姐さんはきれいだって(言ってくれたもん)・・・」
ギ「きれいだから怒ってるんだ!!!![]()
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」
思わず言っちゃったよ!!!
イ「・・・きれい?」
ギ「服がな。。。似合わん。なんか着ろ。」
イ「・・・きれいだってことね。」
動揺しまくりのギルトン。うれしくって、追及するイノク。
このときの嬉しそうな顔をもう一度改めて見てしまうギルトンがフリーズ。
ギ「誤解するな。綺麗じゃない。」
慌てて我にかえって、再起動(笑)
ギ「王が宮殿を空けた隙に、抜け出すぞ。」
イ「ギルトン、王は王子に会いに行ったのよね。もしかして、その王子って若君のこと?」
ギ「そうだ、あの人が、死んだはずの王子だ。」
イ「・・・そうだったの。」
今までの、自分のことを死んだ人間だと言い、他人を寄せ付けず、張りつめたようにピリピリと生きていたチャンフィを回想する。
イ「・・・そういうことか。」
ギ「今頃、王子の墓で2人は会っている。」
自分の墓の前で、王と対面する王子。
後ろで、控えてる兵も、「死んだはずの王子」の出現に、さぞや内心、びっくりしただろうね。
和尚が、この件を ハラボジに知らせに来ました。ハラボジも娼館にいては危険だからです。
イノクとギルトンの悪縁を心配するハラボジ。
立ち聞きするウネ。
「イノクが良家の子女・・・」
イノクハラボジの言葉から、ギルトンとイノクが仇同志と知り、なんとか裏をとろうと情報収集するウネ。
ギ「俺から離れるな」
うんうんうん![]()
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私も一緒に、うんうんうん![]()
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とにもかくにも、逃げ延びることができ、ギルトン無事の花火が市中になり響きます。![]()
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籠から、その花火を見上げるイノク。
「この状況で、よくはしゃげるな。。。」
でも、結局、花火をみるふりをして、イノクを後ろハグするギルトン。
「俺も見たい・・・」
このシーンも好き!!
気が付き、ちょっと照れるイノク。お互いの体温と鼓動を感じ、生還できたことを実感したことでしょう。
ここでもまた、布倉庫。
ここは、いつから活貧党のものになったのでしょうか?
若「・・無事か?」
チャンフィが駆けつけてきました。身分の高貴な人々は、決して走ったりしないのに、必死なチャンフィ。
誰もが、四寅剣のことだと思ったよね、思ったよね?(笑)
若「イノクはどこに? 無事なのか?」
四寅剣(なんか)より、イノクの無事を先に確認してしまう、ここがいいのよ!(悶絶)
イノクの姿を確認したときのチャンフィの顔。。。
人の目がなかったら、煙幕のときのように、抱きしめていたに違いない!
そんなチャンフィの様子を、だまって見ているギルトン。
恋敵チャンフィの本気さに気付いたのね。
活貧党の仲間たちに囲まれ、楽しそうなギルトンから、目を反らしているチャンフィ。
このときのイノクも、笑顔でいるものの、一歩引いている感じ。
自分が活貧党ではないことに気後れしているみたい。
根城にいきたいと言うイノクに、ヨンムン商団で預かってもらうよう、ギルトンは指示する。
その言葉に、素直に従うイノク。
よくやった、と褒められ、嬉しそうに照れる。
今度は、チャンフィが、そんな二人の様子をじっと見つめます。
もう~~~、この三角関係、キュンキュンさせてくれます。
身を隠さなければならないイノクは、かごに乗り込みます。
世が世なら、お嬢様(アガシ)なんだものね。
そうでなくても、王子の想い人なら、姫扱いでしょう。
思いっきり、かごの窓から、ギルトンに手を振るイノク。
イノクが出歩かないように見張ってくれ = 俺の女を一時的に預けるだけだぞ
心配は無用だ 私が守る = ふん、知ったことか。俺のやり方でやる。
