世界的に著名な投資家、ジム・ロジャーズ氏がシンガポール在住であることは広く知られていますが、そのロジャーズ氏が地元シンガポールで投資関係のインタビューを受けていましたので、その概要を書いておきます


同氏の見解によれば、世界各地での政治的、社会的混乱がまだまだ続くと予想され、仮に農作物の価格が上昇すればさらなる混乱が起こり、今後も価格上昇が見込まれ、金融危機に直面した後に生産能力の拡大計画が延期、断念されたことから強気市場はまだ終わる事はないでしょう
さらに同氏はスタグフレーションも危惧されており今後さらなる商品価格の上昇や、金利、農作物、原油、物価の上昇も予想されています
今までの歴史を振り返り、農作物や原油、その他の物価が上昇しすぎると、政府は規制や法改正などの統制を図ろうとしますが、歴史を見る限りうまくいった試しはありません
ほとんどの場合がデモなどで状況を悪化させてしまい、かえって深刻になりました
ですが、農作物の価格は上昇して当たり前なのです。もし上昇しないような規制をしたら、私はこういいたいです・・・貴方は炎天下の中、一日中働き、その対価交換としての報酬も低く稼ぎも増えず破産しそうなのに、まだ働いてくれるのですか?と・・・そして貴方はその農作物の価格があがらないのに、大都会にいる人々が食べている食料などはどこから来るのですか?
私が言いたいのは、物価統制などをしたら、生産者に対しての大打撃であり、状況を悪化させるばかりで、さらなる物価上昇を招き、混乱するだけではないのかと。
政治家が生産者になるなど考えられず、誰かが生産をしなければ私たちは食べていけないのです。日本の対策は既に遅きに失して、価格を相当引き上げなくてはならないのではないでしょうか・・・現在の日本政府は混乱しているとしか見えません。
もしかしたら、今後食料価格は想像以上の水準にまで上昇するかもしれません

最後に2011年に投資をするなら、原油・綿花・銀のどれかと聞かれたら、農作物の綿花と思います。なぜなら綿花は依然として安い価格での購入ができるからです。
ですが、3つの選択ではなく多くの商品の中から選ぶべきだとも思いますが、この3つは比較的投資の対象として魅力を感じます