日銀が発表した2010年9月全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業・業況判断指数(DI)はプラス8となり、前回の6月短観から7ポイント改善した。2010年12月予測はマイナス1となった。 大企業非製造業・業況判断DIは、プラス2となり、前回調査から7ポイント改善。12月予測はマイナス2となった。 中小製造業・業況判断DIはマイナス14となり、前回調査から4ポイントの改善。12月予測はマイナス22となった。 中小非製造業・業況判断DIはマイナス21となり、前回調査から5ポイント改善、12月予測はマイナス29となった。 2010年度大企業・全産業の設備投資計画は前年度比プラス2.4%となり、前回調査から0.3%下方修正。中小企業・全産業の設備投資計画は前年度比マイナス15.0%と、前回調査から10.9%上方修正となった。 2010年度大企業・製造業の経常利益計画は前年度比プラス54.3%となり、前回調査から7.3%上方修正。中小企業・全産業は前年度比プラス15.0%と、前回調査から1.9%下方修正となった。


実際問題、2010年7~9月期がピークであり、今からの3ヵ月後はマイナス予想なので、リーマンショック後の2009年3月期からなんとなく緩やかに回復してたのが、ここで一旦終わりを告げたのかもしれない。 ただ、ここからが問題であって、どうやって景気回復をしていくのかが問題である。先々週の日銀による市場介入を見てると、2003年から始まったお金じゃぶじゃぶ輸出企業主導型の安易な景気回復を狙うんじゃないの?とも思ってしまう。 現在の日本は国内景気問題だけでなく、アメリカの景気不透明感、ヨーロッパの財政危機などの外部要因がものすごく強いわけで、円高、株安問題だけでは解決できない。しかも円高はしかたなくなっているわけであるから円安誘導論者からしたら胃が痛い思いであろう。 来週から始まる日銀の金融政策決定会合でどのような追加景気緩和策がでてくるのか楽しみである。