マヌケに菓子を与えすぎるなよ = 食べ物で釣ってるのは、先刻承知なんだぞ
行けよ
・・・火花散る男同士の会話でした。
ヨンムン商団に戻ってきたイノクとチャンフィ。
オモオモ、早速、テーブルの上のお菓子が減っているじゃないの・・・(@_@;)
一応、ギルトンのいうことは尊重するのね、こういうところがツボる所以です。
若「すまない、私のせいで危険に巻き込んでしまった。」
イ「大丈夫です。ギルトンを助けに行っただけです。お気になさらずに。」
言葉づかいの変化。
イ「若君、いや若君様・・王子様が心配してくださるとは、ありがたき幸せさまです。」
敬語がボロボロ。。。
若「なにか聞いたのか」
イ「チャンフィという名前を・・・」
若「そうか・・・」
イ「若君ではなく、王子様だったのですね」
若「そんなに、かしこまる必要はない」
イ「私は本当に鈍感です。名前まで教わったのに、気づきませんでした。私のことが好きかなんて、聞いたりして・・・・本当に私はバカです」
イノク~~~。今のこの会話も、すでにパボや~~~。
若「(おまえは)どこまで・・・・ 鈍感なんだ」
イ「また、失礼なことでもしてしまいましたか?若君、って呼んだらダメよね。。。」
若「それほど鈍感なら、いっそのこと、以前のように気楽に接してくれ」
チャンフィ、渾身の訴えです。
若「お前と一緒にいると笑うことができた。そのことだけは、奪わないでくれ。私を遠ざけるな。ただ一人、心をゆるせるお前を失いたくない」
こんなに、思いのたけをぶつけているのに~~~。男の人がここまで言葉にするって、すごいことだと思います。
イ「なら、今までのように若君と呼ぶわ。とてもつらくて、怖かったでしょ。名前すら明かせずに、息を潜めているなんて。若君はいい人よ。王よりもずっと善良だわ。死なずに生き抜いて、立派な人に育ったね。若君、偉いわ。」
腕をトントントンしてあげる。
チャンフィ、泣きそう。
火の中に置き去りにしてきたお母さんから、ずっと言ってもらいたかったことを、イノクが言葉にしてくれました。
これからのイノクの存在意義は、母性となっていきそうです。
異性として、好きになることはないかもしれない相手でも、真心をもって接するイノクです。
若君に、四寅剣を渡すギルトン。
王になれよ。少なくとも今の王よりは、お前のほうがましだ。
(自分が王になったら)官職につけるというチャンフィに、ギルトンは「遠慮する」と答える。
ここの会話が、おそらく二人の進むべき道の違いを示していたのだと思います。
ギ「だが、俺のようなものが役人になれるような世にしろ。民から望まれ、民を守る王になれよ。」
若「それが、自分が王になるべき理由となりそうだな。」
ギ「俺がお前を助ける。王子の名前がついてまわるのは、わずらわしいがな。」
ギルトンは、これから、王子側にたつことを選択したのね。
若「剣よりも、あの者を得たことが何よりの収穫だ」
ギルトンの言葉を思い返す夷判。
人の道に外れてまでも仕えてきた王の醜態を、見られてしまった。。。
これは、かなりこたえたはずです。
現王の魔の手が伸びています。
ギルトンを捕まえるために、イニョンを捕盗大将に取り立てる王。
お前には手におえぬ、と イニョンの血気をいさめる夷判ですが、そこは父親なので、イニョンの変化も感じ取ります。
いきなり、ギルトンが、部屋の模様替えをあれこれ、言い始めてる。
部屋まで用意して、来なかったらってヨンシが言ってるってことは、まだ、この時点では、イノクが来るかどうか、確実には、わかってないみたい。
「来るにきまってる」
自信をもっていたものの、だんだん、不安になり、連れにいこうか、と弱気な発言のギルトンが可愛い。。。
~商団~
若「いくのか」
イ「あいさつしたくて待ってたの。追われてるから身を隠さないと。」
若「引き止めても無駄だろうな」
イ「彼のためだけじゃなく、一緒に戦いたいの。お役人にお尻を叩かれたとき、自分がなさけなかった。強くなりたい。」
若「あの者のために決心したのか。」
イ「マルニョやコムのようになるつもりよ。」
若「あの者には、大勢の仲間がいる」
羨ましいでしょ?
