MMP抑制の発見 | がんを治すぞ!

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研究医の挑戦

当時、こりゃあ、すごい、画期的な結果だぞ!と超強気でエントリーしたものの、初のがん専門の学会への参加は、なんだか怖くて、夜逃げしようかと、前の晩、本気で思い詰めました。

次、この発表をする先生は、、、、エーと、いらっしゃいませんか? なんてネ。

でもドキドキして会場にいったら、参加していた癌治療の現場の先生方は、本当に真面目に研究や治療に向かっていました。
権威やしがらみなども関係なしに、他に何か良い方法はないものか?と更なる可能性を捜しているのです。
僕の研究も期待を持って聞いてくれました。
こりゃ、この分野は腰を据えてやらなければダメだな、と、あのとき観念しました。




その時に使用したグラフです。
この黄色いグラフが全身ハイパーサーミアで効果があった人、灰色が効果が出なかった人です。
効果のあった黄色いグラフでは治療後の値が明確に下がり、正常化しているのが分かります。
逆に、効果がない場合は上がってしまいます。
ハイパーサーミアの反応には、MMPの抑制効果=転移の抑制効果が含まれているのでは、と言う最初のデータでした。



この研究は最近になって、中国で開催された国際学会でも報告しました。



思いっきり練習しておいた英語での発表の後、ほっとしていると、僕のスライドが勝手に巻き戻されて、早口の中国語での熱心なディスカッションが始まってしまいました。

たぶん、熱でがん細胞がやられるだけじゃない、と日本の先生は言っているんだよ、転移も抑えられるんだ、どう思う? とか話していたのではないかと思いますが、、、、。

なんだか、怒っているみたいなんだよね。
中国語のディスカッションは。

でもネ、発表者は俺なんですー!!
無視すんな!



すごく盛り上がっている中国の人達。



そういう訳で、私、今、NOVA中国語のレベル7Bで苦戦中なんです。

       再見!