イ「時々、会いに来るわ」
若「来るな。来なくていい」
イ「心を許せるのは私だけでしょ。」
若「もう お前と会っても、心穏やかでいられそうもない」
イ「私が秘密を知ったから、接しにくいのね」
なんでそうなるかな、この娘は。
イ「私みたいに鈍感な子と仲良くなるといいわ。若君には笑顔でいてほしい」
若「・・・そうだな」
どこにいんのよ、そんなひと。
イ「じゃあ行くわ」
思わず、腕をつかんでしまうチャンフィ。
若「イノク、気をつけるのだぞ」
お元気で、ぺこりと頭をさげていってしまう
若「(独り言)昔に戻ればいい。イノクがいなくても私は耐えてきた。耐えられるさ。」
賭けてもいいけど、絶対、今の若君には無理だからね!!
(このときのイノクが背負ってる黄色いリュックみたいなのが可愛い。)
子ジカが根城にやってきました。
ギルトンの活貧党党首としての決意の言葉を、活貧党の面々がすぐに声をあげずに、じっと噛みしめている表情がいいんだよね。党首を快く譲ったスグンが絶妙な間で、みんなを盛り上げるのもいいよね~~~。
そんな活貧党の面々の想いを知り、イノクは自信を失いつつ、かえって、不自然なほど、気負ってしまいます。
「みんなと違って、私は考えがあさはかだわ」
ここには、一緒に戦うためにきたのだから、アイラブユーの気持ちも断った、と言い出しました。
そんなイノクを心配したマルニョが、ギルトンに御注進。
「部屋に行ってみて。子ジカが変よ。なんだか深刻よ。自分は大将だとかなんとか言って脅かしたんでしょ?」
心配になったギルトンが、部屋に様子を見に着ました。
イノク「・・・ギルトン」
ギルトン「迎えにきた・・・」
イ「(ここにきたのは)あんたのためじゃない。負担に思わず、ただの仲間だと思って」
ギ「仲間?」
イ「コムみたいに 大将 と呼ぶわ」
ギ「そうか」
イ「うん、大将・・・」
ギ「大将か」
イ「立派な大将だと心から思ってる。月下の侠客と同じくらい尊敬するわ」
ギ「本当に?尊敬だけで終わらせるのか?」
うんうん
ギ「その覚悟を褒めてやろう」
イ「もちろん、私ならできる」
ギ「本当に? これでも?」
抱きよせて、キスしようとするところで、寸止め~~~。
★第16話に続く★
今回も、盛りだくさんな回でした。
心肺停止状態のギルトンには申し訳ないけど(笑)、イノクと協力しあって、剣を探すんだもの、視聴者目線でいけば、この「王宮での冒険」はかなりのワクワクです。
さすが、ギルトンの状況把握力・・・ほぼ、今回のアクシデント&イノクの行動パターンを見抜いているのですが、それよりなにより、ここのシーン、ギルトンが興奮しまくりなのに対して、結構、イノクのほうは落ち着いてるのがツボです。
ギルトンに「きれい」って思ってもらえたことのほうが、うれしくてしょうがないって感じ。
イノクにとっては、ギルトンとの危険なミッションは、トラ退治と同格なんでしょうね。
これからのギルトンの進むべき道が決まってきました。
イノクが根城に行くことになったいきさつが抜けているような気がします。
天下のお尋ね者になったイノクが、娼館はもちろんのこと、市中のヨンムン商団にいることも危険になったのかもしれません。一歩も出歩けない生活なんて、イノクに我慢できるとは思えないし。ギルトンの傍にいたいと、決意したのかもしれません。
まったく、イノクったら。。。
普通は、こういう経緯があって、根城に住むことになったのなら、(ギルトンに)嫁ぐくらいの気持ちでいくんじゃないの?
チャンフィだって、そういうつもりで、「もう お前と会っても、心穏やかでいられそうもない」って言ったんじゃないの?
なんで、「大将と仲間」の関係なの?
周囲の皆さんの方が、「党首の女 兼 みんなの子ジカ」っていうスタンスを理解してるようですが。

